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ダイソーの自撮りレンズでチープに宙玉を楽しむ

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※※※ ATTENTION PLEASE ※※※
4/27に実施されました掲示板リニューアルで、「趣味・サークル」テーマが新設されましたので、このスレッドへのコメントは途中からそちらへ立てた新スレッド:
「DIYでカメラ遊び」
(旧タイトル「100均の自撮りレンズでチープに宙玉を楽しむ」)
https://king.mineo.jp/my/65b720658199a3dc/reports/18385
へしていただくことと致しました。
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宙玉(そらたま)ってご存知ですか?
実験写真家の上原ゼンジ氏が考案された、透明球を接写撮影してボケた背景と宙に浮いた水晶玉のようなもののコントラストを楽しむ写真の技法です。

>http://soratama.org

私は去年の秋くらいにTVのタモリ倶楽部で知り、興味を持ちましたが、特に写真が趣味というわけでもなくすぐに飽きるかもしれないものにあまりお金を使いたくないので、市販されている宙玉レンズには手を出さないでいました。

>宙玉レンズがスマホで使える!ギズモショップから「soratama SP」が登場!
>http://lab.hendigi.com/soratama-sp/

41e1-rHkT2L._SL1000_.jpg

タモリ倶楽部では半完成品とチップスターの紙筒を使っていて、その半完成品も「工作用宙玉」として安価で市販されているのですが、それでも私にとってはまだお高い(笑)。

また、普通に撮影した写真に宙玉風のエフェクトをかけるアプリも

>あなたならどのアプリを使う?今流行りの宙玉レンズ風カメラアプリ・徹底比較
>http://igfan.jp/2012/06/soratama/

あるのですが、私が求めているのはそういうことではないような。

前置きが長くなりました。

先日ダイソーで、自撮り用にスマホにクリップする広角レンズを売っているのを見つけ(私が知らなかっただけで、去年から出てたみたいですね(^^;)、「これ使えばスマホ用宙玉できるんじゃね?」と思ったので素人工作をやってみました、というのがこのスレです。

ちなみに私は四捨五入すると不器用な方のヒトです。
以下に自己コメントの形で途中経過の写真などをアップしますが、ウラでは何度も失敗して経験を積んでいます(笑)。
これを見てくださる皆様におかれましては、そのあたりの「行間」を読んで楽しんでいただければと願っております。


165 件のコメント
1 - 15 / 165
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター

010ダイソーの広角レンズ.jpeg

これがダイソーの広角レンズ、もちろん¥100です。
筐体はアルミで、レンズはアクリル。
まずは前玉のベゼルを外します。
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター
KK555さん、ファーストコメントありがとうございます。
トップの写真は、もちろん本家の上原氏がちゃんとした機材と腕で撮られたもので、これにどれだけ近付けるか(近づけはしないのか(笑))が、このスレの見どころです(^^;
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター

020ベゼルを外す.jpeg

ベゼルは多分ネジどめで、接着剤も使われていると思うので、これが第一関門ですね。
接着剤のリムーバーを買うのは勿体無い。
ググってみると、メタノールでふやけるかも、とありました。
メタノールもないので、ライター用の燃料でふやかしてみることにしました。
あとはゴム板の切れっ端とトルクをかけられそうな工具を引っ張り出してきて、おりゃあっ、、と力をかけてベゼル外しに成功。
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター
ベゼルが取れれば、きっとレンズがコロンっと出てくると思っていましたが…でてきません。
中の方にも接着剤が使ってあるみたいです。
困った。

て、ところでコメントをちょっと中断します。
飯落ちです。
????
(´・ω・`)?
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター
中断失礼しました。

さてどうやって筐体からレンズを取り出すか、ですが、
禁断の(?)方法に頼ってみることに。(いきなりかよ!)
それは…
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター

030熱湯にドボンでレンズ3枚出た.jpeg

必殺、熱湯にドボン!です(笑)。

かなり取り乱しており、入浴中の衝撃写真を撮っている余裕がありませんでした。すみません。

とはいえ、レンズ取り出しは成功で、3枚のレンズが出てきました。
ん? でもなんで3枚なんだ?
私もダイソーの広角レンズ持っています♪(ᵔᴥᵔ)
宙玉、きれいですよね〜!
自分で撮れたら素敵だなぁ、、、、と
思っていたらpaysantさんの投稿が。
参考にさせていただきます(*´ェ`*)
素敵!お手軽な値段で、、色々工夫ができそうですね。
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター
KK555さん、Z ultraさん、チップありがとうございます。

広角レンズの構成について早速ググってみると(便利な時代になったもんです)、前玉(写真の一番右)が魚眼レンズ、後玉(一番左)がスマホカメラに像を結ばせるための凸レンズ、中玉が画角調整のための凹レンズ、だそうです。
カメラや光学にお詳しい諸兄はお笑いでしょうが、私には何のことやらイマイチわかりません。
まあ、前玉を取れば残りのレンズが接写レンズになるらしいということがうっすらわかったので、
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター

040魚眼レンズ以外のレンズをもとに戻す.jpeg

後玉と中玉をもとどおり筐体に戻して接着剤で止めます。

レンズ2枚の裏表で4通りの組み合わせがありますから、ここは地味に要注意です。熱湯ドボンの工程で不幸にして裏表がわからなくなってしまった場合は、ここで4通りの組み合わせを比較して悩む必要が生じます(笑)。

私は、自信がなかったのでちょっとお高いのですが、仮止め用の接着剤を使いました。実はこの工作でもっとも高くつく材料は接着剤なのです。

みどりこさん、チップありがとうございます。
大道芸人のようですね。
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター

035ブレイク.jpeg

出し惜しみしているわけではないですが、ちょっとブレイクです。
お湯を沸かした電気コンロで、おやつを作ることもできます(笑)。
近頃はホットサンドに凝っています。

ダイソーでついでに買ったマヨネーズケースに、今回はもう使わない魚眼レンズ、ベゼル、レンズカバーを入れてしまっておきます。
細かい部品などをなくさずに済んで以外と便利でおすすめです。
マヨネーズケース! ナイスアイデアですね(^o^)
小さい部品、すぐにどこかへ行ってしまいますものね。
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター
トップでリンクしたページに詳しく出ていますが、宙玉機材は宙に浮いた透明球の表面を接写するのがその原理なので、
・透明球のついた筒
・接写できるカメラ
の2つに分けることができます。
ここまでで後者の部分が大体目処がついたので、続いて
・透明球のついた筒
を作ります。
ぺゐ
ぺゐさん・投稿者
Gマスター

050チップスターと透明プラ板で鏡筒を作る.jpeg

komkom2さん、マヨネーズケースはこの工作では縁の下の力もちというか、あると便利です。例えば上で接着剤を溶剤でふやかしましたが、マヨケースに適量の溶剤を貯めてレンズをつけておけば、最小限の溶剤使用量で済みます。

さて透明球のついた筒ですが、
ここは本家様の工作例をそのままパクって、チップスターの筒を使います。¥100未満ですし、オマケにポテチを食べることもできます(笑)。

フタの天板をカッターで綺麗に抜いて、代わりに透明なプラ板をはめ込みます。
プラ板はアクリルの方が透明度が高いし若干傷もつきにくいので良いのですが、安さと切りやすさで私はコレで。
写真撮影ではここはボケるところなので、鏡面である必要はありません。もっと安さを追求する場合、この材料は工夫のしどころだと思います。
このプラ板の両面には保護フィルムが貼ってあるので、はがさずにそのまま円形に切り取って、中心に穴を開けます。
こんなところで中学校の数学と再会(^^; :「円周から中心を求めよ」。
穴のサイズは後述します。