帰郷中のスピードテスト -番外編-
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これは、仙台空港にあるごく普通などこにでもある(?)公衆電話。
一見、スピードテストに何の関係が?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、このグレーの公衆電話、現在急速に数を減らし、絶滅危惧種になっています。
このグレー公衆電話、右下にモジュラーポートがありますが…そう!懐かしのダイヤルアップ接続ができてしまう代物です!
※ダイヤルアップ契約が別途必要です。
なお、私はこともあろうにniftyで1時間コースを契約し、ダイヤルアップアカウントを持っているため接続が可能です。
Windows11で色々試していきましょう!
まずは、USBモデムをパソコンに繋ぎ、テレカを半刺しにします。
このあとディスプレイ下のデータのボタンを押下し、テレホンカードを吸い込ませます。
Windowsでは設定アプリを起動し、ネットワークとインターネットを選択し、その中のダイヤルアップから、あらかじめ設定しておいたプロファイルでアクセスポイントにダイヤルします。
すると・・・。
はい、通信確立。
これで無事にインターネットに繋がりました。
回線速度はベストエフォートで48.0Kbpsとなんとmineoのマイそくスーパーライトより速い(笑)
とりあえず、ちゃんとインターネットに繋がっているか「確認君+」でIPなどを確認していきます。
時間はかかりましたが、確認君+開けました。
IP 114.179.***.***
リモートホスト p0066.dup.ppp.nifty.ne.jp
異常なく繋がっていますね。
では、マイネ王のページが開けるか試してみましょう。
問題なし!正常に開けました。
マイページから通知を確認し、コメント頂いた方にナイス!やチップ10MBのボタンを押下してみますが、正常に処理完了。
ここは、mineoさんもしかして、マイそくスーパーライトでも開けるように・・・と創意工夫されているのでしょうか?
では次、スピードテスト行ってみましょう!
※但しWindows版アプリではOoklaのみが提供されておりRBBテストはできないことをご了承ください。
下り0.04Mbps ≒ 40Kbps
上り0.02Mbps ≒ 20Kbps
Ping 160ms
ベストエフォート48Kbpsではかなり健闘している方でしょう。
下りに至っては、ほぼ理論値を計測しています。
高品質…というよりもイマドキ、ダイヤルアップ接続でインターネットをやっている人なんて居ないのでしょうね。
個人特定の防止の観点から、ここでは写真を載せられませんがTwitterの1枚画像付きTweetもできてしまいました。
意外とダイヤルアップ頑張ってる!?
niftyの会員サポートページを確認すると、今回の接続時間は28分37秒
1時間以内で収めました。
かかった度数は、驚愕の217度!つまり2,170円公衆電話に吸い込まれた結果となります。
従量接続って怖いですね~…。
今回の検証には105度のテレホンカード3枚を金券ショップから調達し、消化いたしました。よって途中でインターネットから切断されたり、あとで恐ろしい請求書が届く・・・なんてことはありません。
niftyの1時間コースの月額料金を支払うだけです。(年間3,000円弱)
あくまでも興味・関心でやっている実験的接続方法ですから、皆さんどうぞ!と言うわけで無く、ネタとして使って頂ければと思います。
最後のオチで、スピードテストをグレー公衆電話からダイヤルアップでやるなんていう仕込まれたことをやりましたが、公衆電話の設置数は年々減少し、グレー公衆電話の後継機も存在しないことから現在では撤去かユニバーサル仕様のボダンの大きい緑色の公衆電話に交換されるか、のどちらかの二択になっています。
緑色の公衆電話には、モジュラージャックは無いため出先でダイヤルアップ接続は今後どんどんできなくなっていきます。
見かけたら、こういう使い方もできるんだなぁ・・・と思い出して頂ければと思います。
そして、何よりも公衆電話サービスはmineoサービスでも徴収されている「ユニバーサルサービス料」から保守・管理・運営に使われており、使わないのに関係ないじゃん!では無く、こうして必要な人のための支えになっていると言う認識を持って頂ければ、いざという時に本当に役立つと思います。
災害時、携帯電話網は輻輳防止の観点から、規制が敷かれます。
公衆電話は災害時優先サービスに含まれることから、この輻輳防止の規制から外れます。
つまり、かけやすいと言うことになります。(相手が携帯宛だったらダメなので、あくまで固定同士であること…。)
普段から、公衆電話の設置位置は把握しておいた方が賢明です。
その公衆電話がグレーならば、私はインターネットもできるという鬼に金棒状態ですが(笑)
☆ 帰郷中のスピードテスト シリーズ おわり ☆
>> ギリアム・イェーガー・ヘリオス さん
ご覧頂きありがとうございました。私はグリーンのテレカ電話で、同じことをやってました。
午前3時の病院で(26年前の入院)
PC?は、PDA(HP製)でしたが。
>> hiro.tsuka@毎日が日曜日 さん
音響カプラーで上手く通信されていたのでしょうか。年代物の音響カプラーを探してもなかなか見つからないので、できたら手にしておきたい物ですね。
デバイスはPDAだったと言うことで、こちらもまた時代を感じますね。
Windows11の最新端末でもUSBモデムさえ用意すればこんなことできてしまうので、面白いですね。
阿部寛さんところは、定番なので今回はせっかくマイネ王なので、開けるか試してみて開けて嬉しい次第です。
>> 287系ウィッチ@3アマ&3陸特免許者 さん
モデムは、PCカードタイプを使いました。速度は、1200bps。
APが隣町にしか無かったので、電話代が💦
パソコン通信の掲示板の一括ダウンロードをやって、昼間にコメントを用意して、翌日アップロードし、一緒に新規のダウンロード。
実家の街に帰り長々と、一年ほど入院してたので、東京の友達との連絡に使ってました(携帯インターネットのない時代)