>>6 かえでさん
そもそも帯域を多く割り当てる、ということ自体に無理があると考えますが?
言葉で説明するよりも、実際の運用状況を想定してみましょうか。
仮に帯域が100Mbpsで10Mbpsで通信する人10人、スイッチON(200kbps)で通信する人10人いたとしましょう。10x10+0.2x10=合計102Mbpsで帯域を超える通信となり、ざっくり全員が2%程度落ちるとすれば10人が9.8MbpsとスイッチON10人が196kbpsで通信ってイメージ。
これでスイッチONユーザーに別途帯域を割り当てれば、OFFのユーザーは10Mbps利用できることになり、少しは快適になるかもしれませんね。ONユーザーもあるいはね。
では実際にそれをどうするか…別の帯域を作ってスイッチONユーザーをそちらに移行させましょう、って話になった時、プレミアムコース同様に新規の帯域を割り当てるんですか?
だとすればそのための費用が必要となるわけですが、どこに課金しましょう。
スイッチONユーザーに追加料金請求しましょうか。
でも元々mineoスイッチONのユーザーってある意味トラフィックを軽減してくれるユーザーでもあるわけで、だからこそ高速データ通信のカウントにしないよ、って話なわけです。
スイッチONで余計にお金がかかる、となれば、スイッチ利用する人は減ることはあっても増えることはないですよね。むしろ激減。
ではスイッチOFFユーザーに請求しましょうか。となると、もはやこれはただの値上げ、意味不明な理由での改悪です。それまで普通にスイッチも使わずに利用してきた人が謎の値上げを受け入れるかどうかね。
新規に割り当てるならばプレミアムコース同様、追加料金が必要であり、「速度200kbpsでいいならトラフィック軽減してくれるし高速データ通信のカウントしませんよ」というある意味プレミアムコースとは間逆なアプローチをしているmineoスイッチでは、追加料金は難しい話です。
では元々使っている帯域を分割しましょうか。そんなに簡単に分けられるものとも思えないが。
実際にはリアルタイムに帯域を変更とかは出来るとは考えにくいが、ここでは先に上げた20人のユーザーのトラフィックに合わせて帯域を変更してみましょう。
スイッチOFFユーザー向けに約98Mbps割当、ONユーザー向けに約2Mbps割当…ってまずいなこれは、これではONユーザーは200kbps出ちゃうね。四捨五入やめて小数点2位ぐらいまでで行ってみようか。
スイッチOFFユーザー向けに約98.04Mbps割当、ONユーザー向けに約1.96Mbps割当…あら不思議、ONユーザーもOFFユーザーも速度は変わりません。
ということで、現在ある帯域を分割するだけでは、スイッチをONしてもOFFでも現状と変わらないってことになります。
ということでスイッチONユーザーを別の帯域にするならば、その新しい帯域を買う原資をどこからもってくるか、という部分の問題があり、その上でそもそもトラフィックへの影響が少ない方のユーザーを別にしたところで劇的改善の可能性は少ない、と言えます。
あとね、
>帯域を多く割り当てるとは、単位時間あたりに送るパケットを 他のユーザーと比べて多くすることであり、実際にパケットが届くまでの時間は高速でも低速でも変わらないと思います。
bpsで表現してもパケットで表現してもどっちでもいい話ですが、単位時間当たりに送るパケットを多くすること、これ自体が速度を速くするということなんですよ。
なぜなら1パケットとは128バイトであり、単位時間当たりに多くのパケットを送るということは、それだけ高速で通信できるということを意味しますから。
ドコモのサイトで10000パケットを変換したら1.2MB。1秒に10000パケット送信できれば1.2MB/sってことでいいんだけっか?
1バイト=8ビットだったと四半世紀前に読んだMマガ当たりに載っていた記憶があるので、0.15Mbpsなので約150kbps。
だから1秒に2倍の20000パケット送れるならば300kbpsで2倍の速度となります。
パケット自体はデータ量(バイト)ですが、通信において単位時間=1秒当たりに送れるパケットを扱っているのですから速度なんです。