スイッチユーザーを別帯域にすると？

>>2 マい～ね！王さん

他の人でもモバイル通信を道路で例える人がおりますが、実際の道路での走行事情の一部分をモバイルの状況でもあるとして当てはめるのは乱暴ですよ。

ザックリ言えば、帯域≧ユーザーの速度の合計、みたいな感じです（速度の合計って言っちゃうと違う誤解生みそうで怖いけど）。ユーザーそれぞれに出ている速度が違い、その合計が帯域内で収まればそれぞれのユーザーの環境での速度がそのまま出るが、帯域を上回わるぐらいユーザーのアクセスが多いと実際には帯域以上の速度が出ないので遅くなると。

んで速度と言うことで100m走だとか車だとかに例える人がいるわけですが、通信の場合には車や徒競走で言うところのレーンが一人ひとり別々で走っているような状態なんですよ。そこに現実のランナーや車を当てはめて「同じレーンでも縦に並んで走れるはずだ」とか言い出すから勘違いしちゃう。

スイッチONユーザーを分けたところで結局はその時点の総トラフィックに帯域が耐えられるかどうかという問題は変わらず、速度が遅い＝影響の少ないユーザーを追い出したところで状況が好転するとは限りません。
それどころか専用帯域を設けるとなるとその帯域幅次第では、スイッチONユーザーの方が十分速度出て、OFFユーザーは変わらない、悪化する、ってことも起きるかもしれませんね。だって現象ONユーザー+OFFユーザーで利用している帯域を分割するって前提の話ですからね、確実に利用できる帯域は減りますから。