mineo端末のバッテリーをなるべく長持ちさせるには？（後編）

2015.02.13 12:00

ライター: 山口真弘
テクニカルライター。

前回のmineo端末のバッテリーをなるべく長持ちさせるには？（前編）ではバッテリーをなるべく長持ちさせるための設定方法を紹介したが、これ以外にも、バッテリーの消費量は実際の使い方によっても大きく変わる。ほんのちょっと使っただけなのに、バッテリーの量が激減していて驚いた経験のある人は多いことだろう。

今回は、バッテリーの消耗を早める使い方をしていないかをチェックするための7ヶ条をまとめた。もし外出先で充電ができず、バッテリーをなるべく節約しながら帰宅までやりくりしなくてはいけない場合、ここにまとめた項目を守ることを心掛けてみてほしい。

●移動中に通話を行う

電車や車など、移動中の乗り物の中から電話をかけると、端末は最寄りの基地局を切り替えながら通信を続けることになり、バッテリーは急速に消耗する。新幹線など高速に移動する乗り物ほど切り替わる基地局の数が増えて、消耗の度合いも大きくなるので、なるべく控えるほうがよいだろう。

●カメラで連続して撮影を行う

カメラで高画質な写真を連続して撮ると、その処理に負担がかかり、バッテリーの消費量が多くなる。フラッシュの多用もバッテリーを消費する原因の一つだ。また撮影に至らなくても、いつでも写真が撮れるようずっとファインダーの画像を表示させていると、絶えずオートフォーカスが作動しているのでバッテリーが消耗しやすい。また動画の撮影は、写真の撮影に比べて何倍もの電力を消費するので要注意だ。

●動画を視聴する

動画の再生はCPUに大きな負荷がかかるため、バッテリーは消耗しやすい。またYouTubeに代表される動画サイトは、ストリーミング再生を行うことからバッテリーを消費する原因となる。外出先でも動画を楽しみたい時は、あらかじめ端末にダウンロードしておき、画面の輝度も下げた状態で楽しむとよい。

●音楽をストリーミング再生する

端末内に保存されている音楽を再生するだけであれば、バッテリーの減りにそれほど大きな影響を与えることはないが、インターネットに接続した状態でストリーミング再生を行うと、バッテリーは急激に消耗する。外出先では、あらかじめWi-Fi環境でダウンロードしておいた楽曲を楽しむようにするとよいだろう。

●ナビやGPSを長時間使用する

GPSをオンにしていると位置情報が頻繁に更新されることから、バッテリーの消費は速くなる。ナビの画面も同様で、情報の書き換えが連続して発生するため、バッテリーが短時間でなくなる原因となりやすい。画面はこまめにオフにし、GPSも支障のない範囲で無効にしておくとよい。その他の通信も含めてオフにしたい場合は、機内モードを利用する方法もある。

●インターネットに長時間接続する

アプリを使う際、とくに曲者なのがインターネット接続。読み込みを繰り返せば繰り返すほど、パケットをやりとりする量が増え、それに伴ってバッテリーも消耗する。バックグラウンドで通信を続けているアプリもあるので、バッテリーの消費を少しでも抑えたい時は、画面を切り替えるだけではなく、できればタスク切り替えボタンからアプリを終了させたほうがよいだろう。

●アプリの定期更新がオンのまま使用する

一定時間ごとに新しい情報を入手するニュースアプリも、バッテリーを消費する要因になりやすい。RSSリーダーに大量のフィードを登録している場合なども要注意だ。またアプリの自動更新は、Wi-Fi環境でのみ行われるよう、設定をチェックしておこう。

mineo端末のバッテリーをなるべく長持ちさせるには？（前編）