マイネ王農園収穫イベント前後ツアー(前編)
2022年10月10日(月・祝)に開催されたマイネ王農園収穫イベントに参加しました。その前後に観光をしましたので報告します。
https://king.mineo.jp/staff_blogs/2024
まずは1日に運転再開されたばかりのJR只見線に乗ることにしました。ちょうどJRの普通・快速列車に乗り放題の「秋の乗り放題パス」が使える期間です。8,9,10日にきっぷを使って乗り鉄しました。
https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210831_ho01.pdf
8日は近隣の買い物に使い、9日は早朝から移動開始です。JR上越線の水上→越後湯沢間は列車本数が極端に少ないため、乗り継ぎ失敗すると行程が崩壊します。
湯檜曽→土樽の下り線(勾配的には登り)は複線化時に敷設された区間で長大トンネルです。途中駅の土合はトンネル途中にある地下駅で、地上まで462段の階段があります。「モグラ駅」として有名で見物客が多数いました。
https://gunma-dc.net/tourism/188/
昼食は高崎駅で調達した「復活あさま弁当」を車内で頂きます。鉄道150年の期間限定。お箸はSLをイメージした黒いプラ箸で洗って再利用できます。今回は使わずに持参していた割り箸を使いました。
https://www.ekiben-ajinojin.com/037
小出で只見線に乗り換えです。左側の2両編成に乗ります。只見より先に行く列車は、朝5:36の次はこの13:12で、その次の16:12で終わり。以後の2本は手前の大白川止まりで1日たった5本しかありません。
https://www.jreast-timetable.jp/2210/timetable/tt0659/0659011.html#time_20
乗り換え時に遅れをとってしまい、座席は全部埋まりました。終点会津若松まで乗り通す人が多数でしょうから下車予定の会津川口まで2時間強は立ちっぱなし確定です。
1時間10分ほどで只見に着きました。10分の停車なので下車してリフレッシュです。線路沿いにはカカシが全線開通を祝っていました。(わざわざカカシ作りの名人にレクチャーしてもらったそう)
https://www.jreast.co.jp/estation/stations/957.html
只見を発車して風光明媚な只見川沿いを進みます。会津川口までが水害による運休区間で、線路設備は福島線が保有して運行はJRが行う「上下分離」方式となりました。
川底の土砂を掬う工事箇所では「運転再会」という当て字看板がありました。地元の印刷業者ができるだけ大きい看板を印刷しようと頑張ったものだそうです。
11年前の大水害の原因の一つは川底に土砂が溜まっていたことでした。とはいえ定期的に掬ってもやっと追いつく程度なのでしょうね……。
只見から50分で会津川口につきました。ここまで新たに架け直した橋梁を3本渡っています。わざわざ運転士が橋梁の名前をアナウンスする力の入れよう。費用もかかっていますからアピール重要です。
ここで会津若松からの列車と行き違いです。対向列車に乗り換えて十日町に戻ります。
時間があれば駅周辺も巡りたいですね。
https://tadami-line.jp/station_entry/21/#st_anc
戻り列車は運良く席が確保できました。ガイドさんが乗務されて沿線案内とグッズ販売をされていました。応援のためクリアファイルとカレンダーを購入しました。
車内ではPayPay払いできましたが、圏外ではできないため、電波が切れないかひやひやでした (只見線は電波が弱い区間が結構ある)。
オンラインでもグッズが買えるそうです。
https://medelleaf.base.ec/
小出まで戻ると日没して暗くなりました。そこから上越線で越後川口に進みます。図らずも「会津」川口→「越後」川口の移動となりました。
越後川口から飯山線で十日町に進み、ここで一泊です。
十日町はこの辺では一番開けてる街で、宿泊施設も飲食店も多数ありました。
https://www.tokamachishikankou.jp/
(後編に続く)
https://king.mineo.jp/reports/204514
(*´∇`*)
いつかはリベンジしたいですが...さすがに只見線乗り通しは...😓
>> 弱酸性ぷーちん@ブタノアブラスキー さん
再開(会)日の10月1日はフィーバーだったようですが、1週間後の9日もプチフィーバーでした。沿線では列車に手や団扇を振る住民が大勢おられました。歓迎されているのはうれしいです。カカシを並べるのは脱帽ものです。冬になると積雪のため撤去するでしょうから、秋の間だけの楽しみでしょう。
>> wzjm さん
若松方は沿線に撮影スポットが多いことが有名ですね。しかし運休での出費は痛い……。本来は「無賃送還」されるはずなので、タクシー代が出てもおかしもないのですが。https://tadami-line.jp/zekkei/
撮影目的ですと列車に乗るよりはクルマ利用の方が便利になってしまいますね。乗り通すと4時間半ほどかかってしまいますから、今回復旧した区間を含む「若松〜只見間」だけ乗るのがおすすめです。
トロッコ列車でこの区間を走行する旅行プランがあるので検討してはいかがでしょうか? (往復すると8000円とちょっと高いですが)
https://tadami-line.jp/2022/10/kazekko_autumn/
バスと列車を乗り継ぐツアーもあって、こちらはちょっと安くなります。
https://www.aizubus.com/sightseeing/bus/okuaizu-line