充電ケーブルを改造しました。2
以前にスマホの充電ケーブルを改造した記事を書いたのですが、
https://king.mineo.jp/my/0e308473e8b0034c/reports/2121
今度は、タブレットの充電ケーブルを改造してみました。
microUSBで充電できるタブレットやスマホでは、度々抜き差しすることでUSBソケットが破損することがあると聞いています。
そこで、USB端子部とケーブル部を分離し端子部を差込みっぱなしにすることでUSBソケットの破損を防止しようと思いました。
材料は、100均の充電ケーブルとシップ薬の剥離シート、接点には缶飲料をキッチンばさみで切ったものを使いました。
充電ケーブルは、端子部の被覆を剥がした後に差し込みっぱなしにしても邪魔にならない程度に寸法を調整して端子には半田を盛って接触状態が良くなるようにしておきます。
剥離シートは、USB端子の外形に合わせて四角い筒状にします。この時USB端子に差し込んだときにぐらついたりゆるすぎたりしないように十分注意をして粘着テープで仮止めをしておきます。
ケーブル側は、接点の当たりが安定するようにスポンジ地の両面テープで接点を貼り付けます。
接点となる金属片はコーティーングを剥がしておきます。
この端子の場合はたまたま溝が入っていたので、逆挿し防止のために薄板を貼り付けています。
また、差し込んだときに抜けないようにラッチできたらいいのですが、良いアイデアが浮かばなかったので、とりあえずケーブル側のソケット内面にホットメルトを薄く塗布して摩擦で保持するようにしています。
部品ができたら、筒を開いて接点パーツを両面テープで固定してからもう一度筒状に戻します。
差し込んだ状態で端子が安定して接触するか、簡単に抜けないかを確認しながら形状の調整を行い、問題が無くなればホットメルトガンを使って回りを肉盛りして強度をあげます。
ホットメルト表面の仕上がりを滑らかにするには、まだ柔らかい内に剥離シートを押し付け、冷えてから剥がすと良いです。
市販品は、マグネットを使ってワンタッチで取り外しができるようになっているようですが、手作りでマグネットを使うと大きくなってしまったので、差し込み式にしてみました。
使用した感想は、振動などを与えないようにしていれば使えていますが、もう少しラフに使えるようにケーブルソケットの抜け止めを考えたいと思います。
誰でも作ることができるということは無いかも知れませんが、身の回りにある材料で作れますので興味があれば作ってみませんか。
追記
あくまでも自分でも作ってみようと思われる方は自己責任でお願いします。
作るための情報はできる限り載せるようにはしていますが、よく分からない場合はトライしないでください。問題が発生した場合、私には責任が取れません。
熱収縮チューブとかも使えます。
ショートしないように念のためにソケット内に仕切りを入れました。
ご忠告ありがとうございます。
抜け止めも、ソケット入り口部分をホットメルトで少し盛り上げて、差し込んだときにUSB端子部を抱え込む感じにしました。
100均で売っている粗悪品の充電ケーブルで発火事故が起こったというニュースを時々聞きますので。
ご自身で試される分には自己責任ですが、あまりこういうところで紹介するのもどうかと。真似した人が事故っても責任取れませんよね?
あの時はそうとう参りました(T_T)
ご指摘ありがとうございます。
このような不特定多数の方が見ることのできる場所では、あくまでも自己責任で自作にトライしていただくことを明記した方がいいですね。
しかし、自分で作ったものを紹介するのはこれからも続けて行きたいと思いますし、興味を持たれて自分でも作ってみようと思われる方がいらっしゃれば止めるつもりはありません。
最終的には、自分の意思で決めていただければ良いのではと思っています。
ねぼすけさん
マイクロUSBは、壊れてしまうと充電だけではなくデータのやり取りもできなくなってしまうので、もっと丈夫にできないものですかねぇ。
私はこういう改造記事を見るのは好きですが、自分で行う技量がないので、「トライしない」選択をします。
いちユーザーさんが作ったのが2重3重の安全機構があって、100均のほうがヒューズすら入ってない手抜き、なんてこともしばしばありますね^^
巷の改造好きさんが創意工夫した案をメーカーが採用して製品として出す日が来るかも。