HUAWEI Mate 10 Pro SIMフリーのレビュー

とにかくハイスペックです!

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HUAWEI Mate 10 Pro SIMフリー
HUAWEI
HUAWEI Mate 10 Pro SIMフリー

通信キャリア

mineo(docomo)

総合評価

5.0

HUAWEIの国内向けSIMフリー端末として初めて18:9有機ELディスプレイを搭載し、IP67の防水(HUAWEIは耐水と表記)防塵にも対応したハイエンド機です。
とくにカメラはライカの名を冠するだけあり、発色が素晴らしく、レンズのF値も1.6と明るいため、夜景も手持ちでブレずに撮影できます。AI機能のおかげで被写体をとくに意識しなくても、誰でもプロのような写真が撮れます。AIはカメラだけではなく、省エネにも効いているようで、使っているうちに段々とバッテリーの減りが少なくなってきます。
マイナス点としては、イヤホンジャックが無いことが挙げられますが、実はオーディオは384kHz/32bitの音源に対応し、aptX HD やLDACといったワイヤレス規格にも対応しているため、USB-CやBluetooth経由でハイレゾ音楽を楽しむことができます。ただし、microSDに対応していないため、持ち運べる曲数には制限があります(この点はiPhoneも同様ですが、iPhone単体ではハイレゾに対応しない)。
また、地味にスゴイのがPCモード。USB-C⇔HDMI変換ケーブル一本あれば、TVにPCのようなデスクトップ画面を映すことができます。ホテルの部屋でExcelやPowerPointをウィンドウ操作で使うことができ、出張や旅行の荷物を劇的に減らすことができます(私が試したところ、MacBook用のUSB-C HUBも使えました)。
そのほか、4GのSIMが2枚同時に使える点も評価できるでしょう。今のところVoLTEは国内ではSoftbank網のみでしか使えないようですが、ソフト更新で他の網でも使えるようになることが期待できます(なお、auの3G規格には対応していないので、現状ではau網は使えません)。
とにかく高機能を気軽に使いたい方にはおススメの1台といえるでしょう。

価格

4.0

大体8万円台~9万円台。AndroidのSIMフリー機としては最も高額なクラスなので、買うときは覚悟が必要です。

デザイン・大きさ

5.0

デザインは、今までのMATEシリーズからは考えられないほどカッコいいです。また、6インチディスプレイが縦長なのとフレームレスなデザインで、とても持ちやすく大きさを感じさせません。

操作性・使いやすさ

5.0

HUAWEI独自のEMUIは直感的に使えます。ホーム画面には、iPhoneのようにインストール済アプリのアイコンが並んでいて、アンインストールはアイコンの削除で行えます(Android標準のドロワーも使えます)。また、EMUIのホーム画面はカスタマイズ可能で、アイコンや壁紙をまとめたテーマも、ネットでフリー素材が入手できます。
操作性については、指紋センサーが裏側についているので、持ち上げると同時にロック解除でき実用的です。

バッテリー

5.0

3DゲームやYouTube鑑賞を一日中するというのでなければ、2日は余裕で持ちます。
また、独自の超高速充電により、1時間弱でフル充電できます(付属の充電器とケーブルが必要ですが、僅かにサードパーティー製のものもあるようです)。


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