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ミスタイプを減らしたい! 1週間でどれくらいタイピングの癖を矯正できるか検証してみた
ライター/ウェブ編集。2001年からウェブコンテンツ業に企画・ディレクションとして携わる。2012年よりフリーライターに。女性向けコンテンツのほか、アプリ、旅行、生活、クルマ、働き方など様々な分野で執筆中。趣味は狛犬巡り。日本参道狛犬研究会会員。
いまやどの仕事でも欠かせないパソコン。使い始めてから慣れるまで、みなさんもキーボードのタイピングには悪戦苦闘したのではないでしょうか。
筆者はライターという職業柄、日々かなりの文字量をタイピングしていますが、Google ドキュメントやWordの自動校正機能に助けられており、自分のタイピングの精度には一抹の不安があります。
そこで、長年にわたりしみついたタイピングの悪い癖が、練習によってどれくらい矯正できるのか実験することに!
今回は、無料でタイピングの練習ができるWebサイト「e-typing(イータイピング)」を利用してみました。
ミスタイプを減らすコツとは?
最初に行ったのは、腕試しレベルチェック。出された短文を正確に打つことができるかどうかをテストできます。
レベルチェック終了時にランキングも出るので、どの程度レベルアップしたかわかりやすいのもうれしいポイントですね。
最初の結果は、正解率96.34%。意外とイケているのでは……?
しかし、ライターを生業とする者として目指すべきは、誤字脱字のない文章。どんなふうに練習したら改善できるのでしょうか?
運営会社のイータイピングさんにメールで問い合わせたところ、コツを教えてもらえました!
「ミスタイピングを減らすには、少しスピードを落として正確さを意識して練習します。正確率が安定してきたら、また少しスピードを速くする。ミスが増えたらまたスピードを落とす。地道ですが、この繰り返しです」
いつも時間に追われて文章を作成しているためか、タイピングも手での筆記もスピード重視、正確性無視という筆者。アドバイス通りにスピードを落としてみると、確かに正確性がアップしました!
練習後半のスコアは239→303に、正確率は96.34→98.48%と2%近くアップしました。
イータイピングさんによると、ミスが起きる原因としては次の3つが多いのだそう。
- 指先がキー配置をしっかり覚えきれていない(初心者に多い)
- そもそもの読み間違えにより、違う文字を入力している(慌てんぼに多い)
- 老眼で入力する文字が見づらくて間違える(次長以上に多い)
今回、練習していて気づいたのですが、目にした言葉の記憶間違い(例:見られる⇒見れると認識してしまうなど)が結構多く、まさに「2. 読み間違えにより、違う文字を入力している」だと気づくことができました。
筆者は老眼も進んできているので、近々3つめも追加されたら……さらにミスが増えて、仕事時間が延びることに! ここは気合いを入れて、タイピングの癖を直さなければ、と決意を新たにしました。
厳しい練習法にチャレンジ!
30年前からワープロ大好き、インターネットが普及してからはパソコン大好き、ずっとキーボードと過ごした筆者の青春時代。長年染みついたタイピングの癖というのは、なかなかやっかいなもの。
初心に返り、初歩的な右手左手の使い方も練習に取り入れながらキーボードを打っていたところ、イータイピングさんからメールが。またも厳しい課題を筆者に課してきました。
「通常はスペースキーを押して練習をスタートしますが、これを1、2、3のいずれかのキーでスタートしてください。1キーなら1文字間違えたところで強制終了します。これはミス縛り練習用の機能です」
なんと。ミスをしたら強制終了とは……。
「ミス縛り練習はなかなかシビアですが、きっとライターの方々ならこれくらい厳しい練習も余裕なのではと思います」と、しっかりプレッシャーもいただきました……。がんばります……。
最後に、おすすめの練習法も教えてもらいました。
「誰にでもおすすめできるミスを減らす練習方法は『ノーミスを3回連続できたら今日の練習終了!』。ミスに対してすごく意識が高くなるし、その3回は練習への集中力が高まるのでスキルアップします。しかも、3回だけであっさり終わらないので、充分な練習量もあります」
なるほど! この方法で練習チャレンジを開始しました。
ノーミスを目指せ! しかし……
日々の練習に変化をつけるため、基礎練習や短文練習を気分で織り交ぜつつ、その日の最後に「腕試しレベルチェック」を行うという内容で進めることにしました。このチェック結果が1週間でどれくらい改善するかを見ていきます。
意気揚々と始めたのはいいものの、「ノーミスを3回できたら、練習終了」。これ、想像以上に時間がかかり、早々にギブアップしてしまいました……。
例えば、はじめて「短文練習15字」にチャレンジしたときは、ノーミス1回に達成するまで14回……。これだとタイピングの練習だけで一日が終わってしまう……。ノーミス3回を目指すことは初日で諦めました。
そこで新たな独自ルールを決めました。それは、
「ノーミス1回、もしくは5分以上練習できたら、その日の練習終了」
……なんて気が弱い。イータイピングさん、鬼のレッスンメニューを教えてくれたのに、申し訳ございません!
練習を重ねていくなかで意外に面白いと思ったのは、基礎練習。それぞれの指で決まったキーを打つのが、キーボード見ずにタイピングする「ブラインドタッチ」の基本ですが、うっかり他の指で打っているキーがちらほらありました。
単語ではなく、キーを狙って打つからこそ、普段見えないことに気づくのかもしれません。筆者の場合は、人差し指や小指の使い方が間違っていたり、同じアルファベットが連続するときに無駄に多く打ち過ぎたりする癖を発見。これは今まで意識したことがなかったので、自分を知るいい機会になりました!
なにより、単純に「指示されたキーを正確に早く打つ」という行為が、シューティングゲームっぽくて面白い点も、基礎練習にハマった原因だと思います。
文章が好きな人は短文や長文で練習できるし、単語が好きな人は単語で練習できる。テストすることが好きな人は、ひたすら腕試しテストしてもいい。いろんな題材が用意されているから、好みに合わせて練習できるのがe-typingのいいところですね。
1週間の練習の成果は……?
1週間が経過しました。
日々の練習は仕事の合間の休憩時間のほか、オンラインミーティング中も行いました。ミーティング中は自分のマイクをミュートにしているので「話を聞きながら練習してもバレないだろう」と考えたのですが、集中できずにミスを連発。甘かったです。練習するときは、集中できる場所をおすすめします。
さて、そんなこんなで練習を続けてきたわけですが、その成果は出たのでしょうか?
結果はこのようになりました!
一日の最後に行った「腕試しレベルチェック」の推移です。タイピングの調子によって上がったり下がったりしていますが、最初は「240」だったスコアが最終的には「284」に。5日目に記録した最高スコアでは、1000位以内にランクインするという奇跡もおきました!
ちなみにイータイピングさんによると「e-typingのスコアは正確さを重視しています。正確で速ければ一番スコアが伸びます」とのこと。正確さを求めることで、ちょっとスピードが落ちてもスコアを伸ばせたようです。
実際日々の仕事でも、これまで曖昧に打っていたキーの指を少し意識したことで、WordやGoogle ドキュメントの自動校正による赤線の出現率が減ったような気がします。
個人的な仕事の体感ではありますが、速く打つより正確さを気にかけるようになったことが、急がば回れ的に原稿執筆時間の短縮にもつながったように思います。
タイピングの練習をする前の週では、ライトな負荷の原稿を1本3時間くらいで書いていたのですが、タイピング練習後には2時間かからず終わったケースもありました。内容は異なっても、原稿の種類や作業負荷は同じだったので、もしかしたらタイピングの暴走が減った結果かもしれません。
何より! 一番良かったことは、タイプミスが減って気持ちよくキーボードを打てるようになったこと。気持ちがいいと、いつもより楽しく仕事ができると感じました。
タイピングの練習は、PCに不慣れな学生や社会人1年目の方々にはもちろんおすすめですが、ブラインドタッチに不安のある方やタイプミスの多い方にもおすすめです。「今さら」と思わず取り組んでみると、意外な発見があるかもしれませんよ!
編集:ノオト
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情報ありがとうございます‼️
自身のタイピング速度はそれなりですが,ミスタッチが多いので最も多く打っているのはBack SpaceやDelキーかもしれません…。
いい機会なので見直してみようかな。
参考にさせていただきます。
自分もチャレンジしてみようかな❓️とか思います。
年齢とかじゃナイのですネ(=´∀`)
月曜はミスが多い。
ピアノも3日練習をサボると、取り返すのに1週間、とか言いますし。
何事も慣れと継続、ですネ。
残念でごわすが、おいどんには無理でごわす。なぜが?
落ちた人つまり人間失格者。かなり自虐ってますが、ここまで自虐タイピングしたらスッキリしました。
\(T ◡ T) /
PCみたいな物質的ボードじゃなくて画面内のパネルだから尚更……
仕事でもなければ大して気にする必要もねぇけどな
それより入力後に確認するけど誤字が見えない脳現象を何とかしてぇわ
脳細胞の認識の問題だから多少時間置かねぇと先ず無理だけどな……
教えてもらいありがとうございました😊