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Wi-Fiやスマホがない時代はどうしてた? 40年前と現在ではこんなに違う海外旅行事情!

Wi-Fiやスマホがない時代はどうしてた? 40年前と現在ではこんなに違う海外旅行事情!

狸山みほたん
ライター: 狸山みほたん
地下アイドル兼ライター。趣味は漫画を読むことと潰れるまで飲むこと。難ありアイドル『オタフクガールズ』のリーダーとしても活動中。ネタに困った時はすぐにユニットの収支をバラそうとする。将来の夢は人気者。

こんにちは、地下アイドル兼ライターの狸山みほたんです。

もうすぐ海外旅行に行くので、浮かれていま〜す! いえ〜い!!

コロナ禍もひと段落して、今年は久々に海外旅行をした方も多いのではないでしょうか。この年明けに渡航を予定している私なんて、13年ぶりですよ。2011年、大学を卒業してすぐにグアムに行って以来です。

グアムで浮かれる私。

当時って、国内ではすでにガラケーやスマホで手軽に情報収集できましたよね。出先でお店の口コミをチェックしたり、電車の乗り換えを調べたり、友達に連絡を入れるのも簡単でした。でも、海外に行くとそうはいかない。

現地で使えるケータイがなければ友達とはぐれて合流するのは難しいし、調べもののためにパソコンが使えるスポットを探したことも。あと、写真を撮るのもデジカメだったし、撮ったはいいけどデータがどこにあるかなんて、すぐに思い出せません。

今なら海外でも公共のWi-Fiは当たり前だし、海外旅行で活用できるアプリもいっぱいある(と聞いております)。そう考えると、ここ10数年で海外旅行のあれこれって大きく変わったはず。気になって調べてみると、こんなデータを発見しました。

総合旅行サイト「エクスペディア・ジャパン」が行った「昭和対平成の海外旅行調査」。「『海外旅行の必需品』といえばなんですか?」という質問に、昭和世代の84%が「ガイドブック」と答えたのに対して、平成世代は72%が「スマートフォン」と答えています。2018年の調査なので、令和になってさらにギャップは広がっていそう。

10数年前に比べて今はいいよね〜くらいに思っていましたが、よく考えたらネットがない時代の海外旅行ってめちゃくちゃ大変だったのでは!? その反面で、令和の便利な海外旅行事情も知りたいし、こうなったらいろんな世代のお話を聞いてみたい!

海外旅行は昔と今でこんなに違う! 座談会

というわけで、各世代の海外旅行について語る座談会を開催しました!

座談会メンバー

磯貝誠さん
64歳。41年間勤めた印刷会社を退職し、現在は次のステップに向けて準備中。学生だった1979年にインド、1982年にインドとネパールでバックパッカー経験あり。その後も公私を問わずさまざまな国に渡航。最近は息子と東南アジアを巡り、2023年もニューヨークとスペインを旅している。

塚本浩介さん
39歳。大阪でレトロ雑貨店「PiNS!」を経営。海外雑貨の買い付けのため、2010年からデンマークなどの北欧諸国、ロシア、中国、台湾など9カ国への渡航経験がある。現地の人と体当たりで交流するのが常で、エピソードトークが豊富。

狸山みほたん
36歳。この記事のライター。初めての海外は2004年に高校の語学研修で行ったイギリス。それから2011年までの間にオーストラリア、韓国、中国、フランス、イタリア、グアムに渡航。ガラケーからスマホに切り替えてから海外に行っていない。

菊竹栄杜さん
制作会社でインターンシップ中の24歳の大学院生。初めての海外経験は2018年のカナダ留学で、滞在中にニューヨークにも旅行。イギリスの大学院に留学した際にはスペイン、チェコ、フランス、スイスへも足を運んでいる。

渡航の目的や行った国もさまざまですが、各年代の海外経験についてお話を聞いていきたいと思います!

70〜80年代にインドでバックパッカー、宿泊は現地交渉で

みほたん
みなさん、よろしくお願いします。 まず気になるのはネットがない時代の旅行について。磯貝さんのお話を聞かせてください。
磯貝さん
初めての海外旅行は1979年。大学生のときに一生懸命バイトでお金を貯めて、1カ月間のインドオープンチケットツアーに参加しました。そのあと社会人になる直前の1982年にも、インド北部とネパールでバックパッカーをしました。
タジ・マハール→ムンバイ→ゴアと巡り、オールドデリーの安宿に旅慣れた現地ファッションで帰還。

みほたん
ネットがないってことは、旅の情報はやっぱり『地球の歩き方※』ですか?

※地球の歩き方:株式会社地球の歩き方が発行する、世界各地を紹介する旅行ガイドブック

磯貝さん
海外行きを決めたときは『地球の歩き方』がまだなかったんですよ。渡航と同じ1979年創刊なので。影響を受けたのは『Be Here Now』というヒッピーのバイブル的な本と、雑誌『宝島』です。
中高生のころに影響を受けたという『Be Here Now』(平河出版社・刊)と、サブカルチャー色が強かった雑誌『宝島』(宝島社・刊)。

みほたん
まさかの『地球の歩き方』創刊以前の話! もともとインドに興味があったんですか?
磯貝さん
面白そうだと思っていたのと、安く長く滞在するならインドしかないな、と。『宝島』の広告にパンアメリカン航空の成田・デリー間の往復便ツアーが紹介されていたので、それに参加しました。人数を集めることで航空券を格安で確保し、現地到着後は解散して自由行動。1カ月後に再集合する内容でした。
『宝島』に広告掲載されていた「インド・ネパール精神世界の旅」に参加した面々。

みほたん
航空券だけということは、ホテルなどは自力で探すんですか?
磯貝さん
そうですね。安宿はガイドブックにも掲載がないし、ネット予約も当然ないので安いホテルが集まるエリアを歩き回って、その場で値段交渉を。あとは、街を歩く外国人を見た子どもが「チープホテル、アイノウ(安宿を知っている)」と、ホテルに引っ張っていくんです。ついていった先に泊まって、劣悪な環境に耐えられなくなったらいいホテルに移動して、元気になったらまた安宿へ。そのローテーションですね。
左端に写っているような剥き出しのベッドに寝袋を敷いて寝ていたそう。

一人前のバックパッカーになるには、現地のトイレ文化に慣れることが必要。

塚本さん
その根性はすごいですね。
磯貝さん
単純に貧乏なだけですよ(笑)
菊竹さん
学生でお金がなかったのは僕も一緒ですが、バケーションレンタルサービスのAirbnbで手配した宿やホステルは、衛生的に荒れているところは少なかったです。
みほたん
今は国内外問わずネットで口コミを見られるから情報も入手しやすいし、ホテル側の意識も高まってるんでしょうね。
磯貝さん
口コミもそうですけど、予約サイトは直前の予約変更も利くから本当に便利です。あのころはガイドブックさえろくにないし、親もよく心配しなかったなと思いますね。
インドのニューデリーにいた蛇使い。

ネパール、ヒマラヤの麓のポカラ湖でボートを1日借りて遊ぶ磯貝さん。

みほたん
日本との連絡手段も国際電話か手紙だけですもんね。行き先や手段にもよるとは思いますが、生半可な気持ちじゃ厳しそう。とにかくハードさが段違いですね。

インターネットが身近になり、旅のツールが変化した2010年以降

みほたん
2010年前後になると、ネットが海外旅行のツールとして一般的になり、かなり便利になってきますよね。その年代に渡航されていた塚本さんの話を教えてください。
塚本さん
かつて勤めていた雑貨店が海外製品を扱っていて、軽い気持ちで自分も買い付けのために渡航を始めた、というのがそもそものきっかけです。
ロシアでピンバッジを吟味する塚本さん(左)。

台湾ではポップアップショップを開催。

塚本さん
初の海外は、レゴ好きが高じてデンマークに約1週間。翌年にはフィンランドと、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国。イギリスやロシア、中国にも行きました。2010年代は今ほどじゃないけど、ネットでの事前調査は簡単になりつつあった。とはいえ、現地の人に道を聞くなどアナログな手法も組み合わせつつ、便利なものを活用していましたね。
サンドイッチチェーンの「SUBWAY」。スコットランドで地下鉄(subway)に乗ろうと道を聞き、教えられた通り向かったらここに行き当たったそう。

塚本さんが探していたsubwayはこっち。

みほたん
私がよく海外に行ったのも同時期です。2008年にオーストラリアに1カ月滞在したのですが、渡航前はネットでいろいろ調べて、現地ではスマホやパソコンが自由に使えないから地元のフリーペーパーでイベントを調べたり、CDショップでライブ情報をチェックしたり。
私がオーストラリアから持ち帰ったフライヤー。

塚本さん
あとは、旅先で交流したい人同士をつなぐ「カウチサーフィン」というサービスを使って、事前に現地の人に案内を頼んでいました。初めてロシアを訪れた際、現地の女性に案内を頼んだんですけど、2回目と3回目の渡航時にも「偶然近くにいます」って連絡が。とはいえ、お互い500キロは離れてるんですよ? 「近く」にしては遠すぎるし、わざわざ連絡が来るのもびっくりで。今思えばスパイか何かだと疑われてたのかな。
ロシアの友人にピロシキをおごってもらう塚本さん。

みほたん
すごいエピソード出てきた。
塚本さん
スマホの登場以降も、中国の通常のネット環境ではGoogleが使えないので、現地の専用アプリを使うんですよ。大連でホテルの部屋にいきなり飲み屋の営業電話がかかってきたときは情報漏洩を疑いましたね。
みほたん
どこに行っても狙われてません!? うーん、海外経験豊富なだけあって、エピソードには事欠かないですね……!
塚本さん
あと、どの国でも困ったときはふくよかなおばさんに頼る。経験則にすぎないけど、これだけは外した記憶はないです。

若者志向は「行きたい国」より「行きたいスポットで探す」へ、ただし宿と食の悩みは変わらず

みほたん
今回最年少の菊竹さんは海外で何か困ったことはありましたか?
菊竹さん
うーん……2023年にチェコで泊まったホステルが男女混合のドミトリーで、8人部屋で7人が自分より若い女の子だったことがあって。ソワソワして全然寝られませんでしたね。
チェコのプラハにて。このように完璧な画角&解像度で自撮りできるのが令和旅の強さでもある。

みほたん
ハードな話題続きだったところ、微笑ましいエピソードありがとうございます。磯貝さんのときもドミトリータイプの宿ってありましたか?
磯貝さん
僕のころはドミトリーはむしろ高級なほうでしたよ。そういうところにも泊まれないときは、小綺麗なレストランの床で寝かせてもらっていました。
みほたん
めちゃくちゃ力技!
磯貝さん
あと、当時の安宿って壁が薄いから隣部屋で何をしているかよくわかる。インドの安宿に泊まったときは、あえてラジカセでスティービー・ワンダーとかポピュラーな曲を大きめの音で流していました。そうすると、隣の人が遊びに来て仲良くなれた。
みほたん
懐かしのラジカセが親睦ツールにもなるなんて! バックパッカーが集まる宿だとそういう交流も楽しめたんだ。
菊竹さん
交流といえば僕が通っていた大学院のクラスメイトは8割がインド人で、いろいろご飯を作って分けてくれたんですけど、どれも死ぬほど辛くて……。磯貝さんは大丈夫でしたか?
磯貝さん
確かにインド料理は辛いけど、暑い気候ゆえにスパイスで元気になるんですよ。ただ、水道水を飲んだのが原因なのか日本に帰国してすぐに下痢に襲われ、保健所から「赤痢です」と連絡があり2週間病院に拘束されました。
みほたん
これまた恐ろしい経験を……。でも食べ物のトラブルは海外旅行あるあるですよね。
塚本さん
ガイドブックに「日本のお菓子が喜ばれる」とあったので、シベリア鉄道で同室の人たちに日本の駄菓子を配ったら口に合わなかったらしく、一気に雰囲気が悪くなりました。
菊竹さん
僕もイギリスで配ったお菓子がウケませんでした……。
みほたん
私もイギリスのホームステイ先でわらび餅を作って微妙な顔をされたことあります。ところで、最近はどこの国が人気なんでしょうか? 各世代の「行きたい国」「憧れの国」が気になります。
菊竹さん
僕の周りは韓国や東南アジアなど、格安航空で行ける場所が人気ですね。あと、具体的に「あそこに行きたい」っていう声が多いです。どこの国というより「フロリダのディズニーランドに行きたい」「ロンドンの〇〇っていうお店で買い物したい」みたいな。
みほたん
へぇ〜! そういう情報はやっぱりSNSから?
菊竹さん
そうですね。ブダペストの温泉がいいとか、クロアチアのこの街の景色が綺麗とか、SNSやYouTubeに動画や写真が出てくるんです。それを見て行きたいスポットが増える。

イギリスのオックスフォード。

菊竹さんが訪れた「世界で最も美しい街」と称されるチェコのチェスキークルムロフ。

みほたん
国が持つ印象じゃなく、ピンポイントで目的地を決められるのは今どきっぽい! しかもミーハー感がない!
塚本さん
確かに、僕ら以上の世代は映画や音楽の影響で「あの国に行きたい」というのが多かったですよね。イメージ先行で。
磯貝さん
うん、80年代はアメリカ志向が強かったですね。女の子はパリやイタリアかな。
みほたん
私も完全に映画の影響で北欧やフランスに憧れていました。

言葉の壁をテクノロジーでこえる、アプリはやっぱり便利!

みほたん
言葉の壁のこえ方も各世代で違いそうですけど、重宝していたツールはありますか?
塚本さん
僕が行っていた国はそもそも英語が通じないところも多くて、指差し会話帳を活用していました。
菊竹さん
英語での日常会話には困らなかったですが、飲食店のメニューやサイネージに書かれた言葉の理解は大変でした。でも、そういうときはGoogle レンズが便利。被写体の言語をそのまま日本語変換してくれるので、ローカルなレストランでは助かりました。
みほたん
へぇ〜! そんなに正確なんですね。
磯貝さん
使わない手はないですよ。僕の学生時代はメニューの内容がさっぱりわからず、ベジタリアンメニューを頼むこともありました。野菜が出てくるのは間違いないので。
みほたん
身ひとつでリスク回避しないといけないですもんね。
磯貝さん
非英語圏では結局、身振り手振りが重要です。インドでヒンドゥー教の修行僧・サドゥーに声をかけられたものの英語が通じないので、地面に地図と太陽と川の絵を描いて「夜になったら来い」って説明されました。
ガンジス川に向かって階段状に続いている「ガート」で化粧をしていたらサドゥーに声をかけられた。

みほたん
それで通じるのすごい。そういうアナログな交流は今では得難い経験でしょうね。

シェアタクシーやキャッシュレス決済で、金銭トラブルは減少?

みほたん
言葉の壁はこえたとして、ほかにも便利なツールってありますか?
菊竹さん
シェアタクシーは海外ではすでに一般的ですね。手軽だし、値段が最初からわかるので精算時に揉めない安心感があります。
塚本さん
良いですよね。2010年代もライドシェアはあったけど、言い値でしか払えなかったからぼったくりもいた。だから僕はカウチサーフィン経由で現地の人と移動していました。相手の信頼度が評価されているので。
台南の友人と原付で現地観光をする塚本さん(停車中)。

磯貝さん
Google マップも便利。タクシーで目的地と違うところに連れていかれそうになっても指摘できる。
みほたん
まさに私、グアムでタクシーに乗ったら目的地と全然違う駐車場に停められて、怖い思いをしました。何事もなかったけど、あれもスマホやアプリがあったら防げたかも。そういうトラブルは減っていそうですが、菊竹さん世代なら何に気をつけますか?
菊竹さん
根深いのは人種差別じゃないですか。今はお金のやりとりはオンライン決済が主流だし、詐欺被害も減ったんじゃないでしょうか。
磯貝さん
現金も持ち歩きませんしね。最近も頻繁に海外に行っていますが、水1本買うのも、チップも何%って指定してカードで一緒に支払う。
菊竹さん
イギリスでは現金を一切使わなかったです。飲食店だとテーブルのQRコードを読み込むとメニューが出てきて、注文も支払いもスマホで完結することもあります。
みほたん
スマホひとつで現金どころかカードも持ち歩かなくていいんだ!
塚本さん
僕は商売柄、現金でのやりとりがほとんどでしたね。ポーチとか靴の底とか、どこに現金を忍ばせるか常に悩んでいましたよ。初の海外渡航は2010年だったけど、向こうのATMがうまく使えるかも不安で。磯貝さんのときって、現地のATMで日本の口座から現金を下ろせるシステムってありましたか?
磯貝さん
70〜80年代は国際キャッシュカードは一般的ではなく、トラベラーズチェック※が主流の時代です。インドの電車でパスポート以外全部盗まれたことがあったんですけど、お金に関してはトラベラーズチェックのおかげでなんとか助かりましたね。

※トラベラーズチェック……海外旅行者向けの旅行小切手。額面とサインを書くだけで支払いが可能。再発行も可能で、海外での安全な決済手段として知られていた。

みほたん
トラベラーズチェックって懐かしいですね。今調べたらサービス終了してる……! 時代だな。
磯貝さん
ちなみにそのとき、カメラも盗られたので写真がとても少ないんですよ。お金も困りますが、思い出がなくなるのはショックです。今はデータが残るから良いですよ。
ガンジス川を毎日訪れていた磯貝さん。このような写真を撮ってもらうにはカメラを人に渡す、つまり盗難のリスクが伴うため、そもそもの枚数が少ないそう。

菊竹さん
大変ですね……! 僕の場合はGoogle フォトを使っているので、撮影と同時にクラウドに保存されていました。
アルプス山脈最高峰・モンブランの麓、シャモニーにて。滞在中はGoProで動画撮影もしていた菊竹さん。

みほたん
写真がすぐクラウド上に残せるのは安心だ! 私、2010年にフランスに行ったときに友達がガラケーを盗られちゃって。デジタル撮影なのに肝心のデータを失って手元に写真が残らないのは気の毒でした。ここ10年でずいぶん便利になりましたね。

手紙からSNSへ、旅先で出会った友人とのやりとり

みほたん
滞在先で知り合った人と帰国後に連絡を取り合うときって、各年代どういう感じでしたか?
磯貝さん
もちろん、住所を交換して手紙のやりとりですね。これ、ネパールで知り合った現地の人の写真なんですけど、自分のパスポート用写真の裏に住所を書いて渡されたんですよ。
みほたん
名刺代わりみたいで面白いですね(笑)
磯貝さん
「俺の顔を忘れないでくれ」って。帰国してからもやりとりは続いて、彼の来日時には家に泊めてあげました。
塚本さん
僕のときはFacebookでしたね。
みほたん
ですよね〜! 積極的に海外渡航をしている人はFacebookをいち早くやっていたイメージ。
菊竹さん
僕の世代はInstagramです。投稿で趣味嗜好や近況を知ったうえで、DMができる。顔を忘れることもないのでいいですよ。
みほたん
インスタって自己紹介代わりにもなってるんだ。新鮮!

各年代の海外旅行を振り返って

みほたん
今回の座談会でいろいろ思い出を話したり、ほかの年代の話を聞いたりしてどうでしたか?
磯貝さん
記憶を辿ることで若いころの経験が今につながっていることを改めて感じました。いろんな国で、いろんな文化に触れることの大切さ、自由な旅の良さは今も昔も変わらないんじゃないかな、と思います。
塚本さん
技術の進歩が、旅をもっと円滑にしているなと。最近はご無沙汰ですけど、菊竹さんのようにいろいろなツールを活用して、また海外に飛び立ちたいです。
菊竹さん
ひとりでなんでもできる便利さは現代ならではですが、人に頼ることで必然的につながりが生まれる、かつての海外旅行を羨ましく思いました。文化の違いや困難を乗りこえることで、人の輪が広がる旅行の面白さを知れてよかったです。
みほたん
みなさん、ありがとうございました!

便利なツールを賢く使いつつ、旅のあたたかみも楽しんで

ネットが一般的ではない時代はもちろん、ここ10数年でもかなりの変化がある海外旅行事情。どれも新鮮なお話でした。そして、めっちゃ海外に行きたくなったー!

この記事に備えてアルバムを引っ張り出したり、スクラップを見返したりして、旅の情緒やそこで得られる経験の素晴らしさを再認識できたのも収穫です。ついでに、ホームステイ中に英語で書いていた日記を見つけたのですが、まったく読解できなくて自分の英語力の低下にショックを受けました。翻訳アプリに頼りすぎるのも良くないかも……!? 昔のようにハートとハートのコミュニケーションも旅の経験として大切ですね。

対して最新の海外旅行事情は、私の予想よりさらに便利で安全なものでした。久々の海外、賢く情報をキャッチして満喫したいと思います。

良かったら、みなさんの海外旅行の思い出やエピソードもコメントで教えてくださいね!

編集:人間編集部


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200 件のコメント
1 - 50 / 200
 無駄に長いし、最後にまとめもない。こんな記事を読む時間はないです。
40年前のことですが
旅行先から日本に連絡を取ろうなんて事
考えもしませんでした
トラブルがなかったから ?
便利な世の中になりました✨
同じくめっちゃ海外に行きたくなりました。
今のご時世のハードルも色々めっちゃ高いですね💰🌏🌋
楽しく平和にスイスイぽちポチっと。。繋がり隊です。
人生の三分の一を海外旅行生活した俺が来ましたよっと。

地球の歩き方は迷い方と揶揄されていた。
安宿の情報ノートと口コミが頼り。
片言の現地語を覚える。

世界が画一化均一化し詰まらなくなった。
ザッコパッカーが増えて面白くなくなった。
国内旅行ですが15年前一人旅に行く時に手作りのガイドブック作って持っていきました。
絶望的に方向音痴なので、乗り場、時間、観光したい場所の割引券。全部印刷して、クリアファイルに宿や航空チケットと一緒に入れて持参。
残ったポケットにはチケットの半券や写真なんかを入れてそのまま思い出の一冊として保管しています。
旅行って予定立てている時が一番楽しいですよね。
今じゃ現地に行ってからスマホで情報収集できますが、あえて手作りの旅行のしおりを作成するのもまた楽しいかなぁと思ったりします。
昔は旅の思い出はカメラでしたね、フィルムの。1ヶ月くらいの旅行になるとフィルムは数十個持参していくので、結構な荷物でしたね。現像するまで画像を確認できないので、帰国後現像するのが楽しみでした。手荷物検査で感光しないように、X線防止のケースも必須でした。
デジカメが登場して、記憶メモリーに数千枚保存できるようになったときも画期的でしたが、今やスマホひとつでカメラ、ガイドブック、翻訳などを担ってると思うと旅の形式は激変しましたね。
コロナが落ち着いたと思ったら、今は円安で海外旅行できない
海外か〜 エンが🈚️
40年前は、フイルムの一眼レフカメラ一式約20万円程度をやっと購入して楽しんでいたのですが、後輩に貸して雨の日に使ったみたいで、それを後で気づいたが遅しレンズにカビ発生してしまった😭

50年前は、自分でフイルム現象からやっていました、懐かしいです♪
>ホームステイ中に英語で書いていた日記を見つけたのですが、まったく読解できなくて自分の英語力の低下にショックを受けました。

英語の勉強のつもりで難しい表現を使うようにしてたのかな?
ネット検索してると時々欲しい情報が英語のページにあったりして、面倒くさいと思いながらもしぶしぶ読むことがありますが、分からない単語をいくらか調べるだけで結構スイスイ読めて、意外といけるじゃん自分、なんて思っています。シンプルで読みやすい文体で書いてくれているのかな? 機械翻訳されたような日本語のページを読むとイライラして、「いっそ英語で読みたい!」と思うこともありますね。
ちなみに、特に英語を頑張って勉強してきたわけでもないです。20年ほど前、大学の般教でTOEICを受ける授業が必修、及第点は450点のところ1年目は単位落とす。2年目で何とか単位は取れる。
15年前くらい(?)、季想社の「聞き流すだけ」的な英語教材CDを買う。しばらくは聞いたけど飽きて聞かなくなった。英語力に寄与したか不明。
9年前、子供が生まれて家庭保育園の教材を買う。英語の絵本とかCDとかを一通り読み、聞き、子供にも読んでやったりCD聞かせたり。5年前第二子が生まれるも余裕が無くて英語からは離れる。英語圏の海外渡航経験は一度もなし。
こんな感じです。
40年前は知りませんが30年前だと、
航空券は、旅行会社に行くか電話して手配、
ホテルは、旅行会社に手配してもらうか現地調達でした。

現地での予定を立てる為の情報は、主に『地球の歩き方』、
それでも情報が足りない場合は、『Lonely Planet』や『Overseas Timetable』で調べました。

ちなみに携帯電話は、2006年に行った海外旅行では、ノキアのGSM携帯(だったと思います)に、当時契約してたauのSIMを刺して、海外で通話しました。
確かに昔は外出していると連絡手段が全くないし、海外ですと皆無でした。
今では考えられないですね〜
おつかれさまです!
またまたおもしろい企画 天才ですw
まじテレビより100倍楽しいです!
いつもありがとうございます(^ー^)
色々と変わってきてますね🤔
便利な世の中になりましたよね🎵
私は、海外は怖いところってイメージがあって行けないですw
いつかきっと(  ̄- ̄)

images_(7).jpeg

subway(米語)


SUBWAY🥪(🇺🇸コネチカット州 発祥)
https://ja.wikipedia.org/wiki/サブウェイ
トラベラーズチェック  懐かしい。
それに海外に初めていくときにクレジットカード作ったなあ。でも、使うのが怖くて結局トラベラーズチェックで済ませてしまった。
ネットとかもないから、海外国内問わず自分の目的に合った旅行雑誌やガイドブックを本屋で探すのも楽しかったなあ。
今でも基本的な下調べはガイドブックだけど、交通とか最新の情報を知りたい時はネットからと使い分けてます。
海外はもう行かないだろうなあ。

47都道府県観光制覇したので満足です。
座談会に参加された皆さんお疲れ様でした。
大変楽しい話ばかりでした。
話でパンアメリカン航空が出てきた時はそういえばあったと思いました。
海外旅行なんか行けない私にとって、この頃、世界一だったパンアメリカン航空の提供でTBSで放送していた「花高かおるの世界の旅」を一緒懸命に見ていました。
狸山みほたん、気を付けて旅行に行って来て下さい。
そして又、楽しい話を聞かせて下さい。
2000年問題の時にニューヨークに行きました。
世の中がいろんな事で騒いでいましたが何事もなく旅行したのを思い出しました。
トラベラーズチェック、東京銀行の観音様の図柄。赤電話ならぬ銀色?の公衆電話で、国際電話用のテレフォンカードを使えば日本に電話できたが、時差があるから実用的でなかった。
どちらも絶滅しましたか。思い出ばかり。
なるほど。つい最近、トラベラーチェックが前時代のものとなっている事を知りました。
海外に行きたくなります。
昭和ネタと、考えて…。
ガイドブックは、「地球の歩き方」とLonley Planet 。
ロンリープラネットは、eBookで購入してKindleに入れています。

昔々、飛行機の予約と、レンタカーの予約で、ヨーロッパとアメリカを旅していました。
ミシュランの赤(ホテル・レストランガイド)と緑(観光案内)も重宝しました。
ミシュランレッドがあれば、観光案内所に行かなくても、街地図を参照して、宿・レストランを探していました。

コロナ禍直前にいった、カンボジアのアンコールワット。
スマホアプリでトゥクトゥクを呼び出して、アプリ上で決済でき、便利な世の中になりました。
うーん、もうちょっと年代を分けた方がよかったのでは?

ドットコムバブルの頃のアメリカ旅行では色々と面白い技が使えましたし、今だとAgodaがやっていますが「エリアとホテルランクだけで予約するまで宿がわからない『ホテル闇鍋』的な予約」も面白かったですね。

子犬.jpg

確かに昔は海外のタイムリーな情報が少なくて、地球の歩き方の最新版を買ってから、渡航したことを懐かしく思います!!!
今でも、書店に置いてるのかな・・・?!
今はネットで何でも情報がゲットでける時代なので、本当に便利になりましたが、がさネタや詐欺まがいの情報も氾濫しているので、ご注意くださいね!!!
私も年が明ければ、また上海に一年ほど渡航する予定です!!!
20年前にハワイへ行った時は日本語が通じたのに10年前にハワイへ行ったら日本語が通じにくくなってた。
日本人よりchineseの観光客が増えたのかなと思った。
26年前にブラジルに数か月滞在する機会がありましたが、当時はびっくりするくらい情報がありませんでした。
当時はパスポート取るのにも日数はかかるし遠いし、ビザも必要だったし、航空機も宿も自分で見つけなきゃだし、他なんだかんだ…まぁ準備がいろいろ大変だったってことだけはよく覚えています。

ブラジル滞在中はポルトガル語もろくに理解できないのに、現地の日系人に間違えられて、しょっちゅう道を尋ねられました。
私が話し出すと大体察してくれますが、なんだか変な感じになりました笑

海外はそれっきりなので、便利になったと言われてもそうなんやーくらいでよくわからんし、浦島太郎状態ですね。
「コロナ禍もひと段落して、」の部分、「ひと段落」ではなく「一段落(いちだんらく)」では?
昔、フランスから北欧に向かう最中に宿が取れずドイツの道端で野宿した男4人組なら知ってます。
初めて海外に行ったのは会社の報奨旅行で、万里の長城で忘れ物に気づき猛ダッシュして駆け上がりました。それから海外スキーに行くようになり、カナダのゲレンデで財布を紛失して現地の警察に届けたところ、1か月後に日本に届きました。しかし、カナダ$は財布にあるがなぜか1万円札はなくて…。まあ、戻ってきただけでも奇跡的やね。
今のお写真🤳もすごくいいですが、
昔のお写真📷もまたおもむきがあって
いいですね〜
初めて行ったアメリカで駐禁を取られ
地球の歩き方を見ながら対処した記憶があります😅
そして帰りの飛行機に乗り遅れました😭
私はもう○十年も海外旅行してないので今の状況を読んで進歩に驚くばかりでした。昔はガイドブックを離さず、安全に日本からツアーに参加して行ってた。今ならスマホでもっと行動範囲も広がりそう。お金が貯めて行きたーい🛩
どこでもドアがあれば良いのになぁ

修学旅行で韓国へ行った時は、携帯なんか無かったよ。
ただただ引率者の先導に任せれば良いだけの、いたれりつくせりな旅行。

学生は王様です。(笑)

現地の生徒との交流も強制で嫌だったけど、
今となっては良い思い出。

違う世界を観るのは良い経験だけど、移動だけは面倒なんで、どこでもドアが欲しいです。

今あったら、可愛いKPOPアイドルの所へ、瞬時に行くのに。(笑)
日本の国際空港に行って、海外気分でも十分楽しくてね。通信状況も心配いらないしね。
コロナ前に
今迄にないくらい海外行きたいと言う思いが強かったのでWifiについても調べたりしてました、が、行けずじまいになって...

今思えば、早く行かないと...的な自分内の予言みたいな感じだったのかなあ?と後悔してます。

実際仕事で海外に行った知人の話を聞くと、通訳アプリが無かったら命が危なかった‼️と言う国も...

いつか行きたい国数ヶ所有るのですが、法律とか治安とかも調べないと?とも考えさせられました。
読ませて頂き、とっても楽しかったです。ありがとうございました。

40年以上前に、パンナムでハワイに行ったのが最初です。ビーチでスクール水着で泳いだ黒歴史が、、ひぃw 

ハワイ以来英語が好きになりイギリスにも留学しました。ライターのみほたんさんも行かれたとのこと、親しみを感じました。ホームステイなども楽しかったです。今でも当時の世界各国のお友達と交流があります。最初はクリスマスカードでしたが最近はネットで。思い出もお友達も宝物です。懐かしいです。

近年は学生時代のお友達と近場のアジアに旅行に行くこともあるのですが、渡航前に旅行先の政府観光局にパンフレットをもらいに行っています。やっぱり紙の地下鉄路線図など便利です。あと、るるぶ や まっぷるなど、kindleにダウンロードして使うこともあります。とっても便利な世の中になりましたね~
私はスマホの地図が無い時代は旅行しようという考えすら思いつきませんでした。すごく方向音痴だし紙の地図を見ても自分がどこにいるのか分からなかったからです。知ってる道の往復しかせず家から職場へ、職場から家へ。家の中に閉じこもる日々。出かけるときは友人の後ろをただ付いていくだけなので、目の前の景色が動くのをなにも感じず見ているだけでした。携帯の地図で自分の現在地が表示できる事を知ってからは少しずつ世界が広がり、通勤の電車の中で地図を見ては今私は日本のこの位置に居るんだな、行ったこと無い所たくさんあるな、乗り換えアプリを使えば行けるのかなと考えるようになり、今では一人旅で国内ではありますがいろいろ出かけるようになりました。スマホに変えてからは、自分の出かけた地域に地図上で足跡が残るのも面白いし、行ったところの細かい記憶はすぐ薄れていくので嫌いだった写真もたくさん撮るようになりました。未だに45度位方向は間違えますが現在地を見てはリカバリーしつつゆっくり旅行を楽しんでいます。友人と出かけるとまだまだ甘えて何も考えなくなるのでもっぱら一人旅です。
皆さんの貴重な体験談をありがとうございました。
大変楽しかったです。
私は国内旅行しか行った事がありませんが以前はJIBなので発行している観光地の本と時刻表を見て旅行の予定を決めていました。
今とはえらい違いです。
狸山みほたん、今回も楽しい旅行して来て下さい。
又、楽しい話を待っています。
興味深いですね。
海外での迷子は大人でも泣いてまうでしょうね😯 Wi-Fiや携帯が無い時代ならなおさら😯
385!
385!さん
レギュラー
いつのまにかスマホの無い生活は考えられなくなりました…💦
楽しい話題をありがとうございます。
スマホがあって便利になっても海外旅行はやはり自分にはハードルが高いなぁと思ってます。
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