MVNO初！mineoフリータンクが「グッドデザイン賞」を受賞！

グッドデザイン賞ってなに？

皆さんも一度は聞いたことがあったり、賞のロゴ「Ｇマーク」を見たことがあるでしょうか？他のアワードと比べて、国内認知率がとても高いのが大きな特徴の推奨制度です。

様々に展開される事象の中から「ヒト」が中心で、誰かの生活を真に豊かにする、またその可能性の実践を「よいデザイン」として評価し、私たちのくらしや社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした「総合的なデザインの推奨制度」
（グッドデザイン賞Webサイトより抜粋）

フリータンクで応募したねらいは？

皆さんは、このGマークを見たとき、その作品にどんな印象やイメージを持ちますか？その答えが応募した大きなねらいになりますが、

・認知度が高いGマークを活用して、フリータンクの良さを世に広く伝えたい！
・グッドデザイン賞を受賞して、mineoユーザーの皆さんと一緒に喜びを分かち合いたい！
・フリータンクのコンセプトや仕様が評価基準に近いので、受賞できるかも！？

といった思いや考えもありました。

応募から受賞までの流れは？

大きくはこのような流れです。本日9月29日の13:30に、グッドデザイン事務局から公式発表されたため、私たちも同時にプレスリリースとこのマイネ王の記事により公開することにしました。

次に、あまり知られていないであろう審査の裏側をちょっと紹介します。

審査ってどうやっているの？

一次審査は書類選考なのですが、二次審査は、応募作品の前で審査員に直接説明1分＋質疑応答2分のプレゼンテーションという内容でした。プレゼンテーションは、マイネ王を立ち上げ前から担当してきた私、コスパ王が行いました。ちなみに、「もしダメだったら反省会やな！」と、他スタッフからのプレッシャーはかなりきつめでした。（＾＾；）

まず、二次審査当日に審査会場の東京ビックサイトに到着。ちゃんと掲示板でも案内されていて、緊張感が高まります。ちなみに、奇遇にもこの日は同じフリータンクで受賞したコードアワードの贈賞式の日でもあり、先にコードアワードを受け取って、即、贈賞式会場を抜け出しタクシーでビックサイトまでぶっ飛ばしてギリギリ滑り込みセーフ…。焦りました。（笑）

二次審査の会場は撮影禁止だったのですが、唯一入り口にあったこちらのパネルは撮影OKでしたので、手持ちのスマホで記念に撮影しました。よく見ると素晴らしいことがたくさん書いているので、ぜひ読んでみてくださいね！

会場はかなり広く、他の審査作品がズラリと1,000点以上は展示されていて、壮観でした。フリータンクの実物は展示できませんので、事前に製作した説明用パネルを搬入しておき、担当する審査員が順番で回ってきたらパネルの前でプレゼン開始です。ドキドキ…。

そして遂にその時が！　1分間にフリータンクの目的、コンセプト、成果を詰め込んで、全て語り切りました！（たぶん）

その後の審査員からの質問の中で印象的だったのは、「見知らぬユーザーのために、自分のパケットを入れようとするのはなぜか？」という内容でした。皆さんでしたらどのように回答しますか？

フリータンクってなに？

ここでフリータンクをあまり知らない人のために、ちょっとだけ紹介しますね。

フリータンクとは、全国のmineoのユーザーでパケットをシェアして助け合えるものです。mineoユーザーみんなで共通のタンクに余ったパケットを入れることや、毎月1GBまで引き出して助けてもらうことができます。

つまり、皆さんの善意によってフリータンクにパケットが集まっているわけですので、もしあなたが今月パケットを使いすぎてフリータンクからパケットを引き出したら、来月以降は余りそうなパケットを積極的にフリータンクに入れるようにしてくださいね！

詳しくは、フリータンクの詳しい使い方 をご覧ください。

フリータンクはどのあたりが評価されたの？

審査員の評価コメントをそのまま3点掲載します。

●パケットをおすそわけするという日本的な共有文化に根付いたアイデアを一定以上のユーザー規模で実現している点が評価された。
●三大キャリアが市場を独占し、年々通信費が高騰していくというユーザーにとっては腹立たしい状況の中、MVNOを活用してユーザー同士が融通し合うという非合理的な贈与ネットワークに落とし込んでいる点は希望さえ感じさせる。
● 一社会実験として終わらずにスケールさせる工夫が今後とも必要になると推測するが、過度に貢献ユーザーを持ち上げすぎず、同時に善意が応報を受けられるようにするという絶妙なチューニングに期待したい。

単なるパケットシェアの範囲を家族から全ユーザーに広げただけでなく、見知らぬユーザー同士での助け合うという根幹の部分がしっかり評価されていてうれしいです！

2つ目の前半の大手携帯キャリアに対する審査員の想いは、ユーザーの皆さんと同じですね！3つ目の“一社会実験として…”という部分は、ツッコミどころではありますが、ここではコメントしづらいのでパスします（笑）。

最後に

mineoのフリータンクは、「MM総研大賞2016の話題賞を受賞！」、「コードアワード2016のグッド・イノベーションを受賞！」に引き続き、3個目のアワード受賞となります。

このようにフリータンクが外部からもしっかり評価されていることをとてもうれしく思います。でも、本当にすごいのは、フリータンクを助け合いの互助の精神で枯渇することなくうまく自走させているmineoユーザーの皆さんだと思います。今回の受賞も、本当にmineoユーザーの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます！

今後はWebサイトやチラシ等に、フリータンクとGマークのロゴを合わせて掲載することで、一般ユーザーの皆さんにも幅広くフリータンクの良さを伝えていきたいと思います。mineoユーザーの皆さんも、「フリータンク」のことを語る際には、ぜひ「グッドデザイン賞」とセットでお願いしますねっ！

ただし、フリータンクはまだ発展途上で改善余地もあるかと思います。これまで右肩上がりだった残容量も最近は若干減少傾向ですので、審査員コメント3つ目の「絶妙なチューニング」の部分は、今後もしっかりがんばりたいと思います！

これからも引き続き、フリータンクを、マイネ王を、mineoをよろしくお願いします！

参考

mineoフリータンク受賞ページ

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