DIYでカメラ遊び🔧🎨(旧「100均の自撮りレンズでチープに宙玉を楽しむ」)
宙玉(そらたま)ってご存知ですか?実験写真家の上原ゼンジ氏が考案された、透明球を接写撮影してボケた背景と宙に浮いた水晶玉のようなもののコントラストを楽しむ写真の技法です。
http://soratama.org
私は偶然TVの番組(タモリ倶楽部)で知り、知ってから半年くらい経って、100円ショップ(ダイソー)で自撮り用にスマホにクリップする魚眼レンズを売っているのを見つけ、それを使ってスマホ用の宙玉レンズを自作することを思いつきました。
ダイソーの自撮りレンズでチープに宙玉を楽しむ
https://king.mineo.jp/my/65b720658199a3dc/reports/17535
(↑これはコメント受付終了しています)
その後継スレッドが本スレッドです。
スマホカメラの宙玉工作で始めた本スレッドですが、現在では宙玉に関しては下記のサイトマップのように役割分担して、ここでは宙玉作品に至る前の工作やテクニックに関することで、「資料室」に追記するほどまとまってもいないようなことをメモとして残したりやりとりする場にしています。
🐾【サイトマップ的なもの】
🔧🎨「DIYでカメラ遊び」(このスレ)
a)テンプレ:宙玉を含むカメラ周りの工作のご紹介
b)コメント欄:宙玉を含むカメラ周りの工作にまつわるお喋り
🖼「宙玉ギャラリー(旧「スマホで宙玉を撮ってみよう」)」
>https://king.mineo.jp/my/65b720658199a3dc/reports/28448
c)テンプレ:作品サムネイルのパッチワーク
d)コメント欄:宙玉写真作品のアップと鑑賞の場
🗂「宙玉写真のためのDIY資料室」
>https://king.mineo.jp/my/65b720658199a3dc/reports/36200
e)テンプレ:スマホ宙玉の作り方のまとめ
f)コメント欄:デジカメ(スマホ以外)やアプリを使った宙玉についての情報
カメラも写真もとくに趣味でなく、フルオートモードでしか使えなかった私ですが、このスレをきっかけにミラーレスカメラを中古で買い(笑)、カメラ周りの工作をして遊ぶようになりました。
既製品を買ってメーカーの想定範囲内で使ってみるだけでは芸がなさすぎてつまらないです。かといって誰も真似できないような凝った工作ができる腕もなく、その両極の間をお気楽にブラついています。
宙玉レンズと使う材料が被っている、月も宙に浮いた球だし、という理由で自作屈折望遠鏡でスマホをコリメートさせて月を撮るということに手を出しました。
はじめは鏡筒を宙玉と同じポテチの紙筒で作っていましたが、今はプラスチック製に変えています。
反射望遠鏡に憧れがあったので、「大人の科学マガジン」の付録の反射望遠鏡にスマホがつくようにしたものもありますが、鏡筒がヤワすぎて使い勝手がよくないです。眼視で気軽に月を観るにはいいおもちゃなんですが。
月のように観察しやすいものでも、写真撮影に手を染めるとしっかりした望遠鏡とデジカメでやってみたくなるものです。近頃おもちゃのレベルではありますが私には分相応だと思われるレイメイ藤井のRXA124という反射望遠鏡を買い、拡大撮影にチャレンジしています。
今の所この望遠鏡自体にはDIY要素はあまりない(光軸調整できるように改造できるかもしれませんけど(^^))ので、自作赤道儀との絡みでコメントしてゆくつもりです。
左上:【格安魚眼】
レンズ 交換式カメラのレンズフィルタとしてつけられる宙玉を作ったあと、同じ手でスマホ用のアダプタレンズをフィルター化して遊べることに気づきました。
そして300円くらいで、235°魚眼のスマホ用レンズを入手して魚眼フィルター化。
本物の魚眼レンズには遠く及びませんが、値段は1/100で雰囲気を体験できます。
のちに、魚眼レンズとしては破格の安さの"Meike 6.5mm F/2.0 アニュラス 魚眼(MF)レンズfor Sony Emountカメラ【中国製】 (Sony)"をAmazonで買いました。Huginというフリーのスティッチソフトと組み合わせて360°パノラマ写真などを楽しんでいます。
左中:【立体視】
魚眼と同じ発想で、スマホ用の3D画像撮影レンズを、レンズフィルタ仕様にしてみました。画像はケラレるのでトリミングしなければなりませんが、それでもスマホで使うよりはるかに画素数の多い画像を得られます。
裸眼立体視も可能ですし、近頃は100均にも売っているスマホ用3Dグラスを使えばもっと簡単に立体風景を見ることができます。
左下:【スマホでチルト】
一眼カメラでは、全体にピントが合った商品写真を撮るために、また現実の風景をわざとピントを外してジオラマ風に写したりするために、カメラのイメージセンサに対してレンズを傾けるティルトアダプタというものがあります。
クリップレンズを首振りにして、スマホでそれに近いことができないかと考えて、スマホ用ティルトレンズを作ってみました。
ティルトさせた状態でタッチフォーカスの場所をうまく選んでやると、パンフォーカスか全ボケかしかできない私のスマホカメラでも前ボケや後ボケの写真を撮ることができます。
中:【安レンズ でボケフォト】
スチルカメラ用ではなく、監視カメラやTV用のCマウントレンズ は趣味のボケフォトには持ってこいです。一眼レフとオールドレンズ を使った本物のボケフォトはプロに、隅々までピントと露出が合った優等生写真は最新スマホに任せて、ときどきこういう写真を撮ってマッタリするのは気分が良いです(^^)
右:【万華鏡】
透明球に変えて万華鏡をカメラレンズ でのぞいてみるのも面白いです。
ボケを生かすと何が写っているのかわからなくなって、自然の景色をオブジェクトにして楽しむことができます。
星空を宙玉に閉じ込めた写真を撮ってみたいと思い、しかしカメラの露光時間を延ばすだけでは星が日周運動してしまう(それはそれで、面白くはありますが)ので、運動をキャンセルするためには赤道儀というものが必要になると知りました。
宙玉をきっかけとしてカメラを触りだした素人ですから、そんなことも知らなかったのですね(^^;
調べ始めるとこれも奥が深い世界で、カメラ周りのDIYとして格好の素材です。
左上:1号機:24時間タイマーを利用したAC100V電動式
左下:2号機:板2枚と蝶番、M6ねじを利用した手動式
右:3号機:重量物を載せられるようにした2号機の発展型(ヘリクロス式(http://kikuta.o.oo7.jp/02-dobdai.html))
→手動でも使えますが、電動で台天板の回転速度を地球の自転速度と一致させるために、ステッピングモーターと制御用マイコン(Arduinoを利用)を接続します。
基本的なプログラムはもうできていますが、RXA124(卓上反射望遠鏡)を使って楽しく勉強しつつブラッシュアップしてゆきたいと思っています。
ヘリクロス式赤道儀はさほど工作精度が求められない(したがって材料・部品がホームセンターで手にはいるような汎用品で良いので安く済む(^^))代わりに、望遠鏡を載せるテーブルを一定速度で傾けてゆくためにはジャッキのネジ送りスピードを刻々変えてやらねばならならず、さらに上の2号機のようにタンジェント関数1個だけの単純な関係式ではないため、自動化にはマイコンの力を借ります。
私はマイコンのプログラミングも電子工作も全く素人ですが、Arduinoはこの手の製品では圧倒的な人気があり、先人の資産がたくさんあるためにwebを徘徊して見よう見まねでもどうにかなります。
オープンプラットホームのおかげでハードウエアは安く、プログラム開発環境も無料です(PCは必要です)。
はるか昔に勉強した関数の微分が今になって役立ちました。
目的が違うとはいえ、天文学者でもあったニュートンが発明した微分積分という数学を使わせてもらって、これまたニュートンが発明した反射式望遠鏡を使って月を観るんだと思うと感慨深いです。
宙玉専用のスレッドを別に立てた今では、このスレは閑古鳥が鳴いて私の独り言になっている感がありますがw、「ギャラリー」「資料室」と違って雑談歓迎です。
よろしければコメントをお待ちしています。
♻️本スレッドは 12/1 にタイトルを変更しました。
(旧)100均の自撮りレンズでチープに宙玉を楽しむ
↓
(新)DIYでカメラ遊び









4コメント前の、自作宙玉アプリの記事にあったプログラミング言語のProcessingというものが気になりました。>http://karaage.hatenadiary.jp/entry/20120526/1338050746
をご覧いただくとわかりますが、画像一枚に宙玉風エフェクトをかけるアプリのソースコードの短さに驚きます。
"アプリケーションソフトとは、自作するものではない"時代になって久しいですが、こんなに簡単にソースコードを書けるならDIYできるかもしれないと思いました。
「Processingをはじめよう」という本を読んでみると、昔BASICで遊んでいた頃を思い出しました。グラフィックスなどを操りたいけど厳密で細々した、そして膨大な量のコーディングにはうんざりだというアート系の学生を想定して生み出されたというその出自はArduinoと同じです。
本のカバーイラストではPCにスマホらしきものが繋がってるので、Processingを使ってスマホアプリを作ることもできるのかと思いました。実際できるみたいですが、この本ではそこまでカバーしていないので別途そこを解説した書籍なりwebsiteなりで勉強する必要があるようです。
漠然と"C言語をマスターしたい"だけでは挫折した私ですが、スマホカメラを制御して既存アプリとはちょっと違うこだわりの宙玉アプリを作るという具体的目標を掲げればやり遂げることができるかもしれません。
てことで、透明球を使ったリアル宙玉のDIYを第一の道とすれば、第二の道として宙玉アプリのDIYを新たにこのスレのテーマに加えようと思います。
ちなみに費用ですが、PC(Windows,Mac,Linux)とスマホは仕方ないとして、ProcessingやAndroidの開発環境は無料でダウンロードできます。
書籍は一冊2000〜3000円で、探せばweb上から情報を得ることもできると思いますが、初心者のうちは紙で持っていた方が便利かなと思います。
リアル工作と違って(電気代はかかるけど)追加出費はゼロなので、お金のかからない趣味とも言えるんじゃないでしょうか。

昔憧れてできなかったメタボールに気を取られて、POV-Rayにはもっと簡単で面白いプリミティブ(デフォルトで用意してある基本図形)があることを失念していました。とりあえずトーラスで遊んでみました。
結果の画像はあちらのスレで。
以下はシーン記述ファイル。(donut.jpgは、この↑画像です。今撮りました。)
#include "shapes.inc"
#include "colors.inc"
#include "textures.inc"
#include "glass.inc"
camera {
location <0, 0, -5>
angle 70
focal_point<0,0,2>
aperture 0.18
blur_samples 100
look_at <0,0,0>
}
light_source { <20, 20, -10> color rgb 1.6 }
object {
plane { z,3.6 }
texture{
pigment {
image_map {
jpeg "donut.jpg"
}
}
scale <12,12,0>
translate <6,5, 0>
}
}
object {
torus {2 , 0.8
}
material {
texture {
pigment { color Clear }
finish { F_Glass1 }
}
interior { I_Glass1 fade_color Col_Aquamarine_03 }
}
rotate x*-30
translate<0,.5,0>
}
質問をなげかけておきながら、しばらくお伺いできずで(><)
paysantさん、ま~坊さん
ありがとうございます<(_ _*)>
スマホでとなるとなかなか難しいようですが、ま~坊さんも
>ときにはほふく前進
とおっしゃってますので、ちょっと頑張って地面を這って見ようかと思いますε٩(๑>▽<)۶з
リアル宙玉は、
見下ろすより見上げるが難しく、同じ高さでは近距離より遠距離のが難しい…(私見です)
難しい場合はアプリを使ってイメージするもありだなぁと考えてます。
まずは構図をきめ、スマホでとってみる
↓↓↓
アプリで加工しイメージ
からの
リアル宙玉でチャレンジ
で行ってみようかと。
ちょっとpaysantさんの新しい取り組みも気になるので、写真館(?)
の方に伺いますw

1. 写真画像の位置決め一週間位 前のもの。濃赤もみじで太陽光で鮮やかに見える。
紅葉ではないのです(笑)

こちらLv0.7 で、玉の中はこの大きさ。
こちらLv0.1のもの中のサイズが変わってますはずかしながら、コウヨウしなくても紅いモミジがあるとは存じませんでした(^^;
どうやって光合成しているんでしょうか?
というのはさて置き、
スマホ宙玉の工作と同じ要領で、まずはこちらに解説をあげてくださったのですね。
はっきり決めていなくてごめんなさい。
デジカメについては私が購入・検証するわけにはいきませんし、アプリも実際使ってらっしゃる方が詳しいと思うので、直接「資料室」にコメントしてもらうことにしたいと思います。
バージョンアップとかがあれば、固定のテンプレでなく流れてゆくコメント欄の方が馴染むかもしれませんしね。
身に余るチップが重すぎます(笑)

今日の北大阪地震の震源のそこそこ近くに住んでいます(震度5強でした)が、幸いにして何もありませんでした。しごとが忙しくてクタクタですが、被災された方を思うとありがたいことです。
なんでもないことでも、無事だからこそここを更新できるわけで。
本当になんでもないことですが、Amazonでおすすめされてちょっと気になったもの:
「3個組 ダイクロイック立方体プリズム Trichroic Prism RGBスプリッター 物理、科学の教育用ツール 写真用エフェクト 2x2x2cm」
綺麗ですね❤️
直交プリズムが4個貼り合わせてあるのかな?
もうちょっと複雑な構造のようにも見えますね。
2000円だそうです。

あらかじめお断りしておきますが、これ↑は、私の作品ではありません。
宙玉考案者の上原ゼンジさんの"シバザクラ星":
>https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/omoshiro/640465.html
です。
上原さんの記事はよく読んでいてこれも知ってはいたんですが、Photoshopを使うということで、私は持ってないし買うつもりもないのでできないなーと思っていました。
昨日ちょっと暇があったのでもう少し調べたら、Photoshopのフィルター機能で極座標変換というのを使うんだということがわかりました。
要は、横長の画像の上辺を北極に集中させて、下辺を赤道に巻きつけ、その立体を北極軸方向から見るような感じです。
相変わらずPhotoshopを買う気はないのですが、その極座標変換さえできればなんでもいいわけです。
フリーの画像処理ソフトで、それができそうなものもたくさんあるようですが、私はwebブラウザを使うOnline PhotoEditor Pixlr Editor というのを使ってみました。
ソフトをダウンロードするのではなくて、webブラウザ越しに画像処理メニューを操作します(初めての経験です)。処理の幾らかは自分の端末でなく、通信回線越しにその会社のサーバーでやっているんでしょうか?
ともあれそれを使って作った私のスモール(リトル)プラネット作品が、sky-ranさんのギャラリーに出したやつ:
>https://king.mineo.jp/my/714cf42f413565fb/reports/32107/comments/1070347
です。
自前の360°パノラマ写真がなかったので拾い絵を使いましたが、本当はシバザクラ星みたいなのを自前の写真で作ってみたいです。
ムービーにするのでなければ、そしてつなぎ目の処理をうまくやれば、必ずしもワンショットの360°パノラマ写真を使わずともできるらしいので、研究してみようと思います。

paysantさん面白そうな写真を貼ります。焦点距離14mm(35mm換算値)の広角レンズで撮ったものです。
カメラ任せの明暗比較合成で244枚合成してあります。
興味深いのは星の流れ方で右上と左下の二つの中心があり、同心円を描いています。
レンズの倍率を上げ天球の一部分を拡大し、赤道儀でおいかけての撮影はイメージがわくのですが、宙玉で撮影するとどうなるのか全く想像できず楽しみにしてます。
多分ですが簡易赤道儀ポラリエあたりの使い方が参考になると思います。
コンポジット機能がカメラにあるのですね。
広角で追尾をしない場合はこんな風になるんですねー。
確かに北極と南極を中心に円弧を描くのだから中心が2つに見えるのかー。
追尾した場合の宙玉は、多分しん@山形さんが想像された望遠のケースに近いんじゃないかと思っています。(一種の広角らしく天の川は写ってほしいですが)
追尾しない場合は(考えていませんでしたが)、貼ってくださった写真をアプリで宙玉化した感じでしょうか?
地上も写す方が面白いでしょうから、追尾速度を地球の自転速度の1/2にしたりシャッタースピードを振ってみたり、試行錯誤は必要なのでしょうね。
というか、日曜大工の段になって、心の日曜がなかなかやってこなくて、ほったらかしでごめんなさい🙏
塩ビの下敷きの穴あけ方法だったり、玉の大きさだったり試行錯誤しながら楽しんでます。
一つ判ったことは、玉はできるだけ大きな方が、撮影したときに被写界深度の外に、塩ビ板を追いやることができるため、塩ビ板の傷や汚れの写り込みを小さくできる事です。
完成しましたら、あちらに報告させていただきますね。
カメラ操作に慣れた方の自作記事も面白いと思いますので期待しています!😃

まとまった時間がないことを言い訳にして赤道儀をほっぽらかしています(^^;が、手軽に遊べるリトルプラネットが気に入ってしまい、こんな↑のも面白いかもとか思ってしまってます。
既製品の360°カメラを買うのが簡単ですけど、それはDIY要素がなくていまいち。Arduino+Arducam*4+アルファは、リコーのthetaSCとあまり値段が変わらなくて悔しい(笑)
(でもカメラモジュールの設定や画像処理、そしてスマホとの通信の勉強にはなるだろうから、頭の隅には残しておこうかな)

Processing for Android を試し始めましたが、ちょっとつまづいてます。Macで簡単にMacの実行ファイルを作れたところまではよかったんですが、
JavaモードからAndroidモードに移行
↓
"Androidエミュレータで実行"メニューを選択
↓
Android用にプログラムがビルドされ、Processingコンソールのメッセージ:
Waiting for emulator to become available...
↓
Androidエミュレータが起動する
が、待ち受け画面のまま何も起こらず、Processingがタイムアウト:
Lost connection with emulator while launching. Try again.
webを探すとProcessingのバージョンが古い時にはこんなトラブルもあったようで、解決策も書かれていましたが、現行バージョンでは見つかりませんでした。
何か見落としているのか、Processing がMacOSXの最新バージョンに追いついてないのか…
エミュレータをすっ飛ばしていきなり実機で試すという手もありますが、それはもっとどうしようもなくなってからにします(笑)
それと、エミュレータが動いたとしても想定しているのはAndroid8(Oreo)だそうで、私の実機Android4.4(KitKat)でも動作するようなプログラムを書けるのかどうかはもっと調べないと。
ここしばらくはMacで地道に画像処理プログラムの勉強をしておいて、いづれ新しいスマホをGetした時にさらっと勝手アプリを作って遊べるレベルになってるといいかなと思います。
それはそうと、web徘徊中にAndroidアプリ版のProcessing開発環境があるのを知りました。つまりPCを使わず、AndroidスマホだけでAndroidアプリを(しかもProcessingの簡便さで)作れるわけですね。
スマホは小さなコンピュータだから、まあできて当然なんですが…
どんな人が、どんなアプリを作るのに使うのでしょうかねー。

360°パノラマ撮影ですが、違う方角を撮影した数枚の写真を合成する(スティッチというそうな)フリーウエアで、Huginというのを試してみました。ちゃんとした日本語のマニュアルも公開されています。
(ただし作者はバージョンアップに非常に熱心な方みたいで、ダウンロードした最新版とwebで説明してあるのはインタフェイスがかなり違っています。)
>http://hugin.sourceforge.net
それによれば、遠景撮影ではノーダルポイント をさほど気にする必要はなく、カメラ手持ちでもいけるんだそうで。
(さらには、元画像1枚ごとに画角が違っていても構わないんだそうです。)
作者さんは、ニコンD100に安い魚眼レンズの組み合わせで解説してらっしゃいます。
作者の解説に倣って、私も東西南北4方位をQX1とMeike 6.5mm F/2.0で撮影。
車1台通れる橋の上です。一応三脚は使いました。
Meike 6.5mmはマニュアルレンズですが、QX1にはマニュアルモードがなく、特に深く考えずにシャッタースピード優先モードで撮りました。(←これが失敗かも(^^;)

実は長雨で出かけられないのをいいことに、今回までに私はHuginをだいぶ触ってます。現バージョンではインタフェイスを"simple","advance","expert"から選ぶんですが、よくわからないまま複雑な設定を触るよりもソフトに任せた方がうまくいく場合が多いです。"simple"では画像を読み込んで画角とイメージセンサの係数(APS-Cなら1.5)を入力したあとボタンを2回ほどクリックするだけです。
室内の360°撮影では流石にカメラの真ん前1mくらいはうまく「縫い合わせて」くれませんでした。この画像のココとこっちの画像のココをうま〜くくっつけてね、と直接指定してやると多少マシになったりするようです。
そのクセがついて、今回の屋外写真のテストもいちびって"expert"を使ったりした挙句、"simple"がもっともいい結果になるという始末(^^;

で、プラネットにしてみたんですが、元画像の右端と左端はブレンドしてくれてません。ので、12時のところに継ぎ目が残ります。今回の4枚の元画像には、12時に相当する方角を正面から撮った一枚が含まれているにもかかわらず、です。
上のコメントの画像では右側は適正露出な感じですが、左側では建物がアンダーになってしまってます。
推測するに、元画像で露出オーバーになっている部分を含めて破綻がないように露出ブレンドしたためかと思います。元画像を絞り優先AEで撮ればよかったのかも。
Hugin作者のweb解説では、カメラのオートブラケットを使って各方角につき-2EV,0EV,+2EVの3枚の元画像を(つまり4方位なら12枚)用意してやれば良い結果が得られると書いてあります。
なるほど、しかしQX1は今時のデジカメには珍しくオートブラケット機能がないのです(泣)。RAWで4方位撮っておいて、1方位につき3通りの露出で現像すれば同じことになるのでしょうか?
嗚呼!なんてめんどくさい(笑)

そしてそのめんどくさいことをやりました。気分を変えて、先ほどの場所からちょっと移動した橋のたもとです。
うまくできたので、RAW現像以外のポイントもついでにメモっておきます:
・まずRAW現像で三脚の脚など不要部分をトリミングして、1方位につき0EV,-2EV,+2EVの3種類の露出で現像する
・Huginを起動し、各元画像にレンズタイプ(→円周魚眼)と画角(公称値でOK、正確にはソフトが画像を元に計算してくれる)とイメージセンサの係数(→APS-Cなら1.5)を指定して読み込む
・各方位の元画像ごとに、円形の切り抜き境界位置を指定する
・いったん"simple"インタフェイスにして、"配置(コントロールポイントの生成)"と
"スティッチ(パノラマ画像の生成)"をソフトに全てお任せで行う
・もし結果が思わしくない時は、"expert"インタフェイスにして、コントロールポイントを手作業で指定する(鉛直線のコントロールポイントを作ると効果的)
・適宜"最適化"計算を行って"control point distance"が小さくなってゆくことを確認する(大きくても10以内、目標1未満)
・スティッチを行なってパノラマ画像を得る

露出アンダーオーバー共に許せる範囲に収まっています(^^)真ん中の道が橋で、左右の道は橋と直角に交差している道です。
そしてこれをプラネットにしてみると、

こうなりました。見事継ぎ目は見えませんね🎉
天底はデータ不足をごまかしているので不自然になっています。
(天頂の渦(zenith vortex)というんだそうです)
自分の足を写さないようにして真下の写真も撮っておけば解決すると思います。
プラネットは陸地の方を極にして画像を丸めるのですが、
逆に空の方を極にして丸めると、

こうなりました。道路はさほど面白くないのでトリミングしています。
もっと建物に囲まれた場所であれば見応えのある絵になるのじゃないでしょうか。
あと、撮影場所で真上を向いて宙玉を撮っておき、玉部分だけ切り抜いて"天頂の渦"の上に貼り付ければもっと面白い絵になりそうな気がします。

手持ちで分割撮影して360°パノラマ合成できるのか確かめました。できました。

カメラ位置付近の地面が単調だと、天頂の渦も誤魔化せますね(^^)でももう少し近くにも被写体がないとつまらない。
それとお天気も、青空にいくらか雲があるくらいでないと映えません(^^;

パノラマ写真を合成してから、その画像を別の画像処理ソフトで極座標変換していたのですが、Huginでもできる(どころかHuginの方が投影図法のオプションも豊富で断然自由度が高い)ことがわかりました。360°パノラマ画像(正距円筒(equirectanguler))をもう一度Huginに読み込んで、画角や中心にする対象部分を編集し、平射方位(stereographic)で出力します。

天底はデータがないのを誤魔化さずアナが空いてますが、極座標変換したものより(特に空の感じなんかが)自然に思えます。
これは空を向いたもの。魚眼レンズを空に向けて撮った写真とは一味違うと思います。

180°パノラマを切り取りました。
別に撮影しておいた宙玉画像の球部分を切り取って貼り付け。背景より玉の像がボケていますし、広角のインパクトでも負けていて、不思議感が希薄ですね(^^;
これじゃ何が主題なのかわからない。
宙玉は、もっと橋に近づいて撮ればよかったのかも。

あり合わせのパーツを組み合わせただけであまりDIYとは言えませんが、キャスター付き一脚のようなものをこしらえてみました。キャスターは移動のためでなくカメラの仰角を加減するためにつけています。
厳密にノーダルポイント を回転中心にするようなパノラマ雲台の代わりに、これでアオリ気味に4方位撮影し、足元を別途スマホカメラででも撮って合成すれば腰を屈める必要もなくて楽かな…と。
使ってみた結果はまたいづれ。

ご無沙汰してます。私の方の宙玉ですが、3ヶアクリル球の磨きは行ったものの、大雨だったり天気が天気で気分が乗らず、停滞してます(´・ω・`)
paysantさんが着々と前進されており、私もがんばらねばと鼓舞されました。
足下の処理として私がリコーのシータで試みた方法が、カメラの下に白色のCDをいれ、足下を隠すという方法でした。
構成としては三脚ーCDーセルフィー棒ーカメラとなり、隠す面積を三脚の高さとセルフィー棒の高さで調整してました。 結果として調整が面倒というのとシータではきれいにCDを丸くしてくれなかったのでやめました。
paysantさんの場合、レンズが190度ですので、カメラを水平にし、高さ調整とカメラを後ろにオフセットさせることで、足元の黒丸がなくなる様な気がします。
逆に黒丸を生かして、周りに白色をいれれば、レコード板のようになってそれはそれで面白そうです。
桜綺麗ですねー。
私もシータ欲しいです(笑)
いや着々と赤道儀の工作から脱線してるので、もとに戻さねば💦
>カメラを水平にし、高さ調整とカメラを後ろにオフセットさせることで、足元の黒丸がなくなる様な
でも、それだと三脚その他は写り込んでしまうので、合成前にそれをトリミングするとその部分の画像データがなくなるのでやはり黒丸は出現するのじゃないでしょうか。
まあ黒丸がどうしても都合悪いのはプラネット化する場合だけですけどね(^^)
できるだろうとタカをくくっていて、天底向きの画像の合成はまだ試してないのでそれも含めて一番荷物が少なく撮影が楽な方法を模索します。
アクリル球磨きご苦労様です。
もう板に接着はされたのですか?
私は数日前に、板を更新するためにしばらくぶりに接着作業をしましたが、下手くそになっていて苦戦しましたww
そのころは、宙玉もマイネ王も知らなかったもんですから。
三脚の足はカメラの高さを高くして、足と足の間で撮影すれば、影響は少なくなります。
最小になったところで、中心に白色CDに撮影情報を円周状に書いて、というのが私の最終的な目論見でした。
アクリル球磨きは終わったんですが、接着がまだなんです。
水道用のゴムパッキンを使うと、穴あけ不要みたいですので、1ヶはその方法で、使っていないレンズフィルターにはりつける予定です。
天気が何とかなってくれないと、今一つ気合いが入りません。σ(^_^)

ゴムパッキンを使う方法というのはこういうことですか?これは気が付きませんでした。
レンズフィルターを使えるなら板のキズを気にしなくて済みますね。
うまくいくといいですね!
パッキンはいろいろなサイズが有るし、100円/2ヶぐらいなのでいいですね。
実は、12mm球のお試しでは問題ありませんでした。

う、レンズフィルターにつけちゃうアイディア、私も実行しようかと材料買ってたのです。径の違う透明ゴムホースを買ってます10cm*2。ここから切り出そうかと^^;
エクステンションが必要そうとか、フィルター径の選定とかサイズアップリングとか色々持ってないので私の実験は始まってすらいなく長引きそうですが_|\○_

かくいちさんチップスターには67mmのフィルターがばっちりです。
私の場合、以前CPLフィルターが欲しくてセットで買っていたものが余っていたので、それを使います。
単体で探すと300円ぐらいから有りますね。

以前、透明板を2重にするために半透明色付きOリング(農業用)を使ったことがあるんです(たまたま手元にあったので(^^;)が、光の当たり方によってはOリングの色の影響がわずかですが写真に出ました。透明か、むしろ黒なら大丈夫なのかもしれませんね。

これはHugin作者がチュートリアルで作った360°パノラマ写真の平射方位投影版です。イギリスのどこかだそうです。こういう感じ(あくまで"感じ"ですよ。イギリスには行けないし。)の自前のパノラマ写真は未だ撮れていませんので、これを元画像にして宙玉アレンジの練習をしてみました。
つい先日iPhone用の宙玉アプリ"スフィアレンズ"が、自分のiPadでも使えるとわかったので、この画像をそれで宙玉化したのが次のコメントの画像:

元画像が暗いと感じたので、露出や彩度などいじりました。背景の玉ボケはとても好みです(^^)
しかし肝心の玉がもう一つのような。
輪郭をぼかして背景に溶け込ませてはいるんですが、平面的なんですよね。
そこでPOV-rayを使ってみることにしました:

先ほどはお化粧がケバすぎたので、今度は控えめにしました。球の屈折率から何からきめ細かく調整できるので、宙玉感は圧倒的に良くなりました。
今度は背景の綺麗な玉ボケを失ってしまいましたが⤵︎
それと、"資料室"でかくいちさんからご指摘を受けた、光源の写り込みをなんとかしたいと思って、背景画像と球の間に配置してみたんですが、
球の中央に白いスポットが見えてしまってます。
ここからだいぶん悪戦苦闘して:

まぁ、どうにかごまかせました。記述の工夫点は、インクルードファイル"glass.inc"のお任せ設定"F_Glass1"を使っていたところを自分で書き直したということです。
finish {
specular 0.1
roughness 1
ambient 1
diffuse 0.1
brilliance 1
reflection {
0.1
fresnel on
exponent 0.1
}
conserve_energy
}
書き直したと言っても、インクルードファイルもただのテキストファイルですし、数値を変えては描画してみて、光の点が広く淡く拡散するようにしただけです。
あと、"資料室"ではカメラのfocal_pointを球レンズの理論的焦点に合わせていましたが、心持ち球の輪郭をくっきり見せたいのでもう少し球の表面の近くへずらしています。やりすぎると今度は球の中心付近の像がボケるので、この辺は作品ごとにバランスをとるほうが良いのでしょう。

先日天頂に黒い穴が空いてしまった橋のリベンジ。カメラ手持ちで、レンズを少し仰角にして4方位撮るのがもっとも楽なようです。
天頂の渦は、雲で白飛びしている場合は全く気になりませんね。
合成の目印に乏しいところ(この橋の反対側とか)ではやはりパノラマ化に手間がかかるので、190°魚眼ですけど、"糊しろ"を考えて4方位撮っておいたほうが無難です。
安物レンズなので円周の際は歪みが激しすぎて使えませんし…。

うかうかしてると1週間くらいすぐに経ちますね。360°パノラマ画像からリトルプラネット を作るとき、
画像処理ソフトの極座標変換を使う場合と
Huginの平射方位投影を使う場合の差を例示してスレ更新しておきます。
元画像↑は拾い絵です🙏

これが極座標変換。
これが平射方位投影です。平射方位投影は、周辺部(極から遠い部分)ほど大きく引き伸ばされるので(歪み方としては極座標変換の方が正しいのですが)、極方向に押しつぶされた感じがなくなって鑑賞にはむしろ適しているようです。
最終的に四角い写真にするなら、切り取りも楽ですし。