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まぁるい月と火星移住の話

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本日は満月だった、ということで、昨日ふと思ったことを綴ってみようとおもう。
残念ながら、今夜の高知は曇り空で満月が綺麗には見えないが…
(写真は昨年10月29日の撮影)

昨日、買い物に出掛けたところ、ドライブ中の前方の夜空に、ほぼ満月の月が空にぽっかりと浮かんでいた。
なんだか癒やされる。何故か癒やされる。
満月が浮かんでいる夜空は癒やされるのだ。

なんでかな〜、と考えると、まずは当たり前と思うかもしれないが、お月さんは丸い。
丸いから癒やされる、きっとそうだ。
あれが夜空に三角形とか四角形の明るい天体が浮かんでいても、そんなに癒やされないに違いない。

そう考えると、最近NASAかどっか辺りが火星への移住を計画しているというが、実際に火星に住んでみたらどんなだろう。

火星には月が二つある。
フォボスとダイモスと呼ばれている。

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しかし、このフォボス、ダイモス共に丸くはないのだ。
可愛く考えれば、火星から見上げる夜空に、じゃがいもが浮かんでいると思えなくもない。

しかし、天文学的にみても巨大すぎる衛星である地球の月とは違い、このいびつな月、フォボスは長い部分で直径27キロしかない。東京、横浜間より短いくらいだ。
第二衛星のダイモスにいたっては15キロほど。
火星から見上げると、地球から火星を見る程度の大きさにしか見えないという。

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(写真:9月13日撮影)
もちろん、地球の月も満月以外では丸くは見えない。
それでも癒やされるというところはあるかもしれないが、満月のそれには叶わないというのが僕の感想だ。

潮の干満に影響するとか、女性の生理に影響するとか、そうした物理的な影響を無視しても、丸くない月を見上げる火星の地上で暮らすのは、心が荒廃しそうな気がする。
やはり火星はMERS、軍神の惑星なのだ。

しかもフォボスは、やがて火星の引力に引き込まれ、やがて破壊されると予測されている。
ダイモスは火星の引力から離れ、やがて火星の周回軌道上から消えてしまうという。

月のない夜空はどんなだろう。
水星や金星にも月はないのだが…
地球の新月のような暗い夜が毎夜続けば、やはり人々の心は荒廃しそうな気がする。

火星への移住は夢があるけれど、実際にそこで暮らすのは夢がない、僕はそんな気がする。
そんなことを思いながら、買い物に向かう、僕だった。


21 件のコメント
1 - 21 / 21
月と地球と人類 
おれんじ武部さんのお話しを讀むとこれまでよりさらに素敵に思えてきました。☺️

私は、フォボスは、マカダミアナッツに見えます。😆

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フォボスはカレーパンマンに見えました~🤣🤣

>> 花笑み さん

〜動画(約1分)火星地表から見た日食〜
NASAの火星探査車が撮影。
火星から見た太陽の前をフォボスが横切ります。横切るのに1分もかからない。
実際のいびつな月のカタチがよくわかる。

地球の月は、直径が地球のほぼ1/4もあり、極めて珍しいほど巨大な衛星であり、地球から見上げると見かけ上、太陽と同等サイズなので、日食となると、太陽と完全に重なったりします。
この奇跡的な「見かけ上同等サイズ」という地球からの距離を周回している月は、もう、神の仕業としか僕には思えません。

日本に天皇陛下がいて、国民がまとまり平和が保たれているように、地球には月があって、一見、何の役にもたっていないようで、平和を願う心に貢献しているのではないか、そんなことを考えました。

地球の月は、その圧倒的な存在感こそ奇跡の星なのですよ。
マカダミアナッツでは役不足かと。
火星への移住計画。確か、片道切符で、
行ったら戻って来れないとか … エッ?!(´⊙ω⊙๑)

 Ѧ_, ._Ѧ
( ゚ Д゚)
 ( つ旦O なん…だと…
 と_)_)


 Ѧ_, ._Ѧ
( ゚ Д゚)   カシャン
 ( つ O. __
 と_)_) (__()、;.o:。
         ゚*・:.。

>> おれんぢ式部@🪳バル㌠🪳 さん

日食,月食、
奇跡としか思えない大きさと距離ですね。

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>> 杏鹿@………………………… さん

フォボスは「恐れ」ダイモスは「恐怖」という意味を持つらしいですよ。(Wikipedia)
カレーパンマンには似合わないね…

それにしても、恐れと恐怖はどう違うんだろう(笑)🙄🤔😅

>> モバイル クエスト@もばいるん さん

動画(9分半)
火星のアダムとイブになる、ということですね。

人類が月に降り立とうとした時だって、最初の宇宙飛行士は片道切符になるかもしれないことを覚悟していただろうと思います。

とはいえ、現在の技術では片道数カ月かかる火星への旅と、月への旅では難易度がケタ違いですね。
宇宙を舞台にした映画やアニメのように、地球にいる時と同じような行動やコミュニケーションができるか、という点ですら物理的に困難が伴ないます…
「なんだと」
まさにお茶を床に落としちゃいますね。
MARS One では火星への片道移住が2024年に始まるはずでしたね。日本人の応募者もいたとか。
量子通信が実用化されれば、アバターロボット使った火星ツアーが出来るかも知れませんね
まずは月基地ですね。日本の無人機も月へ行くそうです。

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>> 5gh@えるなんふらっぷ さん

月が、地球に常に同じ面を向けている、というのも不思議だな〜、とつい最近まで思っていました。
しかし、惑星と衛星の関係においては、ことさら珍しい現象ではない、ということを最近知りました。

意外と月の裏側の顔は可愛くなくて、クレーターだらけという…
もちろん宇宙船が飛ぶ時代になるまで、人類にとって月の裏側は未知の世界だったのですが、どっかの超能力者が、念写したことがある、という話があったなあ。
あまり鮮明ではなかったらしいですが。

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>> 屁の河童 さん

先に紹介した動画で語られている通り、mars oneは破産しましたので、この計画はなくなりましたね。
宇宙から見た地球は、青くて美しいのに
火星は、見ていても和みませんね〜
むしろ木星や海王星の写真が和む感じがします。

もちろん丸いですし、月に比べれば大気があるぶんは地球環境に近いのですがね。
外から見て、この星に住みたいか?と言われると僕はどうも…(*^^*;)
いずれ地球には住めなくなるので、そのバックアップですね。

まずは、環境を地球に近づけるために、優秀なAIロボットと自律走行車と3Dプリンタなどを派遣して、環境整備からですね。
人間が生活できる環境に改造するテラフォーミングが必要ですね。

第一段階
 平均気温マイナス43℃の火星を温める温室効果を作り出す。
 火星に大量にあるドライアイスを溶かし、大気を濃くし、温室効果を生み出す。
 100年で+1度上げるとすると、60度上げて、17℃にするには、6000年かかる。
 大気濃度が上がれば、火星の気温も上昇し、地下にある氷が溶けだして火星表面に水が流れ出す。

第二段階
 強い磁場がなく、太陽線や宇宙線などの放射線が100倍も大量に降り注いでいるため、人工的に磁場を作って保護する。

第三段階
 人類の生存に必要な酸素と水を確保する。植物を繁殖させる。電気分解で、酸素を生成する。火星大気95%の二酸化炭素から酸素を抽出。シアノバクテリア(光合成細菌)で、火星の土壌環境で酸素を生成する。

第四段階
 地下空間の開拓、地下にエネルギー設備と居住空間と工場の建造
 太陽光発電蓄電システムと核分裂発電システムで電力を確保
 室内植物工場で、食物安定生産

火星が赤く見えるのは、その表面に水の海が無く、酸化鉄(赤さび)が大量にあるため。水が流れるようになると、青い惑星に近づくかもしれませんね(^^)。🌏🌌
 地球も、もともとは、ラグビーボール型とかジャガ芋型で、退屈な場所だったようです。色も、桃色(溶岩)とか緑色(鉄イオン溶解)だった様子。
 その昔、月は今よりももっと近くにあって、今の20倍大きく見えていた様子。
 生物は、その時の環境に合わせて、変化(新型に進化)していくことでしょう。

地球
 数億年かけて、地表に海ができ、大気は二酸化炭素と窒素になり、海に二酸化炭素が溶け込み、一部がカルシウムイオンと結合して、石灰岩(炭酸カルシウム)として海底に堆積、大気中の二酸化炭素は減少し、大気の主成分は窒素に。
 27億年前、太陽光エネルギーを利用して光合成を行うラン藻(シアノバクテリア)が海中に誕生し、二酸化炭素と水から有機物と酸素が生成されるようになって、大気中の二酸化炭素はさらに減少、酸素が増加。
 その後、生物が進化して陸上に進出し、多様な植物による光合成が行われ、酸素が増え、数十億年かけて、窒素と酸素を主成分とする現在の大気組成に。🌏🌌

 酸素が増加すると、一部が太陽からの紫外線で化学反応を起こし、オゾンが生成。オゾンの量が増えるにつれ、大気上空でオゾン層が形成。
 オゾン層は、生物に有害な太陽の紫外線(UV-B)の多くを吸収、海で誕生した生物が陸上に進出。🌲🌳🌴🌵🐸🐲🐉🦖🦕🐢🐊🐍🦎

>> ほうれんそう君@🤘🍅🍑 さん

そうです。せいぜいVRグラスで地球にいて火星地上の眺めを楽しむくらいがいいのかもしれません。
すぐ飽きそう(笑)

>> Jijing さん

無難な計画だと思います。
月からロケットを飛ばせるなら、地球の重力を離脱するほどのエネルギーは必要なさそうですからね。

ホリエモンのような富豪さんが宇宙産業の啓蒙活動をしてくれるのは、影響力もあるし、ありがたいことなのかも。
海外旅行も飽きたから(世界が画一化・均一化して面白くない、バックパッカーならぬバカバッカーが増えて楽しくない)、
月も火星も一度くらいなら。住むのは嫌だ。
火星をテラフォーミングし終わるの前に、一万人規模のトーラス型(ドーナツ型)宇宙島ぐらいは先に出来ているでは無いかと思ったりします。

確立したテラフォーミング技術があれば、地球の環境回復の方が簡単にできる筈という意見もありますしその通りなんですが、何らかのバックアップ……人類種のって必要なのかもと思うときはあります。
ドラマ化した『火星年代記』を見て。(^^;

>> まいまいまいんに さん

いろいろと詳しくありがとうございます。
テラフォーミング、理論的には…そうかもしれないけれど、人工的に気温を上げて、それに歯止めをかけてちょうどいい気温で安定させたり出来るのか、はなはだ疑問🤔

特に人工的な磁場とか、どうするんだろう。
水星や地球や過去(40億年前)の火星では、強力磁場が、高圧高温で溶けた鉄(高導電性)のコアの流体運動から生成。流体運動は磁力線を引き伸ばし、磁場エネルギーを増加させる。
木星や土星の磁場は、金属水素の対流によって生成。
天王星や海王星など巨大氷惑星の磁場は、流動的な氷の層によって生成されている。

火星のコアは、鉄-硫黄-水素合金でできている。現在の火星コアの圧力は約20~40万気圧、温度は約2000~2500K。

大昔は高温であった火星だが、今は冷却が十分に進んで、コアの大部分が二相に分離、重力的に安定な成層構造ができ、コアの対流を抑制し火星磁場を消失させた。
 磁場が失われた火星では、太陽風によって大気が徐々に剥ぎ取られて、今ではおよそ6hPaという、薄い気圧の大気しかなくなってしまい、液体の水(海)は蒸発。

強力な磁場を生成するには、超電導磁性体を利用する方法があります。低温超電導線コイルからなる電磁石で、超電導状態で抵抗Rがなくなり、大電流Iが流せます。

火星を太陽風からシールドする方法例:

太陽と火星の間、天文学的にバランスの取れたラグランジュ点に、人工の地場発生装置を設置し、3層の磁場シールドを形成します。

火星に近い軌道を周回する月フォボスを利用して火星の周りに磁気のリングを形成します。フォボスの表面の粒子をイオン化させ加速して放出することで、プラズマトーラスを形成します。

>> Parama000 さん

海外旅行には「異文化」を楽しむ、という側面があるわけですが、世界が画一化してしまうと台無しというところでしょうか。
一方、宇宙旅行となると「異文化」どころか自分自身の生命の維持も危うい「異環境」にさらされるわけで…

そうした異環境から地球を見れば、宇宙旅行者にとってそれはそれはとても恋しく映るだろうなと思います。異環境で住むのは嫌ですよね。
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