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高校野球 タイブレーク全面的に導入

 日本高野連は今日(1/10)、タイブレークを全面的に導入することを決めたとの記事がありました。
 「日本高校野球連盟は10日、タイブレーク制度を夏の全国選手権や春、夏、秋の地方大会でも公式戦で導入すると発表した。延長十二回を終えて同点の場合、十三回からは無死一、二塁、打順は前の回から続く「継続打順」で始める。
 ただし、決勝だけは延長十五回まで行い、同点の場合は引き分け再試合とする。再試合ではタイブレークを適用する。」
 毎日新聞
https://mainichi.jp/koshien/articles/20180110/k00/00e/050/312000c

 この春の選抜高校野球から、タイブレークの導入は決まっており、また、高校野球でも、秋の国体と神宮大会では既に導入されています。今回の決定は、各都道府県県大会も含め、全面的に導入するものです(プロのライターも夏の大会を地方予選と書きますが、正確には、「全国高等学校選手権大会○○大会」です。)。

 社会人野球の大会では、2009年から都市対抗野球と日本選手権の本大会での要件が緩和されましたが、予選段階では各地方連盟に任されています(JABA大会ではリーグ戦は10回より、準決勝以降は11回よりタイブレークです)。
 都市対抗野球(本大会)・日本選手権(本大会)でのタイブレーク規定
2003年から2008年 延長13回以降かつ4時間以降経過 (準決勝・優勝戦除く)
2009年から2010年 延長11回以降 (都市対抗は準決勝・優勝戦、日本選手権は優勝戦を除く)
2011年から    延長12回以降 (都市対抗は準決勝・優勝戦、日本選手権は優勝戦を除く)
2016年より   準決勝・優勝戦においても、「5時間経過」を追加 

 全国大会は、画一的な運営が必要ですが、地方大会においては、特別規則の適用を各連盟に一任すべきではないかと思っています。
 現行の特別規則では、「タイブレーク制度」を採用することができるとしています。
 皆さんのご意見をお待ちしております(アンケートにしようと思いましたが、やめました)。


4 件のコメント
1 - 4 / 4
誰の為の タイブレーク導入なんやろうかぁ
(・。・)

自分の慣れ親しんだ野球とは
別の野球にするんですね 。。
タイブレーク。
観ていて面白いと思った事がありません。
ただ、投手の肘を考えると、何か対策をとも思いますが。
そらむ
そらむさん・投稿者
SGマスタ
 私自身の意見では、疲労状況の健康管理、応援参加する生徒のことも考え、再試合よりはタイブレークの方がいい点もあると考えています(条件付き採用)。しかし、実施は全国一律ではなく、各地方連盟に実施大会毎に、開始回も含め一任すべきとの考えです。
 私の考えは、1.15回終了時引き分けの場合(つまり16回以降)、2.4時間以降経過後の13回以降はタイブレークを行うです(降雨や酷暑時も準用可)。
 また、現行の特別規則では、サスペンデッドゲームの取り扱いがありませんが、地方大会ではタイブレークの代わりにサスペンデッドゲームを採用してもいいかと思います。
 問題となるのは、ベンチ入り人数です。以前に比べ増えましたが、18人又は20人のため、特別規定を適用するのであれば、再出場も検討してもいいかとも考えています。野球から離れていくとの意見もあるでしょうが、選手の健康管理の観点からであれば、例外的に認められてもいいのではないでしょうか。
 
 
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