LINEのスマートスピーカーWAVEを使ってみた

LINE WAVE

先行販売分のLINE WAVEを予約し、なかなか届かずやきもきしながら到着を待っていたのですが、8月末に届きました。
先行体験版は10,000円（税込）とお手頃価格です。しかも、LINE MUSIC 6カ月チケットも付いてきます。（正式版は15,000円とのこと）

さっそくですが開封してみました。
外装の質感も良く、家に置いていてもあまり違和感のないシンプルなデザインです。

ちなみに、簡単な説明書と充電器、充電ケーブルが付属しています。

LINE WAVEの外観

円筒の側面は、一般的なスピーカーの布、スピーカーネットで覆われています。

本体の物理ボタンは、本体上面と電源ケーブル接続部分にあります。
上面には、音量調節、再生ボタン、ショートカットボタン（3つ）の6つのボタンがあります。

電源ケーブル接続部分には、電源ボタンとマイクミュートボタンがあります。
背の高さは約14cm、重さは約1kgとコンパクトな割には重みがあって、比較的重厚感があります。

スマホ、LINEアカウントとの連携が必須

LINE WAVEを使用するには、スマホに「LINE Clova」アプリをインストールし、LINE WAVEの初期設定（Wi-Fi設定など）をする必要があります。
ちなみに、LINE WAVEにはLINEのAI「Clova」が搭載されています。「Clova」の名前の由来は「Cloud Virtual Assistant」からきているそうです。
Appleの「Siri」さん、Amazonの「Alexa」さんのように、LINEの「Clova」さんということですね。

初期設定の仕方はLINE WAVEが音声で教えてくれるのでカンタンです。
アプリで、LINEアカントでのログイン、スマホとWAVEとの連携、Wi-Fi設定を済ませるとClovaと会話することができるようになります。

スマホアプリで設定確認・変更ができます。

LINE WAVEでできること

先行体験版のLINE MUSICでできることは、主に以下の4つ。（今後のアップデートでできることはどんどん増えていきます。）
・LINE MUSICでの音楽再生
・アラームの設定
・天気情報
・Bluetoothスピーカー機能

今のところのメイン機能はLINE MUSICの音楽再生でしょうか。「”あらかじめ決められた恋人たちへ”の曲をかけて」というと”あら恋”の曲を流してくれますし、「盛り上がる曲をかけて」というようなザックリした注文にも応えてくれます。
「”あらかじめ決められた恋人たちへ” の ”Back” をかけて」のように曲名まで指定して再生してくれる機能もあるようですが、いままで曲名指定してうまく再生してくれたことはありません。（滑舌が悪いのかもしれませんが…）
また、音楽再生中は、大きな声で「クローバ！」と呼びかけないと反応してくれません。

今後のアップデートで、赤外線リモコン機能が追加されたり、LINEでの新着トークの通知や内容の読み上げ・返信、さまざまなサービスとの連携ができるようになるとのことでとても楽しみですね。

Clovaへの指示の仕方

基本的には、最初に「クローバ」と呼びかけることでWAVEが指示待ち状態となり、その後音声で指示を出す、という流れになります。

「クローバ」

「♪（ピロン）」

「明日7時半に起こして」

（考え中）

「セットしました。アプリでご確認いただけます」


スマホのClovaアプリからアラームの項目を確認してみると、たしかに設定されていました！

スマホアプリのアラーム設定画面

音楽再生や天気情報、アラームなど機能として存在する音声コマンドについては、8割ぐらいの確率で正しく動いてくれるのですが、Clovaが聞き取れなかったときなどに、毎回「クローバ」と呼びかけないといけないのが手間だなと思ってしまいます。

WAVEのバッテリーの持ち

LINE WAVEは電源に繋いでいない状態でも内蔵バッテリーで動いてくれます。
ただ、家での利用を想定しているためか、長時間持つわけではないので、外出するときにスピーカーとして持ち出す、といった用途には向きません。


以上、mineoとは一切関係のないLINE WAVEのご紹介でした。

さいごに

国内で初めて販売されたスマートスピーカー「LINE WAVE」。まだ先行体験版で機能が制限されていたり、学習量もまだまだ少ないこともあって、物足りなさはありますが、少し未来を感じるような、なんとなくワクワクするような製品でした。

今後のアップデートを楽しみにしながら、しばらくClovaと過ごしてみようと思います。