PCのHDD/SSD交換の為にOpenアプリのClnezillaを使う。
PCのHDD==>SSDへのOS・システム(アプリ)の丸ごとコピー(クローン)に、完全無料のOpenアプリのClnezillaを使ってみました。
DL先:https://clonezilla.org/downloads.php
使い方:https://jp.minitool.com/backup-tips/clonezilla-clone-to-smaller-drive.html
上記DLサイトから、stable - 3.2.1-9のisoファイルをDLして、Rufusを利用してブートUSBメモリを作成しました。
元のHDD容量は500GB、SSD容量は256GBでした。つまり縮小クローンです。
・元のHDDの整理(使用中のDisk容量をクローン先容量以下に整理)
先ず、元のHDD保存のファイルを他のストレージに移動。
不要なアプリのアンインストール後に、デフラグしてHDDを整理
・クローン先のSSDの準備(これ、非常に重要)
GPTフォーマットし、1パーテイション・1ボリューム・オンラインに設定
※Windows11 PCで、Startマウス右クリック>コンピュータの管理>ディスクの管理より設定
ソースHDDをSATA/USB変換ケーブルで、SSD内蔵のターゲットPCに差して、Clnezillaを使い縮小クローンを行い成功しました。
PCをClnezilla USBメモリから起動し
以下が肝です。
・Other modes of Clonezilla live > To RAM を選択する。
(Clonezilla live VGA 800*600 & To Ramでも成功)
・モードは、device-deviceを選択する。
・実行設定として、Expartを指定する。
・拡張パラメータで、適切にパーテイションテーブルを作成する を指定する。
※上記で、選択肢に109日本語キーボードが無かったのでデフォルトのUS(101キーボード)を選択。



同じ容量のDisk間でクローンする場合は問題ないのですが、クローン先のDisk容量が小さい場合、以下の様にしないと失敗する可能性が有ります。
・クローン元:パーティション構造を簡単にする。
ユーザー領域(C、Dドライブなど)を複数のパーティションに区切ってる場合は、一つに纏める。
・クローン先:ディスク構造を簡単にする。
GPTフォーマットし、1パーテイション・1ボリューム・オンラインに設定
※これをクローン元と同様のパーティション構造に区切ってたら失敗しました。
Clnezillaのエクステンションを指定すれば、上記の対策をしなくても成功する可能性が有るのですが、同対策をした方が簡単と思います。