朝から泣いた。羽生結弦選手の記者会見。

朝から泣いた。

羽生結弦選手の記者会見。

ほんとに素晴らしかったです。

まず最初に金メダルをとったネイサン・チェン選手への気遣い。
おそらく、チェン選手より自分に注目が集まってしまっていることへの配慮なんだろう。

そして、リンクへの感謝。
自分が氷に引っかかってしまったことで、犯人探しが始まるほどになってしまっている事への配慮。

素晴らしい人間性。

一番感動したのは
「挑戦」についてのコメント。


以下、NHKWEBより引用
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220214/k10013482881000.html

「挑戦ですね…。きっと別に僕だけが特別だとは何も思っていなくて、別に王者だったからとかではなくて、みんな生活の中で何かしら挑戦しているんだと思います。それが大きいことだったり、目に見えることだったり、報道されることだったり。それだけの違いだと僕は思っていて、それが生きるということだと僕は思いますし。守ることだって挑戦なんだと思うんですよね。
だって守ることって難しいなと思いますし、大変なんですよ。守るって。だって家族を守ることだって大変だと思いますし、何かしらの犠牲だったり時間が必要だったりもしますし、だから、何ひとつ挑戦じゃないことなんて存在していないんじゃないかな。
それが僕にとって4A（4回転半ジャンプ）だったり、オリンピックというものにつながっていたり、ただそれだけだったかなと。だから僕も挑戦をすごく大事にしてここまで来ましたけど、皆さんも、なんかちょっとでもいいから、自分、挑戦していたんだなとか、それって羽生結弦はこんなに褒めてもらえているけど、実は褒められることなのかなって、自分のことを認められるきっかけになっていたらうれしいなと僕は思います」


「自分だけが特別じゃない」

「みんな生活の中で何かしら挑戦している」

「守る事も挑戦」

「自分のことを認められるきっかけになっていたらうれしい」



どれだけの人が救われただろう。
あぁ、自分を認めていいんだと。

「挑戦できていない」ともんもんとしていたり
「挑戦なんてできない」と諦めていたくさんの人たちの背中を
力強く押したんじゃないだろうか。

そして
優しく包み込んだんじゃないだろうか。

もちろん、私のその一人。


なんだろう。

ありがとうと言いたいな。


ありがとう、羽生結弦選手。