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コロナ禍で初めて出産した私がオススメする、妊娠中や子育てに役立つアプリ5選
フリーランスの編集者・ライター。新しいもの好き。外出自粛中の楽しみはゲーム。
2021年、コロナ禍で初めて出産した筆者。妊婦同士の交流が減り、情報が得にくい中で役立ったのは「アプリ」でした。今回は実体験をもとに、出産に臨む妊婦やパートナーに役立つアプリを5つご紹介します。
食生活の見直し・記録には「あすけん」
妊娠中はカフェインやアルコールを控えるなど、おなかの中の赤ちゃんを意識した食生活を送ります。そこで役立ったのが、食事の記録と管理を行うアプリ「あすけん」。妊婦向けではないものの、食生活を改善する意識が高められるアプリです。私は、3カ月早く出産した友達に勧められて始めました。
妊娠初期には胎児の先天異常である神経管閉鎖障害の予防のため、葉酸の摂取が推奨されています。そのほか、動物性のビタミンAや魚の水銀量、加熱していないチーズ類に含まれるリステリア菌やトキソプラズマなど、食べる際に注意が必要なものがいくつかあります。
妊娠中、どこまで食事に気を配るかは人それぞれ。私はなるべく無添加の食品を選ぶよう心がけつつ、摂取カロリーや栄養素に気を配るようにしていました。
その際、使ったのが「あすけん」です。このアプリでは、朝、昼、夜の食事やサプリメントを記録するだけで、摂取カロリーや栄養を確認できます。
ある日の一日の食事を記入した一覧が上記です。アプリを使い始めた妊娠2~3カ月の頃は、ビタミンCが全く取れていませんでした。そこで、「ビタミンCが足りないなら、これを食べよう」と夫と話し合い、食事やサプリメントから摂取できるように心がけていました。
残念ながら、私は妊娠4カ月頃から吐きづわりが始まり、水分を取ることさえ困難になったため、食事記録は辞めてしまいました。でも、日常的に足りない項目は把握できたので、つわりが治まった後はたまに確認しつつ、栄養バランスを意識して過ごせました。
「何か協力したい」と思うパートナーは、アプリを使って栄養バランスを見ながら食事を準備するのもいいかも。栄養バランスを気にしすぎて神経質にならないよう、相手への気遣いを忘れずに。つわりの状況や食べたいものを聞いてみましょう。
あすけん
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おなかの赤ちゃんの想像が膨らむ! 「ルナルナベビー」「ninaru」
おなかの中にいる赤ちゃんの成長を週数に合わせて教えてくれるアプリ「ルナルナベビー」と「ninaru」。私は両方のアプリを使って、チェックしていました。
個人的に好きだったのは赤ちゃんのイラスト。「こんな感じでおなかにいるのか」と、見えない赤ちゃんが想像でき、成長に心を躍らせていました。時々、夫にもアプリを見せて、「今、このくらいに成長しているんだって」と共有も。
重宝したのは、カレンダー機能。どちらのアプリも週数と体の変化がわかるカレンダーがついています。おかげで、「1カ月先には、つわりがおさまるかも……!」と予想をつけることができました。
どちらのアプリも、出産の準備リストが一覧で掲載されており、購入品を検討するときに役立ちました。個人的には必須の品とそうではないものが一目でわかる、ルナルナベビーの方が使いやすかったです。
そんな準備リストをもとに、用意した赤ちゃん用品の一部がこちらです。
コロナ禍の妊娠・出産のため、抱っこ紐やベビーカー、ベビーラックなど、商品を見て検討したいものは実店舗へ行き一度に購入。それ以外はインターネットを使って買いそろえました。
ルナルナベビーは出産後も産後の赤ちゃんの状況やToDoリストが継続して見られるほか、有料プランの「ファミリーコース」(月額330円)に登録することで、妊娠中に気を付けたい食べ物や、妊娠週数に合わせた父親向けのメッセージが確認できます。一方、ninaruには育児アプリ「ninaru baby」があり、こちらは無料で使用できます。
ルナルナベビー
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ninaru
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パートナーも当事者意識が高まる! 「パパninaru」
妊娠中、夫にインストールしてもらったアプリがありました。先述した「ninaru」の父親向けアプリ「パパninaru」です。
「パパninaru」は、「ninaru」と同様に週数に合わせた赤ちゃんのイラストと父親向けのメッセージが書かれています。妊婦は超音波検査(エコー検査)や胎動などによって赤ちゃんを意識できるものの、パートナーはなかなか難しいかもしれません。私は時々、「今日のアプリ見た?」と夫に声をかけ、おなかの中で成長する様子を想像してもらいました。
「パパninaru」は「ninaru」と同じく妊娠中のスケジュールが一覧で見られます。「つわりが現れ始める」「出産方法や産院の検討を始める」といった母親側の体調の変化やToDoが一目でわかるため、パートナーに声をかけるきっかけになるでしょう。
夫はそこまでアプリを使いこなしてはくれませんでしたが、時々アプリを開いては「赤ちゃんってもうこんなに大きくなってるの?」と興味を持ってくれました。それ以外には、妊娠中・産後の届出で必要な項目や出産に関わる費用などをアプリで確認してくれたようです。
妊婦は体の変化が多く不安がつきもの。そんな中でも、パートナーが気遣ってくれるだけで出産やコロナ禍の不安が和らぎます。赤ちゃんの成長を楽しみにしている様子は、ぜひ相手に伝わるように表現してみてください。
パパninaru
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陣痛間隔を手軽に測れる! 「陣痛きたかも」
おなかが規則的に痛くなってきた頃には、陣痛測定アプリ「陣痛きたかも」を活用していました。
使い方はシンプルで、陣痛がきたら「陣痛きたかも!」を、おさまったら「おさまったかも!」をタップするだけ。時計を見て陣痛の時間を測ることもできますが、病院に行く準備を整えたり、定期的な痛みを逃したりすることに精一杯で、私には難しかったです。アプリがないと冷静に測れなかったでしょう。実際の記録がこちらです。
真ん中の列が陣痛間隔、右列が陣痛の続いた時間です。途中「--分--秒」と書かれているのは「おさまったかも!」ボタンをタップしなかった箇所。
私の場合は夫が家にいる間に陣痛がきたので、アプリの記録を見せて、病院に電話すべきか相談したり、病院の看護師に現在の状況を伝えたりするのに役立ちました。とはいえ、陣痛は初めてなので、「おなかが痛いけど、これは陣痛なのかな」と何度かフライングして測ったこともありました。
出産予定日が近づいてきたら事前に準備し、いつでも病院に行けるようにアプリ使用中は充電したほうがよいでしょう。病院の陣痛室やLDR室(陣痛・分娩・回復を行う部屋)は、ベッドからコンセントが遠かったり、使えなかったりする場合がありますので。
陣痛は妊婦にとっても初めての経験。パートナーは妊婦が産気づいたらどうするか、さまざまな状況を想定して話し合っておきましょう。
陣痛きたかも
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赤ちゃんの一日を把握! 育児記録「ぴよログ」
出産後に使ったのは、育児記録ができるアプリ「ぴよログ」でした。
このアプリでは「母乳」「ミルク」「寝る」「起きる」「おしっこ」「うんち」などの基本的な赤ちゃんのお世話項目のほかに、「体温」「身長」「体重」といった記録、「せき」「はく」「くすり」「予防接種」などの体調も記入できます。なお、「離乳食」「おやつ」「ごはん」の項目もあるので、月齢が高くなっても使えます。
1カ月検診や病院診察の際、赤ちゃんのおしっこやうんち、ミルク、授乳の回数などを聞かれます。健康管理の面からも、毎日の記録があるのは便利です。
アプリに記録した内容はパートナーと共有可能なため、記録を一元管理できます。自分が赤ちゃんから離れている間、パートナーがオムツ替えをしたのか、ミルクをあげたかが把握できますし、赤ちゃんをどちらが病院に連れて行ったとしても、健康状態を説明できます。
個人的には、育児にかかる作業量やお世話状況をいつでも共有できるのがうれしかったです。とくに夜泣きで悩んだときは、「なんで泣いているんだろう。さっきミルクあげたもんね」とスムーズに相談できました。
アプリを使って、パートナーもぜひ積極的に育児に参加しましょう。出産後、産婦の体が元の状態に戻るまでには産褥(じょく)期と呼ばれる約6~8週間の期間があります。この時期、産婦の体は本当にしんどい状態です。歩くので精いっぱいの状況の中、慣れない子育てで夜も細切れ睡眠に。行動で気遣ってあげることが何より大切です。
ぴよログ
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情報も不安も「共有」がストレスを和らげてくれる
コロナ禍で制限の多い妊娠生活。友達との食事や長時間の買い物などができず、ストレスを感じやすい状況が続いています。そんな中だからこそ、赤ちゃんの成長を想像したり、パートナーと会話したりして、楽しく過ごせる時間を少しでも意識したいもの。
私は自分の体験を通して、妊娠期間中はストレスをため過ぎず、不安は共有するのが大切だと感じました。アプリを利用してコミュニケーションを増やし、出産までの約10カ月間を明るく乗り超えましょう。
(編集:ノオト)
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良いアプリを紹介する試みは良い活動と思います。
活用してみたいと思います🤗
ぴよログ使う日が楽しみです!
うちの子供お世話になりました。
末っ子も今月にコロナの中、成人式を迎えられたよ。
だれでも、「今回はコロナで初めて」になると思うよ。
が可愛いです〜♪
確かにそうですよね、不安だもの!経験者が一言言ってくれるだけでも、呟きを聞いてくれるだけでも、違うよね。
ホント便利になりました😂😂✨