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視覚障がいがある人はどうやって目的地までたどり着く?暗闇を案内するプロに、Googleマップの便利な使い方を聞いてみた【マイネ王調査団】

視覚障がいがある人はどうやって目的地までたどり着く?暗闇を案内するプロに、Googleマップの便利な使い方を聞いてみた【マイネ王調査団】

りょかち
ライター: りょかち
1992年生まれ。学生時代より各種ウェブメディアで執筆。新卒でIT企業に入社し、アプリやWEBサービスの企画開発・コンテンツマーケティングに従事した後、独立。元『ユートラ編集部』編集長。現在では、コンテンツプランナーとして活動するほか、エッセイ・脚本・コピー執筆も行う。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)。

ギャルピースでポーズを撮るりょかち

初めまして! ライター・コラムニストのりょかちです!

私はもともとIT企業でディレクターをしていましたが、今はその経験を活かして、Webサービスや現代人の価値観にまつわるコラムを書いています。

今回、私が初めて「マイネ王調査団」として調査するのは、普段多くの人が使っているであろうプラットフォーム「Googleマップ」にまつわるご依頼!

方向音痴の私にとっては、今やGoogleマップはお出かけに必須のプラットフォーム。Googleマップが使えるようになってからは、新しい場所にお出かけするのが怖くなくなりました。

まだGoogleマップを使っていなかった時代、色んなオフィスに行かなければならない就職活動とか、ものすごく大変だったな……。

依頼者の方のGoogleマップにまつわるお悩みを是非とも解決して、楽しいお出かけに貢献したいですね!

依頼人・うっちーさんからの依頼内容

依頼者の方に詳しくお話を聞いてみると、お店の入り口がわからない以外に、目的地にうまくたどり着けないケースもあるようでした。まとめてみると……。

・依頼者は視覚障がい者で、Googleマップを使う際には、音声ガイド機能を活用している。
・しかし、目的地にたどり着いても、どこが入り口かわからないことがある。
・また、目的地がビルの場合、入り口の階数がわからないこともある。
・うまく目的地の入り口を見つけても、営業時間外だったことがある。
・加えて、そもそも方角がわからない場合もある。

全く同じ悩みじゃないけれど、似たようなことで困った経験、私にもあります。きっと、視覚に障がいがある方だけでなく、Googleマップを使い慣れていない方も、似たようなお悩みを持っていらっしゃるのでは?

とはいえ、依頼者のお悩みを適切に理解するためにも、今回は同じく視覚障がいがある方々に相談してみることにしました。

そもそも視覚に障がいがある方は日本に30万人以上もいるにもかかわらず、彼ら・彼女らがどうやってGoogleマップを使って目的地へたどり着いているのか、Googleマップを目で見て確認しながら使っている私は、全く知りません。

今回の記事では、視覚に障がいがある方々がどのように街を歩き、Googleマップを使っているのかについて調査してみます! じっくりお話を聞いて、誰もがこれからのお出かけをめいっぱい楽しむための、Googleマップ活用法を見つけるぞ〜!

「対話の森」の入り口を案内するりょかち

やってきたのは、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティさんが運営するダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」。

ここ「対話の森」では、視覚障がいがあるアテンド係に案内されながら、暗闇の中で複数のミッションをこなすことで、視覚が閉ざされた世界を体感するソーシャル・エンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験することができます。私も体験したことがありますが、日常を過ごす上での視点が増えて、めちゃくちゃオススメですよ〜!

今回お話を聞かせてくださるのは「対話の森」でアテンド係として参加者を案内しているお2人。まさに暗闇を案内するプロ! お2人は、普段どのように目的地までたどり着いているのでしょうか?

左から、りょかち、ぐっちさん、バリジョニーさん

ぐっちさん:普段からITを使いこなし、街を闊歩する元アスリート。
バリジョニーさん:Googleマップを活用するのはちょっと苦手。道に迷いがち。

画面を見ずとも音で場所を理解する、Googleマップの使い方

りょかち
まずお聞きしたいのですが、お2人は普段、どれくらいの頻度でGoogleマップを使ってお出かけされているんですか?
ぐっちさん
出勤するために毎日外に出ていますが、Googleマップを使っているのは、新しいカフェを探すときとか、見知らぬ場所に行くときくらいで、週に1〜2回でしょうか。
バリジョニーさん
私も毎日出勤していますが、Googleマップを使って全く知らない場所を訪れるのは、1ヶ月に1回くらいですね。見知らぬ場所に行くのは、覚悟が必要なんです。
りょかち
まわりが見えない状態で、知らない場所に行くんですもんね。
バリジョニーさん
Googleマップを使うにしろ使わないにしろ、ある程度何が起こっても大丈夫なように、準備も必要なんです。何か起こったときにお店に電話できるように、電話番号を調べておくこともあります。
にこやかにインタビューに対応してくださる、ぐっちさん、バリジョニーさん

ぐっちさん
僕も、知らない場所に出かけるときにはGoogleマップの前に、まずはGoogleで検索して目的地の情報を調べておきますね。行きたい場所がどのあたりにあるか、どんなお店なのか、あとは営業時間も。行き方も事前に調べておいて、当日簡単な経路で行けるようにしておきます。
りょかち
どういう経路が行きやすいんでしょう?
ぐっちさん
できるだけ、駅やバス停から目的地が近い方がいいんです。なので、乗り換えが多くても、近くまで公共交通機関で行ける経路を選んでますね。
りょかち
なるほど。Googleマップを上手に使うには、事前の準備も大事なんですね! 情報を集めたら、当日はどんなふうに歩いていくんでしょう。
ぐっちさん
まず、iPhoneを操作するときは、画面の内容を読み上げてくれる「VoiceOver機能」を使っています。

りょかち
iPhoneの使い方が、私と結構違う……! ホーム画面でアプリの上に指がのるとアプリ名を読んでくれたり、スワイプすると順番に項目を選択したりしてくれるんだ。確かに、昔の電話と違って画面が平面のスマホを操作するのは、目で見て操作するときとは違うはずですね。
実際にGoogleマップを使いながら説明してくれるぐっちさん

ぐっちさん
Googleマップを開いてみましょう。Googleマップで目的地に行くには、まず最初に、テキスト検索で目的地を検索して、現在地からどれくらい距離があって、徒歩で何分かかるのかを確認します。
りょかち
その動作は同じかも。
ぐっちさん
そのあと、僕はまず「道順」という機能を使うんです。そうすると、目的地までの道順が文章で細かく説明されます。1本指で右にスワイプすると1行ずつ読み上げてくれるので、1つずつその内容を聞きながら「まずは北西に向かうのか」「到着するまでに4回曲がるんだ」ということを把握して、だいたいの位置関係を掴むんですね。
実際に「道順」機能を使っている様子

りょかち
「道順」って機能、使ったことなかったです。丁寧に説明されていてわかりやすい!
ぐっちさん
そのあとナビを開始するんですけど、ここで問題なのが「まず北西に進む」と言われても、初めて行く土地だと、駅から出たとき自分がどの方角を向いているのかわからないこと。
りょかち
あ! 依頼者さんも方角がわからず困るとおっしゃってました。
ぐっちさん
なので僕はナビを開始する前に、iPhoneにデフォルトで内蔵されている「コンパス」アプリを呼び出して、方角を確かめます。コンパスアプリを開いたら、それをくるくる回して……。
「コンパス」アプリを使いながら、iPhoneを回転させるぐっちさん

ぐっちさん
「こっちが南、あっちが南東っていうことは、こちらが北西だ」というふうに、方角がわかったら、その方向に進める道を探して、音声ガイドどおりに歩き始めます。
りょかち
私も方向がわからないならコンパスを使えばよかったんだ。iPhoneの中に入ってるっていうのに、全く思いつかなかった……。
ぐっちさん
ただ、方角を探すためにコンパスを出すのはちょっと面倒ですよね。本当はGoogleマップが「北西に進みます」と言ったら、北西方向に向いた瞬間スマホが振動するとか、マップ自体が方角を教えてくれたらいいんですけどね。
りょかち
天才! 私もどっちが北なのかいつもわからず、スマホを手のひらの上でぐるぐる回しているので、その機能がほしいです。バリジョニーさんはいかがですか?
バリジョニーさん
私はぐっちさんみたいにコンパスも使わないし、だいたいの場所がわかったらナビを開始しちゃうので、結構迷いがちです(笑)。 実際に歩き出してみて、時々迷いながら、到着を目指しています。
りょかち
私の場合、目の前に地図上にない建物が出てきたら「うわ、道間違ってるわ」って気づくんですが、バリジョニーさんはどうやって「これ迷ってる?」と気づくんでしょう?
バリジョニーさん
常にVoiceOver機能を起動しているので「目的地まであと◯分」と教えてもらえるのですが、その時間が縮まらなければ「方向が違うんだ」と思って道を変えています。
りょかち
なるほど……!

目的地の入り口がわからないときはどうしてる?

インタビューをするりょかち

りょかち
さて、今回の依頼者からのご相談なのですが、お2人も「目的地の入り口がわからない」ということはありますか?
ぐっちさん
よくありますね。そういうとき、最終的には「人に聞く」しかないです!
りょかち
そうなんだ……! Googleマップだけでは解決できないんですね。でも、まわりに人がいないときはどうするんでしょう。
バリジョニーさん
そういうときは、開けられそうなドアをどんどん開けていきます。
爆笑する一同

りょかち
ちょっとRPGのダンジョンっぽい!
ぐっちさん
色々なアプローチはしてみますけどね。事前に調べた内容から目的地が建物の中にあるということが把握できたら、建物周辺の入り口を探してみたり。とりあえず入ってみて、そこで人に出会えたら聞いてみたり。
りょかち
お店の場所だけじゃなく、営業時間やお店があるフロアの階数など、やっぱり事前に色々調べておくことが大事なんだ。
ぐっちさん
そうですね。とはいえ、コロナ禍以降はネット上の情報と実際の状況が違うことも増えたので「閉まってたら本当に困る!」というときには、事前に電話をかけて確認しておきます。
りょかち
確かに最近はよくありますよね〜! 私も先月、20分も歩いて居酒屋に行ったら、そのお店が休業しているということがあって。私も、営業時間が不明瞭なときは電話したり、InstagramのDMなどで連絡をとることが増えました。
バリジョニーさん
私は「ことばの道案内」というサイトも使っています。そこでは、視覚障がいがある方がその場所に行って感じた口コミが寄せられていたり、特定の場所までの行き方が詳しく書かれていたりするんです。
「ことばの道案内」の「ウォーキングナビ」で「東京都視覚障害者生活支援センター」への行き方を検索した例。道順がかなり詳細に文章で紹介されている。

りょかち
こういう情報がもっと増えれば、どこにでも行きやすくなりますよね。
バリジョニーさん
まだまだ件数は少なかったり、情報が古かったりもするんですが、参考になります。
りょかち
ほかに、皆さんがGoogleマップを使っていて困ることってありますか?
バリジョニーさん
Googleマップで音声ガイドを使いながら歩いていると、そのほかの大事な情報をとり逃がしちゃうときもあります。車や自転車が来る気配や音とか。
りょかち
なるほど。Googleマップに集中しすぎると、周囲の音や気配を感じにくくなるのか。
バリジョニーさん
普段は「あ、近くにコンビニがあるな! ホットスナックの匂いがする」とか「今、一瞬すごく騒がしくなった。パチンコ屋さんの扉が開いたんだ」とか、色々と感じながら歩いているので。
りょかち
コンビニの匂いなんて、気づいたことない。バリジョニーさんは、街中の色々な匂いや音を、散歩しながら感じられているんですね。
ぐっちさん
Googleマップは「横」の移動は問題ないんですが「縦」の移動では不都合が生じる場合が多いです。とくに、電波の届きにくい地下だとリアルタイムに機能しないので、使わないようにしています。それから、歩道橋がある場合は、今案内されているのが、歩道橋の上の道なのか、下の道なのかわからなくなるんですよ!
歩道橋の上の道か下の道か、進むべき道に迷う、視覚障がいがある人

りょかち
それ、私もわかるなあ〜! 歩道橋が張り巡らされている駅周辺とか、全然Googleマップ使えなくなります。今自分がどこにいるのかわからなくなっちゃう。
ぐっちさん
あとは、Googleマップは最短の道を教えてくれるんですけど、近いけど歩きにくい道よりも、遠回りしても点字ブロックのある歩きやすい道に進みたいときがあるんです。「道の歩きやすさや歩きにくさがわかったらいいのに」と思うときはあります。
りょかち
似たような話で、海外にいるとき、治安がすごく悪い道に案内されて身の危険を感じたことがありました。少し内容は違いますけど「安全な道」を優先して案内してくれるといいですよね。だけど、お2人にとって「歩きやすい道」ってどんな道なんでしょう?
バリジョニーさん
私は狭い道の方が歩きやすいですね。広い道だと、どっちに向かっているかわからなくなってしまったり、逆側に曲がり道があっても、気づかなかったりするんです。
ぐっちさん
僕は、自転車がたくさん停めてあったり、立て看板があちこちに置いてある道は、白杖がぶつかってしまうし歩きづらいですね。
りょかち
自転車や看板を公共の道路に置くのは、そもそもよくないことですよね。これは、地図アプリの進化に頼るだけじゃなくて、実際に困っている人の声を聞いて、私たちが公道を使うときの行動も変えていくべきだ……!

Googleマップが使えるようになって、外出がぐんと楽しくなった

りょかち
Googleマップの不便なところについて少しお聞きしましたが、一方で、Googleマップが出てきたことで、外出がとてもスムーズになりましたよね。
ぐっちさん
スマホでGoogleマップが使えるようになる前のことを考えると、格段に便利になりました。その前はどうしていたかというと、まずは駅員さんに道を聞いていました。その後、駅を出たら通行人の方か目的地のお店の方に電話で道を聞いて、目的地までの経路を頭の中に入れた状態にしておくんです。そうしてやっと歩き始めることができていました。
りょかち
それは大変ですね……。
にこやかにインタビューに対応してくださる、ぐっちさん、バリジョニーさん

バリジョニーさん
私はGoogleマップを使うことで、思いもよらない道に出合えるようになったのが楽しいです。「こことつながっていたんだ」という発見があったり、今まで知らなかった歩きやすい抜け道を見つけると嬉しくなったりして。
りょかち
Googleマップに連れられて「こんな道がこの場所にあったんだ!」と見つけられるのは、散歩の楽しみの1つですよね。
ぐっちさん
僕は、自分の頭の中の地図が広がっていくのが面白いです。
バリジョニーさん
ぐっちさんの頭の中の地図、ものすごく正確なんですよ!
りょかち
へえ! どんなふうに……?
バリジョニーさん
例えば、道に迷った人がぐっちさんに電話してきて「今、この辺で迷ってるんだけど」と相談したら「もう少し右に行くと、◯◯があるはずだから、そこを右に曲がって」って完璧に案内していたことがありました。
りょかち
頭の中に完璧な地図があって、いつでも開けるようになっているってこと?! 記憶力がすごいですね……!
大笑いするぐっちさん、バリジョニーさん

ぐっちさん
人の名前は全然覚えられないんですけどね(笑)。 地図を覚えるのが好きなんだと思います。
りょかち
ぐっちさんは元アスリートということで、普段ランニングもされるそうですね。その際も頭の中の地図を広げて走っているんですか?
ガイドランナーと並走する、視覚障がいがあるランナー

ぐっちさん
走るときはガイドランナーに一緒に走ってもらっているので、自分の地図を活用して歩くのとはまた少し違うんですけど、走っているときにも、自分の知っている道と知らない道がつながって「この道はここにつながってるんだ」と嬉しく感じたことはありますね。
りょかち
街歩きの経験が蓄積して、どんどん地図が広がっているんですね……!

周囲の人々の声かけが解決の糸口となることも

りょかち
お話する中で、1つ気になったんですけど……。もし皆さんが街中で困っていらっしゃるのを見かけたら、私たちは話しかけてもよいものなんでしょうか。
ぐっちさん
僕は、声をかけてもらえるのは嬉しいです。たくさん人がいる場所ではとくに「皆さん急がれているかもしれない……」と考えて、誰に話しかけたらいいのかと悩んでしまうので。時と場合によっては、声をかけていただいても「大丈夫です」と断ってしまうこともありますが、それも「迷惑だったかな」と思わないでほしい。話しかけてくれる人がいるだけで「気にかけてくれている人がいる」と安心できますから。
りょかち
なるほど! そう言っていただけると声をかけやすいです。だけど、どう声をかけたらいいんだろう。いきなり肩を叩いたらびっくりされちゃうかな。
向かい合って会話する、りょかち、ぐっちさん、バリジョニーさん

バリジョニーさん
私の場合は、軽く肩を叩いてもらう方が、自分に話しかけられていることがわかるので、お互いにいいのかなと思っています。ただ、やっぱりびっくりはしてしまうんですけどね(笑)
ぐっちさん
誰に話しかけているかわからなくて無視しちゃうかもしれないから、自分に言われていると確実にわかった方がいいよね。
バリジョニーさん
ただ、腕をひっぱるような形で呼び止められると、ちょっと困っちゃいます。白杖が使えなくなってしまうので。
りょかち
なるほど。
バリジョニーさん
あと、歩いていたら、親切心で「点字ブロックはここですよ」と点字ブロックの場所に戻されてしまうことがあって。常に点字ブロックの上を歩こうとしているわけではないので、びっくりしてしまうこともあります。もちろん、点字ブロックを探している人もいるので、まずは「困っていることありますか?」と聞いてもらえるとありがたいですね。
りょかち
まずは、相手への質問から始める。困っている人に声をかける上で、常に大切にしたいことですね。ぐっちさん、バリジョニーさん、本日はありがとうございました!
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のロゴの前で、最後に3人で記念撮影!

まとめ

「対話の森」のある「ウォーターズ竹芝」でポーズを取るりょかち

Googleマップ以外のツールやまわりの人の助けも借りながら、Googleマップをより効果的に使う方法は、方向音痴の私も活用したいとっても役に立つ情報でした。

そして、視覚障がいがある方が、Googleマップを使う上で困っていることや、外出時に感じていることについて知ることで、自分も感じていたけれど気づかなかった不便な点、そしてお出かけの楽しさがより一層見えるようにもなりました。

さて、改めて、今回の依頼に関する回答を整理してみましょう!

・Googleマップを上手に使うには、事前準備が重要!
・目的地の階数や営業時間は、事前にGoogleで調べておく。
・それでも入り口がわからない場合は、周囲の人に聞く!
・まわりに人がいないときには、とりあえずそこにある扉を開けてみる(そこで人に出会えたら、その人に聞く)。
・方角がわからない場合は、iPhoneのアプリ「コンパス」を使って方角を把握する。

依頼者のうっちーさん、いかがでしたか?

依頼人 うっちーさん
皆さんのお話を音声で聴きながら、共感のあまり頷きが止まりませんでした! 私と同じ視覚障害者の方々が、同じように大冒険されているとわかり、なんだか心が満たされました。やはり現時点では、人に頼ったり、電話で聞くしかないのですね。私も先日、人混みのすごい駅で点字ブロックがわからず、生まれて白杖を上に掲げるSOSを出したのですが、そのとき駆けつけてくれた方や駅員さんがとても優しくて、涙が出ました。白杖を立ててSOSしてる方を見かけたら、もし急いでいない方は、声をかけてくださると嬉しいです!
りょかち
うっちーさんの素敵な感想に、こちらの心まで満たされました。街中で困っていそうな方を見かけたら、私も自分から声をかけていきたいです。

読者の皆さんからも、この記事の感想や「私もこんなふうに使ってみた!」「こういうふうにGoogleマップを使うと便利だよ!」「自分も外出時にこんな発見があった!」というお話を聞かせてもらえたら嬉しいな〜!

それでは、私も、早速散歩に行ってきます!

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企画・編集:人間編集部


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178 件のコメント
129 - 178 / 178
障害ではなく、障がいって記載されているところに共感しました。私は視覚障がいのある方の支援をしています。色んな場面で周りの方に助けて頂いています^ ^
こうやって取り上げて貰えるmineoさんは素敵です!
これは考えさせられる
すごい時代になりました。
福祉の専門学校卒の者です。京都で松永信也さんという、有名な視覚障害者の方に、実際にガイドヘルパーの付き添い方法をご教授頂きました。講習では、視界が見えている私は無意識に歩を進めてしまい、階段の手前で止まる事を忘れ、松永さんから階段の前では立ち止まる事を諭されました。介助される側の人の気持ちになって付き添う事の大切さを学びました。
グーグルマップの使い方知らないことばかりでした
それと、白杖を上に上げるはSOSなのですね、ヘルプカード同様これからは気をつけてみます
a4bk
a4bkさん
レギュラー
知らないことが多すぎて恥ずかしかったです
出しゃばらず、お手伝いするので遠慮なく

>> MaSaAKi さん

頑張り過ぎないように、頑張って✌️
視覚障害者の方が、苦労されていることは何となく分かっていたのですが、Googleマップを使われていることは知らなかったです。
更に白杖を上に上げるのは、SOSだったのですね。
大変勉強になりました。
これからも困っている方を見かけたら、声をかけるようにしたいですね。
そして、今回の企画を取り上げたmineoは、素晴らしいです!
ありがとうございました。
色々な使い方が出来るんですね。
勉強になりました!
便利になり色々な人に使える取り組み
良いですね😊
便利になり色々な人に使える取り組み
良いですね😊
知らない場所に行くときには、すごく頼りになりますよね。スマホ持っていないと不安になります。
なかなか積極的に取りにいかないと知ることが難しい内容なので、とても勉強になりました!
なるほどな、

盲者といえば思い出す出来事がある
白杖をブンブン振り回してた奴が後から来た自転車の車輪に引掛けてたんだよな
白杖は軽量化されていてすぐ折れるような代物だったけど、頑丈だったら事故てただろ
ブンブン振り回していた奴は折れた白杖を確認して悲鳴を挙げていたが、後で弁償したのだろうと考えると自転車は災難だったと思う

こういう事をほざくと大義名分で非国民かのように非難してくる類の輩が出現したりすんのだがな
ブンブン振り回している白杖に接触したのが子供や高齢者だったら怪我をさせていただろう
それが「障害者だから仕方がない」で済ませられる事か、考えて貰いたい物だ

事故防止の為、白杖は肩幅より出さない様に訓練時に教わる筈だがな……
盲者の知人曰く「自分は早く社会に出たからやって貰えない事もあるという事を知ているが、施設では周りが全部やってくれる為社会に出るのが遅いと社会の常識が判らない場合もある」という事だった

儂は概念的に身体障害者と健常者の違いは、体格差で出来る事と出来ない事がある程度の違いだとしか思ていない事もあるが
障害者だからといって周囲に気を配らない者はある意味での危険人物だと想定している
障害者だからといって“〇〇して挙げないといけない”なんて法律はねぇからな

因み、その知人は周りに気を配る人物だ

ところで、盲者を誘導するとき肘を持たれる事があるだろ
でも何かに驚いた時に強く握られると急所を点穴される事になって神経的に危ねぇのだよな
掴まないで添える様にして貰た方が無難だろう
参考になった!いずれ目が見えなくても不自由なく暮らしていける技術が開発されるといいですね。
勉強になりました
参考になりましたし、色々考えさせられました!
なるほど〜!!
街で白杖を持っている人を見かけることが結構ありますが、その人たちの生活に思いを馳せたことはなかったかもしれません。勉強になりましたし、今度困ってそうな白杖を持っている方を見かけたらそっと話しかけて見ようと思いました。
ナビコードは使えないですかね?
なるほどですね。参考になりました!
もっと簡単、便利につかるアプリが出来ると良いですね。
なるほど、興味深い企画でした!
なるほどですね~
腹かと思ったけどこれぐらいあるからだしてたある種ですが?前にあるか確認しているため息を?
目からウロコ!の記事ありがとうございます
ぐっちさん、北大路欣也さん主演の「記憶捜査」の主人公みたいで凄いですね
視覚による映像記憶とは違うわけだからヨリすごいです!
障壁をなくす。重要ですね。
参考になりました
このような事はどんどん発信していただきたいです。参考になります。
視覚障がい者とのことですが、今回の事例は全盲の方?弱視の方?
スマホがない時代はどうやって対処していたんでしょう?
いいですね。とっても良い企画で、誰かの役に立ちたいです。
人の役に立つ重要な取り組み
この手の記事が増えてほしい😄
大変興味深い内容で、こういった社会的な取り組みは続けてほしい。
参考になりました!
障害者割引があったらいいな
この記事気づいていなくて今読みました!
とても感動しました〜。゚(゚´ω`゚)゚。
アプリの使い方だけでなく駐輪の危険や声のかけ方なども参考になりました。
お互いに思いやりながら楽しく外出できる世の中であって欲しい!
知らなかった世界を教えていただき感謝です(^^)
視覚障がいのある方を街でお見かけすることが多いので、とても勉強になりました。ありがとうございます。
ためになりました。
この記事、凄い大事なことをいっぱい書いてある気がする。
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