八十八夜
月並みですが早いですね
5月ですか
これまた月並みですが茶摘みです
茶筅と茶碗ぐらいはあるんですが、もっぱら急須です
画像は二代歌川国貞の「東海道名所之内」「宇治」
中央付近に描かれているのは茶畑だと思うのですが
その上の集団、行列
農作業には見えないのですが
もう一つは豊田
茶摘みの籠でしょうね
ここからはちょっとググってみました
豊田って誰
水明洞さんが販売していた
宇治信楽諸國御茶所 本家豊田甚右衛門
大鳳軒 豊田甚かな?
宇治平等院の対岸で対鳳転じて大鳳?
大鳳軒 豊田甚が真間人と出版した「茶史」
その最終丁裏左下版外に刊記「照降町茶店豊田甚右衛門蔵板」
とある
照降町、江戸?宇治にはなさそう
静岡大学の講座で「大疑問 急須はいつからあったのか?」
https://www.global-center.jp/media/2022096-095930-214.pdf
その中でお茶の文化が広がりを示すように多くの茶書が刊行されている
のが解る
「茶史」も挙がっている
宇治三林と呼ばれた茶師、大鳳寺集落の宮林、梅林と宇治の上林
御用茶師となった上林松寿は江戸に進出
その時多くの引き札等を持って行ったようですが豊田の屋号は見当たりませんでした
浮世絵一枚でも十分楽しめます
さすがにここまでは読み切れません
日本近世煎茶書の研究:
漢籍受容と文人趣味の展開を中心に
一橋大学審査博士学位論文
https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/hermes/ir/re/71974/lan020202100203.pdf
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