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5G無料化!&都心の5G事情

スタッフブログに、mineoの5Gオプション無料化の案内がありました。

私自身、データ専用ではありますがmineoのA・D・Sの3プランで全てに5Gオプションを付けて契約しているので安くなるのは大変ありがたいです。

私が持っている5G端末は全てミリ波非対応なのでご了承ください。
A・Dプラン用:HUAWEI P40 lite 5G
Sプラン用:Xiaomi Redmi note 9T 5G

【au 5Gエリアの印象】
⚫︎人が多い場所でも安定して速度が出るau 5G
山手線全駅5Gを謳っており、都心の鉄道沿線を中心に、基本は3.5GHz帯(20MHz幅)、3.7GHz帯(100MHz幅)のどちらかで運用しており、mineoでも空いている時間帯は平均400Mbpsほどの速度が出ます。
また、その周辺のエリアを700MHz帯(10MHz幅)で接続性を安定させている印象があります。

【docomo 5Gエリアの印象】
⚫︎人工衛星等の干渉が少ない周波数
5Gで新規に割りあてられた周波数のうち、最も人工衛星等の既存無線局との干渉が少ない4.5GHz帯(100MHz幅)を唯一使うdocomoは、当面の間は5Gを新しい周波数のみで整備する事を発表しました。

⚫︎速いけど不安定なdocomo 5G
5Gがまともに使えるエリアは確かに速いのですが、未だに4Gと5Gのエリアの境目での通信が不安定な印象があります。
これはdocomoでは、5G通信時に4Gにデータを流さないように設定している為で、最近では5Gが弱くなったら早い段階で切断するように設定変更しているようですが、まだ不安定感は完全には拭えません…

⚫︎今後は他のキャリアのように4G周波数の転用を行う動きも?
docomoは3.4GHz帯・3.5GHz帯で連続している80MHz幅を5Gで利用する無線機の技適を取得したようなので、docomoの5G事情も今後は変化があるかもしれません。
3.4〜3.5GHz帯(80MHz幅)なら、3.7GHz帯(100MHz幅)と遜色ないほどの通信速度が期待できるでしょう。

⚫︎エリアも人口密集地から外れた場所の方が多い
docomoの5Gのもう一つの特徴が、人口密集地より、比較的過疎地の山の上の鉄塔に5G基地局を置く例が多いです。確かにこれだと見掛け上のエリアは広がりますが、恩恵を受けられる人はかなり限られるでしょう。
通常人口密集地では、マンションやビルの屋上などにかなり細かい範囲で基地局を置いているので、これを5G対応に切り替える為にはかなりの時間がかかります。


【SoftBank 5Gエリアの印象】
⚫︎広いけど基本は周波数転用のSoftBank 5G
エリアマップを見るとぱっと見広大な5Gエリアがあるように見えるSoftBankですが、新周波数エリアは非常に小さく、ほとんどが4G周波数転用の5Gエリアです。
しかし、だからといって全てのエリアで通信が遅いわけではありません。
もちろん転用でも3.4GHz帯(20MHz幅)のエリアはそれなりに速度が出ます。(300Mbps程度)

⚫︎1.7GHz帯よりプラチナバンドの方が速い5G
それに加えて驚いたのが、1.7GHz帯(15MHz 幅)転用の5Gより、700MHz帯(10MHz幅)の方が安定して速度が出るのです。
前者は100Mbps程度、後者は30Mbps程度でした。
周波数も低ければ帯域幅も狭いので、常識的に考えたら700MHzの方が遅く感じます。

⚫︎周波数共用にはデメリットもある
これにはちゃんと理由があり、1.7GHz帯の方はDSS(Dynamic Spectrum Sharing)と言って、同じ周波数で4Gと5Gを譲り合う方式を使っています。
この方式なら従来の周波数で4Gエリアを削減すること無く5Gを実現出来ますが、4Gと5Gの切り替えによる帯域のロスが発生する事と、お互いの利用者で帯域を奪い合う形になるので速度が低下しやすくなります。

⚫︎周波数共用を行わない方が速い
しかし、700MHz帯は帯域を完全に5G専用に切り替えて、最新の技術により高速化させているので、4Gよりも速度が出るわけです。
(正確に言うと4G初期の技術よりも、最新の技術の方が速度が出るという意味であって、同じ技術を適用すれば4Gでも5Gでも同じ周波数の理論上の速度は同じになります)


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