ぼくとmineoの42.195km～マラソンにおけるmineoの使い道～

なぜマラソンか

「mineoを運営しているケイ・オプティコムは、大阪マラソンに協賛しています。そこで今回は42.195km、mineoを持って走ってみてください。」
走ることになった理由はこんな電話が来たからです。あまりに驚いて「…はぁ」と返事をしたところ、フルマラソンを走る運びとなりました。

大阪マラソンは2015年10月25日で５回目の開催になります。大阪市内でフルマラソンのコースを設定、約30,000人がエントリーする、半端じゃなく大規模なマラソン大会です。

協賛といってもピンキリですよね。「ケイ・オプティコムのなかで、一部の人が応援してます、みたいな雰囲気なんでしょ」と思っていると…メインスポンサー、しかも表彰式には藤野社長がトロフィーを手渡す…かなりガチで応援しているようです。
大阪マラソンへの協賛に関しては、王国通信で白パン＠運営事務局さんが記事を書かれています。「mineoアンテナショップ2号店を期間限定でオープン！（10/23～25）」
アンテナショップには以前お邪魔させていただいてることもあり、感慨もひとしおです。。
「グランフロント大阪にmineoアンテナショップオープン！webにはない、リアルショップのよさとは…」

これが東京湾岸マラソンだ！

コースは東京湾岸をぐるっと回るルートを選びました。
まずは神奈川と東京の県境を流れる多摩川の河口をスタートし、北上します。
とある方法で海を渡り、お台場や国際展示場を通過。荒川の河口で折り返し、mineoスマホで距離を確認しつつだいたい42.195kmを走ろうというコースです。

距離と道のりの測定にはランニングサポートアプリを使用。GPSで自分の走った道のりがばっちりわかります。記事内ではスクリーンショットした写真を加工して掲載しています。

道中に測定した通信速度はアプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を使用した結果です。
持ち物はmineo、突然の雨でも安心の防水仕様「LUCE」と、撮影用のデジカメのみです。お金や飲み物は持ちません。

東京湾岸マラソン、スタート（一人で）

10月25日（日）、大阪マラソンと同じ日に東京湾岸マラソンをセッティングしました。
朝起きるのがつらかったため、大阪マラソンの号砲から約５時間遅れてのスタートです。

ここがスタート地点の多摩川河口です。
写真左手には羽田空港があり、間近で飛行機の発着を眺められます。
素晴らしい陽気に、コンディションが変に良かったため「42.195kmいけんじゃね」という気持ちでした。

ノリノリで40分ほど走りました。1km約10分のペースです。単純に行けば走破まで約７時間のペースです。
あ、そういえば、mineoへMNPをするとき、mineoへの加入手続き約10分、新しいSIMカードが届いて回線の切り替えに約3分、旧回線の停止、新回線の開通に約30分、あわせてだいたい43分で自身がおこなう作業は完了します。mineoのMNPってこんな短時間でできるんですね。ちなみにその時間で4.46km移動ができ、346kcal消費できました。

空腹に襲われる

もうすぐ全行程の４分の１が終わろうかというときでした。腹が減りました。
とはいっても、お金を持っていないので何も買えません。そんなときこそmineoの出番です。

知人のSNSをたどれば、おいしそうなグルメ写真が出てきます。
（使用しているスマホは京セラ「LUCE」。衝撃に強いのでマラソン中にうっかり落っことしても大丈夫です。）
mineoで「視食」をし、今日の夕飯への期待で空腹を満たします。
もしmineoがなかったら、ここでリタイアしていてもおかしくはないでしょう。

海を渡る

冒頭で「とある方法で海を渡る」とお話ししました。その方法とは…

レインボーブリッジです。「封鎖できません！」のやつです。
ここは車道というイメージが強いかもしれませんね。

車道の横に遊歩道が整備されています。私以外のランナーと何人もすれ違う、人気ランニングスポットです。
地球の丸さを感じられる絶景を横目に、なんとなくピッチが上がっていきます。

喉が渇く

レインボーブリッジを渡り終えたところで、喉が渇いてきました。
mineoの地図アプリを使えば公園の位置を割り出せます。
そこにいけば水にありつけるので、初めてのコースを走るときはmineoがあったほうが安心です。

せっかく公園に来たので、脚のケアをしておきましょう。すこし張ってきています。
そんなときにもmineoが役立ちます。

「足　マッサージ　疲労」で検索を入れれば様々な対処方法が表示されます。
動画で見れば、マラソンしながらであっても正確なマッサージを、自分一人でおこなうことができます。
動画検索をかけたところ、オススメに出てきた「格闘技入場シーンまとめ」の動画に見入ってしまい、かなり時間をロスしてしまったのは秘密です。

折り返し

走り始めて５時間。途中から足に痛みが出てきたため、歩いている時間がだいぶ増えました。
なんとか荒川河口に到着です。

荒川はでかいです。疲れでそれくらいしか感想が出ませんでした。
まわりが暗く、すれ違う人は「この人、なに何枚も荒川の写真を撮っているんだろう」と怪訝な顔をしています。

どっぷりと日が暮れ、どんどん体温が奪われていきます。
なるべく走って体を温めたいのですが、脚がいうことを聞いてくれません。
その悪循環でどんどん体が冷えていきます。

本来楽しむべきお台場の夜景は「みんな暖かい場所でうまい酒でも飲んでるんだろうな…」と、卑屈なことばっかり想像させてきます。
こんなつらい時に、本当のマラソン大会では盛り上がる、沿道の応援があったら…頑張る気持ちがわいてくるのでしょう。

沿道の応援的なものをmineoに期待する

帰りのレインボーブリッジを渡り終え、最後の休憩に入ります。

寒さと足の痛みでだいぶ心が折れそうになっています。まわりの応援ってホント大事なんだなと痛感しました。
やる気、元気を引き出すにはどうすればいいか…mineoに希望を託します。

マイネ王の「mineoのパケットギフトで敵にパケットと塩を送る」の動画を見ることにしました。
「だははは！！懐かしのCM集、この間つくったわー！時代は変わっても懐かしCMは好きなんだなー！」
直接の応援をもらうことはできませんが、笑うことはできるのです。癒されました。

テンションが上がった私に呼応したのか、謎のいたずらに遭遇し、なんだかやる気が出てきました。
このニセモノの「トマレ」に足を止めた人は私だけではないはずです。

走破

上記地図の緑の○がスタート地点です。スタート地点まで戻ってから家に帰るのがめんどくさくて、直接家へ向かい、その道中でゴールを迎えることにしました。

華やかな応援の声に迎えられてのゴールとは程遠く、真っ暗な道でひっそりとゴールを迎えました。
こんな環境であってもゴールとは不思議なもので、頭のなかにはZARDの「負けないで」が流れています。本当に地味ですが、42.195km走破です。

タイムは９時間オーバーということで、MNP転出にかかる作業で考えたら約12回もできます。いかにmineoのMNPがスプリンターか、痛感する数字です。

mineoの残りバッテリー（体力）は残り3％。バンバン動画を見たため、パケット（精神力）も相当に消費していました。私の体力、精神力、mineoの体力は限界がありますが、精神力（パケット）はパケットシェア、パケットギフトによって分けてもらうことができます。

前もって「くじけそうになったとき、精神力を分けてくれ！」とお願いしておけば、mineoはマラソン中、無限の精神力を持つことができるのです。そのためにもマラソンを走る前にはきちんと準備し、日頃からmineoユーザーの友達を大切にしましょう。

【調査結果】

mineoスマホとともに42.195kmを走ってみると、機械であるはずのmineoから人のような温かみが感じられる。つらい時に励ましをくれて、困ったときに知識をもらい、「相棒」という言葉がぴったり！

走るついでに気になる場所の通信速度を計測してきました。

走りながら変わった場所を探し、通信速度をチェックするのもmineoを持って走る醍醐味のひとつかもしれません。この秋、mineo片手にまちを走ってみてはいかがでしょうか。

今回は京セラ「LUCE」を使用しましたが、防水・防塵・耐衝撃にも対応しているので、うっかり地面に落としたり、突然雨が降ってきたりしても安心です。

※スマホを持って走っている写真がありますが、撮影用の演出です。
スマホを見ながらの走行はやめましょう。