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こんにちは。どりっぷ@運営事務局です。
最近、気温も暖かくなり桜も咲いていて、いよいよ春が訪れている感じがしますね!
私はカメラが趣味ということもあり、今年は桜撮影に浸っています。
おすすめ桜スポットがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
さて、定例のネットワーク状況報告(2025年3月分)です。定例報告は、「Webページ表示完了時間」を測定し、箱ひげ図を用いて通信品質をお伝えします。
【測定対象】 Yahoo!のトップページ(https://m.yahoo.co.jp)
【測定時間】 (お昼休み)12:15~12:45
(夕方) 18:15~18:45
※各時間・各場所でそれぞれ10回測定し、外れ値は除外しています。
【測定場所】 オプテージ 本社(大阪市中央区)、西宮事務所(兵庫県西宮市)付近、守口事務所(大阪府守口市)付近、京都事務所(京都府京都市)付近
【測定端末】 AQUOS sense6 4/64GBモデル SH-M19 (mineo端末)
※ブラウザはChromeを使用しております。
※キャッシュの削除は行っておりません。
※測定に用いた回線は「通信の最適化」が適用されています。
※自動測定ツールの動作調整のため、測定できていない日があります。
※測定結果はブラウザから取得した「Web表示が完全に完了するまでの時間」を表しております。しかし、実際にはスマホの画面で見えている部分は表示が完了している等、見た目上はもっと短く感じられる場合があります。
3月の測定結果は中央値の平均でお昼の測定結果2.9~3.4秒、夕方は2.7~3.4秒となっています。
Aプランは昼、夕方がともに良化しましたが、Dプラン、Sプランは先月のスコアから少し下がる結果となりました。しかし、前月比較で0.2秒程度のスコア低下ですので、実際に使用する分には通信品質に問題はないよう思います。
またSプランに関しては計測ができていなかった箇所があるため、前月のスコアと単純比較ができなくなっております。
今後も各プランの昼と夕方のバランスを見つつ、定期的な増強を続けてまいります。
今回はコメント欄でよく見かける「駅でスマホが遅い」という問題について、スマホが遅くなる要因を交えながら解説していきたいと思います。
まずスマホが遅くなる要因についておさらいをしていきます。こちらの内容は以前にも記載したことがありますので、ご存じの方は【大阪駅WEBページ表示時間計測調査】まで読み飛ばしてください。
①は基地局の混雑が要因です。
Aプランはau、Dプランはドコモ、Sプランはソフトバンクの基地局を使用しています。そのため、ひとつの基地局に同じプランやキャリアの利用者が集中しすぎると混雑が発生します。
駅やコンサートホール、オフィスビルなど、人が密集している場所であれば、これが大きな要因である可能性があります。特に駅は電車やバスの待ち時間にスマホを触る人が多いので、混雑しやすいようです。
➁はキャリアとmineoをつなぐ接続点(POI)の混雑です。
ピークトラフィック量に対して、余裕を持ったPOI帯域を準備していないと混雑しやすくなります。
※POIとはキャリア(au、docomo、SoftBank)設備とmineo設備をつなぐ接続点のことです。詳しくは以前の記事を参考にしてください。
※私たちは加入者の増加に合わせながら帯域を広げています。こちらも詳しくは前回の記事を参考にしてください。
③はコンテンツサーバの混雑です。
特定のサーバにアクセスが集中しすぎると混雑が発生します。
例としては、先着順のライブチケット申し込みや大規模なセールやキャンペーン中のサイトなどがあげられます。
このようにスマホの通信品質は様々な要因から影響を受けていることが分かります。
ここから「駅でスマホが遅い」という問題とスマホが遅くなる要因を交えながら解説をしていきます。
調査する方法は、mineo SIMを使用し、大阪駅とオプテージ本社の二か所で時間帯を変えながらWEBページの表示時間を計測し、比較するというものです。
検証条件については以下の通りです。
計測日 :3/24(月)
計測時間 :12:30, 15:00, 18:15
計測SIM :mineo(Dプラン)
計測場所 :大阪駅(連絡橋改札口前)、オプテージ 本社(大阪市中央区)
計測端末 :AQUOS sense6 4/64GBモデル SH-M19(mineo端末)
計測項目 :Webページ表示完了時間
計測サイト:Yahoo!のトップページ(https://m.yahoo.co.jp)
通信規格 :4G固定
今回は大阪駅内でも人通りが多い連絡橋改札口前で計測を行いました。
連絡橋改札口は多くの駅ホームの上に位置するため、通勤ラッシュのような電車の混雑状況を受けやすい場所となります。
また計測時間帯にそれぞれ5回計測し、平均値をスコアとしました。
※5回程度の計測であるため、計測値のばらつきについてはご了承ください。
上記の計測結果から、大阪駅はオプテージ本社に比べて、昼は1.4倍、15時は1.5倍、夕方は2.1倍かかっていることが分かります。同じ時間帯で比較をしているため、POIとコンテンツサーバの状況は等しく、この差は①基地局要因だと想定できます。
駅の改札前で計測をしていた私の主観にはなりますが、夕方は帰宅ラッシュの影響か昼や15時よりも人が多く、最も駅が混雑していました。
そのため、夕方のスコアだけ約2倍になったと考えます。
普段私たちがスマホでWebページを見るときは、スマホが近くの基地局に接続して通信を行います。しかし、1つの基地局にあまりにも多くのスマホが接続すると、1台あたりの通信容量(割り当て)が少なくなり、通信品質が低下します。これが、駅(基地局)が混雑するとスコアが低くなる理由です。
基地局を増やしてスマホの接続を分散すれば混雑の問題は解決するのではないかと思いますが、基地局はキャリアの設備であるため、mineoが基地局を増設することは難しいです。
参考までにですが、検証結果のスコアを時間帯で比較すると、15時<昼=夕方となっており、これは主に➁POIの混雑の違いだと思います。
mineoユーザが同時に通信を行うほどトラフィック量は増加しますが、そのトラフィック量に対して余裕を持ったPOI帯域を準備していないと、POIは混雑しやすくなります。POIが混雑すると通信品質が低下しやすくなるため、WEBページ表示完了時間にも影響を及ぼします。とくに12:30頃はお昼ご飯を食べ終え、スマホを使って休憩する方が多いため、トラフィックが集中してPOIが混雑したと考えられます。
もちろん、閲覧しているWEBサイトへアクセスが集中し③サーバで混雑が起こるような、POIや基地局の混雑が関係しない場合もあります。
今回の検証を通して、通信品質は様々な影響を受けることが分かったと思います。
人が多く集まる場所では基地局の混雑が起きやすく、通信品質にも影響が出やすくなっています。駅で通信品質が悪いと感じ、それが長い間続くようであれば基地局混雑の可能もありますので、可能であればその場から離れるのも一つの手かもしれません。
今後も皆さんが快適に使用できる品質を維持できるよう、適切な管理を続けてまいります。引き続き、mineoをよろしくお願いいたします。
上の図は、ゆずるね。宣言数と達成数をゆずるね。期間単位で1カ月毎に平均してグラフにしたものです。
2025年3月度は宣言者数約58,908人、達成者数約50,898人でした。
いつもゆずるね。ご協力いただいている皆さま、ありがとうございます。
3月度は宣言数と達成数がともに2月度から少し減少する結果となりました。
ただ、これまでの傾向を見ると毎年6月までは上昇傾向にありますので、今月も引き続き一緒に盛り上げていただければと思います!
なお、達成率については約86%とほぼ先月と同水準でした。
引き続き、ゆずるね。をよろしくお願いします。
今回は、3月のネットワークとゆずるね。の状況についてお伝えしました。
今後もmineo・マイネ王をよろしくお願いします。
契約者が少ないとの認識ですが、合っていますか?
ゆずるね。は、達成に苦慮されているユーザーさんが、まだまだ多いようですね❗️
mineoアプリでの、宣言忘れ通知の利用促進
そして、昼時間のモバイルデータ通信📴用対応策
などで達成者の増加につながるかもしれませんね‼︎
今回の駅でのデータ取りは画期的なので、次は上記の検証をお願いしたいが、難しいでしょうから。いいです。
Sプランですが、ゆずるねで
1.5M使用ですが、地域によりますね。