緊急「誤」通報、急増の謎

こんにちは。

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023010700069

Android12に追加された緊急通報機能(5連打)が原因で110番通報が急増しているとのことですが、寝ぼけてアラーム消そうとして「誤って」そうなるリスクはありそうです。

一方、

https://coloradosun.com/2022/12/26/skier-iphone-crash-detection-calls/

米国コロラドのスキー場においては71の「衝突通知」があったが、全て緊急事態ではなかったとのこと。iPhone14に搭載された衝突を検知して緊急通報するシステムにおいて、スキー場故に「誤検知」が相次いだようです。

どちらもその処理に膨大な量のリソースを割いているようです。本当に事故なのかどうか、わからないですからね。警察としては確認するまで無視できない。本当に人命にかかわる事態なのか、単に寝ぼけていたのか或いはスキーで転んだのか、それはわからない。

逆に言えば本当に警察や救急を必要としている事態の「邪魔」と言えます。スキー場においてはこの機能はオフにする方が賢明かもしれません(警察に電話する前にスキー場のレスキューですから)。

画像は元日の安比高原です。元日故に空いていました。一度も転ぶことはありませんでしたが(笑)かなりのスピード→ちょっとした衝撃、みたいな状況は常にあるので、スキーは確かに「誤検知」のリスクは高いかもしれませんね。

スキー場だけでなく遊園地のジェットコースターのようなものでも誤検知が相次いでいるようですので、GOTO再開で今後遊びに行くことも増えるでしょうが、今一度その設定が本当に必要か考えてみましょう、というお話。