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mineoがんばれ! 消費者を味方につけよ!

こんなふざけたタイトルの記事を書くジャーナリストがいる。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/012401283/?rt=nocnt

mineoさんの論点はY!MobileやUQ Mobileが提供している帯域を彼らキャリアのサブブランドの提供する価格ではやれない。キャリアがサブブランドを優遇していることは明らか と言うもの。その通りだと思う。

2ページ以降は会員登録していないと読めないが、要はキャリアはサブブランドも他のMVNO(Mineoも含め)も公平に扱っているとの主張で反論。これを「返り討ち」との表現でエールを送っている。

今回の問題は、総務省の有識者会議で議論しているが、本来公正取引委員会が乗り出すべきマターだと思う。明らかにキャリアーが電波の独占的地位を利用して、自社サブブランドに有利な契約を恣意的に結んでいる結果が出ている問題だ。


9 件のコメント
1 - 9 / 9
使わせてやってる感があるからムリでは?
防ぎようがないのでしょう。消費者は、良くて安い物を選ぶのが自然的なので。

いわゆるサブブランドについては、
・Y!mobile
そもそもソフトバンクと同じ会社。MVNOですらない
・UQ mobile
KDDIの子会社→UQコミュニケーションズと統合、(理論上は)KDDIのMVNO事業者として運営中

という状況ですが、仮に(まあ現時点でキャリアメールやiOSのキャリアバンドルなどで優遇されてますが)KDDIから優遇を受けるのはダメなので規制します!という話になった時に、UQから分割してKDDIに合併させることも想定されます。
そうしますと、Y!mobileと全く同じ立場になります。これでは規制のしようがないのです。現時点で、Y!mobileを規制できるような法律法令省令はないと思います。

なお参考までに、IIJの佐々木氏は「個人としては今の競争環境は決して不公平だとは思っていない」と発言しています。
(上記発言は https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/mca/1103284.html から確認できます)

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その上で、私が思うのは、「サブブランドは速いから不公平だ」という論点は的外れで、かつ共感を得られにくいことです。
UQやBIGLOBEが専用のキャリアバンドルを持っていて、テザリングができるのに、他社MVNOはできない。このような現状は明確に不公平であり、是正されるべきです。
つまりサブブランドはコスト(収益)度外視、
永久に赤字のままになる、という事ですね。

条件は同じ、とのことなので
その分多額の費用をキャリアに払わなければ
現在の速度は実現できない。

それでいてサブブランドがあの価格なのは
採算を度外視しているから。

iphoneがUQでテザリングできるのは
多額の費用を頂いているから当然

なんでしょうかねぇ~・・・
jiagmさん 情報ありがとうございます。
消費者にとっては選択肢があると考えれば良い状況ではないでしょうか? もちろん競争の原理が働いて全体的に値が下がるのがうれしいですけど。3大キャリアの費用に不満があればサブブランド、何かを犠牲にしても安価が良ければMVNO。その中でもmineoはタンクとかパケットシェアやギフト及びマイネ王と差別化を図ってると思います。
サービス視点から見ると、実は消費者というかユーザー(特にコンシューマー)って実は「味方とはいえない」んですよね。だって移り気ですから。

※「安くて良いもの」と言っても、実際にはどこかがそれを実現する
 ための犠牲を払っている観点で。

極端なお話「A社が年間で¥x,xxx-お安くなります云々」でサービス解約する場合もありますし、短期的な金額面だけを見ているユーザーはあまり味方とはいえない気がします。

それこそ法人ユーザーをがっちり掴んで「長期に安定した経営基盤を作る」事の方が重要で、そこを失うと場合によってはサービスの主眼を失う可能性まで考えられます。
個人的な感覚では極端なユーザー傾向の偏りは意外に危険な気はします。
ばななめろん様 ご意見をいただき、ありがとうございます。
消費者を「mineoのユーザー」と言い換えた方が良かったですね。
紹介して頂いた記事のライターは榊原康という方ですが、論の立て方が雑駁で、修辞もよくありません。例えば、議論の拡散というべきところを議論の発散と書いたり、競争条件が公平でないというMVNOの主張に対して反論したサブブランドの主張を「見事であった」と称賛して返り討ちしたかのように述べています。

現在は「利害関係者」がそれぞれの立場で意見を述べるという段階ですので、発言者全員が自分に都合の良い意見を述べ合います。
榊原氏はあたかも「利害関係者」のように一方に与しているだけです。

とても難しい問題だということは良く分かるのですが、総務省の検討会の主題は、あくまでも「公正な条件のもとでの競争による通信料金の引き下げ」にあるのです。
birdieさん 突っ込んだ解説ありがとうございます。良く分かりました。
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