バイクツーリング 峠越え 第二弾
猛暑の続く中、峠を巡るバイクツーリングに行って来ました。
二週間前の峠越えツーリングにつづく第二弾です。
第一弾の峠越えツーリングはこちら ↓です。
https://king.mineo.jp/reports/279933
宜しければ御覧ください。
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最初の峠越えは、R158の安房峠です。
穂高連峰が屏風のようにそびえ立っているのが見られる大変良い峠ですね。
毎年、11月から冬期通行止めになる安房峠ですが、今年は6/3に通行止めが解除されたのですが、中々予定が立てられず7月下旬になってしまいました。
峠を下りた所が平湯温泉です。
平湯温泉民俗館の露天風呂で朝湯を楽しみました。
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二つ目の峠はR360の天生峠です。
この峠も安房峠と同様に前年の11月から約半年の間、冬期通行止めとなります。
今年は5/24に通行止めが解除されました。
峠を下る途中に立派な滝があったので写真に収めました。
https://king.mineo.jp/upimages/view/content_section_image/1496050/fullsize
天生中滝と言うそうです。
地図を見ますと、この滝の上流には高滝という滝もあるようです。
峠を下りた所が白川郷ですが、素通りして次なる峠を目指します。
途中で立派なダムがあったので写真をパシャリ!
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ダムと言うとコンクリートで出来た巨大な建造物だとばかりと思っていましたが、この御母衣ダムは大きな石が積み上げられて出来ていました。
ロックフィルダムと言うそうです。
R156を南下して美濃白鳥へやったきました。
三つ目の峠はR158の油坂峠です。
油坂峠は岐阜県と福井県県境に位置しており、上記の写真は岐阜県側です。
トンネル抜けて福井県側はこちら↓です。
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現在のR158は自動車専用道路の新道が通っていて、福井県側からはその新道を使って白鳥に戻りました。
再びR156を南下して郡上八幡を抜けてR472を北上します。
R472は”せせらぎ”と呼ばれる快走路です。
この道は5月の下旬に高山市側から南下しました。
その時の様子はこちら↓です。
https://king.mineo.jp/reports/275288
道の駅 パスカル清見で岐阜県名物のけいちゃん丼をいただきました。
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岐阜県道453号線に中央分水嶺を越える道があるようなので行って見ましたが、残念な事に通行止めでした。
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県道453号線は諦めてせせらぎ街道を北上して西ウレ峠を越えました。
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高山市、飛騨一ノ宮を抜けて刈安峠にやって来ました。
峠上は大きな駐車場になっていて、分水嶺公園もありました。
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峠を下りて久々野の街からは、本日の6つ目の峠の宮峠にやって来ました。
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路面が濡れていますね。
当日は天気は良いものの、山に入ると何度か雨に振られています。
2020年に宮峠トンネルが開通して宮峠は国道から外されましたが、宮峠は私にとっては思い出があります。
今から20年以上も前になりますが、毎年冬の大寒の頃に東京から富山へ24時間以内で鱒寿司を買いに行くという遊びをしていました。
R361は今でこそ飛騨ふる里トンネルが通っていますが、当時は美女峠は冬期通行止めになるので、一度久々野まで出て宮峠を越えて高山から富山を目指していました。
再び高山市に戻ってきて次の峠を目指します。
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7つ目の峠は、飛騨ぶり街道の美女峠です。
飛騨ぶり街道という名称ですが、海の無い飛騨地方でブリが穫れる訳は無く、富山湾で水揚げされたブリが塩漬けされ飛騨高山経由で信州の松本や岡谷などの南信に運ばれて”飛騨ぶり”と呼ばれ正月のご馳走として大変珍重されていました。
その”飛騨ぶり”が歩荷により運ばれた道が”飛騨ぶり街道”なのです。
8つ目の峠である野麦峠へやって来ました。
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峠を下りる途中に、復元された野麦峠の石室がありました。
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石室内部
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野麦街道を下り、長野県道26号線に出て本日最後の峠である境峠にやってきました。
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この峠を越えると木曽に入ります。
この後は、R360 で木曽谷を抜け、姥神峠道路、権兵衛峠をそれぞれトンネルで抜けて伊那谷に入り、伊那ICから高速に乗り東京へ戻りました。
高速道路では諏訪湖辺りから北杜市辺りまで間に激しい雨に振られました。
厳しい暑さや夕立などのに遭い、夏のツーリングの醍醐味を経験することが出来ました。
当日のルートです。
全行程998.5km 平均燃費38.55km/l 行動時間は約22時間でした。
越えた中央分水嶺の峠は、油坂峠、西ウレ峠、刈安峠、宮峠、美女峠、野麦峠、境峠の7つでした。
それにしても今回のルートは、物凄い充実度ですね。本当にお疲れ様でした。
バスやトラックの往来が多く
交差するのにやっとやっとで渋滞が起こったのですが
自動車道路が出来てからは通らなくなったのでスムースに抜けられたのではないでしょうか?
お疲れ様でした
>> p928gts さん
天生峠の北西に位置するR471の楢峠をご存知でしょうか?こちらも中々の荒れっぷりです。
天生峠に行かれる時がありましたら、楢峠も合わせてお楽しみくださいませ。
>> puchichibi さん
> 天生峠の北西に位置するR471の楢峠をご存知でしょうか?知りませんでした😅 ただ、前回のスレにもコメントしたとおり、そんなクルマで酷道に来るか? というようなクルマなので、敬遠かも💦
ところで、天生峠は、やや拍子抜けではありませんでしたか? ここの難しさは、荒れているとかではなく、異様な通行止めの頻度にありますから。安房峠(旧道)と比べて放置されてきた結果でしょうか。下調べをした上で臨んでも、現地でアウトを2回食らいました。
>> よっちおじさん さん
私も以前の安房峠を何度も越えたことがありますよ。ヘアピンカーブでは観光バスのバスガイドさんが車両から降りて、ピーッ!ピーッ!と笛を吹きバスを誘導しているのを見たこともあります。
通行止め解除されたばかりのゴールデンウィークは大渋滞でした。
今では通る車もほとんど無く、峠の上はひっそりとしていました。
>> Series7000 さん
今回は福井県にもチョロっと入ってしまうので、かなりの距離を走るのが予想されたので行きは松本ICまで、帰りは伊那ICからと高速を使いました。そのおかげでわりと楽に帰ってこれました。
>> p928gts さん
いわゆる酷道、険道と言われる道も、バイクにとってはなんでも無く普通の道なのです。おっしゃるように冬期通行止めが解除されても法面の崩落や土砂の流入などによる通行止めがあるため、現地に行ってみないと抜けられるかどうか分からない事が面白いと感じています。
天生峠に関しては抜けた先が白川郷で、いきなり合掌造りの家が現れて、まるで別世界に迷い込んだかのような感覚になるのが素晴らしいですね。
私がバイクでの峠越えに拘るのは、コッチの世界からアッチの世界に行った時の天気や気候、空気感、植物の植生が微妙に変わっているの楽しむためです。
けいちゃん丼美味しそうです✨
今度作ってみようかしら…。
>> 52 さん
お昼ご飯は長良川の鮎料理にしようかな、とも思いましたがお財布にやさしいけいちゃん丼にしました。美味しかったですよ。
その場所で獲れるわけがないという意味では、「目黒のさんま」の同類でしょうか。ぜひ賞味してみたいですね。
「目黒のさんま」の実体は「気仙沼・宮古のさんま」だそうですが、大船渡のビジホRに泊まったときに、ホテル近くの居酒屋でいただいた「大船渡のさんま」も絶品でした。
最近新たに加わった(?)「上大岡のうなぎ」は勘弁してほしいですが😱
長良川の鮎は、なかなか手が出ませんね😅
>> アールグレイ7 さん
突然の雨の時は悩みますよね。「この峠を越えれば雨は止むはずだ!」とレインウェアを着ずに走りますが、大体は予想が外れてずぶ濡れです。
夏のにわか雨なら濡れたウェアも走っているうちに乾いてしまうので問題ないですね。
>> p928gts さん
飛騨ぶり街道は、「あゝ野麦峠」で知られる製糸工女たちの通った道でもあります。そんな歴史ある道にもかかわらず、現地では飛騨ぶり街道を示す道標すら無いのが残念でした。
そんあ日本全国の歴史ある道をバイクで走って時の流れを肌で感じる、そんな旅をしてみたいと思っています。