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視覚障がいがある人はどうやって目的地までたどり着く?暗闇を案内するプロに、Googleマップの便利な使い方を聞いてみた【マイネ王調査団】
1992年生まれ。学生時代より各種ウェブメディアで執筆。新卒でIT企業に入社し、アプリやWEBサービスの企画開発・コンテンツマーケティングに従事した後、独立。元『ユートラ編集部』編集長。現在では、コンテンツプランナーとして活動するほか、エッセイ・脚本・コピー執筆も行う。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)。
初めまして! ライター・コラムニストのりょかちです!
私はもともとIT企業でディレクターをしていましたが、今はその経験を活かして、Webサービスや現代人の価値観にまつわるコラムを書いています。
今回、私が初めて「マイネ王調査団」として調査するのは、普段多くの人が使っているであろうプラットフォーム「Googleマップ」にまつわるご依頼!
方向音痴の私にとっては、今やGoogleマップはお出かけに必須のプラットフォーム。Googleマップが使えるようになってからは、新しい場所にお出かけするのが怖くなくなりました。
まだGoogleマップを使っていなかった時代、色んなオフィスに行かなければならない就職活動とか、ものすごく大変だったな……。
依頼者の方のGoogleマップにまつわるお悩みを是非とも解決して、楽しいお出かけに貢献したいですね!
依頼者の方に詳しくお話を聞いてみると、お店の入り口がわからない以外に、目的地にうまくたどり着けないケースもあるようでした。まとめてみると……。
・依頼者は視覚障がい者で、Googleマップを使う際には、音声ガイド機能を活用している。
・しかし、目的地にたどり着いても、どこが入り口かわからないことがある。
・また、目的地がビルの場合、入り口の階数がわからないこともある。
・うまく目的地の入り口を見つけても、営業時間外だったことがある。
・加えて、そもそも方角がわからない場合もある。
全く同じ悩みじゃないけれど、似たようなことで困った経験、私にもあります。きっと、視覚に障がいがある方だけでなく、Googleマップを使い慣れていない方も、似たようなお悩みを持っていらっしゃるのでは?
とはいえ、依頼者のお悩みを適切に理解するためにも、今回は同じく視覚障がいがある方々に相談してみることにしました。
そもそも視覚に障がいがある方は日本に30万人以上もいるにもかかわらず、彼ら・彼女らがどうやってGoogleマップを使って目的地へたどり着いているのか、Googleマップを目で見て確認しながら使っている私は、全く知りません。
今回の記事では、視覚に障がいがある方々がどのように街を歩き、Googleマップを使っているのかについて調査してみます! じっくりお話を聞いて、誰もがこれからのお出かけをめいっぱい楽しむための、Googleマップ活用法を見つけるぞ〜!
やってきたのは、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティさんが運営するダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」。
ここ「対話の森」では、視覚障がいがあるアテンド係に案内されながら、暗闇の中で複数のミッションをこなすことで、視覚が閉ざされた世界を体感するソーシャル・エンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験することができます。私も体験したことがありますが、日常を過ごす上での視点が増えて、めちゃくちゃオススメですよ〜!
今回お話を聞かせてくださるのは「対話の森」でアテンド係として参加者を案内しているお2人。まさに暗闇を案内するプロ! お2人は、普段どのように目的地までたどり着いているのでしょうか?
ぐっちさん:普段からITを使いこなし、街を闊歩する元アスリート。
バリジョニーさん:Googleマップを活用するのはちょっと苦手。道に迷いがち。
画面を見ずとも音で場所を理解する、Googleマップの使い方
Googleマップが使えるようになって、外出がぐんと楽しくなった
周囲の人々の声かけが解決の糸口となることも
Googleマップ以外のツールやまわりの人の助けも借りながら、Googleマップをより効果的に使う方法は、方向音痴の私も活用したいとっても役に立つ情報でした。
そして、視覚障がいがある方が、Googleマップを使う上で困っていることや、外出時に感じていることについて知ることで、自分も感じていたけれど気づかなかった不便な点、そしてお出かけの楽しさがより一層見えるようにもなりました。
さて、改めて、今回の依頼に関する回答を整理してみましょう!
・Googleマップを上手に使うには、事前準備が重要!
・目的地の階数や営業時間は、事前にGoogleで調べておく。
・それでも入り口がわからない場合は、周囲の人に聞く!
・まわりに人がいないときには、とりあえずそこにある扉を開けてみる(そこで人に出会えたら、その人に聞く)。
・方角がわからない場合は、iPhoneのアプリ「コンパス」を使って方角を把握する。
依頼者のうっちーさん、いかがでしたか?
読者の皆さんからも、この記事の感想や「私もこんなふうに使ってみた!」「こういうふうにGoogleマップを使うと便利だよ!」「自分も外出時にこんな発見があった!」というお話を聞かせてもらえたら嬉しいな〜!
それでは、私も、早速散歩に行ってきます!
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企画・編集:人間編集部
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思いやりの精神ですね。
携帯で限られた事以外は、
やっぱり、助け合いですね。
白杖を上に上げるがSOSなんですね。
勉強になりました(◜‿◝)
軽く肩を叩くなど誰に言っているのかわかってもらうというのも目からウロコ。
断られてもメゲずに勇気を出して次の機会を待ちます。
ありがとうございます!
参考になる情報ありがとうございます。
スクショ→待機→イメージからテキスト抽出→では、一番必要な方角が文字化けするorテキストとして抜けるという結果になってしまいました。もう少し、iPhoneのOCR機能が強化されると良いですね。
検索したところ、標準コンパスアプリでは無いものを見つけました。
「音声コンパス」App Storeのリンクです
https://apps.apple.com/jp/app/音声コンパス/id1540530352
標準だと方角を伝える感度が早すぎるので、詳細設定で早さを遅くしたほうが良いような気もしました。
電車のホームのアナウンスが昔から気になっていました。
昔は、白線の内側までお下がりください。
その後は、黄色い線の内側までお下がりください。黄色い線は存在しません。
今は、点字ブロックの内側までお下がりください。
点字ブロックの上を歩く方がいることを考えると納得できません。
いつでも白杖を上に上げてください。
いつでも大声で呼んでください。
困ったときはお互い様です。
https://www.apple.com/jp/accessibility/mobility/
Apple Watch でのご利用も増えている様ですね♪
Apple Watch にコンパスはありますが、どうしても何らかの影響は受ける様ですね!(公式サイト上で 磁石があると、コンパスのセンサーの精度に影響する場合があります。)
視覚障害者の方々がApple Watch をご利用された感想などを、Web上で拾ってみました!
①、交通系電子マネーをApple Wallet でプラスチック💳持たなくても良い(一般の方々も同様ですが)
②、長文でもSiriが使える
③、道案内を振動で教えてくれるナビゲーション機能
④、時間などの情報をたくさん教えてくれる
⑤、マスクをしていてもFace ID が使える
その他、色々な機能がある
と表示されていました♪
視覚障害者の外出時マップ利用者アンケート
Google Map 74人
ブラインドスクエア 41人
Apple Map 35人
ナビレコ 23人
アイコサポート 11人
iMove around 6人
下記URLを添付しました
https://www.with-blind.com/app2022/
白状を上げてSOSと言うのも初めて知りました。
こういう内容をこれからもどんどん取り扱っていただけるとありがたいです。
白杖を上に上げるがSOS❗️色々勉強になりました。
困った時はお互い様です。
ヘルプコールや示せる手段を遠慮なく猛アピールしてくださいね。
お互いこちらもちょっと勇気が要りますが…、
助け愛です。今までさりげなく助けてくださった方々へありがとうございます💐
とても貴重な情報をありがとうございます❣️
良い記事ありがとうございます!
Google mapはこんな所でも、役立っているのですね。
視覚障害者へのお声掛け方法が分かり、白杖を立てておられたら、直ぐ駆けつけますよ❗️
どうも有難う御座居ました。🙇
私自身、大した手間ではありませんでしたが、そのご夫婦にとっては凄まじい不安と戦いながらの事なのではないかと愚考しました。
私達が彼等の助けになるのはもちろんの事、どんどん彼等の助けになるテクノロジーが開発されればいいなと思いました✨
頭のいい方々、頑張って!!
(*゚∀゚)b