~fioの旅~ the beautiful world? 【画像多め】【内容薄め】【不定期更新】
お家大好き引籠りのfioが、数少ない友人からの、半ば強引な誘いを断り切れずに外の世界と触れ合い、引籠りを脱却するまでの成長?物語です。
不定期に下手な写真と拙い説明を更新していきます。
お時間が有りましたらお付き合いくださいませ。
もし、ここを見て「行ってみたよ!」なんて報告とか貰えたら幸せ感じちゃいます。(笑)
それでは2017年fioの夏旅の始まりです。
勇者ヨシヒコが魔王ゲルゾーマと対決した場所への聖地巡りとして(笑)
(勇者ヨシヒコをご存じ無い方はコチラ)
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/
栃木県宇都宮市に有る、大谷資料館へ行ってきました。
http://www.oya909.co.jp/
外は30度超えの真夏日に、内部の気温は13度!
涼みに行くつもりがちょっと寒いくらいでした。
時折天井から冷たい水滴が首筋を襲います。
機械化される前は1本の石柱を切り出すのに4千回もツルハシを振るっていたとか…
昔の人の根気強さには頭が下がります。
中はライトアップされているものの、基本的に光量不足でスマホで写真撮っても真っ暗です。☝の画像はPCで目いっぱい明るく加工してます。
写真撮りたい人は三脚とバルブ開放できるカメラのご用意を。
大谷資料館の近くにある、その名も大谷寺(大谷観音)。
http://www.ooyaji.jp/
平安時代(810年)に弘法大使の作という奇岩の岸壁に掘られた千手観音が祀られています。
他説ではシルクロードの石仏と共通点が多いのでアフガンの僧侶の作という説も…
国の指定重要文化財という事ですが、上の巨大な岩の造形の方が気になります。
併設の宝物館にはここから発掘された縄文人の人骨が…
竜門の滝というと、大分のものが有名ですが、こちらは那珂川の支流江川に在る、竜門の滝、その幅は65m、高さは20mもあり大きいです。JR烏山線の滝駅という凄く小さな可愛い駅から5分程の場所で、1時間に1回滝の上を電車が通ります。
下の中州まで降りて遊べますが、滝へと降りる道が滝のしぶきでぬかるんでドロドロなので転ばない様注意が必要です。
遊歩道にはベンチも有って、木陰を涼やかな風が通り抜けて心地よいです。
ここは茨城県北部の大子町に在る月待の滝です。
http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=2861
最近Jinponさんが跳び下り...じゃなくてバンジージャンプをした竜神峡からそう遠くない場所ですね。
滝の岩の下の窪みまで歩いて行けて、滝を裏側から見れるので、別名「裏見の滝」とも言うそう。なんだか怖そう?ですが、物凄い量のマイナスイオンがでています。
ちなみに、裏側からの雰囲気はこんな感じです。
滝の横のもみじ苑では天然氷の巨大かき氷を頂けます。
そして、ヒミツのお得情報です。
売店のお兄さんにお願いすると、無料で練乳マシマシで作ってくれます(笑)
月待の滝から日立へ向かう山間の道は、そこかしこに大小の赤い鳥居が有って、山の彼方此方に神様が居る様です。神様と言っても色々ですから、この数の多さはちょっと怖いただならぬ感じがします。
ここは茨城県日立に在る御岩神社の楼門。
http://www.oiwajinja.jp/index.html
現世と神域を分かつ門。
入る時と出る時にお辞儀をしないと魂を置いてきてしまうとか。
信じるか信じないかはあなた次第です。
冗談はさておき、楼門をくぐって少し行くと、宇宙飛行士が地上から光が伸びているのが見えたというGPS測位の場所に立つ三本杉は高さ50m以上の巨木です。参道の森の木は全てこの様な巨木で、自分が小人になったような?或いは巨大な神々の世界に迷い込んだ様な不思議な感覚に包まれます。
流石は「天地開闢の時より神々がこの地に鎮まる」と言われるパワースポットです。縄文時代の祭祀跡が発掘されていると言うから、精霊信仰の頃より何かが有るのでしょう。
三本杉を過ぎて、登っていくと、ほどなく天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)などと祀っている斎神社に着きます。ここの天井には見事な龍の天井画が有ります。この神社の横には石柱に木の車輪がはめられた物が有り、上へ回しながら祈ると現世での願いが、下へ回しながら祈ると後世での願いが叶うそうです。
何をお願いしたかはヒミツです(笑)
ちなみに記念にと思いひいた「水引の花お御籤」では愛情の花(心)を引き当てました。それによると「愛情に恵まれ、良い縁をもたらします」と有りました!
キターーーーーー!!!
でもね、個別の「縁談」のとこには「気長に待ちましょう、
良い話が来ることでしょう」ですって…
私の運命の相手はどこに??(笑)
それではみなさん、また次回お会いしましょう。












敷地内には軍艦那珂忠魂碑というのが建っていて、巡洋艦那珂の絵姿と艦歴を刻んだ石碑も置かれていました。軍艦の名前と名前の由来の土地って関係あるのかしらん?
アニメのガルパンと大戦の軍艦では重みが全く違うけれど、戦車に軍艦…
茨城ってそんなに軍事色が濃い所でしたっけ?
干し芋とメロンの街かと思っていたのに…

ちょっと話が逸れましたが、拝殿の正面には、お社を邪気から護る「隋神門」が有り、木彫りの恵比寿様と大黒様が置かれて居て、ご利益を授かろうと皆が撫でまわすので、頭頂部がピカピカに光っていました。「隋神門」の先には鳥居☝が建っていて、その先には太平洋が広がっています。神様がお社からいつも海を見守れる。そんな配置です。
お社は小高い山の上に建っているのですが、海岸からの直線距離は100mも無いかもしれません。

鳥居からはちょっと下を見るのが怖いくらい急な階段を下りて海岸方面へ行くのですが、階段を下りきった左右に、傾いた石の台座が有りました。おわかりいただけただろうか…
かつては立派な狛犬が載っていたのだと思われます。
東北の震災の時に、この地にも5m近い津波が押し寄せたのだそうです...

そして、道路を渡るとすぐに海岸となっており、絶景ポイントの「神磯の鳥居」が有ります。本当はスローシャッターで波を霧状にして幻想的な写真を撮りたかったのですが、あまりにも天気が良すぎて、ISO下げて、絞りも最大絞って、NDフィルタをかましてさえ白とびしてしまったので諦めました。
鳥居の上に一羽のウミネコがずっと休んでいました。
確かに鳥居なんだけど… これって、どうなの?

今回の旅の主目的は、実はこの神社じゃなくって(小声)神社の前にあるお店「山水」さんの“あんこう鍋”だったのです。神様(m´・ω・`)m ゴメンネ…
お店は開店前から行列のできる人気店で、fioはあんこう鍋初体験で楽しみだったのですが...
ちょっと生臭くて次はもう良いかな...
( ^ω^)・・・
因みにあんこう鍋は食べても、
あ、あ、あん、あんっ♪とあんこうの踊りは踊りませんでしたよ。

で、こちらのお店の中にも「ガルパン聖地巡り地図」とか貼って有ったり、お向かいのお店の前にはキャラクターの等身大ポップが立っていたり、流石に戦車道の街大洗といった感じです。この子誰よ?って思った方はこちら👇
http://girls-und-panzer-finale.jp/chara/azusa/
なんでもこの作品が好きすぎて、引っ越してきた人も少なからず居るのだそう...
ちょっと信じられないですよね。

ここまで、読んでくれて、みんな何処が「春探しの旅やねん」って思っているよね?お待たせしました、ここからですよ(笑)
お腹いっぱいになったfioは、折角こんな遠く迄来たのだからと、日本三大名園の一つ「偕楽園」へと足を延ばしました。
https://www.ibarakiguide.jp/kairakuen/about.html
ちょうどこの土曜日から梅まつりが始まっているのですよ。
こちらも来た事が無かったので楽しみにしていました。
着くと、地元の中学生の女の子達が、訪れた人たちに「こんにちわ~」と声を掛けては道案内をしていて、園内に入ると「水戸の梅大使」が振り袖姿でお出迎え、歓迎ムードにほっこりします。。。が!
おじいちゃん達が入れ替わり立ち代わり間に入って一緒に写真を撮る姿に、「男って幾つになっても…(-_-;)」と思ったかどうかは…
えぇ思いましたとも!

その横の広場では、各地のゆるキャラが集まって、水戸市マスコット「みとちゃん」(そのまんまじゃん…)の誕生日イベントをやっていました。必勝の鉢巻き姿のが「みとちゃん」頭が納豆です(;^ω^)
そしてその隣には「ねば~る君」、どっちも納豆だよ~
生ねば~る君初めて見ました。 ん?生ねば~る?なんだかなぁ…
で、肝心の梅の開花状況はというとですね、花が付いてる樹は4本程度でした。
三大名園というから、立派な日本庭園を想像していたのですが、庭園というより梅林?しかも園のすぐ外は住宅地で金沢の兼六園の様な趣は無くてちょっと残念でした。
梅の樹は幹といい、枝といい、見た事無い位グネグネと捩れたものばかりで、花の無い季節の夜などは、魔物の森みたいで恐ろし気です…

魔物の森を抜けると「孟宗竹」の竹林が有り、グネグネの樹々を見た後に真っ直ぐな竹の緑が心地良いです。さてはさっきのゆるキャラ共は魔物の森から現れたな!?

とはいえ、梅の写真を撮らない訳にはいかないので、良いアングル探して撮影してきました!
楚々とした趣の白梅に、艶やかな紅梅、どちらがお気に召しましたか?今回の旅では、まだちょっと早かったせいか、小さな春しか見つける事ができませんでした。
この次は、自分の春を探す旅にでて見ようかな?
それでは皆さん、また次回の旅でお会いしましょう♪
ガルパンの聖地巡礼地図とか今も貼ってあるんだね♪
そこ、私も随分前に行ったことがあって、宿泊した旅館にも声優さんのサイン色紙や、写真が飾ってあり、おーって思った覚えがあるよ!
それにしても写真の腕が上がってね!夕焼けの写真とかまるで昔の「金曜ロード」を思い出すような出来だよね!海の写真って、ザブーンって霧状の雰囲気を撮るのは難しいよねf^_^;
晴天だと明る過ぎて、絞ってもISO変えても、白飛びしたり、でも試行錯誤しながら使いこなしているfioっちはスゴイ!って思うなぁ〜って、私は今だに一眼を買っていないというf^_^;
茨城の旅、楽しく拝見しました。
偕楽園には十数年前、私も行ったことがりますが、庭園というより云々という園内の印象については、全く同じ感想を持ちました。
茨城県の軍事色については、水戸光圀公の「大日本史」をはじめ、鹿島・香取両神宮の存在、「予科練」の置かれた歴史的な経緯もあり、わりあい目立ちやすいのかなぁ・・というのが私の理解です。
それにしても珍しい風景の数々、見せて頂きました。
この次も、「師匠の春」を楽しみにしています。
有難うございました。
おみ〜>
アプリでどうにでもなる時代ですが、写真は光とレンズだと改めて思います。
朝弱い私は、世界が最も美しく見える薄明の時間に撮影できるようになるのが当面の目標です(^^;;
がルパンって、そこそこ旧い作品なんですね。
私は去年くらいに初めて見たんですけど、戦車とか知らないし正直良くわかりませんでした…
カメラ、EOS-RPはどうですか?
やっぱり最新のエンジンは良いと思います。
桔梗もんさん>
HN新しくされたんですね(^^)
桔梗やリンドウの、紫は日本の色という感じで落ち着きますね。
日本史は試験勉強程度しかしていない無知故に、光圀公の大日本史を知りませんでした。
調べてみると物凄いポリュームの文献なのですね!
鹿島、香取神宮の由来も調べてみました。
国譲りの神話も、古代に相当なカリスマ為政者が居たと想像すると面白いですね!
予科練、土浦や霞ヶ浦に海軍航空隊が置かれていたのを知りました。精鋭を集めた初期の予科練も徐々に質を落として土方とかけてドカ練とか、与太者とかけて与太練と呼ばれる迄堕ちていったのだとか。
年表を覚えるだけでなく、当時の人々にスポットを当ててみると、歴史は様々なドラマを内包していて興味深いですね。
また、色々と教えてくださいね。

2019年 fioの花咲く房総リベンジの旅花とリベンジ?なんのこと?ってお思いですよね。
実は昨年、ろくな下調べもせずに出発し、撮りたい写真が全然撮れずに悔しい思いをして帰って来た春の房総へ再挑戦に行ってきました。
とは言えとっても広い房総半島、1日ではとても回り切れないので、目的地を絞って行って参りました。
のはずだったんですが…
千葉の片田舎の道、駅に入る道にも看板も信号も無く、行き過ぎてしまいます。(^_^;)
千葉県の真ん中辺(適当過ぎ?)に有る人造のダム湖で、ワカサギ釣りとか、バス釣りとか、釣りをする人にはそこそこ名のしれているらしい湖の傍にひっそりと建つ小湊鉄道の無人駅「たかたき」本来予定に入っていなかったのですが、ふと気になってふらりと立ち寄りました。
小さな駅舎と大きな桜の樹が対照的で見て回っていると、ほどなくこの季節の風物詩?SLが曳くトロッコ列車がやってきました。なんてタイミング!幸先の良いスタートです!

たかたき駅の桜の枝振りが見事で、広角レンズを持ってきて正解でした。白っぽい花びらが青空に映えて気持ち良いです。
そして桜の樹の足元には鮮やかな菜の花が地面を黄色に染めています。ぽかぽか陽気で元気いっぱいの菜の花達を見て、仕事に疲れたfioの心もほんわかした気分に満たされます。
あぁ、こんなに穏やかな気持になれたのは何か月振りなのでしょう?頑張って出かけて来て良かった~

気分はのんびり、だけど時間はのんびりさせてくれません、光の有る内に今年こそ撮りたい写真を撮らなければならないので、足早に次の目的地、里見駅へ向かいます。ここは昨年帰る途中に道すがら桜の大木が見えて気になりつつも寄れなかった場所です。
駅舎の前では地元の野菜やちょっとしたコーヒー等の出店が出ていて、先の「たかたき」駅より賑やかな感じです。

駅舎の入口には犬の銅像が佇んでいます。といってもハチ公じゃ無いですよ。そう、ここ里見駅は、「南総里見八犬伝」の舞台となった、あの里見の里なのです!
駅舎にかかる駅名の木の看板も趣があります。

大きな桜の枝が作り出す花の環のなかから、反対側のホームをパシャリ。どこを切り取っても画になります。写真が上手くなった気分(笑)

小さな駅舎を覆い隠す程の見事な桜!いかがですか?上野公園や千鳥ヶ淵も良いですが、儚げな駅舎と儚げな桜の力いっぱい咲く姿のコラボ。そこに色鮮やかな「やきいも」の幟・・・
なんとも風情があるではありませんか!
あぁ...やきいも食べたい…

空腹を抱えて、本日のメイン会場となる、お隣「飯給駅」へ、ここは有数の撮影スポットで、もう車を停める場所がない位で、駅の周りには三脚の見本市かってくらい既に場所取りがされています。私も踏切越しに緩いカーブを描く線路を切り取ってみました。
左手人が集まっている場所がホームです。言われないと気づかないですよね?

空腹に耐えられなくなったfioは、踏切脇を入った所に有る隠れ家的なcafeうさぎやへ・・・限定の桜ブルボンは売り切れでしたが、イケメンのお兄さんが、1杯分ずつ手回しのミルで豆を挽いてドリップしてくれます。
ランチはかなりスパイシーなメニューばかりだったので、辛いモノが苦手なfioは3種のスイーツ盛り合わせ(コーヒー付き)950円也を頂きました。
オシャレな雰囲気のお店なのですが、残念ながら撮影NGなので、興味のある方は是非行ってみてくださいね。

空腹を満たしてcafeを出て駅へ向かうfioへ、一陣の風が桜吹雪の演出をしてくれました。え、私の為じゃない?
まぁチョットくらいいい気になっても良いじゃないですか(笑)
薄紅色の桜と深い森の翠、そして地を覆う菜の花の黄色のコントラストが見事です。

そしてこれが飯給駅のハイライト、水鏡に映る列車と桜の競演!少し風で波立っているけれど、これが撮れて本当に嬉しかったです。
夜は夜で、列車の窓の明かりが映り込んで、それはそれで幻想的なのですが、明るい内に帰る事を考えると残念ですが、夜までは待てないのです。

桜を背負ったキハ(たぶん)、この肌色と朱色のカラーリング、なんかノスタルジックでとっても気になるというか、好きなんですよね。リアルタイムで乗った事ないのに不思議。

飯給駅のホームからの一枚。駅舎というより、田舎のバス停の様な待合室。単線の真っすぐのびた線路、良く晴れた空に緑と桜、ジブリ作品にでも出てきそうな風景じゃありませんか?

ここは、今回の撮影で小湊鉄道最後の目的地「月崎」駅。反対側に今は使われなくなったホームが有ります。
駅のホームというと、コンクリートやアスファルトのイメージですが、ここは草と花に覆われています。
なんとも優し気な駅ではありませんか?
それもそのはず、ここ「つきざき」駅は国の登録有形文化財の指定を受けているんです。
といっても、私も訪れるまで知らなかったんですけどね(笑)

駅の改札の外には、映画やドラマ、CMにPVの撮影でも使われる「森ラジオステーション」が有ります。そう、ここです!元々、保線員の詰め所だったのですが、2014年の国際芸術祭でアートとして生まれ変わり、その後保存会によって保存されています。
https://moriradio.amebaownd.com/

月崎駅の近くに、思いがけず、あの!「チバニアン」が有るという事で足を延ばしてみました。小走りで下って行くと、本当に止まれない激坂を下り、川へ降りると、その崖にそれは有りました。
崖に無造作に掛けられた説明によると、「緑は今と同じ地場の地層」「赤は磁場が逆転していた時代の地層」「黄色は地場がふらふらしていた時代の地層」だそうです。
「磁場がふらふら」ってどういうこと?渡り鳥達が迷子になりそうな時代ですね。。
なんだか説明を読んでもさっぱり解りませんが、「ここに来るとコンパスが狂う」と思っていた私の考えだけは誤りだったようです。
そしてこの激坂を登って戻ったが為に激しい疲労と筋肉痛で1日寝込みました…
ポールシフトって大変です...

ちょっと寄り道しましたが、欲張りなfioは、「せっかくここまで来たのだから」と、ムーミン電車で有名な、いすみ鉄道へ向かう事にしました。これまで駅周辺ばかり紹介してきましたが、沿線にも絵になるところが多くて紹介しきれないのが残念です。
ここは、月崎駅からチバニアンへ行って、道に迷って月崎駅へ戻ってしまった途中に有った(笑)手前の菜の花と暗いトンネルが対象的な風景。並んだ鉄道用のサインも風景に一味添えています。意味が解ればもっと楽しめるのでしょうね。
それにしても、ナビ使っているのに何故迷う…

小湊鉄道からいすみ鉄道迄、近道しようと狭い山道を走って行くと、急に視界がひらけたと思ったら、谷合を埋め尽くすソーラーパネルが!!写真だと広大さが伝わらないですが、山向こうや見えなくなる迄、ソーラーパネルが敷き詰められています!
こんなの初めて!とちょっと興奮気味に有刺鉄線の柵越しに精いっぱい背伸びしてカメラを掲げて撮りました(^_^;)
でも、調べるとメガソーラーって日本中かなりあるみたいです。
あなたの街の近くにも有るかもしれませんよ?
http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/energy/electrical-japan/type/8.html.ja

いすみ鉄道を目指して走っていると、看板が出ていなくて、やっぱり駅の前を通過してしまい...どうしよう…と迷っていると、踏切の音が鳴り響きます!
「電車来る!どうしよう!カメラ間に合う?」と慌てて脇に車を停めて踏切へ駆け寄りますが、逆光でAFが間に合わなくてシャッターが落ちません・・・
失意のまま、更に先へ進むと、菜の花に覆われた土手の脇にカメラを構える人が…
陽も傾いて来ていたし、ここを最後と車を寄せて構図を見ていると、「予定通りなら、駅をでて1分位だ」と撮り鉄のおじさんが呟くのが聞こえました。
1時間1本の路線で、今日はツイてます。
ほどなく土手の上のカーブから列車が現れました。夢中で三連写のシャッターを押し続けますが…
もうちょっと背が有ればなぁという感じです。
でも、やわらかな夕日を浴びたキハ(たぶん)と前ボケの菜の花で優しい雰囲気の一枚を撮る事ができました。
次はどんな景色に出会えるのか?fioの旅は続きます。(たぶん)
以前から覗いていたので初めての気がしないのですが… (^^;
房総は旅をしたことが無いのでとても興味深く拝見しました。
写真がどれも素敵です。
特に飯給駅のホームはまるで一枚の絵のようですね。
素晴らしい風景をありがとうございます。
列車など動き物はシャッターチャンスが限られるので慌てますね。
カメラマン(ウーマン?)同士の現場での不思議な交流も良きかな… (^^;
房総の旅、いつものことながら、写真とコメントで充分楽しませて頂きました。
出だしの次の文でいきなり既視感に捉われました。
【千葉の片田舎の道、駅に入る道にも看板も信号も無く、行き過ぎてしまいます。(^_^;)】
何時のことだったか確かな記憶はないのですが、わたしも房総半島の脊梁と思しき山道に、おバカなカーナビに騙されて迷い込んだことがあります。
千葉のゴルフ場は良く行ったいたのですが、アクアラインが開通して間もないころ行きつけのゴルフ場を目指したのですが、近道を行くべしとカーナビを頼りに初めての経路を選んだのが失敗のもと。
訳の分からないままナビの言いつけ通りにあちこち走り回りひどい目に遭いました。
この時は結局、スタート時間に大幅に遅れて到着し,プレーを諦めざるを得ませんでした。近道かと山の方を回らずに、山裾の道路を行けばよかったのに・・と後で分かったものでした。それにしても千葉は広いと実感。
コメントを拝見しながらの、苦い思い出です。
年度末のバタバタで、あまり準備も出来ず、また桜の開花後は週末の天気に恵まれず、今日行かなければ、また来年になってしまう!と半ば強引に出かけたのですが、運に恵まれて良い撮影旅行となりました。
今年は、1回位はコンサートに、1回位は美術館に行きたいと思っているので、いつかRokkoFoxさんのスレでご報告で来たらと思っています。
桔梗もんさん、ここだけの話ですが、帰りに間違って圏央道にのってしまい、これまた大回りをしてしまいました…
ナビは便利ですが、基本的な知識は頭に入れておかないと判断すらできなくてダメですね...
何事につけ要領の悪い私は、人生も随分回り道をしている気がします…(^_^;)

2019年 fioの夏旅 涼を求めて晩夏の碓氷峠へ今年はG.W.の~7月末迄の天候不順、8月前半の猛暑、8月後半の天候不順と、旅行計画がことごとく頓挫していましたが、もう我慢できな~い!と、秋雨前線とゲリラ豪雨覚悟で碓氷峠へ出かけてきました。
朝起きるのが苦手な私と友人は都内を9時に出発するという(笑)
週末旅行者に有るまじきスケジュール。
早起きのみんなが通り過ぎた後なのか?高速道路は思いのほか空いていました。
今回の旅の目的は、長野新幹線の開通と共に、平成9年に廃止された、信越本線横川ー軽井沢間の廃線ウォークです。
都内からは、関越道、上信越道を乗り継いで、松井田妙義迄行き、高速道路を下りて国道18号線10分程走ると、今回の旅のSTART地点、横川駅に到着します。
途中の事故渋滞で、11時半に到着した私達は、予定のトロッコ列車を諦めて、先ずは有名な「おぎのや」さんで、峠の釜めしを頂き腹ごしらえをする事にしました。

腹ごしらえを終えた私達は、13時10分のトロッコ列車迄少し時間が有ったので、近くの碓井関所跡を訪ねる事にしました。この碓井関所は、江戸時代「入鉄砲と出女」を取り締まっていましたが、明治2年の関所廃止の折、他の関所同様に焼き払われたのですが、建造間もない関所を惜しみ、焼ける建材を当時の人が炎より取り出して隠し、その建材を用いて昭和34年に再建されたそうです。(関所のおじいちゃんのお話)

廃線となった線路の有った場所は、今は「アプトの道」と呼ばれる遊歩道となっており、横川駅前から、軽井沢方面の熊ノ平迄、片道およそ6Km程の遊歩道になっており、昔の線路の埋まったアスファルトの道(前半のみ)を歩くことができます。【アプトの道】
https://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/files/tougejiomote.pdf
アプトって何?って思いますよね?
アプト式鉄道とは、急勾配を登る為にレールとレールの間にギザギザのラックレールを設置して、動輪の歯車を噛ませて進む方式の、登山鉄道等に多く使われる方式です。

アプトの道を起点から全行程歩く事もできるのですが、碓氷峠鉄道文化むらhttps://www.usuitouge.com/bunkamura/index.php
から、トロッコ列車で中継地点、峠の湯迄行くことができます。
トロッコ列車未体験だった事もあり、暑いし時間も限られているので、ここは迷わずトロッコを選択。
先の関所跡では、トロッコに間に合わないのでは?とハラハラしながらおじいちゃんの長くなりそうなお話を聞き終え、走って鉄道文化村に戻ると、トロッコ列車の改札が始まっていました。

国鉄最大(当時)の66,7‰(パーミル:1000m当たりの高低差)の勾配の当時の線路を走るトロッコ列車の乗り心地は、時々ビックリするようなドゴンと下から突き上げる様な衝撃があり、いかにも山の列車という感じです。列車を押し上げる為だけのシンプルで力強い機関車「シェルパくん」です。
シェルパ君の後ろの長い長い坂が解るでしょうか?

トロッコ列車は客車2両と機関車の3両編成で、客車は昔の客車風のものと、ベンチシートで壁の無いオープン車両が有ります。私達が載ったオープン車両は走り出すと、ひんやりした風と風鈴の音がなんとも心地良く、旅気分を盛り上げてくれました。
ちょっと映画に出てきそうなノスタルジックな雰囲気じゃないですか?

心地よい風を楽しんでいると、程なく中間地点の「旧丸山変電所」が見えてきて、峠の湯行きのみ、5分程撮影タイムの停車が有ります。この丸山変電所は、明治45年に建造されたもので、国の重要文化財にも指定された立派な建物です。日本初の幹線電化という事もあり、「当時の職員の人達はきっと自分の仕事が誇らしかったのだろうな~」なんて想像をしながらカメラに収めました。
https://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/hendensho.html
ちなみに、ここへの道は車やバイクは入れない為、徒歩か、トロッコ列車でしか行く事ができません。

「峠の湯」駅で、トロッコ列車を降りると、そこからは徒歩で坂を上っていく事になります。道は始めの内、整備された砂利道といった感じで、どんどん進んでいきます。
勾配はこんな☝感じです。

途中、北原白秋の「碓井の春」の歌碑「うすいねの 南おもてとなりにけり 下りつつ思う 春のふかきを」が有ったり、碓井湖が見えたり
(容赦なく照りつける陽射しに、この頃既に文学や湖畔の景色を愉しむゆとりが無く)

可愛らしい雑貨屋さん「コロボックリ」が有ったり(「わぁ、こんなお店やれたらいいな」と思うも、崖を登って見に行く元気も無く・・・)

石積みやレンガ作りのトンネルは、小さいながらもどれも立派で、灯りなんかも整備されています。横には「中山道」の標識が置かれています。

トンネルの内部はそれなりに傷みも進んでいて、所々レンガが抜け落ちていたりするので、地震が来たらどうしようなんて不安になりながら進む私の首筋を、天井からしたたる冷たい雫が襲います・・・ひゃっあ、でもトンネルを抜ける風はひんやりしていて、火照った身体にとても心地良いんですよ♪

5つ目のトンネルを抜けると、森に覆われていたこれまでとは違い、急に視界が開けます。そう、有名なめがね橋こと、碓井第3橋梁に到着です。
ここまでトロッコ列車を降りてから概ね40分程かかりました。
アプトの道を通ってくると、橋の上なのですが、すぐ脇から、階段☝を使って、意外に早く橋の下へ降りる事ができます。
帰りはもちろんこの階段を登ることになるのですが・・・

階段の脇には、山ヒル注意と熊出没注意の看板!!!山ヒルって何!?遭っちゃったらどうすればいいの!?
それに熊なんか出たらもう助からない感じ・・・
どうかどっちも出会わずに済みますように…