コツコツとテキパキの森 ②
森の小さな妖精大工さん、コツコツとテキパキのところへ、ピチャピチャ森の妖精村長さんからお手紙が届きました。コツコツとテキパキはそれを読み終えると目を合わせました。
そして、大切な大工道具を背負いました。
「よし行こう!おしごとコツコツ」
「よし行こう!おしごとテキパキ」
ピチャピチャ森へやってくると森はすっかり水びたしでした。カエルさんの水上タクシーで何とか村長さんのおうちへ着きました。「よく来てくれた。見ての通りじゃ。森が水びたしになっても
皆が安全に移動できるようにしてほしいんじゃ」
「よーし!コツコツ」「よーし!テキパキ」
しかし、2人は悩みました。
「おしごとコツコツ…」「おしごとテキパキ…」
小さくつぶやきながら考えました。
「そうだ!」2人は同時に、お互いが着ているセーターを見てひらめきました。コツコツとテキパキは外へ駆け出し、大きな木に登って木のつたを集めはじめました。
それから10日後、ピチャピチャ森のあちこちに幹と幹をつなぐ、つたを編んで作った橋が完成していました。これで空中を行ったり来たりできるようになりました。
「ヤッター コツコツ あみあみ橋!」
「ヤッター テキパキ あみあみ橋!」
ピチャピチャ森のみんなも大喜びでした。
また思いつきで書いてしまいました。ご容赦を。「何かに一生懸命な人」が好きです🍀
1 件のコメント
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コツコツとテキパキと頑張てくださ~~~い👋👏。②