楽天エリアは拡がらない?その2
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残念ですが、楽天のエリア(※)は今後も拡がらない。
楽天利用を検討するうえで、最大のデメリットである「エリア」。しかし、楽天エリアが、3社同等の品質になる事はありません。ドコモ5Gエリアに抜かれてしまうのも時間の問題でしょうか。
1,一つ目は、従来から指摘されている少額な予算です。そもそも予算額が一桁足りないですが。さらに3社とは異なる原資について言及しておく。
・3社は”売り上げ”を原資に5G基地局投資を行っている。
・楽天は”借入・出資”を原資に4G基地局投資を行っている。
借入・出資が原資になるどんなデメリットがあるのか、続きます。
2,二つ目は、郊外エリアに弱い点です。
郊外エリア=人口が少ないエリアです。採算性が悪いため、基地局を設置しても利用者が少なく、投資回収が長期化する。前述の理由から楽天は短期回収を目指す必要がある。すると郊外エリア構築は後回しにせざるを得ない。
番外、SB訴訟
SB側の主張は、不正に建設された楽天基地局が存在する。不正に建設された楽天基地局は使用差止&廃棄しろ。SB主張が全て認められると、楽天の基地局は減少します。今後の裁判進展によるリスクがある。この訴訟リスクについては、参入時には想定外だったであろう。
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210506_01/
以上から、楽天のエリアは3社同等品質になる事は無く。今後もスプピーディーな拡大は期待できない。むしろローミング終了による圏外多発。SB訴訟敗訴となれば既存エリアの縮小すらあり得る。
8 件のコメント
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>> たきしま さん
>僕個人としては、次のGW以降にau3Gの帯域(800Mhz帯)が割り当てられると思っています。そういう根拠の無い妄想を書くのはデマの元となりますから慎みましょう。今のところ皆さん良識を持って見ておられるので誰も拡散していないからいいようなものの。