二眼レフカメラ Toyocaflexで撮ってみたい♪
先日、ヒビの入ってしまったお気に入りのラーメンどんぶりの代わりを求めて食器棚を捜索していると、食器棚に似つかわしくない不審なビニール袋を発見。
なんだろう?と引っ張り出してみるとずっしりとした重さ…
袋を開けてみるとそこには、2つの目を持った古めかしいカメラが革のケースに収まった状態で保存されていました。
誰のだろう・・・?
うっすらと白っぽくなっていた本体をウェットティッシュで拭いてあげると、往年の様子が蘇りました。
レンズにはTRI-LAUSER ANASTIGMAT 1:35 f=8㎝の文字が刻まれています。
f=8㎝ってのが時代を感じさせます。
調べてみると、1930年創業の東郷堂という会社の製品だそう。
なんと1980年頃迄pioneerの下請けとして活動していた会社というから驚きです。
発見したカメラはバヨネットの付いていないシンプルなレンズで、固着して渋いダイヤルをグルグル回していると、シャッタースピードの調節ができる様になりました。
バルブ~1/200秒まであるのですが、1秒や1/2秒は引っ掛かりが有り、倍くらいの時間が掛かってしまいますがそれ以外は概ね使えそうです。
これは…シリコンスプレーとかパーツクリーナーを吹けばいいのでしょうか?
左下のシャッターボタンを押すと、レンズの奥で機械式の羽で構成されたシャッターがカシャンと音を立てて閉まるのが何ともいとおしいです。<ちょっと変?
レンズ下のレバーで絞りは3.5~22で設定できそうです。
右側面には焦点距離の調整とフィルム巻き上げダイヤルが付いていて、ちゃんとスタートの”S”も出せる事を確認しました。
それにしても1枚巻き上げるのに回す量の多いこと…
焦点距離のダイヤルはfeet表記で3~無限遠で、最小の3feetにすると室内でPCの画面もピントが合うようになりました。
上部のファインダーを開けて、中から折りたたまれたピント確認用の拡大レンズを跳ね上げて覗き込むと、左右が反転した像が映りました。
面白いです!
ただ、ファインダーの摺りガラスの裏側か?ミラー?に汚れが付いている様なので、その内精密ドライバーでファインダーを取り外して清掃してみたいです。
しろーとが開けるのはキケンかしら?
左側面の貼り革は一部破れがあるのがちょっと残念です。
本体下部のロックを解除して裏ブタをがばって開けるとフィルム装填口が現れました。
昔のカメラってフィルムを装填する時に失敗するとフィルムがダメになるって聞いたけど、見た感じどうやって装填すれば良いのか解りません💦
6×6の120サイズというフィルムを使うらしくって、ビックカメラに行って調べてみるとフィルムは1300円位から買えるようです。
最初はネガでカメラに慣れて、巧く扱えるようになったらリバーサルも?なんて妄想が膨らみます。
でも業者に送って現像するのに時間と2000円前後の費用がかかるらしいです。
更にプリント代かデータCD代を加味すると、1本撮るのに5~6千円!?
デジカメの有難さに涙が出そうです(笑)
昔の人は写真1枚撮るのにかなり真剣で、それこそ魂こめた作品になった事でしょう。
そういえば、昔の人は写真を撮ると魂抜かれるって信じていた時代もあったとか…
Youtubeで調べてみると同じメーカーのカメラの紹介動画が有りました。
革のケースはそのまんまおんなじだけど、動画のカメラの方がグレードが上っぽいです。
見つけたカメラはレンズキャップが無かったけど、探せば今も買えるのかな?最悪ペットボトルの蓋で自作?
動画を見てると同じメーカーのは少ないけど、二眼愛好者ってソコソコいるみたいで、これからちょっと勉強してみようと思います。
わくわく
24枚撮影して、それを見るのは一週間後。
現像+全数プリントの同時プリントで980円とかだったような‥
アナログの磁気ディスクの電子スチルカメラや、カシオのQV-10、EOS Kiss Digitalとかが出た時は、感動したなぁ‥(しみじみ)
デジカメを初めて使った時は8MBのスマートメディアでしたが感動しました。
>> アッカリ〜ン@_@….,….,…😅 さん
>アナログの磁気ディスクの電子スチルカメラこれって背中にフロッピーディスク的なのが入ってるやつですか?
この前YouTubeでカメラ博物館👇の紹介動画の中で見かけました。
https://www.jcii-cameramuseum.jp/
半蔵門にあるカメラ博物館、いろんなメーカーの古いカメラが置いてあって面白そうでちょっと行ってみたいんですよね。
で、ショップでピンバッジとか買っちゃいそうw
>> 川辺@工作したい さん
写ルンですって何年か前に流行ってましたよね。ちょっと見て来たら1個1800円。現像料込だったら嬉しいけど、24枚撮りフィルムがそれくらいかもっとするから、これでも良心的な価格設定なのかも?
チェキInstaxなんかだと本体が1万2千円とかしてますから遊びで気軽に買えません…
子供の頃に持っていたおもちゃのカメラ的なの(👆の写真)が5500円
https://www.amazon.co.jp/dp/AG603002
Kodakのも出ていて、部屋に飾りとして有ったらちょっとなごみます。
EF-Mが終焉を迎えてしまったので、OlimpusPENにしておけばよかったと最近E-P7が気になって仕方ないです…
>> fio@帰ってきた自宅警備員 さん
こんな感じのディスクですね。https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej1978/47/6/47_6_863/_pdf
アナログなので、画像を出している間は、常にディスクが回っています。電気的な原理は、VHSビデオデッキと同じ感じですね。テープを回転ヘッドに巻き付けているのが、ディスクになった感じ。
まぁVHSと言っても、地上デジタル放送が始まった2003年くらいから急速に使われなくなっていったので、知らない人も多いかもしれませんが。(^_^;)
静止画を圧縮(離散コサイン変換)するCPUやメモリがなかった、もしくは高かった時代でも、撮った画像をすぐ見たい、という思いがあったんでしょうね。
>> rsk555 さん
現像の経験がおありなんですね!テレビか本で見た事ありますけど、水?薬?みたいので洗うとゆっくり絵が浮かび上がってくるのが不思議ですよね。
この薬とこの薬を使ったら絵が出るってどうやって発見したのでしょう?
貴重な経験をお持ちでちょっと羨ましいです。
どんなカメラでどんな写真を撮っていたのかとかお話聞かせて頂ければ嬉しいです。
>> アッカリ〜ン@_@….,….,…😅 さん
数学が苦手なfioは離散コサイン変換って???って頭の上に?が並びましたよwwwこれって、いわばデジカメのおじいちゃんっていうかご先祖的な?
デジカメの基礎技術って日本発祥だったの?
>> fio@帰ってきた自宅警備員 さん
写ルンです。は今でも普通に買えますね。詳細な現像代はもう思い出したくないですがw
個人的には、チェキはカメラよりプリンタの方が欲しいです。
メインカメラがミノルタAマウントの私はミラーレスですら無いのでw
ミラーレスも有りますが、使っていて楽しいのはデジ一です!