IIJmioモバイルは95.1万回線に、IIJが2016年度決算を発表
ケータイWatch記事「IIJmioモバイルは95.1万回線に、IIJが2016年度決算を発表」
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1059576.html
…売上高は前期比12.2%増の1577億8900万円、営業利益は前期比16.4%減の51億3400万円で増収減益になった。減益は主に、法人向けインフラ事業や大口案件の長期化などが影響した形。
…MVNEやIoTを含むIIJのモバイルサービスの総回線数は、2017年3月末で185.6万回線、前期比で62.8万回線の増加となった。また売上高についても267億円で、前期の155.9億円から大幅に増加した。
…個人向けの「IIJmioモバイル」の回線数は95.1万回線。法人向けの「IIJモバイル」の回線数は85.8万回線で、このうちMVNEは58.2万回線になった。MVNEは取引規模が拡大、パートナーは124社になった。
…なおドコモへの接続料は前年比で14%減となり、期初想定(12%減)通りとした。
→IIJのモバイルサービスの総回線数が185.6万回線で、売上高が267億円ということは、1回線当たりの平均月額は1,200円ということになりますが、個人向けとMVNE向けでは大分差があるはずなので、平均月額を出してもあまり意味がないかもですね。
→根拠無く推測すれば、個人向けと法人向けが平均月額16,00円で、MVNE向けが平均月額400円といったところでしょうか?。
(5月17日追記)
185.6万回線は第4Qの数字でしたので、2016年度全体の平均に直すと約154万回線になります。
従って、「1回線当たりの平均月額」を求めるには、2016年度の売上高267億円を185.6万回線ではなく、154万回線で割る必要がありました。
売上高267億円を154万回線で割ると、1回線当たりの平均月額は1,730円となります。(MVNEやIoTを含む平均)
個人の少数契約であれば、mineoは結構いいのですが、私みたくライトユーズの管理端末が多いと、iijmioのキャンペーンに丸はまりです。気軽に追加もしてしまいますし。
契約に冗長性を入れたいので、mineoは全廃しないというのが私の状況です。mineoの母体も、関西で光ファイバープロパイダもしている、雨後の竹の子でない、れっきとした企業なんですがね。
IPv6ほしいからIIJmio契約しようか迷ってるんですよねー。
「フルMVNO(*12)のサービス開始(平成29年度第4四半期予定)への準備を進め、これにて、IoT案件等の法人需要を一層取り込み、ネットワーク稼動効率の向上等のスケールメリットの発揮を展望してまいります。」
との記載がありますね。
期待している「フルMVNOの新しいサービス」は、既報通り法人向けのIoT/M2M関連のもののようですね。早期の個人向けの新しいサービスの開始を期待したいものです。
一方で、IIJ全体としては利益は減っているあたり、厳しさが感じられます。
あとはBIG SIMか?。
●【他社情報】iijmioのキャンペーン延長中
https://king.mineo.jp/my/c5ca4eeb3b4a331e/reports/19311
● IIJmioウェルカムパックがデータ専用SIMも音声回線用SIMも、送料込みで50円。
http://item.rakuten.co.jp/hachihachimobile/c/0000000593/?s=2#risFil
mineoの新しい魅力的なキャンペーンを期待してます。