中国農村部での結婚式に参列してきました
会社の中国人部下の結婚式に参列して下さいとのお誘いを受けたので、先日参列してきました。
会場は自宅で、演台や会食会場を設置しています。
自宅庭が結婚式会場なので、ここに参列できる人数はせいぜい50人くらいではないかと思います。
しかし、会食会場は自宅前道路となっていて、28テーブル、200人は軽く超えています。
更に、会食は2部制になっていて、もうひとグループの会食が予定されているとのことでした。
農村部ということなのかもしれませんが、近隣の人皆を招待するそうです。
料理は専門スタッフを雇い、会場横で調理です。
結婚式参列にあたり、スピーチを依頼されました。
3日前の依頼だったので、大勢の中の一人かと軽く考えていたのですが、実際にはお祝いスピーチとしては私一人でした。
流石に中国語では出来ないので、一緒に参列した会社の通訳者を立ててのスピーチです。
日本では、女性が強いほうが家庭はうまくいくことが多いと言われています、という内容の話にしたのですが、中国も同じということで、笑いも取れたようですし、理解もされたようでした。
とは言え、これは通訳者のスキルが優れていただけかもしれません…
その後は、本人たちからのスピーチ、本人達から両親への挨拶、新郎父親からのスピーチ、で挙式はお開きです。
ということで、肩の荷が下りたあと、会食となりました。
回転テーブルはありませんが、中国ならではの大皿料理を取り分けての食事です。
北京郊外ということで、辛さはそれほど強くなく、大変美味しくいただけました。
特に中央のヒラメ煮付けは絶品でした。
お酒は38度と少し控えめの白酒です。
白酒は日本ではあまり見かけないので、飲んだことがない人が多いと思います。
これをストレートで飲みます。
会食スタート後、新郎新婦が各テーブルを周り、挨拶するのですが、このときにお祝いを新婦に手渡しします。
いわゆる红包(ホンバオ)です。
私はちょっと奮発して、布製のものを準備しました。
聞くと、このようなものは、再利用できて良いとのこと。
日本でも、結婚式のご祝儀袋は、再利用するのが縁起が良いと言われています(地方により異なるのかもしれませんが)ので、似たような考え方のようです。
このような結婚式に参列される方は少ないかと思いますが、もし機会があれば参考にしてください。
以上北京からでした〜
2021/5/6追記
新婦が出社してきたので、色々聞いてみました。
この後、5/8に新婦実家で近隣の人を招いてのお披露目会?を開催する
結婚式費用は、ざっと50万円
ここには司会者、カメラマン3名、リムジン6台の費用が含まれる
食事、調理師費用は分からない(新郎両親の負担)
とのことでした。
新郎新婦ご結婚おめでとうございます\(^o^)/
会場が私の宿泊しているホテルのロビーでした。食堂もすぐ側だったので披露宴はそちらで行われたんでしょうね。
専門の料理人やスタッフ雇えるのは何とも金持ち・・・
お祝いごとがあると嬉しい気持ちになります。
貴重なお話ありがとうございました✨
農村では一大イベントですから賑わったでしょうね。知人がタイ山岳民族の女性と結婚したので23年前になりますがミャンマーとのボーダー近くの村での結婚式に出席しました。ウルルン滞在記の様な世界でしたね。
🎈風船での飾り付けや、普段着に近いカジュアルな参加者の様子など、なんとなく柔らかな雰囲気が伝わって来ました。
そして、今の日本で必須のコロナ対策には、何か特別なものはなさそうだなと眺めておりました🍀
みんなで美味しいお料理とお酒羨ましい😃です🎵
>> 及時雨 さん
ホテルでの結婚式、披露宴だとどんな感じなのですかね〜?また違う雰囲気なのかもしれませんね。
>> jyoro@人類最下位 さん
多分、それほどは高くないのではないかと思います。明後日には会社で会うので、ちょっと聞いてみますね〜
>> はれお君 さん
コロナ対策は全く無いですね。北京内での感染者は、ここ2ヶ月くらい0ですし、ワクチン接種も進んでいます。
私も接種済みです。
お酒も料理も美味しかったです😁
>> アンポン さん
独特の衣装ですね。今も同じなのでしょうかね?中国でも地域が変われば異なる結婚式風景なのだと思います。
特に、民族が異なると異なる風習なのではないかと思いますね。
中国内では56民族とのことですが、人口だけだと確か8割が漢族だったような気がします。
>> ヨッシーセブン@北京 さん
部族はリス族です。今も変わらないですが日常着ている人は少ないですね。お祭りや結婚式等のイベント時には着ていますね。
村まで行かなくてもチェンマイのナイトバザール等では山岳民族の衣装を着た
山岳民族の売り子がいますね。
私は、姪っ子の結婚式があったのですがコロナの緊急事態宣言で、延期になってしまいました😂
可哀想です…
>> ヨッシーセブン@北京 さん
なんか、セレモニーをホテルのホールでやって、披露宴は側の食堂、いえ、レストランでよく見る回転式テーブルをグループごとに囲んで…という感じになりそうな雰囲気でしたね。(私がチェックアウトする時に見ただけなので)地級市か県級市でした。
>> 井村あずき さん
それは大変ですね。私も甥の結婚式が9月に予定されているのですが、開催がどうなるのかちょっと心配です。
それより、ほぼ確実に私は参列できないことでしょう…(T_T)
自宅で催すのはご家族もですが近所の皆さんも楽しみですよね❓🤗
>> ヨッシーセブン@北京 さん
結婚式、皆大変そうです。娘の友達も9月…その頃は落ち着いてるでしょうか?
姪っ子も、今回昼間の結婚式なら出来てたんです。
だけどナイトウェディングだったので…
12月まで空きがなく、それもナイトウェディング。
結婚式離れしてると聞きますが空きが無いほど詰まってるんですね。
人気のホテルだからかもしれませんが…
新しい家庭、めでたいですね🎉
面白い記事をありがとうございました😊
日本では御祝儀袋は水引や紙でランクがありますけど…
そういうのもあるんでしょうか?
ヨッシーセブン家はスピーチ通り?
どうなんでしょね?
( ¯ω¯ )
日本とは違うハレの日の様子、興味深く見させてもらいました。
ありがとうございます♪
ヨッシーセブンさん
中国の農村部の結婚披露宴の様子をありがとうございます。
そう言えば、50年程前は家でも結婚披露宴をしていた記憶があります。
日本みたいに高い結婚式場使わなくても雰囲気のいい結婚式はできますよね。
>> ぐ~たん さん
近隣の人は、本当に全くの普段着で、红包を持って新しい家族(今回は新婦)を見るために会食に来るっていう感じのように思いました。我が家は嫁さんが強いのかなあ?
嫁さんはそうは思っていないような気がします…