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カメラのレンズに見る、日本の職人技

703_3937_00001.jpg

左は通常のレンズ。
右はかなりガラスの大きいレンズ。

どちらもニコン製です(^^)

右は70~80年代に発売されたものですが
ガラスが大きすぎるために
金属部分がぎりぎりのサイズになっています
(左のレンズにある黒のプラ部品が無い)

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その為に
金属をこのような形状に
削りだしているのですが
機械加工をされた方であれば
これがどれほど難易度が高いか

想像できる思います(^^ゞ

703_3938_00001.jpg

横から見てみましょう。
一体の削り出しです。

工具の切削抵抗がありますので
ここまで薄くなると、切削抵抗で
倒れてしまいます。

充分な強度
(ここを下にして置いても壊れない)
を保ちながら
ここまで薄く削るのは高等技術であります(^^ゞ

703_3940_00003.jpg

別の角度から。

現在は生産終了になっていますが、

おそらく部品確保のコススト高
から再生産は難しいと思われるのでした(^^ゞ


12 件のコメント
1 - 12 / 12
これ、右側のレンズって昔のFマウント、左側のレンズは AF用のモーター駆動用シャフトとか電気接点があるので昨今の APS-C用レンズじゃないですか?。

「ガラスが大きい」というよりも「撮像部への集光」を考えてそれに合わせた玉にしてるとは感じます。

ただ、実際に切削加工の難易度に関してはご指摘のとおりかと。単に削り出すのみならず「強度を持たせつつ軽量化などを考える」のは職人技ですね。:)
その昔、カメラやレンズはドイツが1番優秀でしたが
いつの間にか日本が一番優秀になりました。
その後、レンズの優位性はまだ日本にある見たいですが
カメラはどうですか❓

>> ばななめろん さん

ご指摘の通り
右側はMFの50mmF1.2
左側はAFの50mmF1.8です(^^)

ニコンのFマウントでは口径がギリギリの
サイズだったようで
AFの50mmF1.2は発売されませんでした。

>> タケシ28 さん

「一眼カメラ」のシェアは日本がNO1です。

が、
「カメラ機能を持つもの」は
スマホに負けてます(T_T)/~~~
日本が圧倒的だったのはフィルム時代の一眼レフでしたね
複数の日本メーカーが作る事が出来ましたが、海外メーカーで作れたところは一社もないんじゃないかと・・・
#あのミラーとシャッターの動きは本当にスゴイ。あれを秒間10枚以上とかクレイジー。来世紀にはロストテクノロジー確定です

ただ、ミラーレスになったので圧倒的な優位性は失われた筈ですが、それでもデジイチは日本のメーカーが圧倒的に強いです。レンズ技術の優位性が生きてるのですかね
今は、昔はなかったソニーを含めて3強ですね(一応、ソニーはミノルタの資産を引き継いでます)

コンデジの市場がスマホにくわれて壊滅しましたが、一部がデジイチに流れて、少し伸びたようですが、そのデジイチ市場も縮小傾向っでしょうね(-_-;)
どんな形であれカメラが残っている限りは日本の技術も残って進化するような気がします。今は利便性を優先して手放しましたが、時折一眼レフが使いたくなる時があります。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
>日本が圧倒的だったのはフィルム時代の一眼レフでしたね

いえいえ圧倒的に一眼の世界では日本がシェアNo1ですよ。
世界陸上、オリンピック等撮影機材をみれば一目瞭然ですよ。

>> pmaker さん

ちょっと気になるのは

ほとんど海外製になっている事ですね。

レンズやアクセサリーのコピー商品が出回り始めてます(>_<)

>> ケロロロ@🎃or🍬 さん

ほとんどスマホで足ります(^^)。

カメラメーカーがスマホに劣るのは
画像処理、です。

>> 退会済みメンバー さん

CanonかNikonですね(^^ゞ

どちらもオリンピックに合わせて高級機を
発売するのが恒例になっています。
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