厳格なワインって?
ワインに関して「厳格なワイン」という表現を見かけることがあります。私には理解不能なので、正しい定義をご存じの方は、ご教示いただければと思います。
ちなみに某AIの回答は「原産地呼称制度」に基づく厳しい基準を満たしたワインでしたが、(日本に正規輸入されているもので)それに該当しない物など無いに等しいので0点回答ですね。🤭
親・教師・規則などなら「厳格」と言われても理解できますが、ワインが厳格とは?
場合によっては「厳格なタンニン」といわれることもあります。この場合は、タンニンが固い(硬い・堅い)という意味のようです。そうすると、「rigid」の直訳で「厳格」となったのでしょうか?
それならば、
①タンニンが固い葡萄品種
②十分な熟成期間が必要
③購入してすぐ飲み頃とならない
ということで、
②・③について作り手側・売り手側・飲み手側に厳格な取扱い(手順・作法)が要求される結果となり、これを「厳格なワイン」と呼んでいるのではないかと思います。
典型的な例はイタリアのバローロやバルバレスコなどのネッビオーロ種を使ったワインですが、最近は「厳格でない」ものも作られているそうです。
「厳格」なワインはタンニンやポリフェノールが豊富なので健康効果も期待されますが、飲み過ぎれば「幻覚」が生じることもあるので、飲み過ぎには注意ですね。😅
10 件のコメント
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https://www.enoteca.co.jp/article/archives/4576/
ただ、同義語・類義語としてstrictやrigidも出てくるようなので、ますますわかりません。
造り方として「余計なことをしないで、行うべきことを厳格に行う」ということのようにも思えます。
現実に、そのように取組まざるを得ない品種のワインの評価・形容として用いられることが多いようなので、私の勝手な解釈も全くの的外れではなさそうです。
純粋に果実酒としてみた場合、美味しいのは安ワインだと思います。特に果実味に富み、辛口ながらほのかな甘さの残るものなど。それでも安かろう悪かろう的な造りのものも少なくないので、安旨ワインとの定評あるものが最もコスパが良いでしょう。
では、高いワインの存在価値は? 私は「情報を食う(飲む)」ことではないかと考えます。安いワインは旨いだけでシンプルなので、「どうだ、お前に俺が理解できるか?」と複雑さを引っ提げて挑みかかってくる部分が乏しいからです。美味しい酒が目的ならば、その差額を支払う必要はないでしょう。
余談ですが、
あの格付けチェックの必勝法は「第一印象で旨いと感じた方が安ワイン」と考えることのように思えます。この正月の番組でGACKTさんは、以下のような発言をされています。
①これは(レベルが)ソムリエ・テスト
②5,000円でこんなに美味しいワインは用意できない。(やってのける専属ソムリエを讃える)
③メルローかな?
③で品種まで見抜かれたのは流石です。
②については、単純な味覚としての旨さというより、(上で述べたような意味で、複雑さなどを)楽しめるというニュアンスが入っていると思います。
元スレで、GPT-4系ですらあの程度の回答だったということは、先の私の自己レスに示した記述しか見つからなかったということかと思われます。
仮にブラインドテイスティングでも使われる余地があるとすれば、味わいという「結果」に、そのような造り方をされた痕跡が認められ、「厳格な」造り方をされたと推察できる場合でしょうか。
もう一度GPT-4系に投げかけたら、このスレを参照しているような表現が。GPT-4系だから当然と言えば当然かもですが。
https://www.enoteca.co.jp/archives/detail/LB
GPT-4君よ、
「フランスのバローロやバルバレスコ」って、それはないだろう?
>> p928gts さん
GPT-4は現在のインターネット検索をしていないはずです。やっているとすればbingの方ですね。>> pasorin さん
> GPT-4は現在のインターネット検索をしていないはずです。やっているとすればbingの方ですね。bingのGPT-4 on モードでした。
初めのがあまりにも情けない回答だったので、ボカそうと思って墓穴を掘りました。
但し、都合の悪い結果を隠す(土中に埋めるという手法も存在)という最近のトレンドとは違います。情けない回答だったので隠してあげる、という感覚でした。
安旨ワインが多数紹介されています。
田邉公一著「ワインを楽しむ」
株式会社マイナビ出版
ISBN978-4-8399-8384-0
https://book.mynavi.jp/files/user/trial/9784839983840/index.html
昨年12月に出たばかりの本で、リーズナブルなワインが具体的に紹介されています。
ここに挙げられている31本を(好き嫌いではなく)不味いと感じたら(あの病気かと)味覚障害を疑うべきと言う程の鉄板の安ワインばかりです。
しかも驚いたのは、ブラインドテイスティングのコツまで述べられていることです。