スマートフォンのバックアップ

ふとメールを見たら、サービスの紹介と言うことで安心バックアップというサービスの紹介が来ていました。
http://mineo.jp/option/anshinbackup/

電話帳については、iOSやWindows 10 Mobileではすべて、Androidであれば、電話帳の保存先を「本体のみ」に指定した場合を除き、OSベンダークラウドに保存されるという認識です(「本体のみ」が選択できず必ずGoogleバックアップ対象になる機種もあったかと思いますが)。
カレンダーの情報なども、標準のアプリを使っている限りはデータは自動的にOSベンダーのクラウドに保存されるはず。画像などは一応初期状態ではバックアップ対象外ですが、iOSではそれも予めバックアップ対象外に設定しない限りはバックアップされるし、それ以外のOSでもそれぞれのサービスにバックアップできます。
そう思うと、もしこのサービスを使う場合、実際どのような形で棲み分けするものなのでしょうかね。

自分は過去、auを使ってたときに、auがGoogleアカウントで同期した電話帳までバックアップ→うっかり復元したらすべての連絡先が二重になってしまうというトラブルを経験して以来、この手のサービスは一切使わず、OSとOSベンダーのサービスに全て任せています。
また、スマートフォンやタブレット、PCなど複数のデバイスでデータを相互運用する事が多いのもあり、「スマートフォンやタブレットのデータは全ていつ消失しても構わないようにする」というポリシーを持っていますので、基本的にはどのようなデータであっても一つ以上のクラウドサービスにコピーが残るように使っています。なのでいまのところバックアップ専用のサービスは避けていました。ですので実際使うケースってどういうものなんだろうな、と、このメールを見てちょっと気になってしまいました。

本サービスの解説ページを見た限り「保存容量は無制限」ということで、データの量を気にせず端末データをありったけバックアップしたい とか、それぞれ保存場所を気にしたくない という人は、OSベンダーのバックアップ機能を切って、こういうサービスを使うのかな。
バックアップ専用のサービスのほうが、各社のポリシーによってアカウントを抹消されたり、データを検閲されたりする危険もないですしね。