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ワイヤレス充電器でわずらわしいケーブルとおさらば! スマホまわりをスッキリさせよう
東京の編プロ勤務を経て福岡に移住。編集者兼ライターとして、西日本を中心に海外まで取材に飛び回っていたがコロナ禍となり日々zoomごしに取材を行っている。自動車や飛行機などの乗り物系、旅行、ガジェット、教育関連などなんでも取材する雑食タイプ。
ポケベルからガラケー、そしてスマートフォンと、ものすごいスピードで進化してきた情報端末。それにより人々の情報の受け取り方も様変わりしました。
ただし、端末がいくら洗練されても「充電」に関しては、むしろ煩わしさが増えた気がします。ガラケー時代から比較して、スマホはこまめな充電が必要になりました。無線で連携するスマートウォッチやBluetoothイヤホンなど、周辺機器も充電しなくてはいけません。
“スマート”に進化してきたはずが、ケーブルの本数はどんどん増え、こまめに充電しなければならなくなりました……。それを解決する一つの道が「ワイヤレス充電」です。充電サイクルを急に変えることはできませんが、せめてケーブルの本数を減らして見た目をスマートにしてみませんか?
ワイヤレス充電器を紹介する前に、筆者が普段使用しているスマホと周辺機器を紹介します。こまめな充電が必要なのは「iPhone 11(128GB)」とイヤホンの「AirPods Pro」、スマートウォッチの「Apple Watch(Series 2)」。いずれもApple製品で統一しています。Apple Watchはそろそろ買い替えたいところ。
これらを同時に充電しようとすると、上の写真のような状況に陥ります。これはなんとかしたい。
iPhoneを代々買い替えてきた筆者としては、iPhone 11のバッテリーの持ちはかなり良くなっている印象で、モバイルバッテリーを持ち歩かなくても、なんとかなるレベル。クルマ移動が多いので、車中では常に充電ケーブルを挿しています(つなぎっぱなしは非推奨)。
AirPods Proはケース自体にバッテリーが内蔵され、かつワイヤレス充電に対応しています。イヤホン不使用時はケースに格納すると充電状態になります。ただし、当然ながらケースのバッテリーがなくなったら、イヤホンへも充電されません。
このような状況のなか、ワイヤレス充電器を使用したらどうなるのか、実際に試してみます。
さまざまなスタイルが選べるワイヤレス充電器
通販サイトを眺めて「これ良さそう!」と思うものを購入しました。スッキリとしたデスク周りを実現させるには、充電器自体の見た目が大事。ケーブルを極力廃しながら、充電器もデザイン性が高いものを選んで、オシャレに見せるのが理想です。
もちろん「充電できる機器の数」「充電時にどのくらいの出力なのか」といったスペックも気にしたいところ。そこで選んだのが、この3機種です。
Anker「PowerWave+ 3-in-1 Stand with Watch Holder」
モバイルバッテリーなどスマホ周辺機器の開発で知られる、Anker(アンカー)製のワイヤレス充電器。
スタンド型とパッド型を組み合わせたワイヤレス充電器。Apple純正の磁気充電ケーブルをはめられるホルダーがついており、Apple Watchも同時に充電可能です。ちなみに最大10W出力の急速充電ですが、iPhoneシリーズは7.5Wに留められています。パッドのほうは5W出力です。
異物検知や温度管理など、安全に配慮された機能が搭載されているあたりに魅力を感じました。価格は4950円。
コンパクトな作りが魅力のこちらの製品。スタンド正面にスマホを立てかけ、その背後にイヤホンケース、上部にApple Watchが充電できる磁気パッドが配置されています。できるだけ横幅をとらず設置したいときにピッタリです。
ワイヤレス充電器には100Vコンセントに挿すアダプターが付属していないケースがありますが、こちらのアイテムは急速充電アダプターが最初から付属してます。3590円と比較的リーズナブルなところも購入した理由です。
充電性能はAnker製品と同様、iPhoneを7.5Wの出力で充電できます。スマートウォッチの充電では、純正の磁気充電ケーブルなどを別で用意する必要がなく、2Wの出力でワイヤレス充電ができます。
TEPNICALというブランドは聞きなじみがありませんが、Qi認証という表記があったのでチョイスしました。カラーが白で、自宅のどこに置いてもインテリアになじみそう。
NANAMIというブランドのワイヤレス充電器で、選んだ中では唯一のプレートタイプです。スタンドタイプと違い、気を遣わず置くだけで充電ができるものを、と探してみました。
3つのワイヤレス充電ポイントが並んでいますが、中央にApple Watch用の磁気充電ケーブルを差し込み、両脇にスマートフォンなどを置くスタイルです。
価格は2980円。接地面積が他のアイテムよりも大きく、置くスペースが必要です。充電出力は他の機種同様、iPhoneで7.5W、AirPods Proで5Wとなっています。
ワイヤレス充電器の導入前と導入後では、デスクがかなりスッキリしました。ケーブルの煩わしさがなくなり、視界に入ってくる情報が整理されました。
また、何日か使ってみると、外出時に「忘れ物を減らす」効果もあると感じました。帰宅したら全てのアイテムをカバンから出して充電台にセットする、次の日の外出時はここから外して家を出る、といったルーティン化をすることで、いつも確実にカバンに機器が入っている状況を作り出せます。置き場所を決めるのは考え事を減らして、どこに置いたか忘れてしまいがちな人には良いアイテムだと思います。
ただ、アイテムを雑に置いてしまい、次の日チャージされていなかった、なんてことにならないように充電状態を確認しましょう。
自宅でスマートフォンを手に取る時間が長い人は、バッテリー消費も大きいですから充電ケーブルと使い分けてみるのも良いですね。ワイヤレス充電器は安全機能が搭載されているものも多く、置きっぱなしでもスマートフォンのバッテリーへの負荷を極力少なくできるのはメリットといえます。
デスク以外の場所でもワイヤレス充電を活用!
自宅のどこにワイヤレス充電器を設置すると便利なのか、ピッタリハマる設置場所を探してみました。。
・カウンターキッチンの天板
火を使うキッチンにスマホを置くのは危険ですが、後ろに壁があれば、安心して設置できますよね。ダイニングテーブルで過ごすときに、カウンターに手を伸ばせる場所を選びました。ケーブルも1本でスッキリ。こうした横幅の狭いタイプであれば、他のスペースも確保できます。
・ソファー脇のミニテーブル
リビングでソファーに座って過ごすとき、テレビなどのリモコン置き場として使っているミニテーブルにもワイヤレス充電器を設置するのがオススメです。いちいちケーブルを抜き挿しせずにパッと手に取れると、ちょっとしたストレスを感じずに済みます。
ワイヤレス充電器を使う際の注意点
自宅であらゆる場面を想定してワイヤレス充電器を使用してみましたが、ケーブルを挿すよりも置くだけで充電が開始される、ケーブルが無いことにより部屋が片付いて見えるなど、便利さと部屋が整頓されているワイヤレス充電器を購入するにあたり、留意しておいたほうが良いポイントをお伝えします。
まず注意したいのは、自分のスマホや周辺機器が「Qi(チー)」と呼ばれるワイヤレス充電の統一規格に対応しているかどうか。特にスマホが対応していなければ、ワイヤレス充電器を購入しても充電できないので、事前に調べておきましょう。
また、充電器に電源アダプターが付属しているかどうかもポイントです。付属品に含まれていなければ、別に購入する必要があり、プラスの費用が発生することに。
付属していないのであれば、USB PD規格やQC規格など、通常よりもスピーディーに充電できる急速充電規格対応のアダプターを別途購入しましょう。例えば、iPhoneに付属してくる純正のアダプターは5Wです(iPhone 12登場以降、別売りとなりました)。それを使いワイヤレス充電器に複数のガジェットを同時に充電しようとすると、供給される電力が足りず、うまく充電されないでしょう。
今回紹介した充電器は、3つの製品を同時にワイヤレス充電できることを条件にピックアップしましたが、ほかにもApple純正のLightning端子を搭載(または流用)し、充電端子を装備したイヤホンケースを確実に接続できる充電器もあります。
そして気になる充電時間ですが、やはり有線接続と比較すると、体感値として3/4くらいのスピードといった印象でした。急いでいるときはやはりケーブルにダイレクトに接続するのが一番であることはいうまでもありません。今後の技術の発展に期待しましょう。となると、家で長く過ごす場所に設置しておいて常に載せておく、あるいは就寝時にのみ使用するといった使い分け方もアリなのかもしれませんね。
ワイヤレス充電器を購入する時のポイント
・ワイヤレス給電規格「Qi」に対応しているか
・電源アダプターは付属しているか
・充電対応台数は自分の手持ちの製品数と合っているか
スタイリッシュな見た目の製品を探す楽しさもありますが、安全に充電できるものを選んでワイヤレス充電生活を楽しんでみてくださいね!
(編集:ノオト )
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あと、スマホをカーナビとして使うときにQC対応10W Qi充電器付き車載ホルダーにセットしますが、端末がすごく熱くなるので心配です。
と言うことで、私はワイヤレス充電を活用できていません…
ちなみにその方はTVにイヤホンを差し込み、ジャックを折ってしまい、折れたジャックが内部でショートし修理不可となり新しいTVを買ったそうです。
私は充電したままスマホを使用することもあるため、薄く軽いワイヤレス充電器があると欲しいです。
スマホのバッテリー劣化はワイヤレス充電が原因?
https://japanese.engadget.com/important-points-when-you-use-wireless-charger-074558017.html
それ便利ほしいです。😊😊😊
今、配線張り巡らしてるかんじです。
長期停電時にポータブル電源やモバイルバッテリーからqi充電器で充電すると有線充電より早く非常電源を残量を消耗するのでご注意ください。
鍵とか財布の硬貨に反応する安いqiもあります。qiの付いてないポタ電やモバイルバッテリーを私は選んで買ってます。
下記参考になったサイト。
スマホのワイヤレス充電は超絶非効率、有線充電と比べて電力消費量がおよそ1.5倍と判明
https://gigazine.net/news/20200807-how-inefficient-wireless-charging/
また、リチウムポリマー電池は熱に弱く。35℃以上で劣化が進むので、温度に気をつけて使ってくださいませ♥qiの位置がずれると発熱がやばいです。
できたら、スマホ本体に発電する装置があれば充電しなくても良いのですが・・・
さすがに無理かな~
今はまだ有線一択です。(^^ゞ
そのうえスマホ本体がスゴく熱くなり、不安になったので使用しなくなりました。
最近のものは進化してるので、そんなことはないと思いますが…
それに、Qi 対応のスマホを購入することは無いかなぁ。
Qi だと置く場所が少しずれていると充電されてないという事もある様ですし、手元には microUSB の端末が多いので、PC使っている時にPCからケーブルで充電してる方が便利な面があります。
ガラホが対応してくれると高齢者でも卓上ホルダの余計な microUSB や Type-C コネクタの出っ張りが無くなるので、卓上ホルダを破損しにくくなって使いやすくなるのかも?
今話題の基地局からのワイヤレス充電する技術が普及して、街中でもバッテリーの充電を気にしない、ストレスフリーな環境になったらいいなー!
恐るべし、ワイヤレス充電、
恐らく、、、地球を周回する衛星で、太陽光発電を行い、その発電電力を地上に送電、、何てことが、お茶の子さいさい!!になるんでしょう。送電を盗むことだって出来ちゃうでしょうね。
Anker Soundcore Wakeyと速度の出るQiレシーバーが欲しい(^^♪
ワイヤレスどころか、やっとこの秋、災害対策としてモバイルバッテリー初購入しました。
充電式のものが増えたため、有線のモバイルバッテリーの便利さ実感してます(笑)
当然、これまでモバイルすら必要としていなかったので、無線充電対応機器ではなく、例えばこれからは寝室の枕元だけにUSBの加湿器、という感じです。
さすがに、湿気があるので加湿器にモバイルバッテリーは怖く、G対策で一時期灯りつけっぱなしの際、USBランタンに接続。なんて便利なんだ!と思いました(^0^;)
スタイリッシュ🤗
私も置くタイプを使用していますが、枕元にあって、動画を見ながら寝落ちして置くのを忘れて充電切れってな事はよくある話し😂
ただ、置き場所を注意しないと携帯がズレている事があります要注意ですね。