スマホのテザリングの同時接続台数を増やす~安価な中継機IODATA WN-G300EXPで。
※ 誤って「端末レビュー」の方に「Rakuten Mini」の分類で投稿してしまいました。あちらは検索機能とか見え方とか,こちら「掲示板」とはだいぶ使い勝手違うんですね。あらためて(文章・内容だいぶ見直した上で)こちらに投稿しなおします(初心者にて失礼!)。
【要点】
・スマホ Rakuten Mini テザリングの同時接続台数は8台まで。足りないので,2~3千円で買える安価な中継機 IODATA WN-G300EXP (2.4GHz専用)を購入し,中継成功。同時接続台数を増やせました。
・公式の仕様書では「無線LANに接続できる機器の台数:推奨4台」とありましたが,スマートスピーカーを含め7台,問題なくつながりました。親機RakutenMiniでは中継機分1台はむろん接続で消費します。
・中継機のSSIDを親機RakutenMiniとは変えて,明示的に台数管理しています。SSID変更には,「セットアップガイド」通り,「Magical Finder」アプリのインストールが必要でした。(iPhone,Android,PC用と有り。レビューにひどいことが書いてありましたが,iOS16で問題なく使えています。)
・楽天UN-LIMIT eSIMをRakuten Miniに入れてますが,モバイル回線はときどき不調になるので,その場合は,iPhone「インターネット共有」(テザリング)して,mineo(docomo)の夜間フリーとかにPCをつないだりしてします。
・同様の使い方(中継機でスマホのテザリングの同時接続台数を増やす)をされている方,いらっしゃいますでしょうか? 光回線を引けるなら,多少高価でも速度・安定性とも優れているでしょうけど。あるいは,WiMAXとかSoftBank Air,Docomo Home 5G あたりの方が多いのかな?
・mineoの「マイそく」は,デュアルとシングルとで同じ料金なので,必然的に音声通話を使えるデュアルのSIMを選ぶ人が多いと思いますが,その場合,せっかくの通話機能も使いたいと思う人も居るはず。WiFiルーター(モバイルルーター,ホームルーター)では音声通話できないので,スマホのテザリングにして使う人も結構居るのでは,と考えた次第。(固定回線,維持しているけど,やめようかな・・・。でもFAXときどき使うかもしれない。PCやスマホ使えない父からのFAX通信。)
・もちろん,楽天UN-LIMIT回線は,専用アプリで通話無料となるので,それがテザリング+中継機運用の狙いです。
【経緯・詳細・補足】
・現在,Rakuten Miniで,楽天UN-LIMIT eSIM でテザリング運用しています(アパートで光回線をひけないため)。
・ADSL(YahooBB)から上りの速い楽天UN-LIMIT(中古スマホのテザリング。スマホならRakuten Linkアプリで電話無料)に変えた訳です。テレビ電話とか,こちら側の映像や音声がブツ切れになるとの指摘のため,上りが速いのが重要,と。それにADSLはあと少しで廃止ですし。
・最初,楽天モバイル同時契約で1円で買えた「Rakuten WiFi Pocket 2B」を使ったのですが,かなり不安定。電源入れ直しも(電源ボタン長押しが結構面倒で)時間もかかります。それに,以前,別機種ですが,バッテリ内蔵のモバイルルーターを電源入れっぱなしで数年間運用したところ,バッテリが膨らんでSIMを取り出せないほどになったりしたこともあり,結構不安。
・それで,AC電源で運用できる(電池を搭載していない)IODATA WN-CS300FR(WiFiルーター)をあらためて購入し,auパートナー回線(バンド18,26)を殺して使ってました(帰省先の駅近くの実家では効果あり。自宅ではバンド固定しなくても問題なし)。
・WiFiルーターはスマートフォンと違ってRakuten Linkアプリを使えないので,無料通話機能を使えないのが欠点(もったいない)。そこで,中古スマホRakuten Miniを5千円ぐらいで入手し,楽天UN-LIMITテザリング運用することにしました。
・しかしIODATAが子機16台使えたのに対し,テザリングはたった8台。5台をスマートスピーカー(Amazon Echo,Google Home)で使うので,足りません。
・WiFi中継機能を持つアプリ(NetShare Pro)をタブレットへインストールして拡張したり,マイそくを入れたスマホのテザリング(ファンで常時冷やす・ECOケーブルで充電制御)とか工夫してみましたが,いろいろ制限があるのでどうも不便。
・NetShare Proはroot取っていない状態ではプロキシ設定が必要で,任天堂3DS,Windows10 PCでは使えましたが,スマートスピーカーは,ダメでした。Amazon Echo Show5 の方はプロキシ設定箇所あったのですが,どうもうまくいきませんでした。それと,広告非表示機能のAdGuardアプリが,プロキシ経由だとPCは大丈夫ですが,iPhoneは無効になり,AndroidではAdGuard OFFにしないとネットにつながりません。
・一方,マイそく1.5Mbpsでの別スマホでのテザリングは楽天UN-LIMITに比べると遅いので,スマートスピーカーのストリーミング再生で音楽は問題ありませんが,動画は厳しかった。
・ちゃんとした中継機を買えばよいのだけれど,結構値が張ります。あらためてWEBやAmazonカスタマーレビュー等で探したところ,安価な中継機IODATA WN-G300EXP で,推奨4台を超えた接続事例が見つかりました。スマホのテザリング事例は見つかりませんでしたが,別の中継機ではスマホ事例は見つかってます。WN-G300EXP(IEEE802.11n/g/b準拠 300Mbps,2.4GHz専用)は,発売は2014年,ファームウェア最終更新は2019年 と古い機種ですが逆に言えば安定してそうです。近所の電気屋さんで2千円ちょっとで買えたので,上記のとおり試したところ,スマホのテザリングの中継(別SSIDへ変更)成功し,接続台数を増やせました。親機RakutenMiniと合わせて,おそらくは子機計15台いけそうです。
・当初,iPhone SE2 iOS16で「Magical Finder」アプリを使用して,中継機のSSIDを変更。その後iOS 16.0.2にしましたが,問題はありません(AppStoreのレビューにひどいことが書いてあったので警戒しましたが,大丈夫でした)。ちなみに,IODATAの「Wi-Fiミレル」アプリはiOS16で不具合~強度測定不可が出ていますが,速度測定「インターネットとWi-Fiの速度を計測」は問題なし。速度測ってみました。
・中継すると確かに速度は落ちるようです。iPhoneSE2で試したところ,RakutenMini直接テザリングは Down 44Mbps,Up 14Mbps,Wi-Fi速度 51Mbps に対し,中継機経由だと Down 18Mbps Up 13Mbps,Wi-Fi速度 32Mbps といったところ。9/28 02:15頃測定。結局のところ,音声だけのGoogle Home Mini 3台は中継機経由にして,画面の出る(動画再生)Amazon Echo Show5 はRakutenMini(C330)につなぐようにしました。
・Amazonカスタマーレビューでは排熱のため,ときどき止まるとあったので(確かに昨日,ときどき音声止まりましたが,楽天メンテナンス中で1Mbpsと遅かったりしたので,判然としません),百円ショップで買った冷却ファンで冷やすようにしたところです。みかん用のネットに入れて側面から冷やすように。放熱の隙間に直接風を当てるとゴミが入りそうなので向きは注意しました。
・モバイル回線はときどき不調になるので,楽天不調の場合は,mineo SIM(Dプラン デュアルタイプ (1GB))搭載のiPhone SE2で「インターネット共有」(テザリング)して,夜間フリー時(23-7時)にPC(Windows10)をつないだりしてします。
・通信速度はADSL 12Mbpsのときよりは速くはなったのですが,応答性はどうも低下しているなぁ,と。モバイルの限界なのか,それとも,AdGuardやChromeが悪さしているのか(キャッシュ削除すると途端に速くなることも)。文字だけの情報で充分の場合は, chrome://settings/content/images で,「サイトに画像の表示を許可しない」に切り替えたりすると,速度がかなり向上したりとか。
・Rakuten Miniテザリング運用ですが,常時電源ONだと,トリクル充電と発熱でバッテリ寿命が相当短くなる心配があります。そこで,はじめ,
(a) 24時間タイマーをつなげて,1.5時間充電・4.5時間放電。だいたい95~15パーセントぐらいを行ったり来たりします。
を試し,次に(現在は)
(b) オズマのエコモード搭載充電ケーブル UC-ECO50K (IH-04EC05K)を使用。放電1.5時間で,だいたい85~60パーセントぐらいを行ったり来たりします。
の使い方にしています。
・「AccuBattery」というアプリで,充放電開始時刻と充電率は「履歴」記録され,また,「健康度」で,バッテリのへたり具合がわかります。(中古品の状態で,84パーセントぐらいでした。)
・とはいえ,(a)でも(b)でもAccuBatteryの「バッテリーの劣化」診断は1日3サイクルぐらいと共通。過充電は確かに防げますが,これでバッテリ寿命がどれだけ伸びるかは正直よくわかりません。
・百円ショップで買ったUSBファン(スマホ接続用吸盤付き)で,テザリング中のスマホと中継機を常時冷やすようにしています。ファンにつないで回転速度を落とすスイッチがAmazonで売ってたので,それを使うと就寝時もうるさくない,とか。
・捨てスマホを使う。
・バッテリー交換を覚悟の上。
自分は後者より前者。
また使う方でも、数は多くても単に繋いでおきたいだけのケースも多いでしょうし、使い方次第でケースバイケースで対応するものではないかと思っています。
普通は困っていないのですが私の場合現在意識しているものとしては、
・モバイルルーター SCR01 Galaxy 5G
5Gルーターなのにたったの10台 しかも5GHzと2.4GHzの併用もできない驚きの低スペック さすがに酷過ぎるので一応中継器もセットしたが、元のスペックが低すぎて期待するほうが間違っている気分
・スマホ Mi11 Lite 5G
薄くて軽いスマホでテザリングなのに32台も、しかもハイスペック ホンマに使いものになるの?
・トヨタの車内WiFi
月額1,100円で利用無制限の激安、しかし同時接続台数はたったの5台 実際に使えるのかどうかを含めて今のところ不明な点が多いので様子見
>> モバイル クエスト@gmail.com さん
「ワンナンバーサービス」面白い仕組みですね。WiFiルーター(モバイルルーター,ホームルーター)のSIM情報を,専用電話機「ワンナンバーフォン ON 01」で共有して,通話できてしまうは,びっくり。月額500円+税。今は,Apple Watch のみ新規契約できるとかで,残念。それにdocomo/ahamo回線専用ですし。『ワンナンバーフォン ON 01」をサブ機として使った!』(2018年11月6日, https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=12981 )や『ドコモのワンナンバーフォン ON 01販売終了!後継機・新型・在庫はあるのか解説』(2022年8月26日, https://crusie-n-more.com/onenumberphonekakau/ ),『ドコモの「ahamo」がワンナンバー対応、Apple Watchと電話番号共有』(2022年6月29日 https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1420901.html ),本家公式 https://www.docomo.ne.jp/service/one_number/
とかを見ているのですが,「ワンナンバーフォン購入後は、専用のアプリをスマートフォンにダウンロードと設定を行い、Bluetoothでスマートフォンとワンナンバーフォンを接続するだけです」とあるので,おそらく当時,モバイル クエストさんが「ワンナンバーフォン ON 01」を「Wi-Fi STATION SH-52A」との連携で使うには一工夫あったのだろうと,推測しています。
「ワンナンバーサービス」で2022年6月からahamo対応したApple Watchは,GPS+Cellularモデルなら,スマホ(iPhone)が近くになくても使えるとのことで,ある意味便利そうですね。ahamoなら「5分かけ放題オプション」が標準で付いてきますし。
WiMAXは,友人が持ってたので興味がありました。ただ,通信主体なので,楽天UN-LIMITみたいに,通話料金無料の仕組みがないのが残念。IP電話(楽天SMARTalk,維持費無料)回線も(2つ。クレジットカード分けて)持ってはいるのですが,通話無料ではありませんし。
>> ダータンスヒルビリー さん
「スマホ Mi11 Lite 5G」,テザリング32台はすごい! Amazonとかで情報見てきました。2021年発売なので,まだ安くならないみたい。Rakuten Mini中古+中継機(新品)で合わせて8千円ぐらいしたので,その3~4倍くらいかな。中古探せばもっと安く手に入ったかなぁ。性能・機能もRakuten Miniとは段違いですけど。近所のゲオやブックオフでテザリング可能な中古スマホを探した際には,それほど安いのがなくて,無料同然で配られてそれが中古で安価に出回っているRakuten Miniにした訳ですが。「トヨタの車内WiFi,月額1,100円で利用無制限,同時接続5台」は確かに興味深いです。トヨタの車を持っている叔父が,専用車載カーステレオ,SDHC 32GBまで対応のを,SDXC 64GBをFAT32で無理やり初期化して,音楽MP3ファイルを再生するのを手伝ったりしていますが(叔父もスマートフォン持っててdocomo SIMで通話無料ですが,通信容量少ない),契約見直してトヨタ車内WiFiで音楽ストリーミング再生できるようにするなら,そういったイレギュラーなことをしなくても済むかも。もっともドライブ中のトンネルとか圏外とかの問題はあるから,ローカルに音楽ファイルを保存しておくのは意味のあることなのですが。最近,SDカード端子接触不良とか(頻繁にSDカード入れ替えするから),SDXC FAT32のファイル認識が不調になったりとか(メーカー非公式なやり方ですし),老朽化から来る悩みがあるようです。スマホに大容量SDXCを入れて,Bluetoothでカーステレオに飛ばせばよいとも思ったのですが,カーステレオのせっかくの性能・機能・慣れた画面操作を活かせなくなるのが嫌みたい。
>> 懶道人 さん
Mi11 Lite 5GはWiFiでルーターに繋いでテザリングもできます、つまり勝手に中継器として作動してしまいます。32台はスペック的に繋げると言っているだけで、繋いで問題なく使えるとは言っていませんから、そういう意味だと思っています。
モバイルルーターにも同様の機能があるものがあるので、それらは勝手に中継器になります。(SSIDが変わるので一般的な中継器の仕様ではありませんが)
トヨタの車内WiFiは、先にも書いたようにモバイルルーターを車内に持ち込めば技術的には勝手に何台でも使えてしまいます。
これも実際に使えるのか?使うと何が起こるのか?(速度や発熱等)など疑問だらけですが、ユーザー側からの情報があまり見当たりませんので今後も注目しています。
>> 懶道人 さん
事前に 5Gギガホ の SIM を挿したスマホと ワンナンバーフォン ON 01 でペアリングを済ませた後 Wi-Fi STATION SH-52A に SIM を挿し替えるだけで特別な事はしていません。ペアリングさえ済ませてしまえば設定もスマホのアプリから出来るので簡単です。クローン eSIM によって契約 SIM と離れた所にいても通話が可能な子機と言ったところでしょうか。最初、カードサイズで薄くて軽い筐体には驚きました。Rakuten UN-LIMIT VII が譲れないのであれば Rakuten WiFi Pocket 2( テザリング 16 台 )などは如何でしょう ヾ(*・ω・)ノ ドウゾ♪