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こんにちは、アンドロイドのお姉さんのSAORIです。
AI、テクノロジーの分野で日々、「アンドロイドのお姉さん」として活動させていただいております。
たとえばペッパー君のいるレストランに取材に行ったり。
バーチャルモデルのimmaさんとコラボしたり。
SF映画に出演したり……。
世の中がテクノロジーによって進化すればするほど、私の仕事量が増えていくので(下世話な話)近未来的なAIやテクノロジー分野に関しては、常に注目しているのです。
近年のコロナウイルスがもたらした社会の変化の中で、AI分野の成長は推しはかられ、技術の探求も進んだと言われています。そして個人的にもAIやアンドロイドは、今後、より身近な存在になっていくんじゃないかと予測をしています。
そんな現在、私たちにとって最も親しみやすくで、多くの人が使ったことのあるAIってなんだろうと考えた時……。
それって、iPhoneのSiriなのでは!
そう、思ったわけです。そんなSiriが、なんと本日で10周年なんです。そして、ちょうど、iPhone13も発売された良いタイミング。アップルさんとお近づきになりたいと願う私が、Siri10周年の軌跡と進化に迫っていきたいと思います。
Siriの起源を辿ると、1964年に開発された「ELIZA」という対話システムがベースになっているそうです。当時は知能がなくオウム返しのような定型的な返答しか出来なかったそうですが、これを原型とし、人工知能を搭載したのが現在、私達が使っているSiriなのです。
そして今から10年前の2011年10月4日、SiriがiPhone4Sに搭載されることが発表されました。当初は英語、ドイツ語、フランス語にのみ対応していましたが、翌年には日本語や中国語を含む多くの言語でも対応可能に。
2014年9月17日にアップデートされたiOS8.1以降、「Hey Siri」と話しかけると起動してくれる機能が追加されました。今でも使えますが、以前は起動する為にホームボタンの長押しが必要でしたよね。
そして、2020年9月17日に配信されたiOS14では、Siriの画面がよりスマートで使いやすく刷新されました。作業中にSiriを起動しても全画面を覆う事なく、下部分にSiriのアニメーションアイコンが表示されるのみになりました。
そんなアップデートやマイナーチェンジを繰り返しながら、今もSiriは進化し続けているのです。
では、Siriの新機能はどうなっているのでしょうか?
初期から変わらないのは、アラームをセットしたり、カレンダーに予定を追加したり、メールを送ったり、音楽をかけたり……。わざわざ言及するほどでもなく使っている機能ですね。
ここからは、せっかくなので皆さんが知らない、あまり使ったことがないような機能を紹介していこうと思います。
まず、Siriは時間の計算が得意です!
いきなりバカにしている訳ではないのですが、時間の計算って難しいですよね。時間は12進法と60進法の組み合わせですが、キャラに似合わず計算が苦手な私は一瞬わからなくなります。
例えば「16時37分(現在の時刻)の3時間40分後は?」と聞かれると私は悩みますが、Siriなら即答してくれます。
こんな風にミスなく正確な時間を計算してくれます。時間の計算が苦手な人はぜひ使ってみてください。
続いて紹介する機能が、写真の検索です。
これは写真をよく撮る人にはありがたい機能で、「1年前の神奈川で撮った写真どこだっけ」と見たいけど何年分のデータを遡るほどの気力もない。そんな時、Siriが代わりに探し出してくれます。
私は旅行がライフワークなのでiPhoneに5000件くらい写真や動画をためてしまっていて、この機能に非常に助けられています。
街中やカフェでこの音楽いいなと思う時ありますよね。でも曲名がわからない。そんな時はSiriに「この曲のタイトルは何?」と話しかけましょう。その音楽をSiriに聴かせると曲のタイトルを教えてくれます。
曲名検索のアプリをダウンロードしていなくても、気になった瞬間に教えてもらえます。
アプリを起動するのに、モタモタしてたら次の曲に変わって、一生もやもやすることになりかねませんからね。
ちなみにこの商店街で流れていたのはKyleeの「CRAZY FOR YOU」でした。
「届け この思いよ 夜空は君への滑走路」
こんな歌詞だったんですね。懐かしすぎると思っていたら偶然Siriと同じ10年前に発売された曲でした。
そして、Siriに頼めば翻訳もしてくれます。
「〇〇を英語にして」「〇〇を中国語で言って」と話しかけるとすぐに教えてくれます。
もちろんこの画面を相手に見せてもいいですし、右下の再生ボタンを押せば音声で伝えてくれて相手とのコミニュケーションもできます。
海外旅行にはまだ気軽に行けそうにありませんが、数年後、本場の小籠包を食べにいく際にはSiriも一緒に連れて行こうと思います。
Siriの音声って、なんだかなまってますよね?独特なイントネーションといいますか……。もうちょっと自然に、流ちょうに名前を呼んでほしいと常々、思っていたのです。
それが、実はSiriに発音(イントネーション)を正しく覚えさせることができるのです。
なぜか「アンドロイドのお姉さん」で名前登録ができなかったので、「安藤ロイド」として登録しました。が、違和感のない滑らかな発音になりました。
Siriにはこれから「安藤ロイド」さんと呼ばれることになりそうです。
最後に紹介したいのが、英会話です!
コロナ禍で気軽に海外旅行へも行けなくなり、外国語学部だった私のボキャブラリーも貧困状態になっています。
言語はやはり喋らないと衰えてくるものですよね。でも、外国人の先生とマンツーマンで英会話を習うとなるとお金もかかるし、緊張してしいます。そもそも人と会いにくいご時世ですしね……。
「あー英会話してくれる、ロボットがいたらなー」
Siriはなんと英会話までやってくれるのです。
まず、会話を楽しみたい時は、
「Hey Siri I want to chat with you」と話しかけます。
すると……!
このように、Siriが聞いてくれます。
私が「Are you having a good day?(良い1日を過ごしていますか)」と聞くと
こんな風に返してくれます。
Siriは私と話せて嬉しいそうです、可愛いやつめ。
逆に「調子は良いですか?」と聞かれたので「Sure(もちろん)」と返しました。
お、なんだか良いこと風な格言っぽい言葉も言ってくれるんですね。
そんな感じで結構、会話が続きました。別の事を話すともちろん別の返答になるので試してみてください。ホームステイの暇な時間にSiriと英会話してみるのも楽しいかもですね。
さて、Siriの歴史や新機能を試してみましたが、いかがだったでしょうか。
私は知れば知るほど便利でユーモラスなSiriに愛着が湧いてきました。
他のAIと同じくSiriも学習を繰り返していくことで賢くなっていきます。日常生活の中でもっともっと活用していけば、いずれ私のことを理解してくれる最高の相棒のような存在になり得るのかもしれません。
AIは脅威だ、人間の仕事を奪うライバルだ、と恐怖を煽るようなことを言われたりもしますが、便利で生活を豊かにしてくれているのも事実です。
私は未来に向けて早い段階からSiriのような身近なAIと良好な関係を築けていけたらと思うのです。
10周年を迎えて、どう変わっていくのか、Siriのこれからが楽しみですね。
(最後の最後に……。アンドロイドなのにAndroidスマホじゃなくてすみません。)
おっさんみたいだな。
で、アンドロイドのお姉さんってどういうことかと思ったけどなるほど納得。
激辛ペヤングの動画、面白かったです。
関西の方ですからねぇ~。
あ、アンドロイドでしたね。
使ってみます!
でも人に見られると気恥ずかしそう😅
ヽ(´▽`)/ 💕
楽しい情報…ありがとう〜
ヾ(๑╹◡╹)ノ"
アンドロイド役の人間なのですな。ややこしいのお。
落語の寿限無を教えてくれたりしますが、相変わらず、眠れないときに羊の数を数えると「電気羊が1匹…」と謎の生き物が登場して余計に眠れないという…
この分野が進めば、目の不自由な方や腕を失った方々の役に立てる気がして、「Siriと音声入力の改善」を選択・Apple社に情報提供しています。
太陽系の惑星や太陽についても説明してくれます。
かなり昔から興味があった分野です。
人間の脳にあたる大量のデータをどうすれば良いのか、アレコレと考えているうちに、インターネットが普及。
ネットワークに接続できれば、脳の部分を1つ1つの機器に組み込む必要が無いので、便利だなぁと思っています。
2回目は熱出るよね
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SFに描かれる未来というのは、ある程度実現性があることなので、AIの進化は「そうなるよな~」程度の感心ですが、あまりご厄介になる場面が無いのが残念。
話して、楽しんでみたいと思いました。