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お久しぶりです。プレミアムコースのトライアルが始まり、日々のトラフィック分析が楽しみなマイネ王 運営事務局の気まぐれトラベラーです。今回は9月のネットワーク状況報告を行い、速度低下の要因考察やプレミアムコースのトラフィック影響についてお伝えします。
<Aプラン>
9月当初は少し混雑している状態で、増強によって少し回復、しばらくするとまた少し混雑するといった状況が続いておりました。天気で例えると「少し晴れ間がある曇りの日」といったところでしょうか?9月末に大幅増強を行いましたが、じわりじわりと混雑し始めています。来週11日に再度大幅増強を行いますので、もうしばらくお待ちください。
<Dプラン>
8月の大幅増強が大きく効いており、しばらく快適な状況が続いておりました。天気で例えるなら、「雲一つない快晴」です。10月当初のトラフィック増も考慮して9月末に星3つの増強を実施しました。
※増強スケジュールについては、「公開データ(マイネなう)」にて掲載開始しました。逐次更新していきますので、こちらも合わせてご確認ください。
公開データ(マイネなう)ネットワーク
増強予定の記事を投稿すると「増強工事が終わったとアナウンスされているのに、ぜんぜん快適にならない!!本当に増強しているのか?」という声をいただくことがあります。
ここでは、一般的に通信速度が遅くなる要因はどのようなものがあるのかについて解説させていただきます。
①端末の性能(処理速度、対応周波数等)
②端末付近の電波状況
③基地局が混雑している
④キャリア(ドコモやau)のネットワークが混雑している
⑤POI帯域が混雑している。
⑥mineoネットワーク~インターネットが混雑している
⑦接続先の不具合
通信速度が遅くなる要因は大きく上記の7つに分類されると考えています。
この中でmineoが要因となるのは「⑤POI帯域」と「⑥mineoネットワーク」です。⑥は余裕をもって設計をした自社設備のため混雑要因にはなりませんので、⑤が混雑しないように日々増強(POI増強については前回の記事を参照)を実施してトラフィックを調整しています。
どこにいてもmineoユーザーだけが遅い場合は⑤が要因である可能性が高く、トラフィック量に対してPOIの帯域が小さかったということになります。
逆に端末や場所が変わると快適になる場合は、主に「①端末の性能」や「③基地局の混雑」が要因で速度が遅くなっている可能性があります。
特に大きな駅の近くでは、ただでさえ人が多いのに電車やバスが頻繁に出入りしています。最近では、ほとんどの方がその中でスマホを使用しており、それが移動してくるので駅付近の基地局は混雑していることが多いようです。
10月よりプレミアムコースの有料トライアルが始まりました。プレミアムコース用の専用帯域を設けたことで、通常トラフィックへの影響を心配されている方がいらっしゃるかと思います。ここでは改めてプレミアムコースのトラフィック影響についてお伝えします。
・通常のmineoユーザーは通常帯域を、プレミアムコースのユーザーはプレミアム帯域を利用する。
・プレミアム帯域からあふれた分は、通常のmineoユーザーと同じ条件で通常帯域を利用可能(通常帯域内では優先度は同じ)
・プレミアム帯域が余っている場合は、通常のmineoユーザーもプレミアム帯域を利用可能(プレミアム帯域内ではプレミアムトラフィックが優先)
プレミアムコースの開始にあたって通常帯域を減らしたわけではなく(下図①)、プレミアム専用帯域を別に構築しています(下図②)。
基本的には通常トラフィックは通常帯域を流れ、プレミアムトラフィックはプレミアム帯域を流れます。万が一、プレミアム帯域からトラフィックがあふれた分は通常帯域に流れることになりますが、通常帯域でプレミアムトラフィックが優先されるわけではなく、同じ条件でトラフィックが流れます。そもそも通常帯域はプレミアムユーザー分も含めて帯域を設計しておりますので、あふれてきたプレミアムトラフィックが通常トラフィックに及ぼす影響は少ないと考えています。
また、プレミアム帯域が余っている場合は、通常トラフィックもプレミアム帯域を利用できます。プレミアム帯域があふれなければ、プレミアム開始前に比べて通常トラフィックが使用できる帯域はむしろ増えることになります。
なお、プレミアムコース開始如何にかかわらず、通常帯域の増強基準に変更はありません。これまで通り増強を実施していきますのでご安心ください。
これからも快適な状態を維持できるように増強を行っていきます。今後ともmineoをよろしくお願いします。
最低速度保証、
付きだと良いですね〜(^^;;。
最低速度で3〜5Mbps以上確保、みたいな。
>②端末付近の電波状況
電波状況は端末の設定等で確認できるので、
初めて行った場所で混む時間帯でもないのに
速度が出ないと感じた場合は
端末の電波強度も調べてみるといいかもしれませんね。
電波強度の参考例:
スマホなどでは電波がいいとアンテナピクトがたくさん立つの?
http://blog.goo.ne.jp/monjugawa-kq/e/3c86579bd9a122e0f2c58dcc80ead827
(文珠川慧久の道楽帳2 http://blog.goo.ne.jp/monjugawa-kq)
たーだ、プレミアムコースを作りました~だけじゃなくて、
通常回線はそのままでプレミアム回線を追加したって内容を分かりやすく絵で表示してくれる。
それをネットでガンガン報告してくれるもんね。
速度に不満を持っておられる方は、原因が①~④⑦にあってもmineoが悪い:改善してほしいとなります。
AUやdocomoと契約している訳ではない、mineoと契約しているとの思いが強いのでしょうね。
ご苦労様ですが、繰り返し説明するしか理解は得られないように思います。
ユーザーの理解が得られるよう頑張ってください。
これからもこういった情報の公開を続けてくださると嬉しいです。
このようなユーザー目線での説明等して頂くと本当にmineo様と契約して良かったと心底思います。
auプランAプランを契約していますが、思うようにスピードが出ません。
地方だからかとも思いますが、Aプランの増強よろしくお願い致します
運営事務局さんも、ネットワークの増強には苦心しているでしょうし、多少厳しい意見を言ってしまったかもしれませんね。
私自身はmineoには非常に良い印象を持っていますし(だからこそ使っているわけですが)、不満はないのですが、最初に「雲一つない快晴」と言われた時には、個人的には「ん?」と感じてしまったのは事実です。
少なくともPOIが全く混雑しないわけはなくて、平日昼休み時間帯は多少なりとも混雑するわけで...
たとえば、速度が遅くなる要因と9月のネットワーク状況の説明の順番を逆にするだけで、結構印象が違うと思います。
おそらく、現状で満足しているひとはこの記事を見て素直に納得できると思いますが、不満がある人にとっては最初に「雲一つない快晴」と言われると「何で?」となると思います。
せっかく速度の低下要因をわかりやすく説明しているのに、最初に「mineoのDプランは全く問題ありません」と言われているようで、反感をかってしまうことがもったいないなと思ったからです。
mineoは良いサービスだと思うし、(おこがましいかもしれませんが、)もっと多くの人にmineoをよく思ってもらえればいいなという気持ちからの発言でした。
>万が一、プレミアム帯域からトラフィックがあふれた分は
>通常帯域に流れることになります
ここが私には理解できません。
「あふれる」とはどういうことなのでしょう?
同時利用の上限を50回線とかに決め、51回線目からは通常帯域に廻すという意味でしょうか?
そうなると、先着50名がプレミアム速度で、51番目からは通常速度しか出ないということになります。プレミアム料金を払っているのに通常速度しかできないということにななりますが、そういうことでしょうか?
一方で、WEBページのダウンロードなどは、短時間で次々と終了していきますので、その都度、51番目以降の回線をウェイティング順にプレミアムに繰り上げるのであれば、待ち時間はそれほど長くなはらないかもしれません。
http://www.cisco.com/web/JP/news/cisco_news_letter/tech/qos/index.html
通常、ネットワークの帯域制御はパケット単位となるので、Dark Side of the Moonさんの言っているような回線単位の制御ではないと思われます。
つまり、50回線目とか51回線目とかではなくて、パケット単位の制御になります。
上記のciscoのページの説明では、パケットにマーク(具体的にはラベルと言います)を付けて区別するとありますが、運営事務局の説明を見ると、通常コースのパケットとプレミアムコースのパケットを区別していると思われます。
例えば、100Mbpsの回線があったとして、10Mbpsをプレミアム優先にするということは、10Mbpsの帯域(プレミアム帯域)と90Mbpsの帯域(通常帯域)にわけて、プレミアム帯域では、プレミアムのパケットを優先、通常帯域では、プレミアムと通常のパケットの優先度は同じとしていると思われます。
この条件で通常コースの100人が同じように通信している場合、1人1Mbpsになると思いますが、そこに1人プレミアムの人が来ると、10Mbpsは優先して使えるということになります。
もし、101人全員がスピードテストアプリのように目いっぱい通信しようとすれば、プレミアムの人は10Mbps+90Mbps×1/(101)→10.89Mbpsとなり、通常コースの人は、90Mbps/101→0.89Mbpsとなります。
この場合、プレミアムからは0.89Mbps分が、あふれた分ということになります。
もし、101人が全員通常コースであれば、全員0.99Mbpsとなります。
プレミアムが全く通常コースに影響を与えないわけではなく、通常コースが0.99Mbpsになるか0.89Mbpsになるかの違いは出てくると思います。
実際の通信ではパケットの到着順で制御されるので単純ではないですが、計算上ではこうなります。
という文章は間違いではないのですが、通常トラフィックもプレミアム帯域を利用できる場合は、通常トラフィックも速く通信できるのに、プレミアムが入ってくると、プレミアム帯域での優先度がさがるので影響はあります。
その影響度合いは結局は、プレミアム帯域に割り当てている割合がどれくらいかによります。
おそらく、具体的な数字は開示できないので、影響が少ないと言われれば信じるしかないのですが、Aプラン、Dプランそれぞれ100人しかいない現状では、プレミアムに割り当てられている帯域の割合も小さいと思うので、通常コースへの影響も小さいとは思います。
丁寧な解説をありがとうございました。
文字による説明は、説明する側の文章力とそれを読む側の理解力に依存しますので、とても難しいものだと思います。
めげないで今後も丁寧な説明を続けて下さい。
そしてそのコストは特売品を買えなかった人、または、買わなかった人すべてで負担していることになります。
確かに通常コースへの影響は少ないかと思いますが、mineoが今後、プレミアムコースをどうして行きたいのかが知りたいです。抽選で当たるキャンペーンとして、今後も利用していくのであれば、それはそれでよいかもしれないですが、ある月はすごく快適で、その次はまた遅くなるというのがランダムで起きるのは、個人的には好まないです。
>101人が全員通常コースであれば、
>全員0.99Mbpsとなります。
というのは、
100Mbps÷101人=0.99Mbps
の計算でしょうか?
通常の帯域幅は減らしていないって事なので、もし101人が全員通常コースであれば
90Mbps÷101人=0.89Mbps
ではないでしょうか?
プレミアムが溢れない限り、通常コースの人は、
90Mbps÷100=0.90Mbps
と、全員が通常コースの場合よりも、速くなるのではないでしょうか。
プレミアムが溢れると、ベルりんさんが言われるように
> 90Mbps/101→0.89Mbps
と、なるんでしょうね。
上の事務局の説明を見る限り、プレミアムコースを実施している時の方が、全員通常コースの時よりも、通常コースの人はお得になると思いました。
プレミアムコースの人数分が、通常帯域から抜けるからです。
プレミアムが溢れた場合は、その分お得度が減るだけで、損をする事は無いと思います。
上の事務局の説明通りならね。
違いますかねー?
>> 101人が全員通常コースであれば、
>100Mbps÷101人=0.99Mbps
で合っていると思いますよ。
>プレミアム帯域が余っている場合は、通常トラフィックもプレミアム帯域を利用できます。
とありますので、 全員が通常コース = プレミアムコースの利用者がいない時 には、100MBps の帯域全体を、101人全員で分け合うことになるはずです。
なるほど。そういう意味でしたか。
場合分けをすると、下の【2】の(c)の場合の計算ですね。
私は【1】の(ア)の場合を計算をしていました。
【1】プレミアムコースが無い場合
(ア)90Mbpsの通常帯域で101人通信
通常コースの人:90Mbps÷101人=0.89Mbps
【2】プレミアムコースがある場合
(a)90Mbps通常帯域で100人、10Mbpsプレミアム帯域で1人(溢れあり)
通常コースの人:90Mbps÷101人=0.89Mbps
プレミアムの人:10Mbps+90Mbps×1人/101人=10.89Mbps
(b)90Mbps通常帯域で100人、10Mbpsプレミアム帯域で1人(溢れ無し)
通常コースの人:90Mbps÷100人=0.90Mbps
プレミアムの人:10Mbps
(c)90Mbps通常帯域+10Mbpsプレミアム帯域で101人、プレミアム0人
通常コースの人:(90Mbps + 10Mbps) ÷ 101人=0.99Mbps
いずれにしても、プレミアムコースがある場合と無い場合を比べると、ある場合の方が通常コースの人は得をします(最悪でも全く変わらない)。
プレミアムコースが始まってスピード的に損をする事は無いのです。それが言いたかった事なんです。
なるほど。どうやら、さとさんとベルりんさんとで、比較しようとした対象が異なっていたようですね。
さとさん:
【90MBps の通常コース】 と 【90MBps の通常コース + 10Mbps のプレミアムコース】
ベルりんさん:
【100Mbps の通常コース】 と 【90MBps の通常コース + 10Mbps のプレミアムコース】
それぞれ、
・前者は、プレミアムコースを設ける前の状態との比較
・後者は、プレミアムコースのために増設した帯域を、(プレミアムコースを設けずに)通常帯域に回した場合との比較
となります。
詳しくは、ベルりんさんの答えを待ちたいですが…
事務局のお話では、
「通常帯域はそのままで、プレミアム帯域を追加」
との事です。
通常帯域を減らしてプレミアム帯域を設けたとしたら、ベルりんさんの話は納得できるんですが、通常帯域は減らされないのですから、
「プレミアムコースのために増設した帯域を、(プレミアムコースを設けずに)通常帯域に回した場合」
という話は有り得ないです。
hmamnoさんが言われたように、
「プレミアム帯域が余っている場合に、通常トラフィックもプレミアム帯域を利用できる」
という事ならあり得ます。
つまり、0.99Mbpsというのは、プレミアムコースのおこぼれを貰って通常コースの人が得をした状態なのです。
プレミアムコースが無い場合の速度では無いです。
で、改めて質問ですが、プレミアムの帯域が「余っている」、「あふれている」、というのはどのような状態を指すのでしょうか?
割り当てられた専用帯域を利用パケットで分け合うだけではないということですよね?
全くイメージがつかめません。
「【1】プレミアムコースが無い場合」と「【2】プレミアムコースがある場合」ではmineo側の回線コストが違いますよね。
プレミアムコースのために10Mbps増やすということは、プレミアムコースが無い場合はその一部でもを通常コースの増速分にまわせるんじゃないか?という考えもできます。
「通常コースの帯域は減らしていない」という部分はわかりますし正しいとは思いますが、
通常コースの利用者は毎日増え続けているわけなので、帯域を減らして無くても増えなければ実質減らしたのと同じになると思います。
そうなると事務局が言っている
「プレミアムコース開始如何にかかわらず、通常帯域の増強基準に変更はありません。これまで通り増強を実施していきます」
コレの話になってきますが、事務局のいう増強基準は公開されていないので何が基準なのかはわかりませんが、
自分が10月6日の12:35にspeedtestしたaプランは0.61Mbpsでした。
この速度は、事務局は「通常通りの問題無い速度」だと思っているということなんでしょうかね・・・。
下で話が出ている速度を例にすると、
プレミアム帯域が10Mbps、通常帯域が90Mbpsだとして、
プレミアムコースのユーザーが誰も使ってないor10Mbps未満の速度しか使っていない時が「余っている」状態になり、
その余っている帯域を通常ユーザーが使えるということになります。
プレミアムコースのユーザーが10Mbps以上で利用・・・例えばですがspeedtest等は可能な限りパケットを流すので、
事務局の言う①~④、⑥~⑦が⑤より速度が速ければ、測定中の⑤の部分のは常に「あふれている」状態になり、
通常コースの帯域を「通常コースと同じ優先度で」プレミアムコースのユーザーが利用することになります。
あふれたプレミアムユーザーのパケットは通常コースと同じ優先度になるので、
プレミアムなのに通常コースと同じ速度になるのでは?という懸念をお持ちなのかもしれませんが、
イメージとしては既に下でさとさんやベルりんが数字で書かれているとおり、
「プレミアムの帯域+通常コースの帯域」となり、プレミアムコースの速い部分に足される形になるため、
常に通常コースのユーザーよりは速くなります。
極端な話、プレミアムコースに大量にユーザーを詰め込んで速度が極端に低下したとしても、
常に「+通常コースの帯域」になるため、通常コースだけのユーザーより速度が低下することは理屈上は無いはずです。
>プレミアムコースのユーザー
>が誰も使ってないor10Mbps
>未満の速度しか使っていない
>時が「余っている」状態
誰も使ってない時は当然「余ってる」状態だと思いますが、複数人が使っている時というのは、10Mbpsをその人数で分け合って常に使い切っている状態なのかと思っていましたが、そうではないということですか?
プレミアム帯域を利用人数で分け合って使う限りにおいてはあふれようがないと思うのですが、もしかしたら、分け合う帯域を、最初から「プレミアム帯域+プレミアム会員数分の通常帯域」に設定しているということを言ってるんですかね?
日頃、スピードにご不満をお持ちなのはわかります。
ただ、それはプレミアムコースが原因なのか、そうでないのか説明しているのが、この記事の内容だと思います。
Phantomさんの不満は、プレミアムコースとは別の原因で起こっている事だと思います。
ベルりんさんのコメントで、プレミアムコースの影響で1割もスピードが落ちる、という計算をされているので、それは計算間違いであると指摘したまでです。
プレミアムコースの影響で、通常コースの速度がアップする事はあっても、速度が落ちる事は無いです(理論通りであれば)。
そうでない現象が起こっているとすれば、それはプレミアムコースとは別の要因で起こっている事です。
>分け合う帯域を、最初から「プレミアム帯域+プレミアム会員数分の通常帯域」に設定しているということを言ってるんですかね?
設定上はその認識で合ってると思いますよ。
それを一般(?)にわかりやすく説明したのが事務局の言っている説明&図になると思います。
自分的にはあの図は現実とは違うと思いますが、じゃあどうやって説明するか?となると難しいので、
あのような説明&図になったんだと思います。
ただ、事務局の説明で明らかにひっかかる部分があるんですよね。
事務局「万が一、プレミアム帯域からトラフィックがあふれた分は」
一般的に「万が一」という言葉は「めったに無いが、たまにある」程度だと思いますが、
プレミアムコースの帯域が溢れることは「万が一」ではなく、
夜中や早朝・朝の通勤時間を除いたお昼前まで以外は常に「あふれている」状態になると思われるので、
万が一という言葉の選択は不適切だと思っています。
悪くとらえると、意図的に「通常ユーザーにはほとんど影響出ませんよ」という風に誤認させようとしている。
もう一つひっかかる点。
事務局「プレミアム帯域が余っている場合は、通常トラフィックもプレミアム帯域を利用できます。」
QoS的にはこの説明でもいいのかもしれませんが、プレミアム帯域が余ってる時間は通常コースも帯域は余ってる時間でもあり、
そうなると速度のネックは⑤のPOIでは無く、次にネックになりやすい①~③になります。
いくら通常ユーザーのトラフィックをプレミアム帯域を流れると言われても、ネックが①~③ならば意味がありません。
なので、通常コースのユーザーがプレミアム帯域を使えるということは現実的にはほぼ無いと思っています。
言いたかったことを乱暴に短くまとめてしまうと、
通常コースの帯域を増速するはずのお金でプレミアムコースをの帯域を増やしてるんじゃないの?
です。
もちろん事務局が「プレミアムコース開始如何にかかわらず、通常帯域の増強基準に変更はありません」というのも見ていますが、
現実に混雑時間帯は極端に遅いわけで、余裕をもって増速できないのは事務局が以前言ってたとおり「原価構造的」が主な理由なわけですよね。
要するにお金です。
それが、プレミアムコースという単独では採算が合わないサービスを開始するのには疑問が残ります。
もちろん様々なサービスは組み合わせて提供されているものであり1つのサービス単体で利益が得られないものも沢山ありますが、
赤字でも提供することのデメリットをメリットの方が上回るならアリだと思います。
しかし、このプレミアムコースはそうなってないように思えるのです。
メリットは、一部の選ばれたユーザーが、支払った金額以上に得られる速度と安定性。
それに対して、人数限定されることにより利用したくても利用できない人、通常コースとの値段差以上の速度差を見て不満に思う人、
空いてる時間と混んでる時間の速度差がより大きくなることにより混んでる時間の体感が「より遅く」感じることなどなど・・・
現状のプレミアムコースの新設は悪手だと私は思います。
プレミアムコースと通常コースそれぞれの速度基準はわからないですが、
プレミアムコースの速度に見合った料金設定がされて、申し込みたい人が全員加入できるならプレミアムコースに賛成です。
つまり、ベルりんさんと同意見です。
プレミアムに出資するなら、通常帯域を増やせ、というお気持ちはわかりますよ。
ただその気持ちを元に、「速度1割低下」としてしまうのは、仰るように乱暴だと思います。
「もしもプレミアムに出資するお金で、通常帯域を増やしていたなら~」という、「もしも」の架空の計算であったのだとすれば、ちゃんと前提を明記しておかないと、読んでいる人は間違えますよね。
数字を出しちゃうともっともらしく見えるので、誤解する人が出てくるのでは、と心配でこうやって一生懸命書いています。
例えば、簡単に言うとこういうことではないでしょうか。
一般ユーザーから 最大 0.03Mbps だけ頂きます。プレミアムコースがないときにくらべ、(例) 0.55Mbps → 0.52Mbps と少しだけ遅くなりますが、ほとんど体感できないレベルです。
100人から集めた 0.03Mbpsを束ねて、1人に3Mbpsで提供します。プレミアムコースをやめたとしても、0.52Mbps が 0.55Mbpsに戻り、プレミアムで使える人もいなくなるので、プレミアムコースをやったほうがいいでしょ?と言えるわけですが、
ではその特別帯域を誰に割り当てるかが問題になるんですよね。使いたい人が全体の1%以下であればいいんでしょうが、値上げすると、あまり意味がなくなってくるので、値段が安いままもう少し公平に使えるしくみが欲しいですね。今、プレミアムコースをすでに使っている人は、利便性が落ちますが。
議論いろいろ進んでますね。
>さと さん
基本的には、Phantomさんが回答してくれた通りです。
>100Mbps÷101人=0.99Mbps
>の計算でしょうか?
という計算であっています。
>「通常帯域はそのままで、プレミアム帯域を追加」
現在はトライアルでプレミアムの人の人数も少なく、試験的にプレミアムコース割り当ての帯域を純粋に増やせると思いますが、実際のサービスインでは、プレミアムの人数も増えると思うので影響はあると思います。
プレミアム帯域のコストが、純粋にプレミアム料金で賄える程度であれば納得できますが、「プレミアムの場合混雑時でも5~10Mbpsが出ることを目指す」というのとプレミアムの料金が月800円というのがあまりにも釣り合わないことと、有料サービスであるのにすべての希望者に提供できないということが問題だと思います。プレミアムを使いたくて申し込んだのに当選しなかったら、その人からすると機会損失です。
>改めて質問ですが、プレミアムの帯域が「余っている」、「あふれている」、というのはどのような状態を指すのでしょうか?
例えば、私の書いた例でいくと、プレミアム1人が3Mbpsの動画を見てみるだけの状態であれば、10Mbpsのプレミアム帯域を使い切らずに余っている状態になると思います。
そこで、帯域が100Mpbsのままで、人数を10倍にして全員が3Mbpsの動画を見ようとしている状態を考えたとき、プレミアムコースの人は最大30Mbpsを使おうとするのですが、実際は10Mbpsまでは優先的に確保されて、0.89Mbps分が通常コースから確保されるという計算になります。
結果として、1010人が100Mbpsの回線で3Mbpsの動画を見ようとしていたら、プレミアムの人は1.089Mbpsとなり、通常コースの人は→0.089Mbpsとなります。
昼休みの混雑時間帯は、利用者が多く混雑しているので、プレミアムがあふれる状態になると思われます。
ええっ!あまりに皆言っている事が違うので、自分の考えている事が正しいのか不安になって来ました。
記事の図に、顔マーク付けてみました。
プレミアム開始前は通常帯域を7人で使っていて、開始後は1人がプレミアムコースを使う例です。
図の①は、通常帯域を減らす場合です。
①の場合、一般ユーザーが混雑して、悪影響を受けます。
①の場合なら、ベルりんさんの計算はその通りなのです。
図の②は、通常帯域を減らさないで、プレミアムコースを設ける図です。
②の場合、一般ユーザーは、開始前より速度が上昇する可能性があります。
ただ、プレミアムコースが溢れた場合には、プレミアム開始前と同じ速度になる可能性はあります。
それでも、開始前より速度低下をする事は無いです。
という通信速度の話を言っているだけなのですが…
金額が見合わない話や、希望者に提供できない話は、お気持ちわかりますが速度とはまた別の話です。
事務局は、「通常帯域はプレミアムユーザー分も含めて帯域を設計」し、「通常帯域は減らさない」と言っているのだから、その前提では、速度的に悪影響を受ける事は無いです。
「それではmineoはお金に困るだろうから、通常帯域を減らしてくるに違いない」とかいう話なら、それなら事務局が嘘をついているという事になってしまいます。
そんな嘘の可能性まで考慮してベルりんさんが計算しているとしたら、凄いですが…
事務局のお話通りという前提で行けば、どんなにプレミアムの人数が増えても悪影響は無いはずです。
私が、通常:プレミアムが100:1で、帯域が90Mbps:10Mbpsという例をだしたので、1割という数字が出ていますが、全くのあてずっぽうの数字ではなくある程度実際に近くて説明しやすいキリの良い数字で説明しているつもりです。
スタッフブログの「mineo「プレミアムコース」有料トライアル実施とその理由」
https://king.mineo.jp/magazines/special/420?page=2
のコメントでも、事務局の人が、「昼間混雑時でも10Mbps以上は出ておりました。」と述べています。
そこで、私が、
「ユーザ数1%に対して10%の帯域を専用に確保」
と予想したら、それだと優遇しすぎなので、Dark Side of the Moonさんが
「ユーザ数1%に対して2%の帯域を専用に確保」
と述べていますが、それに対して運営事務局が
「(割当帯域は言えませんが、りうかさんやベルりんさん、Dark Side of the Moonさんのコメントがするどいご指摘であり、ドキッとしています。)」
ということを述べているので、1割は大きいと思いますが、数%の割り当て帯域はあると思われます。例えば、5%の影響だったとしたらそれを大きいとみるか小さいとみるかは人次第ですね。
それ読んでいました。
ですので、
・プレミアム帯域は1割確保
・プレミアムユーザーは1%
という前提の計算だという事はわかっていましたよー。
現状のトライアルでは、事務局さんのいうように、純粋にプレミアムの帯域を、追加で増やしているとは思います。
ただ、それを本番サービスにした時に、月800円ではとてもコストに見合うサービスに思えず、かつ、希望者全員に提供できないというのが問題なのです。
「あふれてきたプレミアムトラフィックが通常トラフィックに及ぼす影響は少ないと考えています。」も間違いではありませんが、様々な状況の数字を総合ずると数%の影響はあると予想できます。
簡単に言えば、プレミアムコースが「全体に数%の影響を与えながら数%のユーザーを優遇するサービス」ということです。
様々な速度測定や、今まで試算した私の計算だと、混雑時に10Mbpsを目指すサービスなら、大体月8000~10000円くらいの料金でなければ、確保する帯域を増やすのが難しく、月800円では安すぎという感じですね。
通常の10倍程度?の帯域を割り当てておいて、通常の2倍未満の料金ですから、「コスト的に見合わなくて心配」という気持ちは私も同じです。
「様々な状況の数字を総合ずると数%の影響はあると予想できます。」
という所を是非また教えて頂きたいです。興味があるので。
長い話なら、掲示板にスレ立てて頂いても。
私はネットワークの知識が無いので、下に書いたような単純な計算しかできないです。
>実際は10Mbpsまでは優先的に確保されて、0.89Mbps分が
>通常コースから確保されるという計算になります
この仮説だと、事務局さんの「通常帯域でプレミアムトラフィックが優先されるわけではなく、同じ条件でトラフィックが流れます。」の説明と矛盾しませんか?
さとさん
さとさん作成の図を少し手を加えさせて頂きました。
「そもそも通常帯域はプレミアムユーザー分も含めて帯域を設計しておりますので、あふれてきたプレミアムトラフィックが通常トラフィックに及ぼす影響は少ないと考えています。」という事務局さんの説明をそのまま図示するとこんな感じでしょうか?
ただし、昼休みや夕方など、誰もが遅くなってイライタする時間帯においては、常にプレミアム帯域があふれ出し、通常帯域を最大限に侵食することが容易に想像できるにもかかわらず、事務局さんは、「万が一、プレミアム帯域からトラフィックがあふれた分は…」と、「万が一」という表現を使っているところがイマイチ理解に苦しむところです。
などと書いてますが、今だに「あふれる」という状態が理解できていないのも事実です。(プレミアム帯域を利用人数で分け合って使う限りにおいては、あふれようがないと思うのですが…)
私の考えを述べさせて下さい。
「通常の10倍程度?の帯域を割り当てておいて、通常の2倍未満の料金」
についてですが、
まず、「通常の2倍未満の料金」これが違うと思っています。
私の試算によればmineoの料金体系は、「600円程度の固定費+1GBあたり200円」となっているように思います。(3GBプランのみ1GBあたり100円とお得となりますが。)
固定費の部分を除いて考えた方が良いと思いますので、その場合帯域借り入れに使えるコストを、基本プランとプレミアム(+800円)で比較すると、
3GBプランでは、300円:1100円 で、約3.7倍
5GBプランでは、1000円:1800円 で、1.8倍
10GBプランでは、2000円:2800円 で、1.4倍
となります。
実際にはおそらく3GBの契約者が多数と思われますので、平均すれば2倍は優に超えているのではないでしょうか?
次に、「通常の10倍程度?の帯域を割り当てて」です。
仮に、混雑時の通常コースの速度が0.5Mbps、プレミアムがその10倍の5Mbpsを目指して増強するのに、はたして10倍もの帯域割り当てが必要なのでしょうか?
通常コースにおいてでも、ピーク時必要帯域の80%程度の帯域確保がなされているとすれば、通常の2倍どころかせいぜい数10%程度の増強ができれば充分なように思います。
もちろん、プレミアムでは通常コースより混雑時の利用が大幅に増えることは予測されますが、そのことも含んでいます。
なお、「抽選による限られた人数しか使えない」状態でのサービスインとなるとすれば、私も大きな問題を感じますが、その点については改めて述べることにします。
ここでいう「同じ条件」というのは、事務局の説明の以下の部分の「優先度は同じ」という部分になります。
------------------
・通常のmineoユーザーは通常帯域を、プレミアムコースのユーザーはプレミアム帯域を利用する。
・プレミアム帯域からあふれた分は、通常のmineoユーザーと同じ条件で通常帯域を利用可能(通常帯域内では優先度は同じ)
・プレミアム帯域が余っている場合は、通常のmineoユーザーもプレミアム帯域を利用可能(プレミアム帯域内ではプレミアムトラフィックが優先)
------------------
私の示した、100Mbpsを90Mbpsの通常帯域と10Mbpsのプレミアム帯域に分けた例の計算は間違っていないですし、上記の説明の通りなので矛盾するわけではないと思います。
繰り返しになりますが、通常100人+プレミアム1人の場合、
A.90Mbpsを101人のパケットが同じ優先度で流れる。→1人0.89Mbps
B.10Mbpsを1人のパケットが優先して流れる。→1人10Mbps
という条件になると思いますが、スピードテストアプリや高画質の動画を見ているときは、アプリは流せるだけのパケットをどんどん流そうとするので、プレミアムの人が1台の端末で1アプリからの通信であったとしても、A+Bのパケットが流れます。
あるアプリのパケットがBを流れたからと言って、Aを流れないわけではありません。
パケットは、アプリの接続の単位ではなく、それよりもっと細かい通信データの単位であることに注意が必要です。
ちなみに、POI全体の帯域を超えるパケットが来た場合、私の示したciscoのページの説明にあるように、パケットが破棄されて端末に届かないので、もう一度通信を要求してパケットを再送してもらうということになります。
料金体系から考えず、実際にかかる回線コストを考えてみてください。
「mineoプレミアムコース(有料トライアル)を使ってみた感想は?」のコメントにも書きましたが、最混雑時間帯に通常コースが1~2Mbpsしかでないのに、プレミアムコースで10Mbps以上でるケースがあるということは、現状でもプレミアムが優先される帯域に10Mbps以上割り当てているとおもいます。
つまり、100人のトライアルに対して、月80万以上のコストがかかる帯域を割り当てていることになります。
>雑時の通常コースの速度が0.5Mbps、プレミアムがその10倍の5Mbpsを目指して増強するのに、はたして10倍もの帯域割り当てが必要なのでしょうか?
混雑時の状態は、POIの帯域をほぼ使い切っていると思われるので割り当てた帯域の速度がほぼ反映されていると思われます。
現在のトライアルの状態として、人数が少なすぎるので、最混雑時間帯でも、常にプレミアムを使い切っていないと思われます。
しかし、プレミアムの人数がある程度増えると、最混雑時間帯には、プレミアムの帯域をほぼ目一杯利用することは容易に想像がつくと思います。
いまは、100人のトライアルで、10Mbps程度のプレミアム帯域ですんでいますが、たとえば、全体の0.3%の1000人がプレミアムだとしたら、100Mbps程度のプレミアム帯域を提供しないと、現状のトライアルの状態と同じになるとは思えません。
ただ、1000人に対して、100Mbpsというのは優遇しすぎになるので、実際は、10~50Mbps程度になるのではと予想しています。
現状推定条件の1/10の1000人に対して10Mbpsだとしても、1人当たり月8000円かかるコストの回線帯域を割り当てていることになり、それを月800円で提供するのは安すぎるとおもわれます。
私の考える現実路線としては、プレミアムコースを月2000円以上にして、実際の希望者が全体の5%以下になるようにして、プレミアムコースの帯域の割り当ても5%くらいにするのが妥当な線かなと思います。この条件でも最混雑時に5~10Mbpsを目標に割り当てる回線コストからすると、4倍以上お得な料金と思います。
そうですね。その図が、最も悪い状態の図ですね。
最も悪くて、プレミアム開始前と同じです。
更に、最も良い状態があって、それはプレミアムの人が全く通信をしていない状態です。
その場合は、6人(以下)で通常とプレミアムの両方の帯域を使えます。
私の下の方のコメントの図が、良い状態と悪い状態の中間です。
私も、「あふれる」の状態は、今ひとつわかりません。
想像では、記事中の速度低下要因①~⑦の一番遅い物が通信速度なのではないかな、と思っています。
あとは通信したい内容の大小にもよると思いますが。
だから、⑤のPOI帯域の分け合いを、プレミアムユーザー間でする時に、①〜⑦(⑤除く)の速度と通信内容よりも、プレミアムの空き帯域が広ければ、あふれない、プレミアムの空き帯域が狭ければ、あふれて通常帯域も使う、なのかなあと思っています。
だとしたら、余程空いている時間帯以外は、常にあふれているのかも知れないですね。
よくわかっていないので、間違っていたらごめんなさい。
というのを毎月やったら、1500円くらいに落ち着くんでしょうか。
>⑤のPOI帯域の分け合いを、プレミアムユーザー間でする時に、①〜⑦(⑤除く)の速度と通信内容よりも、プレミアムの空き帯域が広ければ、あふれない、プレミアムの空き帯域が狭ければ、あふれて通常帯域も使う、なのかなあと思っています。
はい、混雑時間帯でなければこの状態はあり得ると思います。
ただ、混雑していない時間帯は通常ユーザーも早いので、たとえば、通常ユーザが10Mbps出る時間帯に、プレミアム回線があることで、11Mbpsになってもあまりメリットは感じないと思います。
「⑤のPOI帯域の分け合いを、プレミアムユーザー間でする時に、」とありますが、先ほど説明したように、通信帯域の分け合いは、アプリの接続やユーザの単位ではなく、それよりもっと細かい通信データであるパケット単位なので、同じプランのユーザー間でも対等になりません。
例えば、10Mbpsのプレミアム帯域があって、
・基地局が混んでいて1Mbpsの通信しかできないプレミアムユーザ1人
・基地局が混んでいなくて、受信最大150Mbpsを使えるユーザ1人
の2人のプレミアムユーザがいるとすると、1人は1Mbps、もう一人は、9.89Mbpsとなり、2人でプレミアム帯域+α(通常帯域に溢れた分)を目一杯使います。
通常ユーザーがが1000人、プレミアムユーザが上記の2人で、通常帯域900Mbpsにプレミアム帯域に100Mbps割り当てていると、1人は1Mbps、もう一人は、100.898Mbps使います。通常ユーザは、0.898Mbpsです。
全国のプレミアムユーザーの中で1人でも通信環境が良い人がいれば、その人がPOIの帯域を優先的に使い切ることができます。
#実際はパケットの到着順があるのでここまで極端にはなりませんが、ある程度これに近い状態にはなりえます。
プレミアムのパケットが優先されるということは、こういうことなのです。
「通常の2倍未満」と書きながら、「基本料金部分の事考慮していないなあ」と思いんがらざっくり書いていたので、計算して下さってありがとうございます。
なるほど、2倍以上の金額は取れていそうですね。
「通常の10倍程度?の帯域を割り当てて」は、私には全然計算できないのですが、ベルりんさんも紹介されていた以前の記事のコメント欄からの推測です。
10倍というのは、1人当たりの帯域が、通常:プレミアムは、1:10という意味です。(それで通じています?)
通常コースの帯域の10%をプレミアム帯域として増加させ、そこに1%の回線を入れる、という事で一人当たり帯域が通常の10倍です。
という事を書いたつもりでしたが、言葉足らずだったのかな?
ちょっとCrossRoadsさんが「通常の2倍どころかせいぜい数10%程度の増強ができれば充分」と書かれている意味が理解できなくて、ごめんなさい。
はい、この理解は間違っていないと思います。
私の計算は、⑤POIの部分の計算しかしていないのですが、とうぜんキャリア要因で速度低下している人は、プレミアムにしても速度が出ません。
プレミアムに入って速度を速くしたいという人には、キャリア要因で遅い人も多いと思うので、有料オプションを払っても改善されずかえって不満が増大されると思われます。
#このあたりは、プレミアムコースを使ってみた感想のコメントを見ればわかるでしょう。
一方で先に書いたように、全国で少数でも通信環境が良い(キャリア要因がない)プレミアムユーザーがいれば、プレミアム帯域を独占して使いすぐにプレミアム帯域は溢れます。
結局はほんの一部のユーザ(通信環境が良いプレミアムユーザー)のみを優遇することになるので、プレミアム料金を高くしても低くしても、不公平感が増大することにしかならないと思います。
この状態ですが、いまのトライアルの人数が少なすぎて検証できていないように思われます。もし、プレミアムコースのトライアル人数が、今の2,3倍以上あったら、プレミアム帯域の使われ方がかなり変わってくると思います。
運営事務局さん、よく考えて頑張ってください!
>①〜⑦(⑤除く)の速度と通信内容よりも、プレミアムの空き帯域が広けれ
>ば、あふれない、プレミアムの空き帯域が狭ければ、あふれて通常帯域も
>使う、なのかなあと思っています。
>だとしたら、余程空いている時間帯以外は、常にあふれているのかも知れ
>ないですね。
そのような意味で「あふれる」という言葉を使っているのであれば、「万が一」ではなく、ほぼ「常に」あふれていることになりそうですね。
>プレミアムの人が1台の端末で1アプリからの通信であったとしても、
>A+Bのパケットが流れます。
ちょっと誤解していました。
了解です。
>>プレミアムの人が1台の端末で1アプリからの通信であったとしても、
>>A+Bのパケットが流れます。
>ちょっと誤解していました。
>了解です。
ここまで書いておいてなんですが、具体的なネットワーク機器の設定や割り当て帯域まではわからないので、私の説明が100%正しいかどうかは、保証できません。
ただ、こ事務局の説明から、一般的なネットワーク機器の設定を考えると理論上は私の説明になります。
>>だとしたら、余程空いている時間帯以外は、常にあふれているのかも知れ
>>ないですね。
>そのような意味で「あふれる」という言葉を使っているのであれば、「万が一」ではなく、ほぼ「常に」あふれていることになりそうですね。
はい、私もそうなると思います。実際のネットワークは理論通りにはいかないので検証が必要なのですが、今のトライアルは人数少なすぎですね。
平均して3GB契約のユーザーが300円しか回線借料を払っていないとすると、10Mbps/約97万円のau回線に3233人が、10Mbps/約79万円のドコモ回線に2633人が放り込まれている計算になりますが、下記のロイター記事によると、
「1500─2000人程度が適正で、3000人だと遅すぎて使いものにならない」(MVNO幹部)。
http://jp.reuters.com/article/analysis-mvno-idJPKBN0TZ1KQ20151216?sp=true
とあるので、仮に2000人だとすると、au回線で485円、ドコモ回線で395円、単純平均で約440円が回線借料に。
1500人だとすると、au回線で647円、ドコモ回線で527円、単純平均で約587円が回線借料という計算になるようです。
あくまで参考程度ですが。
有益な情報ありがとうございます!これは具体的な数字ですね。
私の説明、計算ミスをしていました。
>1000人に対して10Mbpsだとしても、1人当たり月8000円かかるコストの回線帯域を割り当てていることになり、それを月800円で提供するのは安すぎるとおもわれます。
この計算間違いで、「1000人に対して10Mbpsだと、1人当たり月800円なので原価通りで(固定費や利益など全くでないので)赤字」ですね。
※10Mbpsの接続料は、最新では、784,887円で約80万で計算しています。
10Mbpsで、1500─2000人程度が適正ということで、比較的良い現在のmineoの通常ユーザが1500人あたり10Mbpsとすると、プレミアムユーザ割り当て帯域は、1500人あたり50~100Mbpsくらいになると推測します。
その場合、回線コスト原価が月2600~5200円ですね。
これには、装置などの固定費やその他販管費、利益など全くのせていないので、実際は、最低月8000円くらいが必要というのが私の試算です。
プレミアム用の回線費用をすべてプレミアム料金から賄うとすると、これくらいになると思います。
以前かえでさんが「ニュートン算」という概念を紹介されていましたが、それによると、
>10Mbps帯域を10%広げて11Mbps帯域とした場合、
>1秒間に8Mbの通信量増加がある場合、10%帯域増加でスピードは1.5倍
>1秒間に9Mbの通信量増加がある場合、10%帯域増加でスピードは2倍
>となりました。
ということなので、仮にこの「10%帯域増加でスピードは1.5倍」という試算が適用できるとすると、スピードを10倍にするのに10倍の帯域を確保する必要はなく、「1.1倍の7乗≒約2倍」程度の帯域を確保すれば良いことになり、必要経費は587円×2=1,164円と、かなりプレミアム料金に近づくようです。
あくまで「ニュートン算が適用できれば」の話ですが。