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今頃になって八月末の旅を投稿してみる

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既スレ「バトン大喜利:今夜から明日未明に…」にて、ちらりと触れた滋賀県旅行の写真をいくつか。

そもそも八月の私には休みがない。お盆などは13日間連続出勤である。
おかげで身体はヘトヘトに疲れ、腰は痛いの肩がこるの、関節が痛いの(>_<。)
しかし、このストレス、抑圧している旅行趣味を我慢しているところも大いに影響している。

たった一日しかない夏休み。
ただの日曜月曜の連休にすぎない。
それでも夏となれば旅行の虫が騒ぐ。
去年は、島根県は隠岐の島に渡った。
コロナを避け、自家用車で、そして船旅で人の少ない離島へ。

然し、私の旅趣味の本分は鉄道旅行にある。
なのにたった二日の休みでは、しかも土曜日に残業なんぞしていては、ここ京都駅の日曜朝のホームに立つことなんざ不可能だ。
私を高知から京都駅に運んだのは土曜当日23時発ギリギリに切符を買った夜行バスである。

ここから滋賀県石山駅まで240円だという。
なんという距離だろうか。
四国の県庁所在地にいては想像もつかないお手軽な県境越えである。

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それからバスにて30分、大石小学校下車、下調べは済んでいる。

全国一之宮巡りは20数年前から私のライフワークであるが、今回参拝するのは一之宮ではない。
コロナ禍以前から、これは行かねば!!、と待望していた神社であった。

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祓戸四神のうち、瀬織津比売を祀る神社は最近ブームになっている。
言葉の響きが美しいからか、セオリツヒメだけがブームになっているが、なかには埋もれた、消された神様だとか天照大神の別名だとかいう論説もあるけれど、そもそもこの神様がなぜクローズアップされるのかというと、「大祓祝詞」にその名前が出てくるからだ。

つまりは全国の神社で、神主が毎朝言挙げしている祝詞に名前が出ているのだから、これは重要な神様なのに祀られている神社が少ない、という不自然からブームになっている。

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しかし、セオリツヒメだけに注目するのは片手落ち、大祓祝詞の罪穢れを祓うクライマックス部分には
「高山の末、引山の末より『さくなだり』に落ちたぎつ早川の瀬にますセオリツヒメという神、(人々の罪穢れを)大海原に持ちいでなむ」という言葉に続き、三柱の神名が出てくる。
ちなみにこの祓戸四神以外に「大祓祝詞」に名前が登場するのは、冒頭のイザナギ、イザナミ2神だけで天照大神もスサノオノミコトも登場しない。
しいていえば、天孫降臨の次第が奏上されるのでニニギノミコトと推定されるが名前は出ない。

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さて、この『さくなだり』、切り立った谷、という意味らしいのですが、この佐久奈度神社の名前はそこから来ていることはピンと来た。
御祭神はもちろんセオリツヒメ、ハヤアキツヒメ、イブキドヌシ、ハヤサスラヒメの祓戸四神。
ハヤアキツヒメ以外は古事記、日本書紀にも登場しない神なので、一般の人には馴染みがないかもしれない。

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時間を追ってコメント投稿しようかと思いますが、話の途中でもコメントはご自由にどうぞ。


74 件のコメント
1 - 24 / 74

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急ぎの夏休みでしたかね?
高知からハードスケジュール
でも京都が似合うおれんじ式さん
娘の友達から高知のお土産もらったばっかりでビンゴねたー
高速バスで京都→山科(写真。湖西線の電車に乗ったから降りた?)→石山と行かはったのですね。

琵琶湖はしっかり目に焼きつけましたか?
界隈は瀬田に芝刈りに行ったことしかありませんが、天ケ瀬ダムと佐久奈度神社はかなり距離があるようにみえます。天ケ瀬ダムの建設で川の姿がかなり変わったのでしょうか。神様もおちおちしてられないですね。

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>> niko6マーミー さん

おれんじ式です(笑)
佐久奈度神社には、権祢宜さんがこんな看板犬なんだそうで(笑)社務所の前で、何かの番組の取材映像を流しておりました。
捨てられた犬を拾ったようなことを神主さんが言っていたような…

神社を出る時に散歩中に遭遇しました。
衣装は着てなかったけど。

>> niko6マーミー さん

ミレーは、人気の高知土産ですが、サンドにしているのは見たことないぞ(笑)

ホンマ四国での県庁所在地間を移動するには何千円か必要なのに、神戸、大阪、京都、大津ってすぐだわ。なんか毎回カルチャーショックだわ

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>> wzjm さん

高知京都高速バス→京都駅石山JR→石山より路線バス、というルートですね。
バスは瀬田川に沿って走り、佐久奈度神社へ。

京都では宇治川、大阪では淀川、流れる土地で名前が変わる上流が滋賀県では瀬田川。
琵琶湖は京都大阪府民の水道源、というわけですな。

境内から「早川の瀬に坐す」神が罪穢れを流しさる急流が見えます。

琵琶湖を堪能するのは2日目です。
2日の強行日程なら、チャオチャオ餃子でビールは叶わなかったのでしょうか……

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>> gavotte@新型NISAウイルス さん

https://genbu.net/data/oumi/sakunado_title.htm
より
「天ヶ瀬ダム築造で、水没の危険があるため河畔にあった社殿を、昭和三十九年、現社地に遷座した。旧社地は、鳥居を右手に降りた駐車場で、河岸にある大銀杏より少し境内寄りの場所だったようだ。この駐車場は、当社の所有地ではなく、国の管理のため、旧社地を示す石碑などの案内が無いのが残念。」

自分が生まれた頃の川の風景はわかりませんが、このあと、川辺りに降りてみましたが、なるほどの流れです。
もっと急流だったのではないかと。

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参拝を終えて川辺に降りて

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おー、これは流れ早そうだと

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神社をあとにしてバス車中から
瀬田川洗堰
https://maps.app.goo.gl/ef6vLAQoygtiXPWcA
を撮影

どなたかが、法規上は堰だが、実質は巨大な貯留池をもったダムだとコメントされている。
まあ、貯水池と考えると日本最大のダムだな。

さてこのあと、バスを石山駅ではなく途中の瀬田の唐橋で降りる。

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>> ポンコツ河嶋桃@🐢大洗女子カメ㌠🐢 さん

もう夜(呑み)の話かい!
昼間から酒に酔ってると、女装した
ヤマトタケルノミコトに切られますよ。

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実はJR石山駅に降りたのは2度目で、迷うことなく瀬田の唐橋を渡り
2007年の夏に参拝した、近江国一之宮「建部大社」に二度目の参拝をすることにした。

15年ぶり、ということになる。
御祭神は日本武尊で、これを「にほんぶそん」と読まれる方は多いが、ヤマトタケルノミコトと読みます。

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ここは、とても庭師による手入れが素晴らしい神社で、参拝客も多く、流石の一之宮です。

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休憩場所もたくさん用意されており

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拝殿前は屋根つき。
雨の日も安心して参拝ができます。

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さきほどの本殿の前にある祈祷所と御神木。
一直線上に拝めるところが二ヶ所。
どちらで拝めばよいのか迷うところです。
。。。o(゚^ ゚)ウーン

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摂社末社含め、たくさん見どころはありますが
15年ぶりを体感して

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前回は、引かなかったおみくじ。
昔は興味がなかったが、最近よく引くようになった。

金魚(鯛かも。笑)型のおみくじが樽に入っている。
これにしよう。
ふとみると、赤い魚の腹から番号が見えている。
迷わず一番を探して掘り当てる。
大吉確定です。これでいいのか?なんという不遜な行為🙄にほんふそん、なんちゃって。

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やっぱり鯛だな。
実はまだ開けてない。

各所で、「おみくじ大吉率50%以上」と宣言しているが、実は第一番の大吉は未だに引いたことがない。これは記念にとっておくのだ。🥰

ちなみに隣の龍は、この翌日訪ねる神社のおみくじで、やはり中味は大吉(ちなみに第43番、背景)だった。

ところで、この鯛みくじの一番を料金箱に入れ購入したあと、よく見ると横に釣り竿がおいてあり、これで引っ掛けて釣る仕組みだということに後から気がついた😨
うーん、籠に戻してまた同じものを釣っても仕方ないし、もらって帰るしかないなあ…

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瀬田の唐橋を渡り石山駅へ戻る頃には、もう13時。建部大社は、おみくじ、水琴窟、摂社末社など楽しいところなので、思わず長居してしまったようだ。

この後、予定する都久夫須麻神社には船で渡らねばならない。
石山駅で連絡船の時刻表を検索して調べると、船着場までのJR移動、往復便の発着時刻など検討するに、明らかに時間が足りない。
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