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鯖のモバイルバッテリーを作る

鯖のモバイルバッテリーを作る

たかや
ライター: たかや
1993年生まれ。ライター。記事の撮影はスマホのカメラを使うことが多いので、スマホがないと生きていけない。

鯖、好き。

豊かな風味、たしかな旨味。それでいて高い栄養価。そんな鯖が、大好きだ。

鯖、好き!

焼き鯖、鯖寿司、鯖サンド、味噌煮、ソテー…etc。鯖は調理方法によって多様な顔を見せてくれる。

あぁ、素晴らしき哉(かな)、鯖。

実際、自分は魚の中なら鯖を買う頻度がかなり多い。季節問わずスーパーに並んでくれるし。お求めやすい価格だし。貧乏暮らしが長い自分にとって、鯖になんど救われたことか…。

そんな鯖に、恋してる。

私、どうしちゃったんだろう。年中夢中、四六時中。寝ても覚めても鯖のことばかり。アイラブアイラブ、鯖フィッシュ。やだ…これが…恋…? 鯖だけど恋(鯉)?

鯖、もっとずっと、自分の傍(そば)に居てほしい。

自分にとって身近な存在の鯖を、もっと身近なものに。
つまり、そう!!!

モバイルバッテリー

鯖をモバイルバッテリーにしようっ!!!!

だってだって好きだから

設計イメージ

このスマホ社会。モバイルバッテリーは必需品。ご多分に漏れず、自分もモバイルバッテリーは肌身離さず持ち歩いている。

では、そんなモバイルバッテリーと鯖を融合させることができたなら……? 言うまでもなく、鯖がもっと身近な存在になったと言えるハズ。

作ろう、鯖のモバイルバッテリー。いやさ、鯖(サバ)イルバッテリーを。

作っていきます

まずは樹脂粘土をこねていきます

自分のちっぽけな人生、歴史にこの名を刻めずとも、「鯖に恋焦がれて、鯖のモバイルバッテリーを作った男」そうして誰かの記憶に残れば本望。

見晒せ、この世のすべての鯖ラヴァー。オレ、いま、鯖、作ってます! だって鯖が好きだから!

絵の具を混ぜます

鯖ってすごい。昔から好物だったけど、三十路を過ぎたあたりから、鯖のありがたみが一層判るようになってきた。

身の部分になります

「ガシッ」とした力強い身の歯ごたえ。口の中でとろける脂の旨味。それでいて、肉を食べた時ほどの胃もたれも起こさない。歳を重ねるごとに、鯖という存在のありがたみが増してくる。

ねぇ、鯖。アナタはどうしてそんなにも素敵なの?

モバイルバッテリーと合体

力技すぎる。

成形

おっ、良い感じですね

輪郭が見えてきました。テンションも上がります。フワッ! フワッ!

アルミホイルなどで凹凸を

なんかキモ。

実物の鯖と比較して形のチェック

続いて着色

まずは白色、銀色、青で表面をペタペタと…。

そして銀色、黒色、青色。

絵筆で塗り広げるより、スポンジでトントンと撫でていくとけっこう自然な色味に。

ひゃおっ! サイコッ!

焼き色をつけます

最後の仕上げ

プラモデル塗料でお馴染みタミヤの「デコレーション用塗料」で“脂のテカリ感”を出せば……

完成!

ヤバ! 嬉しすぎ!

思ってた以上に、鯖っぽくない? っぽい? ぽいよね???

ねえ~~~~、ヤバ~~~~~。超嬉しい~~~~。超鯖じゃ~ん。

正直、制作前は「粘土で作るの難しいんじゃ…?」と不安も感じてたけど…。自分、やればできるんだ…。嬉し…。いまならなんでもできそう。世界獲ろうかな。

あれれ~? 鯖、いなくなっちゃた。鯖、どこに行ったの~~? ふえぇぇ…。

って、いんじゃ~んw

シュッ(裾をまくる音)

ドスッ

あ~~~~~。良いよ~~~。鯖から放出されるエネルギーが、ケーブルを通して僕の体内に伝わってくる感覚あるよ~~。回遊魚の旨味成分、注入されてるゥゥゥ。この瞬間、僕と鯖は一体となり、僕は鯖であり鯖は僕であり……。ほんと嬉しい、本当に嬉しいよぉ~~~~~~~~~~。

鯖の成分が注入される気分…

鯖の歌を作りました。

そんな歌も浮かんでくるよぉ~~~。

ちゃんと充電もできる!

モバイルバッテリーは野外でこそ、そのありがたみを実感。

ご覧ください、この光景。傍から見れば、「焼き鯖にケーブルを差してスマホを充電を試みる変人」にしか見えません。そう見られて結構だが!?

飲食店でもね。この通りでね!

鯖の炭火焼

鯖イルバッテリー

一般的に飲食店に焼き鯖を持ち込むのは禁止とされていますが…。これは焼き鯖型のモバイルバッテリー。とがめられる筋合いはナッシング。

どんなときでも、鯖がそばに居てくれる。これを至福と言わずなんと呼ぶ。

意外に手にフィットしやすい

鯖、好き!!!

はい。というわけでね。今回はね、「鯖のモバイルバッテリー」を作らせていただいたわけですけども。

大好きな存在をモバイルバッテリーにする…というのは、その対象をより身近に感じることができます。自分にとって、それが鯖だったってこと。あぁ幸せ。あぁ、幸せだな~~~。

工作終了後、自分を労うために回転寿司店に行きました。頼んだのはもちろん「〆鯖」(記事の〆つってね! つってねぇ!!)。

参考動画:【食品サンプル】上手に見える焼きサバの着色方法公開
編集:ノオト


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152 件のコメント
1 - 2 / 152
以前の記事で、リアルな⚔️をみましたが、今回はそれをはるかに超えるできばえで、お皿に魚がのっていないのが、違和感に感じるぐらいです。たかやさんは、着色が本当に上手ですね。記事の方、楽しませて頂きありがとうございます。
本体熱くなりそう…
熱くなってることに気付きにくそう…
煙出そう…発火しそう…
それはそれで雰囲気ありそう…
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