ヨーグルトを作ってみた

このところ月替わりの度に食品の値上げが話題になっている。
少しでも食費を抑えようとヨーグルトを自分で作ってみようと試みた。
どうせならとヨーグルト製造機も作ることにした。

用意するもの

〇発泡スチロールの箱　外形44x34x18cm
〇半田ごて　30wの電子工作用の小型の物
〇変圧器　ヨーグルトの発酵温度（40±5℃）より半田ごて　　　
　が熱すぎた時電圧を調整して温度を下げる。

発泡スチロールの箱の上面に半田ごてのプラグが通る大きさの穴を開けプラグを外に出し半田ごてが中吊りになるように固定する。

発泡スチロールの箱の蓋を閉め半田ごてに通電して温度を測る。
10分ほど経って温度を測ったところ50℃であった。
これなら牛乳パックの位置を半田ごてから離れた場所に置いたり発泡スチロールの箱に穴を開けることで温度調節が出来そうだったので電圧コントローラーは使わないことにした。

発泡スチロールの箱の上部に5cm角の開閉可能な放熱用の穴を開け40℃前後を保つことを確認できた。

ここから本番である。

容器についてはネットでは清潔なガラス容器を用意するとかあるが、紙パックに入った状態が最も清潔であるので移し替えずに紙パックのまま使うことにした。

牛乳には「低脂肪」「乳飲料」「加工乳」とかあるが「牛乳」と表示されたものを使う。
1000ccの牛乳パックを購入したが賞味期限内に一人で食べきれないと思い半分の500ccをヨーグルトにすることにした。
種菌にはガセリ菌の入ったヨーグルトを選んだ。

牛乳にガセリ菌入りのヨーグルトを入れ撹拌して発泡スチロールの箱の中に入れ7時間ほど待つ。
牛乳の温度が分かるよう水を入れた容器に温度計を入れ牛乳パックの横に置いた。
途中3回温度確認をした。
出来上がったら冷蔵庫に入れて冷やす。

3時間ほど冷やしたもの。
ちゃんと出来ている。
次回の種菌用に50g程容器に入れ冷凍保存する。

市販のヨーグルトと何ら変わることなく美味しく食べられたがコスパ的には微妙なところである。
まぁ500㏄は普通の牛乳として飲めたし次回からは種菌のヨーグルトを買う必要もないので良しとしよう。

コスパ　　40％
自己満足度60％といったところである。

追記

前記のヨーグルトは3日で無くなったので２度目を作った。
今回も購入した牛乳の内500ccは飲料用として残りの500㏄をヨーグルトにした。
手間は種菌を解凍して牛乳と混ぜて発泡スチロールの箱の中に置くだけである。
途中の温度確認もなし。

今回は
コスパ　　80％
自己満足度20％位にはなった。