Mastercardのタッチで電車に
先月から、一部ではMastercardのタッチで電車に乗れるようになっていたのですね。
Mastercardだけ対応が遅れていた理由を、私は以下のように推測していました。
①技術的な問題
②条件面の問題
③メンツの問題
しかし、そのどれでもなく、もっと悲しい理由だったようです。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1631579.html
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/suzukij/1637963.html
「Mastercardの対応のみが遅れた悲しい理由」より引用
これについて複数のソースからのコメントを総合する限り、Mastercardが日本市場を軽視した結果ではないかというのが現在の筆者の結論だ。
現在Mastercardの日本支社の機能は地域本社であるシンガポールにほぼ吸収されており、同社の日本人スタッフもシンガポール本社の所属となっている。日本のスタッフが奮闘しているものの本社の意向の方が強く、結果として日本側の要望や現状がほとんど伝わっておらず、今回のstera transit対応も本社に2年近く要望が放置された結果の初動遅れだと推察する。
福岡市地下鉄
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC161D60W4A011C2000000/
JR九州
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1639046.html
3 件のコメント
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どちらも同程度のnfc だけど、明確にタッチ動作をしてもらわないとエラーが高頻度で発生します(^^)
①技術的な問題
②条件面の問題
③メンツの問題
①は、送信される電文仕様の差。その実装で遅れているのかもと想定していました。この差に伴って、微妙なレスポンス差はあるかも。
②は、システムの開発・利用・運用コストの負担で折合えなかったのでは、と考えました。
③は、VISA主導であることへの反発かも、と考えました。VISAと並ぶ業界の雄であるMastercardとしては、VISA主導であることが許せず、独自仕様で推進しようとしていたのでは? という意味です。
VISA主導であっても、T&Eカードを自他ともに認めるAMEXやDinersには、相乗りしないという選択肢は無く、(日本国内では単なる決済用クレカと認識されていても)T&Eカードを自認するJCBも同様だったでしょう。
しかし私の推測は外れ、単なる放置プレイだったようですね。
それでも、どこかに事情通氏の異説があれば、聞いてみたい気もします😅