掲示板

子どもの貧困問題

貧困で親と暮らせなくなる子どもたち
虐待の次に多い、施設の入所理由「貧困」

厚生労働省の調査によれば、日本の子どもの貧困率(2015年)は13.9%。さらにひとり親家庭の貧困率は50.8%と、先進国の中でも最悪な水準だと言われています。
2013年に施設に入所した子どもたちの11.7%が、親の就労・経済的理由、つまり貧困により施設に入らざるを得なかったのです。最も多かった入所理由は親の虐待(37.9%)ですが、貧困に追い詰められた親が虐待や育児放棄に至るケースも多々あります。


日本の子どもの貧困問題
日本の子どもの7人に1人が貧困

産前の栄養が乏しいと、産れてきた子どもはインシュリンの分泌が弱くなり糖尿病のリスクが高くなる、という研究結果や幼少期の栄養が不足すると50年後に認知症になるリスクが高くなる、等、海外では様々な研究結果が出ています。日本では他の先進国よりも対策が遅れ、高い水準で子どもの貧困が推移しています。

13.9%








ひとり親家庭の半数が貧困

子どもの貧困問題はここ数年で改善されてきています。しかし、以前厳しい状況にあるのが、ひとり親家庭の子どもたちです。ひとり親家庭の貧困率は50.8%と、先進国の中でも最悪な水準だと言われています。
日本特有の母子家庭における貧困状況の特徴が「無職者の貧困家庭よりも有業者の貧困家庭の方が比率が高い」という事があります。これは日本では子育てと就労の両立が難しい社会環境にあり子どもを育てながら就けるのはパートや臨時雇用である事が影響されていると言われています。

50.8%



子どもの貧困が社会に与える損失

⼦どもの貧困問題は、当事者である⼦どもたちだけでなく、社会全体に⼤きな損失を与えます。⽇本財団の調査によると、貧困状態で育った⼦どもたちが納税者にならない、社会保障を受ける側になることで、国の損失は約40兆円以上になると⾔われています。これはその⼦たちの責任ではありません。私たち⼤⼈、みんなの責任なのです。
⼦どもの貧困は、決して他⼈事ではありません。

社会的損失42.9兆円



子どもの貧困が連鎖する前に

子どもの貧困の問題は、それが連鎖しやすいということです。
虐待や貧困で施設に入所した子どもたちは、その多くが愛着の形成が不十分であったり、
何らかの障がいを先天的または虐待などにより持っている事が多く、
学習に意欲が持てず遅れが出る事が多く見られ勉強の遅れから自分に自信が持てなくなり、
進学を諦めてしまう子たちも多いのです。
施設の退所者のうち、中学卒が23.4%・高校卒が58.3%・四年制大学の卒業者はたったの4%。
施設を出て就職しても、正規の雇用につくのは難しく、貧困は次の世代にもつながっていくのです。
そして、それは多くの施設職員の心配事でもあり、
どの施設でも必死に子どもに関わっていますが、なかなか進学に繋がらず長期的に就労していけないのが現状です。













9 件のコメント
1 - 9 / 9
自公・維新は財界の手先。🤫
国民から搾り取る為に有る❗😡
はい、最近創価学会の中でも公明党が国民から搾り取る政党に変わってしまったのでは、無いかと言って居る学会員が増えてますよ。🧐
自公政権の味方のはずの創価学会でさえそうなんです。🧐

やはり今の自公政権はおかしいです…😭

>> キムちゃんS さん

お早うございます。😃🎵
有難うございます。🎉✨😆✨🎊

>今の自公政権はおかしいです…😭
いや、昔から…🤐😅
深刻な問題ですよね。
子どもは社会の宝物なのに。

>> 超熱島🥵@愛の戦士♥️山本太郎 さん

いえ、昔と言ってもここ20年くらいですね。昭和の時代は公明党は確かに正しかったのですよ。
あの民法を書いたナポレオンでさえ皇帝に就任してからおかしくなりました。
公明党もそれと同じ原理で狂って来て居るのでは無いかと私は感じて居ます。🧐
色々とお話が出ていますけど、結局のところは「何とかきちんと男女双方の親がいる状態できちんと業務従事を行うこと」が重要、ってお話ですよね?。

まあ、一番の働き盛りと呼ばれる40~50代の方々で未婚率もそれなり高いですし。

でもその世代って結局社会的に「棄民」としてしまった世代なので、いまさら何かを煽っても取り返しつかないんですよ。

逆に「xxに金出したら全て解決」という単純な構図でもないので。ある程度「どの世代を優先するのか?」とかも考える究極の選択になってくるので、個人的には「ならばどうするべき?。どこを優先し、逆に優先できないところは切り捨てますか?」って議論だといびつな社会しか出来上がらないと思います。

少なからず社会的に「世界経済の潮流を見ずに現状維持を続けてしまった」責任を、日本国民全員で応分に負担するしか無いと思いますけどね。私自身、その覚悟をしなければ、とは考えています。

今から子供を生む世代を云々、と言っても、その効果が社会に出てくるまで最低20年掛かるので、その20年間をどう繋いでいくのか?、中長期的戦略を国だけに頼るのではなく個々人でも考えないと。

「結局補助金は末端にばらまいたら薄まってしまう」という認識なしに間衣を垂れ流すことになる、という当然の結果すら見えない状況で、「金使ったけどなにか効果があった?」ってお話になりかねないです。現状では「無制限に垂れ流せる流動性ってなかなか確保できない」んです。
→資産として長期保有しているものが多いので、短期で
 換金可能な流動資産(≒流動性)はあまり多くないんです。
 債権保有国としては当たり前の経済構造です。
私が考えつくのは、公的運営の
寮、食事付きの学習施設、職業訓練施設
くらいかな。

それか、そのような活動をしているNPO に対する資金援助ですかね。
どうすればこの問題を解決できるのか? 
私にはわかりません。

選挙では必ず投票しています。
できる範囲で寄付行為をしています。 

問題意識を持っていますが、私には具体的に、どうすれば問題を解決できる道筋がたつのかが、やっぱりわかりません。
簡単に言えば「日本社会が国民の総意で一度デフレ含めた縮小再生産を認めちゃった(経済的状況があるとは言え)」ので、もう逆戻りは無理ですね。

一度経済をシュリンクさせる、って皆さん決めちゃいましたし、そういう流れにしてしまったので。
「安ければ安いほどよい」という流れはまさにそれ。

本当はどこかで金を使わなけりゃならなかったんですよ。その機会を逃しちゃった。
まあ、簡単には好転しないですよ。

だって日本社会は
●新しいことをしようと思うとき、きちんと計画があっても認めようとしない
→その割にはいい加減な計画で話を勧めてしまう。

●責任を取ろうとしない
→逆に責任取る人間を叩きまくるじゃないですか?

●貯蓄と投資のバランスがよろしくない
→これは BIS規制などを含めた金融政策のみ誤りもありますけどね

などなど、結局は「現状維持が重要で、新しい物事に関し、きちんと計画してこなかった」わけですから。新しいものだったら「よう分からんけどとりあえず手を付けるか」じゃだめなんですよ。
論理的に咲きを見通せるものは見通して、その上で「どう転ぶかわからないものに対してどれだけ金を掛けられるのか?」まである程度算段しておかないと。

※経済的に見て「逃げ時」を掴むのが下手と言えば下手ですから。
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。