mineoと行く、イタリア・ミネオレポート【後編】

日本人で訪れたのは今回が初めてかもしれないという、イタリア・ミネオに到着した当選者さん。
ミネオのあたたかい住民の方々に別れをつげ、陶器で有名な町、「カルタジローネ」を訪れることに！
当選者さんのあまりに丁寧なレポートに、運営事務局全員が涙した後編、スタートです！

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

陶器の町「カルタジローネ」

陶器の町「カルタジローネ」は、この大階段が有名です。一段一段に陶器飾りがあしらわれています。
階段沿いに本場マヨルカ焼きの陶器屋があるので、ミネオのついでに思い出の陶器を買って帰るというのもいいかもしれません。

ここから先は番外編として、ミネオを訪れる前日にシチリアで観光した場所で、ロゴを持っての記念撮影と例のティッシュ配りをしてきましたので、3箇所ほど観光地とともにご紹介いたします！

まずは、シチリアで宿泊をしたタオルミーナ。

海岸沿いの崖の上にある町なので、カターニア方面へ続く海岸線とエトナ山を望む展望を味わうことができます。
朝・昼・夜と、表情が変わるので宿泊することをオススメです。

展望だけでなく、料理もおいしいですし、円形劇場の遺跡もあります。
短い言葉でまとめるのは難しいので、リゾート気分を味わうには是非タオルミーナへ！

私はタオルミーナを拠点として、専用車でシリチア各地へ観光してきました。
シチリア自体があまり交通の便が良いとは言えませんので、短い日程で効率よくシチリアを旅行するのであれば、専用車が良いと感じます。

今回、日程の関係で先に紹介したお二方に観光・ガイドを依頼しましたのでご紹介しておきます。
タオルミーナ・エトナ山・シラクーサの観光は原 志津子さんに（http://www.shizukohara.com/index.html）
ミネオ・カルタジローネ・アグリジェントの観光は広瀬 郁子さんに（http://www.siciliaclub.net/）
（以上の地域は私が依頼した所ですので、観光・ガイドに特に場所の制限はありません。）


まずはタオルミーナにて専用車の運転手のジョルジョさんにティッシュを配ってみました。

シラクーサのご出身で、運転の腕はピカイチでした！
タオルミーナを含め、シチリアの道路事情はなかなか険しい（車の運転が荒い）ので、私は運転できる自信がありません…。

ジョルジョさんも原さんも気さくな方で、移動中も楽しく過ごせました。
現地在住のジョルジョさんでも、ミネオに行かれたことはないようで「どうして行くの？」という感じでした。

後ろに見える景色の中で、左手にあるのがエトナ山とウチワサボテン、右手がタオルミーナの町です。

この後、エトナ山へ向かいました！

富士山と同時期に世界遺産に登録された活火山で高さは3343m。現在も頻繁に噴火しているのが特徴で、火口が20個ほどあるそうです。
大きさはシチリアの20分の1を占めており、溶岩流でできた土地の上に町ができているといった、裾野の広い山です。

2000m地点まで車で登り、避難所付近でロゴ撮影をしてきました！
タオルミーナでは30度を超える気温が、2000mまで来ると上着がないと寒いぐらいの涼しさです。夏の旅行であれば、一時的な避暑地になります。

タオルミーナからとは違った展望が味わえるので、是非目で見ていただきたい場所です！


そして、3箇所目のシラクーサへ。

「マイネオー！」と頑張って掲げてみましたが、小さくて見えにくいですね。
シラクーサの考古学公園の中にある遺跡の1つで、現存するシチリア最大の円形劇場です。

この大きさの劇場が、ギリシャの時代に岩を掘って作られたと考えると、感慨深いものがあります。

シラクーサの見どころは考古学公園だけでなく、公園から1時間もしない距離にあるオルティジャ島にあります。

小さな島にぎっしりと建物が立ったような面白い町並みで、中でもこの立派な教会（ドゥオモ）のあるドゥオモ広場が魅力です。

映画の舞台にもなった石畳の広場で、ここも世界遺産に登録されています。
「こういう広場見たかった！」という感動があるので、是非ここもオススメです。

この広場の端に、原さんの知り合いのジェラート屋さんがあるので、ここでもティッシュ配り、チャレンジしてきました！

事情は原さんに説明していただき、ティッシュを渡します。

たぶん、「なにこれ…」って感じだと思います。
ミネオと何の関係もないですもんね。

ともあれ、笑顔で写真撮っていただきました！

イタリアといえばジェラートですよね。
お店によって当たり外れがあるようで、原さんに紹介いただいたお店はバッチリのおいしさでした！
フルーツそのままの味が生きたジェラートが味わえます。


今回ご紹介したのは、エトナ山 ～ シラクーサの1日観光ルートの一部です。
最後にガイド 原さんのご紹介も兼ねて、原さんにもティッシュを配ってきました。

夕方のタオルミーナを背景にティッシュを渡します。

ガイドありがとうございました！

私はあまり海外旅行をしたことがなかったので、色々と不安に思うことがあったのですが、ガイドしていただけると、やはり安心感が違いますよね。心置きなくシチリアを楽しむことができました！


「ミネオまでの片道切符」という企画がなければ、来ることがなかったかもしれないシチリアですが、時間の流れがゆっくりで、日々の焦燥を忘れられる素敵な場所でした。

私としては、また是非シチリアに行きたいと思っています。
同じバロック様式の町でも、それぞれの町の特色が反映されていて風情が違います。まだ行っていない町はどんな町並みなのか、興味をそそられるものがあります。

今回は現地取材というミッション付きだったので、半分仕事のような気分もありましたが、振り返ってみると、現地の方とふれあう貴重な体験だったように思います。

この場を借りて、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました！


参考までに、今回私が訪れた地名を記載したマップを作成しました！

【番外編】mineo海外用プリペイドSIMの使用レポート

道中のマイページの見え方、通信状況もまとめてみましたので、よかったらご覧ください！

mineo海外用プリペイドSIMで残容量を確認する場合は、グローバルマイページにアクセスする必要があります。
今回、旅行中にわかったことなどを踏まえて説明します。

こちらが、ログインしたあとのマイページです。

プリペイドクレジット、旅行対象国のデータパック、グローバルデータパックの残量が確認できます。また、右側に円形グラフがあり、視覚的にも残量を確認できます。

少し見えにくいですが、円形グラフの右側に「＞」の印があるので、タップすることで、旅行対象国のデータパック、グローバルデータパックとグラフが切り替わります。

※旅行対象国のデータパック

※グローバルデータパック

前のグラフに戻る場合は、円形グラフの左側の「＜」の印です。

プリペイドクレジットは従量課金接続となった場合に消費されるもので、私の場合はvodafone ITが対象国で、こちらはデータパックから消費されますが、乗り継ぎをしたイスタンブールはvodafone TR(トルコ)で接続はできるが対象国でないため、従量課金接続でした。

その場合、データパック残容量は消費されず、プリペイドクレジットのみが消費されます。（実際現地にいったときに、なぜ金額が減るのかわからず、問い合わせしてしまいました…。）

グローバルデータパックは、出発前に日本で動作確認のために付帯している30MBです。
こちらは優先消費されるようで、現地に着いてからもこちらのデータパックから先に消費されました。

ミネオでの調査を終えた日の時点での消費結果です。
グローバルデータパックは消費されて、表示が消えています。

今回、1GBチャージしたのですが、翻訳や地図、調べものをするぐらいの通常使用であれば、1GBは多かったように思いました。

通信量詳細は左側のメニューの中の「データ通信履歴照会」から確認できます。

マイページの説明は以上です。

余談ですが、イスタンブールに着いたときに、うまく通信を開始できない事態に陥りました。日本での通信テスト時にキャリアの選択を「手動」にしてしまったことが原因でしたので、キャリア選択は「自動」にします。
また、「EUインターネット」というそれらしい名前の設定がありますが、こちらは使用できません。
「データローミング」をONにすることで通信を開始できます。

ちなみに、項目にあるインターネット共有（テザリング）も問題なく使用できました。

以下は各地での通信テスト状況です。
（Yahoo!スマートフォントップページへのアクセス時間を指標としました。）

イスタンブール（アタトゥユルク空港）5秒
カターニア空港 11秒
エトナ山 13秒
シラクーサ 9秒
ミネオ 7秒
カルタジローネ 10秒
アグリジェント 9秒
ナポリ 13秒
アマルフィ 15秒

10秒を超えると少し長いなという感じはしますが、使用に困るほどではありませんでした。LINEのトークなどであれば、タイムラグもなく使用できました。

道中についても圏外になるような地点はほとんどなかった印象で、山の上など電波が弱い地点で「3G」から「E」となった場合に通信できなくなるようでした。

記憶ではエトナ山の一部、パレルモからナポリへの海上、ナポリからアマルフィへの山中です。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

最後に

当選者さんのレポートは以上です！
前編・後編を通じて、住民の方々のあたたかい人柄が、モニター越しでもびしびし伝わってきますね。
ミネオが、歴史的な建築物がこんなにたくさん残っている素敵な町だなんて！びっくりでした。
mineoもミネオに負けないくらい、ながーく続けていくため、これからもサービスを向上に努めていきたいと思います！

「海外にある謎の地域のレポート」という無茶なお願いに対し、素晴らしい記事を書いてくださった当選者さま、本当にありがとうございました。

渋谷駅前のアルバイトか何かなのかな、というくらい現地の方々にティッシュを配っていただいて、わたくし、涙で前が見えません。
しかも、道中の通信状況までレポートしていただけるなんて！
感謝という言葉であわらしていいのかどうかもあれなのですが、運営事務局一同、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の当選者さんの記事を拝見しまして、mineoはユーザーのみなさんのあたたかいご厚意に支えられて成立していることを、改めて痛感しました。

頼りすぎ！とお叱りを受けても仕方がないのですが、これからもユーザーのみなさんと一緒にmineoサービスやマイネ王のコンテンツを作っていけたらと考えていますので、引き続きどうぞよろしくお願いします！