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線路の幅。

ある日突然、線路の幅が気になり、昼も眠れなくなってしまった。
スッキリしないので調べてみた。(対象の電鉄会社は近畿のみ)

京阪=1.435m
阪急=1.435m
近鉄=1.435m(1.067mの区間もある)
阪神=1.435m
南海=1.067m
JR在来線=1.067m(JR新幹線=1.435m)

つまり、新幹線は広軌の私鉄路線を走れるという事だ。
それはいい。

むかし大阪-三ノ宮 間?では「JR」「阪神」「阪急」がスピードレースをしていた。
東西に平行に並んだ3路線は、「移動時間は短い方が乗客を呼び込める」という考え方からだった。

JRの新快速に乗った時、運転席のスピードメーターは、たぶん120km/hを差していた。
揺れは少し違和感があった。「他の私鉄より揺れ方がふわふわしてる・・・。」

JR福知山線脱線事故があってからは「安全運行」が最優先となり、レースは終焉した。

今思うと、「線路の幅が37cmも狭いJRが、阪神・阪急と同じレベルの速度だったのか」と驚かされる。

これでゆっくり昼寝ができる。



※ JRの悪口みたいになったので追記。
狭軌は車両を軽くできるので、重い貨物列車には有利という記述もある。
狭軌が劣っている訳ではないそうだ。


11 件のコメント
1 - 11 / 11
あの、新幹線の線路を最初に走ったのは阪急電車とかw

あと、JR東日本エリアだと田沢湖線とか奥羽本線は、阪神電車の車両でも走ろうと思えば走れるよねw

あすな.png

狭軌といえば、線路幅762mmの四日市あすなろう鉄道に乗ってきたよ。
標準軌の約半分でも立派に鉄道なのです。
何しろ「あすNarrow鉄道」ですからね。

鉄道むすめ「追分あすな」もよろしくです!
満州鉄道 1435ミリ

旧満州鉄道の幅が気になりだした。

https://rekishikaido.php.co.jp/detail/9162
中国や朝鮮半島の鉄道は1435ミリの標準軌を使用しており、
日本国内でも輸送力増強のため標準軌化の議論が行なわれていた時代であったことから、
満鉄も全線を標準軌に改築することになった。
3年はかかると言われていた改築だが、
満鉄はこれを1年でやってのけた。

国鉄8620形(アニメ『鬼滅の刃』で無限列車を牽いていた)が、
それぞれ1600ミリ、1.63平方メートル、48.8トン

https://globe.asahi.com/article/11904229
北朝鮮の鉄道は韓国と同様、
線路の幅が1435ミリメートルの標準レールを使っている。
日本統治期に標準レールを採択したためだ。
南北の鉄道を連結するために線路を変える必要はない。

中国本土の鉄道は、
日本の新幹線や欧米と同じ「標準軌」と呼ばれる1435mmゲージを採用、
約7万9600kmもの路線網を持つ鉄道大国だが、
直通列車が走る隣国のロシアや旧ソ連諸国、モンゴル、
カザフスタンといった国では、
広軌と呼ばれる1520mmゲージを採用している。

路線 朝鮮民主主義人民共和国の鉄道網の軌間は、
その多くが国際標準軌の1435mmである。
一部にロシアとの融通のために、
ロシアの広軌と共通の1520mmを追加し四線とした路線がある他

モンゴル旅その3 国境でのシベリア鉄道車輪交換、
https://4travel.jp/travelogue/11396752

https://www.montsame.mn/jp/read/140757
世界には鉄道の車輪を交換している国が2つあり、
それはモンゴルとポーランドである。
ポーランドは欧州連合加盟国の軌間規格に合わせ、
旧ソビエト連邦の構成国となっていた各国においては、
軌間の違いにより車輪を交換している。

バラノフスキー・ハサン鉄道
軌間1,520 mm
ロシアと北朝鮮を結んでいる。
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000204628&page=ref_view
「国際標準ゲージ1435ミリはなぜ決まったか?」の項があり、1435mmの軌間について、「SLを発明した英国のスチーブンソンが、近くのキリングワース炭坑のレールゲージをまねてこの寸法を決めたといいます。」(p.16)とあります。また、この炭坑のレールゲージが決まった理由には轍が関係していると述べており、「欧州・中近東・北アフリカ・西アジア・中央アジアなどローマ文化の及んだ地域を実地調査し、発見された轍間隔をメジャーで測ると、ローマ石畳の道に残されたチャリオット(二輪馬車)の轍は1435ミリに極めて近いことが発見されたのです。」(p.16)とあります。
線路幅1067 1372 1435mm… 半端な数字のワケ 高速化 地下鉄建設などと絡む鉄道の歴史
https://trafficnews.jp/post/96494
日本は最初の鉄道建設時に、狭軌である1067mmを採用しています。
 基本的に、線路の幅が広いほど、車体も幅の広いものを使うことができるので、輸送力は大きくなります。それゆえに、東海道本線の大きな輸送需要を救済するために建設された東海道新幹線は、1435mmの標準軌を採用しました。
 一方で狭軌は、より急なカーブを敷設できたり、用地買収が標準軌よりも容易になったりといったメリットがあります。

JR奥羽本線には、在来線の1067mmと秋田新幹線の1435mmを並べた三線軌道(三線軌条)の区間がある(2013年5月、児山 計撮影)。
https://trafficnews.jp/photo/96494#photo1

https://www.nishino-law.com/publics/index/105/detail=1/b_id=168/r_id=7219/
明治初期のイギリスからやってきたお雇い外国人モレル氏が、日本人は小さい、狭軌のほうがトンネルや橋を小さくできる、として、狭軌になったといわれています。余談ですがモレルは日本で病没していますがそのとき30歳という若さでした。

関東にお越しの際は、京王電鉄、都営新宿線のレールの幅をみてください。
京王電鉄は、路面電車出身のため、今でも馬車軌、路面電車用の1,372mmになっています。
都営新宿線は新しいのですが京王線と直通するため1,372mmにさせられました。

改軌といえば、京成が1959年に標準軌への改軌を実施しています。スカイライナーは新幹線以外では最高の160キロが出せます。今となっては偉大な決断、成功だったと思います。
安全のことを考えたらゲージは広い方が安定すると思います。昔はまず作ることが先決だし、ゲージを選定する時に遠心力の限界に挑む運転することは想定されていなかったでしょうね。まさに技術の歴史ですね。

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四日市あすなろう鉄道の日永駅ホームに「スリーゲージモニュメント」があり、3つの線路幅が見れます。

FB_IMG_1725077141121.jpg

三重県桑名市の桑名駅南側の踏切。
3つの線路幅の踏切です。
手前から、三岐鉄道北勢線(762mm)、JR関西本線(1067mm)、近鉄名古屋線(1435mm)。
日本全土を網羅する国鉄の時代だったからね、列車コストを少しでも下げる為に必要なレール幅だったのですよ!
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