私がmineoに至るまで3~TONEモバイルのレビュー

1,はじめに
　このスレッドは、私がmineoに至るまで2~WIMAX2+のレビュー( https://king.mineo.jp/reports/182149 ) の続きです。
　今回は、最近ドコモと提携を始めたTONEモバイルのレビューです。
　当時の私はFOMAのメイン回線に加えて、低価格で維持できるサブ回線をと思い契約しました。数年使った思い出やレビューを書き添えていこうと考えています。
　様々な世代が当時を思い出したり、自分に合った通信会社選びの参考になれば幸いです。

2, 何でも良いからスマホが必要(4Gドコモ回線の必要性)
　以前触れた通り、職場においてはスマートフォンは許可されていましたが、タブレットは禁止されていました。そのため、フューチャーフォン(3G FOMA回線)で凌いでいましたが、低速なうえに高額な請求を受け、不便で仕方なかったのです。

　直ぐに端末を探し始めましたが、条件は３つありました。
①端末と併せて、回線も1つ持つこと。別個、または抱き合わせでも構わない。
②回線は、屋内や地方での接続の強いドコモ回線にすること。
③できるだけ安価で済ませること。速度はそこそこでいい。

　これだけの条件がそろっていたので、独自端末を持ち、月額1100円の支払いでドコモ回線のTONE mobileにはほどなく行き着くことになります。対抗するMVNOはロケットモバイルくらいしかありませんでしたが、IP電話番号を持てることや、500kbpsの回線速度に惹かれたことが決定打となりました。

3, 低速無制限の魅力(TONEモバイルレビュー)
　ベストエフォート500kbpsに抑えられたドコモ回線ですが、FOMA基準の私にとっては「必要十分」でした。LINEをはじめとしたチャットサービスは十分に機能しましたし、当時始めた某駅情報収集ゲームのプレイも問題ないレベルだったからです。

　一方で、専用端末については…やや不満を感じていました。現行の専用端末もそうなのですが、ミドルローといったところでしょうか。ただ、ターゲットのシニアジュニア層にはこれでも十分かなとは、実際使ってみて納得のいく出来だったかなと思います。
　IP電話の品質は、お世辞にもよいとは言えなかったので、あくまでもおまけという感じでした。また、専用端末付属のアプリが必要なので、他の端末にSimを刺しても使うことはできませんでした。
　ジュニア向けの機能として、アプリの制限などもありましたが、私には必要のない機能でしたので特に使ってはいません。

　ちなみに、私はよく端末を落とすので、1年と待たずに専用端末は壊れ、別のシムフリー端末に手を伸ばすことになります。こうして、シムフリー端末に低速無制限のシムを刺すという、現在のスタイルの原型が完成していくわけでした。

4,よりよい回線を目指して(TONEの解約、mineoの契約)
　2年ほどTONEモバイルは使ったと思います。端末はタフネスタブレットや軍用スマホになりましたが、そこに刺さり続けたのがTONEでした。
　最終的には現在の端末、Cat S61に3GのSimと共にTONEのSimが刺さりDSDS運用となりました。

　しかし、当時パケット放題を展開し始めるmineoと出会ってしまうのです。500MBの高速通信にパケット放題(当時500kbpsベストエフォート)、ゆずるねの夜間フリーやフリータンクという興味深いサービス…。それが1155円で手に入るのです。迷いなく契約してしまいました。
　そして現在、このようなレビューを書くに至ります。

　TONEは昔も今もなお、同じ価格帯、同じように専用端末と組み合わせることで、低価格で通話通信を提供し、スマホエントリーするジュニアやシニア相手に善戦しているブランドだなと思います。その個性故に、ドコモとの提携が行われたんだと納得できます。
　ただ、低価格低速無制限の回線が欲しい私には、ジュニアシニア向けの機能の大半が余計なものでした。mineoのほうが面白そうと感じました。動くきっかけはそれに尽きたなと今は感じています。

　今回は、私が初めて契約したMVNOであるTONEモバイルとその端末についての思い出とレビューを書きました。
　今後もいくつか乗り換えてきたwifiサービスやMVNOについて、導入の経緯と使用感を勝手に書いていきます。もし誰かの心に留まり、当時を思い出したり、何かの参考になれば幸いです。