- mineo技術・サポート
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お久しぶりです。マイネ王 運営事務局の気まぐれトラベラーです。今回は9月のトラフィック状況を報告するとともに、検討中の新たなトラフィック評価基準をご紹介します。
まずは、これまでと同様にスピード測定結果を用いてトラフィック状況をお伝えします。
【測定時間】(お昼休み)12:15~12:45
(夕方) 18:15~18:45
上記時間内に3つのアプリ(A~C)でそれぞれ測定する。
※1アプリにつき2~3回測定し平均値を採用。
【測定場所】 ケイ・オプティコム本社 付近 (大阪市中央区)
【測定端末】 arrows M02 (mineo端末)
【運用目標】(お昼休み) ①3つのアプリの内、少なくとも1つは1.0Mbps以上
②3つのアプリの平均値で0.5Mbps以上
(夕方) ①3つのアプリの内、少なくとも1つは3.0Mbps以上
②3つのアプリの平均値で2.0.Mbps以上
※スピードテスト結果は測定環境に大きく左右されます。
測定結果を過信せず、あくまで目安としてご確認ください。
※なお、私たちが使用しているスピードテストアプリA、B、Cはともに「通信の最適化」のペーシングの影響を受けないことが分かっています。
※参考としてHTTPSの速度を測定するアプリDの測定結果も合わせて掲載しています。アプリDはペーシングの影響を受けます。
※測定に用いた回線は「通信の最適化」の適用解除を行っておりません。
9月はいろいろと災害が多い月でしたが、トラフィックはこれまでの月に比べて安定しておりました。特にお昼は両プランとも目標に届く日が多い結果でした。夕方は月の上旬は混雑していたものの、下旬になるにつれて回復していき、最終週は両プランとも快適な状態だったように思います。
なお、Sプランについては、相変わらず加入者数に対して帯域が大きい状態が続いていますので、キャリア並の速度が出ております。Aプラン、Dプランと比べてグラフ上の縮尺が異なっていますのでご注意ください。
これまでスピードテストアプリを用いて通信速度を測定し、ネットワークの混雑状況を評価しておりましたが、スピードテストアプリはアプリによって測定手法が異なります。
例えば、「複数のセッションを張って比較的小さなデータをダウンロードする場合の速度を測定する」手法や「セッションは一つで比較的大きなデータをダウンロードする場合の速度を測定する」手法があるようで、測定手法によって測定結果が大きく異なる恐れがあります。さらに、アプリの仕様で測定開始時のバースト通信時の速度が異常値としてカットされている場合もあるようです。
実態との乖離があることは認識しながら、同一の測定を続けることである程度の信憑性を担保していましたが、正しい評価ができているとはいえない部分がありました。
今後は、より実際の使用環境に近い評価手法として「①WEBページ表示完了時間」や「②動画視聴時の品質(画質)」を測定し、評価しようと考えています。まだ検討段階ではありますが、サンプルデータを取得しておりますのでご紹介します。
【①WEBページ表示完了時間】
測定対象:Yahoo!のトップページを表示させるのにかかった時間(秒)
測定日:平成30年9月25日(火)
測定端末:arrowsM02
基準:10秒以内に表示完了
WEBページを開くのにかかった時間(秒)を3分ごとにプロットしています。例えばAプランの場合、12:33に28秒かかったことを表しています。一般にWEBページを開くのに10秒以上かかると不快になると言われており、これを下回ることを基準としています。
【②動画視聴時の品質(画質)】
測定対象:mineoTVCMスピンオフムービー「だからススメたくなる棋士」編を視聴したときの画質の変化
測定日:平成30年9月26日(水)
測定端末:arrowsM02
基準:標準画質360p以上をキープ
<参考>画質の目安
YouTubeはネットワーク状況により画質が変化します。また画質は144p~1080pがあり、数字が大きいほど高画質となります。基準は標準画質と言われる360pをキープすることとしました。この画質であれば、スマホで動画を見る場合は不快なく視聴できるといわれています。
上部のグラフは各測定時間で動画を視聴する間に画質がどのように遷移したのかを表しており、下部の表はそれらをまとめたものになります。なお、グラフの横軸は画質遷移の順番を示しており、各画質であった時間(360pや720pであった時間)を表しているわけではありません。再生開始時の再生待ちを*、再生中の再生停止は■で表現しております。最終画質が360pだったとしても、再生途中に360p以下になるとNGという評価にしています。
今回はこれまでのスピード測定に加えて、検討中の新たなネットワークの評価手法についてご紹介しました。新たな手法については賛否あると思いますが、ご意見いただければ幸いです。これからもmineoをよろしくお願いします。
検証 お疲れ様ですm(_ _)m
Yahoo!のトップページが表示される時間・YouTubeの再生画質の、2つの新ファクターを用いての検証は、より実際の利用に則していますね。
できれば...ですが、Yahoo!のトップページに加えて、マイネ王またはmineoのトップページも検証ファクターに入れると、よりmineoらしくていいような気がします。
mineo Dプランを使用していますが、ここ最近は比較的安定している印象です。(^^
ネットワークの評価方法に関しては、速度比較サイトでも実利用時の快適さを
確認する手法として見かける方法ですし良いと思いました。
これからよろしく宜しくお願いします。(^^
従来からの方法は、アプリAの結果が明らかにおかしいです。次回から除外されてはいかがでしょうか?
スピードテストだけではわかりにくい体感速度がどうなのか?という疑問に答える姿勢がいいですね。
先月も今月もDプランで快適に過ごすことが出来ました。
Yahoo、Youtubeの計測時点でのサーバートラフィック状態も影響しますよね?
それでスピテスサービスってそもそも出来た訳じゃないですか。
併用併記ならおーって思いますが、穿った見方すると数値出したく無いだけ?
ってゲスの勘ぐりしますね正直。
PC用とスマホ用ではYahooトップページのサイズが違いますし、広告等でも多少変化するでしょうが、1~2MB程度でしょうか?。
2MBで30秒で開けば500kbps程度は出ている計算なんでしょうか。1.5MBで30秒だと400kbps前後でしょうか?。
YouTubeも360pだと350kbps〜650kbps前後でそれ程大きなレートではないですから、切れないで見れる事が重要なのかもしれません。
500kbps以下でもクリア出来てしまうようなテストでしかなく、これ以下だと300kbpsを下回る事になりますね。運営が掲げた1Mbpsは何処へやら・・・。
速度にそれ程期待していませんが、運営は目標を達成できなくても、謝るだけで翌月割り増しで増強をしてくれる訳ではありませんしね・・・。
当方、Aプランですが、最近お昼の通信が、以前より快適になってきているような…気のせいでしょうか
これでモヤモヤした部分が無くなりました。
続いて…新評価方法ですが、公開ページとはいえ、他社様のサイトを評価基準にするのは如何なものでしょうか。
マナー的な話ではなく、そもそもあちらの勝手で仕様が変わるものを追従し続けるのは定量的な測定とは言えないのではないかと危惧しています。
表示される広告次第でリクエスト数もレスポンス内容も変わりますし…
それであれば、測定用の大きめの html (画像、css、jsのロードあり)を幾つかのcdnのエッジに配置し、コンテンツに偏らない測定の方が良いのでは無いでしょうか。
参考までにご一考頂ければ幸いです。
私は、昼休みはワイモバイルに、逃がしてますので、なんとかなっておりますが、マイネオを周囲に安心して勧められるよう、通信の安定化お願いします。
文中のYahoo!のトップページ測定のところに記載の「EBページ」、ブラウザのせいで「w」が抜けてるのかな?それとも何かの用語?
2018/10/26 20:35ごろ
AWSにYahoo!そっくりの構造のサイトを置いて測定したらダメでしょうか?
テキストと画像だけ変えて。