- 192
- 6
- 81

なくさない! 落とさない! AirPods紛失防止グッズを6つ試してみた
気さくで明るいライター・編集者。サンリオなどかわいいものが好き。
ライターの神田(こうだ)です。iPhoneユーザーの私は、最近思い立って「AirPods Pro 2」を購入しました。
AirPodsはAppleのワイヤレスイヤホンで、ケースから取り出すとすぐに本体に接続されて便利ですし、周囲の雑音を軽減するノイズキャンセリング機能があるなど性能も優秀です。もちろん音質も申し分なし。「なんでもっと早く買わなかったんだろう」と大満足しています。ある一点だけを除いて……。
そう、「無くしそうで怖い」んです。同じことを考えている読者も多いのではないでしょうか。
見てください、この側面のツルッと感。とてもスタイリッシュではあるんですが、ふとした拍子に指を滑らせそうで怖いんです。ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンとは違って、耳から外れたら一巻の終わりです。3万9,800円もしますからね。無くしたら1年は落ち込むと思います。
「もし手が滑って道路の側溝に落としてしまったら」「小さいから無くしたときに見つかりにくそう」など不安を抱えながらAirPodsを使う毎日。便利なアイテムで悩みを解消したい!
ということで今回は、AirPodsを無くさないためのアイテムを6つ選んで検証してみました!
今回選んだのは以下の6つ
【ALLVD】ネックストラップ(税込399円)
【Podstring】イヤホンストラップ(税込1,399円)
【YINVA】イヤーフック(税込699円)
【YUWAKAYI】イヤーピース(税込990円)
【elago】シリコンケースカバー(税込2,780円)
【Apple】AirTag(税込4,779円)
上記6つの紛失防止アイテムを試していきます。
「物理的に落とさないようにする」「よりフィットさせる」「忘れないようにする」といった観点で、Amazonで人気のアイテムを選んでみました。
なお、筆者が使っているのは“AirPods Pro 2”のため、その他のバージョンのAirPodsには対応していない場合があります。購入を検討される場合は、Amazonサイト内の商品説明や口コミなどもあわせてチェックしてみてください。
それでは、「商品の特徴」「使い心地」「おすすめポイント」という観点で商品をご紹介していきます。
※執筆時点の価格を記載しています。
最初に紹介するのは、イヤホンを紛失しないようにするネックストラップです。無線のイヤホンを有線にするわけですね。耳から外れてもすぐに落下することはないので安心!
AirPodsの尻尾部分に装着するだけなので、着脱も簡単です。カラーも馴染みやすい白で、ファッションの邪魔をしません。
背面にはマグネットが付いており、イヤホン同士がくっつくようになっています。腕に巻いてマグネットで留めれば持ち歩きもラクラクです。
使用感
ストラップを付けても着用感に影響は出ず、かなり使いやすい。色も本体の色とよく馴染む。落としてもストラップで守られるので安心。ただ、ケースにしまうためには当然だが取り外さなければならず、そこが面倒にならなければいいかも。
こんな人におすすめ
イヤホンを無くさないためにできる一番簡単なソリューションなので、不安な方はまずイヤホンストラップを買うとよさそう。400円程度で「もし外れて落としたら……」の不安がなくなるならかなりお得。
2つ目に紹介するのも、イヤホンの紛失防止ストラップです。先ほどと違うのは装着方法と紐の太さ。カラーは黒、紫、青、白の4つがありましたが、今回は黒にしました。
こちらのストラップは、紐の先端に小さなワイヤーが付いており、イヤーピースに引っ掛ける方式です。そのため、外側に装着部分が見えることはありません。
装着するとこのような感じに。紐の存在感がほとんどないので、肌に触れてもノンストレスです。見た目もかなりスマート。
先ほどのストラップはケースにイヤホンをしまうときにいちいち外さなければいけませんでしたが、こちらのストラップは付けたまま収納ができるのも長所。このように、紐をケースにぐるぐると巻きます。
使用感
紐が細く、まったく目立たないので見た目はスタイリッシュ。ケースにも付けっぱなしでしまうことができるのはかなり助かるかも。
こんな人におすすめ
着脱の手間がなくなり、そのままケースにしまえるので、私のようにズボラな人に向いている。価格はちょっとだけ高め。イヤーピースの付いていないインナーイヤー型のAirPodsでは装着できない可能性があるので要注意。
3つ目に紹介するのはイヤーフックです。耳へのフィット感を高め、落下を防止するというわけです。カラーは黒など複数ありましたが、クリアタイプのものにしました。
穴の部分にAirPodsの尻尾部分を差し込みます。シームレスに取り外せるので便利。
使用感
耳にかけるタイプなので、しっかりホールドされて安心感がある。そこまで目立たない見た目も◎。ただ、私の場合はずっとかけていると耳が痛くなってきたので、移動中だけ着けるなどの工夫が必要になりそう。ケースにしまうためには取り外す必要がある。
こんな人におすすめ
ストラップではなく、耳に引っかけて使用したい人には向いている。ホールド感を高めてくれるのでフィット感を求める人にもおすすめ。ランニングなど、体を動かすシーンでも活躍しそう。
4つ目に紹介するのは耳の穴のフィット感を保つために重宝するイヤーピースです。もともとAirPods Pro 2にはイヤーピースが同梱されていますが、さらに合うものを求めて購入しました。
イヤーピースは「S・M・L」の3つのサイズが同梱されており、自身の耳にフィットするものを選ぶことができます。
本体に付いているイヤーピースは、つまんで引っぱると簡単に取り外しが可能。
左が今回購入したイヤーピースで、右が本体に付いていたイヤーピースです。見た目の違いはまったくわからないですね。ともかく大事なのは着用感です。
使用感
Mサイズを使ったが、着用感は本体付属のものとほとんど変わらず。とりたてて特筆すべき点は見つからない。
こんな人におすすめ
耳にフィットしないイヤーピースを使うと外れやすくなり紛失の原因になるので、「なんかフィットしないな」と悩んでいる人は一考の余地あり。同じイヤーピースを長期間使っているとゴムがたわんでフィット感にも影響が出るし、汚れの蓄積が気になることも。そのため消耗品として買い替えるのはおすすめ。
5つ目に紹介するのは、AirPodsケースを保護するシリコンケースです。ケース本体もツルツルして滑りやすいので、イヤホンだけでなくケース丸ごと紛失する可能性だってあります(恐ろしい......)。そうした事態を防ぐのがこのシリコンケースというわけです。
箱にはケース上部と下部、そして本体のリングに装着するカラビナが入っています。
装着した様子がこちら。本体はマットな風合いで、手にもよく吸い付くので滑らせてしまう心配もありません。カラーバリエーションも豊富で、ミントやブラックなど全9種あるので好みの色を選べます。今回私が選んだのは「ナイトグローブルー」。何でも暗いところで光るそうですが……?
うわっ! 光った!
家でどこにAirPodsを置いたかわからなくなることがよくあるので、こうして発光してくれるのはとても助かります。外出しているときにこうして光ったら周囲の注目も集まりそうですね。
使用感
マットな質感で滑りにくいから安心。カラビナが付いているので、パンツのベルトループやカバンに装着することができて取り回しも◎。本体の傷も防いでくれて一石二鳥。
こんな人におすすめ
ケースを落としがちな人には特におすすめ。カラーも豊富なので自分の好きな色を選ぶことができるのもうれしいところ。どんなケースを買えばいいかわからない人は、こちらを買っておけば間違いなさそう。
ただ、あくまでもこの商品はAirPods Pro 2専用。AirPodsは世代ごとにケースの形が異なります。他の世代のケースカバーは「elago AirPods 3」など、ブランド名+AirPodsの世代名を入れて検索してみてください。
最後に紹介するのは2021年に発売されたAppleの紛失防止タグ「AirTag」。Apple製品ユーザーで、よく物を無くす人にはうってつけのアイテムです。iPhoneやiPadの「探す」アプリでAirTagの場所を探すことができます。
箱を開けると、きれいに輝く本体が現れます。発売されて以来ずっと気になっていましたが、こうしてご尊顔を拝むことができるとは。
接続方法は簡単。手持ちのiPhoneやiPadを近づけ、デバイスに接続画面が出たら、AirTagに名前を付けてAppleアカウントに登録すれば準備完了です。
私はAirTagがキラキラしてきれいだったので「宝物」と名付けました。
注意したい点としては、AirPodsと一緒に携帯するにはキーホルダーが必要だということ。私は持ち運びたいので、AmazonでAirTag用のキーホルダーを購入しました。
スマホのショルダーストラップに、AirPodsとAirTagをカラビナでぶら下げれば持ち運びも楽々です。それに見た目も都市生活者という感じでちょっとおしゃれに見えます(私だけでしょうか?)。
AirTagの真価は、物を無くしてしまったときにこそ発揮されます。もし出先でAirPodsを丸ごと落として絶望してしまったときも、AirTagがあれば……?
あった! AirTagのおかげで無事見つけることができました。
AirPods本体にもデバイスを探す機能が搭載されているとはいえ、こうした紛失防止タグがあることで「絶対に無くすもんか」と気を引き締めることができますね。落とす前の抑止力を増やすことも大事です。AirTagだけで5,000円近くしますからね。
使用感
見た目もスタイリッシュで持ち運びも楽。そこまで重さも感じない。持ち運ぶならキーホルダーはあったほうがいい。本体だけで持ち歩くと紛失してしまいそう。
こんな人におすすめ
Apple製品ユーザーで、物を無くしがちな人におすすめ。今回はAirPodsにセットしたが、お気に入りのかばんや自転車に取り付けるなどさまざまな活用法がある。お子さんに持たせると位置情報が把握できるので見守りにも使えそう。
まとめ
ということで、6種類のAirPods紛失防止アイテムを試してみました。
いろいろ試すことで、無くす不安もいくらか軽減されました。特にイヤホンに付けるストラップは、耳から外れても首で止まるので安心。その他、シリコンカバーやイヤーフックなどはフィット感を高めてくれて使い心地も向上させてくれました。滑り落ちにくくして装着感を高めると、より紛失しにくくなるように思います。
みなさんもぜひ、ピンときたものを試してみてください。それでは、よいAirPodsライフを!
※価格や情報は執筆当時のものです。
編集:ノオト
- 157
- 12
- 81


ワイヤレスもどきイヤーフォンに
なっちゃうな
それよりも、バッテリ逝くまでの消耗品に片方2万出せる剛毅さの方が正直 羨ましいかも。バッテリ交換も万札飛ぶらしいし。。
両耳を塞ぐのが怖いので、
モノラルの片耳にしてます。
3.5mm ステレオイヤホン最強だなぁ!
断線しても100円ショップで十分だし。
もう年齢でお耳が、Hi-Resじゃ無くて、Low-Resな私なので…
参考にしたいと思います。
屋外ではセールで2980円で購入したCMFbuds(一応ノイキャン付き)。無くしても諦めのつく価格。
ピアスみたいに磁力でアンカー取れるアクセサリなんて売ってないのかな。そのうちに百均で出るかも?
おかげさまで 興味深く読みました
側面のツルッとする部分の材質が
まだまだ改善する余地がありそうᖳᖰ💦
ワイヤレスなのに ニーズに合わせて落下防止用ストラップなどを売ってるなんて何だか
釈根灌枝(しゃくこんかんし)っぽい…
ワイヤレスイヤホンの本体価格だけでも安くないのにさ〜
防止対策グッズで 更に出費が加算されてしまうシステムって 🍏に限らず 他のメーカーの販売戦略などに うまくのせられている感 半端ない❕…(⚲□⚲)⋮(งˋ͈ᵔˊ͈ⱴ)⋮クッ
やはり紐状のものが必要かなぁ。
付けたままケースにしまえるのは大きい。